遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

二階俊博選対局長の辞任論

2009-12-11 19:24:57 | 日本を護ろう
 自民党の鳩山邦夫元総務相は11日午前、母親からの資金提供問題に絡み、政治倫理審査会長など党の役職を辞任する意向を大島理森幹事長に伝えたのだそうです。一方、西松建設の違法献金事件をめぐり政策秘書が略式起訴された二階俊博選挙対策局長についても、党内の中堅・若手議員から辞任を求める動きが広がっているのだそうです。
 小沢幹事長の朝貢北京詣でに参加したかったのではないかと思われる眉中の二階氏が、自民党の主要ポストに居ること自体が自民党の生まれ変わりを阻止しているわけで、鳩山首相の脱税追求よりも更に重い、小沢幹事長の疑惑資金追求が、野党(民社党内では代表交代で済ませれている。)の本命の責務ですが、二階氏がいたのでは、国民目線では同じ穴の狢としてみられ、谷垣、大島両氏の旧態依然とした擁護姿勢も含め、政治全体の不信を招き、小沢氏&民主党の追求の大きなチャンスを逃すことになります。
 選挙対策局長の辞任だけでなく、党籍も辞すことが日本国のためになります。
 
「二階氏更迭すべき」町村派が執行部批判 (12/11 読売朝刊)

 自民党最大派閥の町村派が10日開いた会合で、二階俊博・前経済産業相を巡る西松建設の違法献金事件に関し、執行部の対応を批判する意見が続出した。
 会合では、大島幹事長が二階氏の責任を闇わず、党選挙対策局長の続投も容認したことについて、複数の議員が「鳩山首相らの疑惑追及がしにくくなり、参院選にもマイナスになる」とし、二階氏の更迭を求めた。この後、同派会長の町村信孝・元官房長官は党本部で谷垣総裁、大島氏と会談し、派内の批判を伝えた。

<中略>

 同日夜、町村氏や安倍元首相ら町村派議員が対応を協議。二階氏の役職辞任を執行部に求めていく必要があるとの認識で一致した。実母からの資金提供が発覚した鳩山邦夫・元総務相の問題にも、けじめを付ける必要があるとした。離党勧告を求める意見も出た。

 谷垣、大島両氏が続投を言明し擁護していますが、党3役の中からも「自民党はきちんとけじめをつける政党だと有権者に思われる判断をすべきだろう。その判断は早い方がよい」とのコメントが発せられていて、若手の一部は今日(11日)、二階氏の去就問題を協議するため党本部に集まることにしているのだそうです。

 東シナ海ガス田の中国の勝手な開発を阻止すべく、中川(当時経産相)が、日本側手も開発着手するとして準備を開始した後を引き継いだのが二階氏で、その動きを全て封印した眉中派です。(小泉氏も何故公認に選んだのか、このあたりから改革の方向にブレが出始めたのでした。)
 中国関連議員の資金に、西松が共通していると言われています。ぶちこわしたはずの旧自民党の田中・金丸時代の金権体質を引きずる小沢氏同様に、二階氏も国民の投票で葬り去らねばならないのですが、何故か生き残って要職にいます。
 小沢氏に至っては、旧社会党派と組んで民主党を牛耳り、専制国家への歩を急速に進めています。胡錦濤主席にに"拝謁"し、「政権交代は実現したが、解放の戦いは終わっていない。夏に最終決戦がある。<中略>私は人民解放軍の野戦軍の最高司令官として解放戦に徹していきたい」と報告したのだそうですね。朝貢詣でですから、中華体制の表現でのご報告です。米国と対等を主張し、日米中の正三角形での関係を唱える小沢氏ですが、実際の行動は、離米眉中で三角形にもならない方向へと進めていて、日米離反の中国戦略の成果が上がったことを報告したのが真相でしょう。
 話が横道にそれてしまいました。されたついでですが、140人の同行議員が胡主席とツーショットの写真撮影をしていました。デズニーランドの行列よろしく整列して、世話役議員におしりを押されて握手に並ぶ様子は日本国の世界への恥さらしで、笑おうにも逆に泣けてきました。胡主席も戸惑いの表情が隠せませんが、従属の姿勢を示す議員達にしかたなく造り笑顔で写真に収まっていました。

 谷垣氏は、総裁になるときに捨て石となる。若手に世代交代をする支援をすると言っていたと記憶しています。小沢氏が最終決戦と準備を進めていて、不祥事が多い中支持率も下がっていない民主に、尋常な姿勢では挽回は出来ません。敵の数倍の政策・政治姿勢への真っ当な取り組みを国民にPRし、正統な政党であることを理解してもらわねばならないのです。
 二階氏という残骸は離党していただいて、ついでに鳩山弟も(故人献金に偽装するほどの悪質さはないのですが、郵政関連では自民党の足を引っ張った)離党・国民新党移籍いただくなどして、若手・中堅に耳を傾け、その中から民主党に対抗できる新しいリーダーを発掘し、育てるべきなのです。自民党再生は、そうした世代交代しかないのです。
 日テレの「大田光の私が総理になったら」で、浜幸が「肉を切らせて骨を切れ」と、鳩山首相ではなくもっと悪の小沢を斬るべきで、鳩山弟(番組の流れから二階氏の名前は出ませんでしたが)を斬って、民社に迫れと自民議員にハッパをかけていました。浜幸が、鳩山は辞職すべきに反対する席(最初は中間に座った)に座った上記の意味が、大田は理解できなかった様ですが、金美麗氏はちゃんと察知していました。いつもながら日本人以上に日本人らしい(今年 9月に帰化されましたので正真正銘の日本人になられたのですが)、明快に筋の通った聡明な方です。

 そして、目の前にぶら下がっている、小沢・西松の資金疑惑は天がくだした絶好のチャンスなのですから、総力を挙げて徹底追及すべきです。マスコミが出演させてくれないのなら、それも含めて街頭で全員で訴えればいいのです。遊爺が利用しているのは郊外の小さな駅ですが、今でも民主党議員が月に数度朝の通勤時間に立っています。民主党の地盤なのかもしけませんが、自民党候補者は、選挙期間中に1度来たか来なかったかといった程度です。

 日本国民と、日本国を、小鳩政権による中国への売却から救うには、自民の再生か、新しい受け皿の誕生しかないのです。




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