遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

米国防総省幹部に偏り 真の東アジア軍事戦略専門家が少なく効果的な対中国軍戦略を策定することができないのは自明の理

2021-03-12 01:23:36 | 米中新冷戦時代
 国防総省のジョン・カービー報道官が、尖閣諸島と日本との関係の米国の見解について発言を迷走させたことは、諸兄がご承知の通りです。  バイデン政権が任命した“目玉”閣僚の1人である初の黒人国防長官ロイド・オースティン退役陸軍大将は、ヨーロッパやアフガニスタンでの勤務経験は豊富であるが、アジア太平洋方面の経験に乏しく、新国防長官が採用する国防総省幹部たちの多くが、ヨーロッパ方面やNATO関係に造詣の深い人々。そうした偏りからアジア太平洋地域に対する国防総省の関心が減少。現在のバイデン政権や国防総省の首脳陣の多くが尖閣諸島を巡る日中対立に対する知見も関心も持ち合わせていなかったことを中国側に曝け出してしまったと指摘しておられるのは、軍事社会学者の北村淳氏。   . . . 本文を読む
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