今年の夏も暑くなるのは目に見えている。
え?、もう暑いって。
その通りでございます。
地球温暖化が叫ばれているが、もう人間の手には負えないほどの存在になっているのだろうか。ヨーロッパ方面はもう暑いという。イタリアでは40度を記録したのではないだろうか。赤道直下のインドネシアに住んでいる義兄は、「日本はモンスーン気候だからここよりも暑いよ。」と言っているが、それだけではない気がする。
夏の茨城(父の田舎)
カメラの絞りが自然にかかる日差しの強さ
青空に浮かぶ雲が綿菓子のように見えるのを待っていた幼い頃。あの時の夏は宝物にように感じた。
道路に見えた水溜りを、追いかけても追いかけても触ることが出来なくて悩んだ小学校1年生の頃。水は意思を持っていると信じていた。
サンダル履きで足の爪を割り、痛みを感じながらも遊びの楽しさの方が大きかった小学校中学年の頃。夢中になると痛みを感じないことを不思議に思った。
ヒーヒーハーハーいいながら、日の暮れるまで遊んだ記憶は、数え切れない。その乾ききった喉に、本の一口のヤクルトが美味しかった。
夏って、沢山の思い出が宝物になる季節だったと思う。