遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

韓国に配慮して、防衛白書の公表を延期

2010-07-28 23:27:23 | 竹島
 なにもしない、たまに発言したり動きをみせると物議をかもす「かんせんし(菅仙枝)」政権ですが、今度は、国の防衛の基幹を内外に示す防衛白書の閣議了承と公表の次期を延期することとしたのだそうです。その理由が聞いてびっくり、韓国の国民感情に配慮したためだと...!
 日本国の国民を守ることを、自国の国民に知らせるにあたり、他国の国民の感情を優先しているのです。
 小鳩時代から、韓国の要求を丸呑みし続けている民主党ですが、「かんせんし(菅仙枝)」政権でもその路線は変わりないというか、一段と強まっている様相です。
 
防衛白書の公表延期 8月の「日韓併合100年」配慮か (7/28 読売朝刊)

 政府は27日、30日に予定していた2010年度版「日本の防衛」(防衛白書)の閣議了承と公表の延期を決めた。白書を巡っては毎年、竹島(韓国名・独島)を「わが国固有の領土」とする記述に、領有権を主張する韓国が抗議しており、今年は8月に日韓併合100年となることを踏まえ、韓国側に配慮して公表時期をずらしたとみられる。
 防衛省は延期の理由について、「白書の内容について政府内で種々の意見があった」(前田哲報道官)としている。しかし、同省関係者によると、すでにほぼ印刷を終えていた白書の公表に対し、
首相官邸側から延期の指示があったという。
 政府関係者によると、8月に日韓併合100年を迎えることから、韓国側の対日感情が悪化する可能性を踏まえ、政府内で6月ごろから「発行時期に配慮すべきではないか」という意見が出始めたという。防衛省は「予定通り発行すべきだ」として準備を進めていたが、首相官邸側が「韓国内の反日感情を刺激するより、延期したほうがよい」と判断したとみられる。公表は9月になる見通しだ。
 防衛白書は、防衛省が過去1年間の政策や自衛隊活動について国民の理解を得るために発行している年次報告書だ。例年、日本周辺の安全保障環境の説明で、「わが国固有の領土である北方領土や竹島の領土問題が依然として未解決のまま存在している」と記し、巻末の日本地図にも竹島を掲載している。今回も同様の記述を予定していた。韓国では、8月15日が日本の植民地支配からの解放記念日で、29日には日韓併合条約に基づく植民地支配開始から100年を迎えることになっている。

 
防衛白書公表延期 「領土問題軽視」浮き彫り (7/28 読売朝刊)

 政府が2010年度版防衛白書の公表延期を決めたのは、8月の日韓併合100年を前に、竹島問題を巡って韓国との摩擦を避けようとしたためだとみられる。国の本質とも言える領土問題に対する民主党政権の「意識の低さ」を浮き彫りにする形になっており、野党などから「場当たり的な対応だ」と批判が出ることも予想される。

 日韓関係筋によると、韓国政府は、日韓併合100年を控えた時期に防衛白書の竹島に関する記述が報道されれば、「国民の反日感情を刺激する」という立場だという。日本政府も「この時期を静かに迎えたい」(外務省幹部)として最終的に延期を決めた。
 これに対し、防衛省では「竹島が固有の領土である点は外務省の『外交青書』でも明記されている。妥協すべき話ではなかった」という不満が出ている。竹島の領有権を明記した
政府刊行物の発行時期について、係争国に配慮すること自体、政府の姿勢として問題だという指摘もある。菅首相は27日、北方領土の元島民の孫などにあたる中学生とも「日程上の理由」で面会しなかった。今後、首相の領土問題に対する姿勢を疑問視する声も出そうだ。


 外務省幹部談として日本政府の決断趣旨が語られている様ですから、6月頃から政府内で発行延期の意見が出始めていたという、政府内とは、竹島の不法占拠の見解で、外務省のホームページなどの公式見解されていることの発言を拒み、物議をかもした岡田大臣ということなのでしょうか?
 政府からの指示というのは、仙石氏のことなのだそうです。内容については変える度胸はなく、目先の当座の話という、なんとも国と国との熾烈な外交で国益を損なうだけのはなしなのです。
 「「韓国に配慮」防衛白書を異例の公表先送り」:イザ!

 北澤大臣の防衛省が、毎年の定期刊行物であり、外務省(=日本国)の公式見解の内容の公表を、他国の都合を優先して延期することに不満を持つのは当然のことですし、前線で豪雨の救援にあたるなどご苦労されている自衛隊員の方々の志気にもかかわる問題です。
 そしてなによりも、日本国の主権にかかわり、安易に見逃すことが許されるべきでない問題だと考えます。

 こういった、民主党政権の態度が、ロシアを含めた近隣諸国が日本領土への侵食を強めてきている原因となっています。

 北方領土の元村民の孫の訪問に、仙石氏が首相の代理で会ったのだそうですが、"カンカラ菅"は、歯医者に行った程度で、執務室に居たにもかかわらず面談せず、仙石氏も含め、歴代首相が特例を除きずっと面会していたことを知らなかったという、国防意識、領土問題認識レベルの低さです。
 「「首相に会えなくて残念」 北方領土元居住者3世の少年たち」:イザ!
 
 何日も前から、首相にあって話すことを考え、練習もしていたかもしれない中学生達は、今年に限ってあってくれない"カンカラ菅"に、どれだけ落胆し、国民を見捨てる姿勢に怒ったことか、その気持ちを想うと涙が出てきそうです。

 国民目線といいながら、実は党利や自己の政治生命を最優先で動く、そのためには、外国人に政権を渡すこともいとわない(外国人参政権、こども手当外国人支給、朝鮮高校無償化、慰安婦他無用の追加賠償復活等々、職がなくあえいでいる日本人を顧みず外国人を優遇する愚策の枚挙にはきりがない)民主党の先生方のこうした態度が象徴される中学生への面談拒絶の実態です。これは、中学生だけでなく、竹島の不法占拠と一連の不法操業により漁業権や漁業資源・環境を荒らされている漁業に携わる方々にもいえることですし、民主党の先生方の基本姿勢なのです。
 今回、中学生諸君が気付いたであろう様に、まだ正体に騙され続けている多くの国民が、眼を覚ましていただけるよう、願ってやみません。

 # 冒頭の写真は、首相を訪問した中学生諸君です。
  大人たちに、"カンカラ菅"と民主党の正体を暴き出して知らせてくれた功績は大きいです。くじけず、強く育っていただけることを、願っています。



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 竹島は日韓どちらのものか 






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前原氏が震源 (1Q3)
2010-07-29 09:00:19
今朝(7/29)の読売の社説によれば、前原氏と長島氏が韓国訪問時に、一部関係者(誰?)から配慮をもとめられ、その報告を受けた菅氏と仙石氏が延期を決めたのだそうな。
同じ読売の記事(2面)では、菅氏が、自分が判断したと記者団に語ったと。
いずれにしても、防衛省、外務省を無視した、政治を私化(まちがった政治主導)した、しかも国益を損なう行為であることは間違いない。
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