ジョー・バイデン米大統領の求心力が急速に低下していると、ジャーナリストの歳川隆雄氏。
対議会戦略、とりわけ与党対策が稚拙というか、無きに等しいことが最大の理由だと。
バイデン氏のやる事なす事、すべてが裏目に出ている。そこへトランプ氏の逆襲が始まっていると。
アフガニスタン撤兵失敗がきっかけで支持率下落を創ったことは衆知のことですが、国内政策についても、身内の民主党内からの反対が出ていて、目玉法案の見送りが相次いでいるのだそうです。
目玉政策である1.75兆ドル(約200兆円)の大型歳出・歳入法案「社会支出・税制パッケージ(BBB法案)」が、与党・民主党有力者のジョー・マンチン上院議員の反乱によって成立の見込みが断たれた。
次は、12月の「民主主義サミット」で言及した投票制限法案の成立を目指し、議会に出向いて同党執行部を説得したが、キルステン・シネマ上院議員の反対で断念に。
くしくも同じ日、米最高裁は新型コロナウイルスのワクチン接種義務化措置の差し止めを命じた。
バイデン氏のやる事なす事、すべてが裏目に出ていると、歳川氏。
こうした中で、トランプ氏の「逆襲」が始まったと。
トランプ大統領(当時)の弾劾裁判で賛成票を投じた共和党下院議員は10人でしたが、その 1人であるキャトコ氏が今季限りで引退を表明。これは 10人中の 3人目になるのだそうです。
引退表明の真の理由は、トランプ陣営に対抗馬を立てられて11月の中間選挙に向けた予備選で苦戦が予想されるから。
共和党選挙対策本部は、トランプ氏が敵視する同党現職議員の選挙区に独自候補を立候補させ、露骨な資金支援を行っているのだそうです。トランプ氏は今も隠然たる影響力を持つと。
政局の注目点の中間選挙。
米有力ニュースレター「OBSERVATORY VIEW」最新号は現時点で中間選挙予測について、下院は共和党が多数派を奪回、上院も1、2議席民主党を上回る可能性が高いと伝えているのだそうです。
一方、日本の岸田政権。北京五輪への「外交的ボイコット」へのバイデン政権の呼びかけに、各国が応じる中、また、安倍氏や党内議員からも、素早い反応を示す様要請があるにも関わらず、中国に忖度して態度の表明が遅れ、米国政権から、米中の二股外交との怒りを買い、岸田氏の首相就任に伴う、訪米・面談での日米首脳会談を俸給していましたが、日程調整を放置されていましたが、遅ればせながらやっと、面談ではなく、オンライン形式で、21日夜実現。
中国を念頭に「人権決議案」を国会採択するとの報告とのことですが、追い込まれた感はぬぐえない。
核兵器廃絶に向けて「賢人会議」の設置を提案とのことですが、米国の参画は、どの程度の下打ち合わせでの手ごたえだったのでしょう。
外務大臣経験から、外交には自信をのぞかせる岸田氏ですが、安倍氏の傘の中で使い走りをしていただけ。内容は、内弁慶で、中国、韓国に翻弄され放題。ソウルの日本大使館前の慰安婦像は、撤去でなく移設で合意。しかも口頭の約束の為、未だに大使館前に放置。
岸田氏の、「人権決議案」を国会採択と、「賢人会議」への米国▽は、お題目だけでなく、何処まで進むのか要注目ですね。
〈独自〉ウイグル国会決議、来月1日にも採択 「中国」名指しせず、「非難」の文言もなく - 産経ニュース
核なき世界実現 国際賢人会議創設、広島で初会合へ 首相表明 | 毎日新聞
# 冒頭の画像は、岸田首相とバイデン大統領の電話会議
この花の名前は、オキザリス・ア゛エルシコロール
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対議会戦略、とりわけ与党対策が稚拙というか、無きに等しいことが最大の理由だと。
バイデン氏のやる事なす事、すべてが裏目に出ている。そこへトランプ氏の逆襲が始まっていると。
【歳川隆雄 永田町・霞が関インサイド】バイデン米大統領の求心力低下、やる事なす事すべてが裏目に… 脆弱な足元を見透かしトランプ氏が「逆襲」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2022.1/25
ジョー・バイデン米大統領の求心力が急速に低下している。対議会戦略、とりわけ与党対策が稚拙というか、無きに等しいことが最大の理由である。
バイデン政権の目玉政策である1・75兆ドル(約200兆円)の大型歳出・歳入法案「社会支出・税制パッケージ(BBB法案)」が、与党・民主党有力者のジョー・マンチン上院議員の反乱によって成立の見込みが断たれた。
それゆえに、米連邦議会占拠事件1年目の1月6日、民主党員もビックリのドナルド・トランプ前大統領批判に執着した演説を行ったのだ。
次にバイデン氏は、自らが主催した12月の「民主主義サミット」で言及した投票制限法案の成立を目指し、議会に出向いて同党執行部を説得したが、キルステン・シネマ上院議員の反対で断念した。
くしくも同じ日、米最高裁は新型コロナウイルスのワクチン接種義務化措置の差し止めを命じた。
バイデン氏のやる事なす事、すべてが裏目に出ている。
こうした中で、トランプ氏の「逆襲」が始まった。2021年1月にトランプ大統領(当時)の弾劾裁判で賛成票を投じた共和党下院議員は10人いた。その1人であるキャトコ氏が今季限りで引退を表明した。キンジンガー、ゴンザレス氏に続く3人目である。
引退表明の真の理由は、トランプ陣営に対抗馬を立てられて11月の中間選挙に向けた予備選で苦戦が予想されるからだ。
共和党選挙対策本部は、トランプ氏が敵視する同党現職議員の選挙区に独自候補を立候補させ、露骨な資金支援を行っている。同氏は今も隠然たる影響力を持つ。
事実、15日の米西部アリゾナ州のフローレンスで開催された大規模集会で演説し、投票制限法案について「選挙不正のための法律だ」と断じたうえに、米議会占拠事件に「米連邦捜査局(FBI)関与」説まで言及した。
米有力ニュースレター「OBSERVATORY VIEW」最新号は現時点で中間選挙予測について、下院は共和党が多数派を奪回、上院も1、2議席民主党を上回る可能性が高いと伝えている。
要するに、バイデン氏は脆弱(ぜいじゃく)な自分の足元を、トランプ氏に見透かされているということだ。
そして、岸田文雄首相は21日夜、念願のバイデン氏とのオンライン形式の首脳会談に漕ぎ着けた。中国を念頭に「人権決議案」を国会採択すると報告、核兵器廃絶に向けて「賢人会議」の設置を提案したのだ。 (ジャーナリスト・歳川隆雄)
ジョー・バイデン米大統領の求心力が急速に低下している。対議会戦略、とりわけ与党対策が稚拙というか、無きに等しいことが最大の理由である。
バイデン政権の目玉政策である1・75兆ドル(約200兆円)の大型歳出・歳入法案「社会支出・税制パッケージ(BBB法案)」が、与党・民主党有力者のジョー・マンチン上院議員の反乱によって成立の見込みが断たれた。
それゆえに、米連邦議会占拠事件1年目の1月6日、民主党員もビックリのドナルド・トランプ前大統領批判に執着した演説を行ったのだ。
次にバイデン氏は、自らが主催した12月の「民主主義サミット」で言及した投票制限法案の成立を目指し、議会に出向いて同党執行部を説得したが、キルステン・シネマ上院議員の反対で断念した。
くしくも同じ日、米最高裁は新型コロナウイルスのワクチン接種義務化措置の差し止めを命じた。
バイデン氏のやる事なす事、すべてが裏目に出ている。
こうした中で、トランプ氏の「逆襲」が始まった。2021年1月にトランプ大統領(当時)の弾劾裁判で賛成票を投じた共和党下院議員は10人いた。その1人であるキャトコ氏が今季限りで引退を表明した。キンジンガー、ゴンザレス氏に続く3人目である。
引退表明の真の理由は、トランプ陣営に対抗馬を立てられて11月の中間選挙に向けた予備選で苦戦が予想されるからだ。
共和党選挙対策本部は、トランプ氏が敵視する同党現職議員の選挙区に独自候補を立候補させ、露骨な資金支援を行っている。同氏は今も隠然たる影響力を持つ。
事実、15日の米西部アリゾナ州のフローレンスで開催された大規模集会で演説し、投票制限法案について「選挙不正のための法律だ」と断じたうえに、米議会占拠事件に「米連邦捜査局(FBI)関与」説まで言及した。
米有力ニュースレター「OBSERVATORY VIEW」最新号は現時点で中間選挙予測について、下院は共和党が多数派を奪回、上院も1、2議席民主党を上回る可能性が高いと伝えている。
要するに、バイデン氏は脆弱(ぜいじゃく)な自分の足元を、トランプ氏に見透かされているということだ。
そして、岸田文雄首相は21日夜、念願のバイデン氏とのオンライン形式の首脳会談に漕ぎ着けた。中国を念頭に「人権決議案」を国会採択すると報告、核兵器廃絶に向けて「賢人会議」の設置を提案したのだ。 (ジャーナリスト・歳川隆雄)
アフガニスタン撤兵失敗がきっかけで支持率下落を創ったことは衆知のことですが、国内政策についても、身内の民主党内からの反対が出ていて、目玉法案の見送りが相次いでいるのだそうです。
目玉政策である1.75兆ドル(約200兆円)の大型歳出・歳入法案「社会支出・税制パッケージ(BBB法案)」が、与党・民主党有力者のジョー・マンチン上院議員の反乱によって成立の見込みが断たれた。
次は、12月の「民主主義サミット」で言及した投票制限法案の成立を目指し、議会に出向いて同党執行部を説得したが、キルステン・シネマ上院議員の反対で断念に。
くしくも同じ日、米最高裁は新型コロナウイルスのワクチン接種義務化措置の差し止めを命じた。
バイデン氏のやる事なす事、すべてが裏目に出ていると、歳川氏。
こうした中で、トランプ氏の「逆襲」が始まったと。
トランプ大統領(当時)の弾劾裁判で賛成票を投じた共和党下院議員は10人でしたが、その 1人であるキャトコ氏が今季限りで引退を表明。これは 10人中の 3人目になるのだそうです。
引退表明の真の理由は、トランプ陣営に対抗馬を立てられて11月の中間選挙に向けた予備選で苦戦が予想されるから。
共和党選挙対策本部は、トランプ氏が敵視する同党現職議員の選挙区に独自候補を立候補させ、露骨な資金支援を行っているのだそうです。トランプ氏は今も隠然たる影響力を持つと。
政局の注目点の中間選挙。
米有力ニュースレター「OBSERVATORY VIEW」最新号は現時点で中間選挙予測について、下院は共和党が多数派を奪回、上院も1、2議席民主党を上回る可能性が高いと伝えているのだそうです。
一方、日本の岸田政権。北京五輪への「外交的ボイコット」へのバイデン政権の呼びかけに、各国が応じる中、また、安倍氏や党内議員からも、素早い反応を示す様要請があるにも関わらず、中国に忖度して態度の表明が遅れ、米国政権から、米中の二股外交との怒りを買い、岸田氏の首相就任に伴う、訪米・面談での日米首脳会談を俸給していましたが、日程調整を放置されていましたが、遅ればせながらやっと、面談ではなく、オンライン形式で、21日夜実現。
中国を念頭に「人権決議案」を国会採択するとの報告とのことですが、追い込まれた感はぬぐえない。
核兵器廃絶に向けて「賢人会議」の設置を提案とのことですが、米国の参画は、どの程度の下打ち合わせでの手ごたえだったのでしょう。
外務大臣経験から、外交には自信をのぞかせる岸田氏ですが、安倍氏の傘の中で使い走りをしていただけ。内容は、内弁慶で、中国、韓国に翻弄され放題。ソウルの日本大使館前の慰安婦像は、撤去でなく移設で合意。しかも口頭の約束の為、未だに大使館前に放置。
岸田氏の、「人権決議案」を国会採択と、「賢人会議」への米国▽は、お題目だけでなく、何処まで進むのか要注目ですね。
〈独自〉ウイグル国会決議、来月1日にも採択 「中国」名指しせず、「非難」の文言もなく - 産経ニュース
核なき世界実現 国際賢人会議創設、広島で初会合へ 首相表明 | 毎日新聞
# 冒頭の画像は、岸田首相とバイデン大統領の電話会議
この花の名前は、オキザリス・ア゛エルシコロール
↓よろしかったら、お願いします。
遊爺さんの写真素材 - PIXTA