いやぁ、夏の暑い時に暑い話で恐縮する。
旅行で青森に行ったが、「東北地方は涼しい。」というイメージは崩れ去った。
東北自動車道を北上していくと、道路沿いにデジタル電光温度計が設置されているのだ。それが、途中一泊した岩手辺りでは32℃となり、中尊寺の参道、月見坂付近で熱中症の症状が出始めたのだ。
衣川荘という国民宿舎で、氷で頭を冷やし、夜中に何度もトイレに行くという体調であった。青森に行けば涼しくなるだろうという期待は・・・・
高速の温度計は、33度、34度と上がっていく。「もうだめだ。この世のなごりに十和田湖を見たい。そしてゆきたんくに初めてハンマー投げを教えてくれた菅原武男さんの母校(毛馬内高校…現十和田高校)のある毛馬内に行きたい。」と大げさを装いながら寄り道をした。十和田湖畔は涼しかったような気がするが、車を停めたところがキャンプ地で公衆トイレがあり、それに駆け込む有様であった。
青森は暑かった。十三湖畔にある「岩亮」という旅館に泊まり、夜の涼しさも手伝って体調が回復してきた。(そんなこと言って、五所川原の立佞武多は見に行ったのだ)そして次の日は竜飛崎に行くことにした。(結構無計画、弾力的扱いの旅行だ。)
そして竜飛崎は暑かった。しかし風の強いこと。体感温度は高くなく、これまでの旅程の中では快適であった。
そして目が覚める出来事が・・・
1枚目の写真は、竜飛崎にある歌碑だ。
♪ごらん あれが 竜飛岬 ♪
お聞きになったことがあるだろう。石川さゆり氏の「津軽海峡冬景色」の2番である。
この歌碑にある赤いボタンを女房が押したとたん、大音量で流れたのである。かなり強い風が吹く場所なので、音も大きめにしたのだろう。
日本三大潮流の津軽海峡の渦がイメージされた歌碑
真ん中の赤いボタンを押すと歌が流れる
ここをクリックすると聴けます
さて結論、歌で目が覚めたゆきたんくが最初に意識したのは意外・・・暑さだった。