♪果てしない 大空と 広い台地の♪
松山千春氏の歌の歌詞である。北海道出身の松山氏らしい歌詞である。
もっとも彼の故郷は足寄であり、ゆきたんくが泊まった「あしたの城…豊富町豊徳」からはだいぶ離れている。
しかし、今までで1回だけの北海道旅行で北海道らしいと思ったのはサロベツであった。
サロベツの牛と
放し飼いの牛、何十頭いるのだろうか。それを一人で移動させる牧人。
素直に移動する牛。300kg以上もある牛が大移動である。しかし、台地はびくともせず、揺れも感じないのだ。
稚咲内漁港にて
足を西に伸ばしてみる。漁港にぶつかった。そしてその先は日本海だ。
サロベツは稚内のすぐ南にあるが、ここから仙台までの距離を西に行けばもうそこはロシアだ。
ゆきたんくは、建物1つない風景を普段は見ることができない所に住んでいる。人が作った人工物の中で、当たり前のように存在しているのが建物であり、写真の中にあっても違和感がないものだ。しかし、あらためて松山千春氏の歌詞にあったような北海道の景色を見ると、建物も本来は夾雑物であるのかもしれない。
夾雑物のない世界はすっきりとしている。
あっ、ゆきたんくが夾雑物になっているか・・・。