とは、
心室細動とは心臓の心室が小刻みに震えて全身に血液を送ることができず、心停止の一状態だ。 心臓は電気刺激が順番に伝わることによって規則的に収縮し、血液を送り出すポンプの役目を果たしている。
心室細動ではこの電気刺激がうまく伝わらず、心筋が無秩序に収縮している状態だ。
これに電気ショックを与えて、心臓の働きを戻すことを試みる医療機器のことをAED(Automated External Defibrillator)という。
自分が初めて心室細動という言葉を聞いたのは、高円宮様がお亡くなりになった時である。少しだが、サッカーに興味を持ち始めた頃で、高円宮杯という冠試合があることも知った。その直後に、テニスをやられた時に心室細動で亡くなったのだ。
スポーツに深い造詣のあった宮様のことだから、こういう形で少しでも安全にスポーツが出来る環境が整えば喜ばれると思ってのことだろう。
会社で学校で、官公庁でAEDの研修は必修になってきた。
写真のAEDは北陸道の新潟県名立谷浜サービスエリアにあったものである。公的な場所に頒布され、様々な所で研修が行われ、そして何よりもその物があること。そういう環境は良い環境である。このような三位一体の取り組みが国をあげて行われることは良いことである。
たまには、やるじゃないか日本。