遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

アフガニスタン 国外退避の失敗は取り戻せるのか

2021-09-06 01:23:56 | 中東全般
 アフガニスタンからの自国民や、自国に協力していたアフガニスタン人家族等の、国外脱出で、日本は自衛隊機を派遣したものの、実際に運べたのは邦人1人と米国のアフガン人協力者14人だけ。500人を25台ほどのバスに乗せて空港へ運ぶ予定だった26日、空港周辺で起きた自爆テロで計画が崩れた。米軍が撤収すると日本が輸送するすべはなくなり、自衛隊機も撤収してしまいました。  バス移動予定だったが、当日の自爆テロ事件で中止となった500人の移動は、放置されたままです。 . . . 本文を読む
コメント

アフガニスタン駐留米軍最後の輸送機が首都カブールを離れた 米軍協力者と家族が置き去り

2021-09-03 01:23:56 | 中東全般
 8月30日深夜、アフガニスタン駐留米軍最後の輸送機が首都カブールを離れ、米国の「史上最長の戦争」は終わった。  あとにはタリバンの支配におびえる米軍協力者と家族が残された。米国がなお向き合わねばならない厳しい現実が残されている。   . . . 本文を読む
コメント

アフガン撤収で思い知らされた日本の平和ボケ

2021-09-01 00:33:55 | 中東全般
 アフガニスタンからの撤収を決め実行したバイデン大統領が、米国内でバッシングを受けています。  wsj社説では「米軍撤退完了の恥ずべき日」と指摘、 「米国史上最大の恥だ」と、共和党だけでなく身内の民主党からも声があがっているのだそうです。  しかし、日本も自衛隊機で脱出者を迎えに行ったものの、救出したのは、共同通信の関係記者 1人だけという大失敗。  欧州諸国や、韓国は現地人関係者を含め撤退を完了させたと発表しています。  何故、日本は失敗したのか。 . . . 本文を読む
コメント

バイデン米政権のアフガニスタン撤退作戦は大失敗

2021-08-29 01:33:55 | 中東全般
 バイデン米政権のアフガニスタンへの対処が大失敗だったことを、民主党員や同党寄りのメディアでさえ認めていると、WSJに寄稿されているのはカール・ローブ氏。  米国が撤退すべきだったかどうかという問題は置いておいて、バイデン氏が米大使館員や米国市民、アフガン人の同朋を安全に避難させるための最低限の計画すら立てていなかったことは明らかだとカール・ローブ氏。 . . . 本文を読む
コメント

中東でのプレゼンスと介入レベルを低下させ、対中覇権競争優先に舵を切った米国

2021-08-27 01:23:56 | 中東全般
 大方の予想以上に急だったカブール陥落。米外交の優先順位が中東からインド太平洋へ移りつつある国際情勢の顕れ。バイデン政権の責任論も。   . . . 本文を読む
コメント

アフガニスタンにおける米国の誤算続きの長旅 悲劇的であまりにも醜い結末

2021-08-18 01:23:56 | 中東全般
 あっという間のアフガニスタンのタリバン政権の誕生。  昨日に続きWSJの記事での実情紹介となりますが、エグゼクティブ・ワシントン・エディター ジェラルド・F・サイブ氏も、ベトナム戦争で災いしたことの繰り返しだと言う見解を支持、紹介しておられます。 . . . 本文を読む
コメント

バイデン大統領のアフガン撤退は、最も恥ずべき行動の一例として、米国の歴史上、長く記憶される出来事になる

2021-08-17 01:23:55 | 中東全般
 バイデン米大統領は14日、アフガニスタンから米軍が撤退するとの声明を発表しました。  しかしその内容は、自己の責任を回避するもので、最高司令官たる大統領がとった最も恥ずべき行動の一例として、米国の歴史上、長く記憶される出来事になるはずだと酷評しているのは、WSJ。   . . . 本文を読む
コメント

イラン現体制 指導部が自ら招いた危機で崖っぷちに

2020-01-21 01:23:56 | 中東全般
 ガセム・ソレイマニ司令官が米国にテロの元締めとして暗殺されて以来、イランをめぐりその国内外では、情勢が大きく揺れ動いていますね。  中東情勢は複雑に絡み合っていて、理解しがたいのですが、圧倒的指導力を発揮してきた宗教指導者ハメネイ師や、行政を仕切ってきたロウハニ大統領の二枚看板の現体制が揺らいでいる様に見え始めてきている様相。  英エコノミスト誌が報じています。 . . . 本文を読む
コメント

イラン ウクライナ機撃墜

2020-01-12 01:17:02 | 中東全般
 首都テヘランで8日に墜落したウクライナ機について、同機の技術的なトラブルが原因だとしていたイラン軍は、主張を撤回し軍が誤って撃墜したと認める声明を発表しました。  過失でもイラン軍が自国民を死亡させたとなれば、国防能力への不信や体制の求心力低下を招くことになることから、墜落原因に関する各国の現地調査も認めるなど、調査の公平性と透明性をアピールしていましたが、誤射を認める可能性は極めて低いと思われていました。イラン当局が、国防に関わる主張を撤回し謝罪するのは極めて異例なことなのだそうです。  客観的で明確な証拠が存在し、「事故」との主張を維持できないと判断したとみられると。 . . . 本文を読む
コメント

イラン・ソレイマニ司令官排除は、さらなる虐殺を防ぐ

2020-01-07 01:23:56 | 中東全般
 1月3日、米軍の無人機が、イラン革命防衛隊コッズ部隊のカセム・ソレイマニ司令官と、親イラン派民兵「人民動員隊」(PMF)のアブ・マフディ・ムハンディス副司令官を殺害しました。  ソレイマニ殺害計画はもともと、大統領の選択肢を増やす目的で、国防当局がとりあえず含めていたものを、トランプ氏が選択したので、米軍も驚いたと言われていますね。  大統領が、他国の要人の殺害命令をするとは前代未聞と、日本のワイドショーでは姦しい。  ところが、殺害作戦に踏み切るには、ソレイマニ司令官が指揮する蛮行や、米国大使館への攻撃(大使館が在る国が護らねばならないが逆に攻撃している)などが続き、やむなくさらなる虐殺を防ぐために行われた。  日本のメディア解説では、こうした背景は知ってか、知らないのか、報道されず、トランプ政権批判が姦しいと、真相を明らかにしていただいているのは、軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏。  同様の指摘は、ニッポン放送の、Cozy Up!の須田慎一郎氏もしておられました。 . . . 本文を読む
コメント

「アメリカvsイラン」開戦秒読み

2020-01-05 01:23:06 | 中東全般
 米軍は3日未明、イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」を率いるソレイマニ司令官の車列をイラクの首都バグダッドで空爆し、同司令官ら7人を殺害。  イラン最高指導者ハメネイ師も米国への報復を警告。米軍は中東への3000人の派兵も決定。事態は一触即発の段階に入っているのだそうです。 . . . 本文を読む
コメント