遊爺雑記帳

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中国狡猾、林外相招待で“分断工作”か 岸田政権は自由主義陣営の結束を守れるか

2021-11-23 01:55:33 | 中国 全般
 欧米諸国が、来年 2月の北京冬季五輪に外交使節団を派遣しない「外交的ボイコット」を検討するなか、中国の王毅国務委員兼外相が、政界屈指の「親中派」とされる林芳正外相に、訪中の招待をしてきました。
 欧米諸国が、北京冬季五輪の「外交的ボイコット」を検討する中、狡猾な「分断工作」を仕掛けてきたと識者。
 岸田文雄政権は自由主義陣営の結束を守ることができるのかと、夕刊フジ。

 中国女子テニス選手不明、林外相「注視している」 | FNNプライムオンライン「日曜報道 THE PRIME」 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

 「日中友好協会」岸田首相も地元広島で会長、鈴木財務相は岩手の協会顧問 外交政策にマイナスも 与党議員「ポスト離れた方がいい」 (2/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト

 
中国狡猾、林外相招待で“分断工作”か 岸田政権は自由主義陣営の結束を守れるか 識者「訪中すれば中国にチャンスを与えるだけ」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2021.11.22

 中国が狡猾な「分断工作」を仕掛けてきた欧米諸国が、中国当局による新疆ウイグル自治区や香港での人権弾圧を理由に、来年2月の北京冬季五輪に外交使節団を派遣しない「外交的ボイコット」を検討するなか、中国の王毅国務委員兼外相が政界屈指の「親中派」とされる林芳正外相に、訪中の招待をしてきたのだ。岸田文雄政権は自由主義陣営の結束を守ることができるのか

 
「現段階で何も決まっておらず、具体的な調整が始まったわけではない」「(北京冬季五輪の外交ボイコットは)われわれとして考えていく」

 
林氏は21日朝、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演し、18日に行われた日中外相電話会談で、訪中の招待があったことを明らかにし、こう語った

 ただ、
林氏は同日夕に出演したBS朝日の「激論!クロスファイア」では「日中外相電話会談でも招請は受けましたので、(訪中の)調整はしていこうと」と訪中に前向きな姿勢を示したという。テレビ朝日のニュースサイトに同日、記事が掲載された。

 習近平国家主席率いる
中国は軍事的覇権拡大を進めて、日本や台湾に圧力を強めているウイグルや香港などでの人権問題も懸念されている

 
ジョー・バイデン米大統領は18日、北京冬季五輪の「外交的ボイコット」を「検討している」と明言した。英タイムズ紙も20日、ボリス・ジョンソン首相が検討していると報じている。

 こうしたなか、岸田首相は19日、「それぞれの国で立場があり、考えがある。日本は日本の立場で物事を考えていきたい」と語るなど、対中姿勢を明確にしていない

 
林氏への訪中要請は、中国得意の「分断工作」ではないのか

 国際政治に詳しい
福井県立大学の島田洋一教授「欧米諸国で、北京冬季五輪の『外交的ボイコット』だけでなく、『開会式のボイコット』も話題になるなか、日本の外相が訪中すれば、欧米諸国に『日本は中国に取り込まれた』というイメージを与えかねない。中国海軍の艦艇が19日に領海侵入したが、抗議の意を示すのであれば、大使を呼び寄せるなどが筋だ」と指摘した。

 岸田政権への不信感は高まる。

 中国事情に詳しい
評論家の石平氏「岸田政権は、歴史の教訓を学んでいない。天安門事件で欧米諸国から経済制裁を受けていた中国に、親中姿勢を示した宮澤喜一政権と同じ道を歩んでいる安倍、菅両政権で、日本と米国、オーストラリア、インドによる戦略的枠組み『QUAD(クアッド)』など着実な成果を挙げてきたが、これまで築き上げてきたものを無駄にしかねない林氏が訪中すれば『外交的ボイコット』などできるはずもない。世界から人権問題で厳しい立場にある中国にチャンスを与えるだけだ」と指摘した。

 林氏は21日朝、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演し、18日に行われた日中外相電話会談で、訪中の招待があったことを明らかにし、「(北京冬季五輪の外交ボイコットは)われわれとして考えていく」と語りました。(遊爺も視聴していました。)
 林氏は同日夕に出演したBS朝日の「激論!クロスファイア」では、「日中外相電話会談でも招請は受けましたので、(訪中の)調整はしていこうと」と訪中に前向きな姿勢を示したのだそうです。

 就任後最初の外国訪問が、中国になるのでしうか?
 欧米諸国が、北京冬季五輪の「外交的ボイコット」を検討する中の訪中は、かつて天安門事件で世界の国々が制裁包囲網を敷く中、日本が天皇陛下の政治利用をして訪中、包囲網に穴をあけて崩したことの再現に近い。
 
 林氏は同日夕に出演したBS朝日の「激論!クロスファイア」では、訪中に前向きな姿勢を示したのだそうです。
 しかし、岸田文雄首相が地元広島の日本中国友好協会(日中友好協会)会長を、鈴木俊一財務相も岩手の協会顧問をそれぞれ務めているのだと。
 岸田氏の関係者は、「正式ではないが、首相になったことで各団体の会長職を辞任されると聞いている」と。

 バイデン米大統領は18日、北京冬季五輪の「外交的ボイコット」を「検討している」と明言。英タイムズ紙も20日、ボリス・ジョンソン首相が検討していると報じているのだそうです。
 こうしたなか、岸田首相は19日、「それぞれの国で立場があり、考えがある。日本は日本の立場で物事を考えていきたい」と語るなど、対中姿勢を明確にしていない。

 福井県立大学の島田洋一教授は「欧米諸国で、北京冬季五輪の『外交的ボイコット』だけでなく、『開会式のボイコット』も話題になるなか、日本の外相が訪中すれば、欧米諸国に『日本は中国に取り込まれた』というイメージを与えかねない。中国海軍の艦艇が19日に領海侵入したが、抗議の意を示すのであれば、大使を呼び寄せるなどが筋だ」と指摘。
 
 評論家の石平氏は「岸田政権は、歴史の教訓を学んでいない。天安門事件で欧米諸国から経済制裁を受けていた中国に、親中姿勢を示した宮澤喜一政権と同じ道を歩んでいる」と指摘。
 安倍、菅両政権で、日本と米国、オーストラリア、インドによる戦略的枠組み『QUAD(クアッド)』など着実な成果を挙げてきたが、これまで築き上げてきたものを無駄にしかねないと!林氏が訪中すれば、世界から人権問題で厳しい立場にある中国にチャンスを与えるだけだと指摘しておられます。

 岸田政権は、米国よりも中国寄りの外交、または二股外交をしようとしているのか。
 トランプ氏時代に始まった米中の「新冷戦時代」。当初は媚中と言われたバイデン政権ですが「新冷戦時代」の対中対峙姿勢は、今のところ引き継がれています。
 綺麗ごとでは済まされない、中国の覇権拡大が解ったからなのでしょう。

 媚中の二階氏を追い落とした岸田氏。対中外交はどのように進めるのか。「日本は日本の立場で物事を考えていきたい」と語っていますが、それは具体的にどんなやり方?
 トランプ時代始まった「新冷戦時代」。香港、ウイグルの目に余る暴挙に、欧州諸国も重い腰をあげています。
 世界の潮流に、ひとり掉さすつもりなのでしょうか。それは、天安門事件での失政を繰り返すことになるとは気づかないのでしょうか。



 # 冒頭の画像は、林外務大臣




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