ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が米大統領選で激戦が予想される7州で実施した最新の世論調査によると、有権者はウクライナと中東の紛争への対応では共和党候補のドナルド・トランプ前大統領が民主党候補のカマラ・ハリス副大統領より優れていると考えていることが分かった。
どちらの候補者がロシアとウクライナの紛争にうまく対応できるかとの質問に、激戦州ではトランプ氏と答えた人が50%と、ハリス氏の39%をリードした。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦いについては、トランプ氏支持が48%、ハリス氏支持が33%と、さらに大きな差がついた。
激戦7州の有権者は、最も関心の高い経済と移民問題ではドナルド・トランプ前大統領の方が対応能力が高いとみている。一方、どちらが国を率いるべきかについては、カマラ・ハリス副大統領と支持をほぼ二分しているのだそうです。
米大統領選挙の結果を左右する激戦7州の有権者は、最も関心の高い経済と移民問題ではドナルド・トランプ前大統領の方が対応能力が高いとみていると、WSJ。
どちらが国を率いるべきかについては、カマラ・ハリス副大統領と支持をほぼ二分しているのだそうです。
激戦州を対象とするこの調査では、ハリス氏がアリゾナ、ミシガン、ウィスコンシン、ジョージア州でわずかにリード。
一方、トランプ氏はネバダ、ノースカロライナ、ペンシルベニア州で僅差でリード。
激戦州の有権者4200人のうち、トランプ氏支持は46%、ハリス氏は45%だった。ハリス氏はこの調査でリードしている州で勝利すれば、選挙人のぎりぎり過半数を獲得できる。
無党派有権者の支持は拮抗(きっこう)し、40%がハリス氏、39%がトランプ氏。
調査では、サンベルト地帯(南部)の激戦州がハリス氏に勝利をもたらす可能性が示された。これらの州は、ジョー・バイデン大統領が候補だった時は民主党が勝つ見込みはないとみられていた。ハリス氏はアリゾナ州で、3月のWSJ調査でのバイデン氏の支持率を6ポイント上回った。ジョージア州で5ポイント、ノースカロライナ州でも4ポイントそれぞれ上回った。一方、激戦7州のトランプ氏の支持率は3月からほぼ変わっていないと、WSJ。
最も重要な経済ではトランプ氏の支持がハリス氏を10ポイント上回った。2番目に関心の高い移民・国境警備では、トランプ氏が16ポイント上回った。
トランプ氏は最も差し迫った問題で優位に立ちながら、なぜハリス氏を引き離せていないのか。
有権者は経済分野の候補者の指導力について見方が一様ではない。
ハリス氏は医療費問題などで優位に立ち、住宅のコストでもわずかにリードしている。
どの候補が「あなたのような人々を気にかけているか」という質問では、ハリス氏と答えた人がトランプ氏より6ポイント多かった。
有権者は経済について、国と自分が住む州を分けて評価している。国の経済状態について、ほぼ3分の2が「悪い、またはあまり良くない」と答え、
自分の州については、52%が「良い、またはすばらしい」と答えた。
ハリス氏が最も優位に立っているのは人工妊娠中絶問題で、支持率はトランプ氏を16ポイント上回った。約61%が、中絶を全てまたは大半のケースで合法とするのが望ましいと答えた。
大統領職にふさわしい経験があるのはどちらかという質問では、トランプ氏が優勢だったものの、同氏を「極端すぎる」とみているのは48%、ハリス氏は34%だ。
有権者は支持政党の候補を支持しているものの、一部地域の共和党支持者の間でトランプ離れの兆候が見られた。ハリス氏が2ポイントリードしているアリゾナ州では、トランプ氏は共和党支持者の88%の支持しか得ておらず、8%がハリス氏にくら替えしたと、WSJ。
有権者はウクライナと中東の紛争への対応では共和党候補のドナルド・トランプ前大統領が民主党候補のカマラ・ハリス副大統領より優れていると考えていることが分かったと、WSJ。
どちらの候補者がロシアとウクライナの紛争にうまく対応できるかとの質問に、激戦州ではトランプ氏と答えた人が50%と、ハリス氏の39%をリードした。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦いについては、トランプ氏支持が48%、ハリス氏支持が33%と、さらに大きな差がついたのだそうです。
トランプ氏が両方の紛争への対応で大きくリードしたのは、無党派層による押し上げも影響したようだ。この層の半数近くが、ウクライナとロシアの戦争にはトランプ氏の方がうまく対応できるだろうと回答した。一方、ハリス氏と答えたのは約3分の1だった。イスラエルとハマスの戦いについては、トランプ氏が適任だと評価したのは無党派層の43%、ハリス氏としたのは26%。
課題によってトランブ氏有利だったり、ハリス氏有利だったり!
結論は無党派層の動向次第?
# 冒頭の画像は、トランプ前大統領
ペンタスの白花
↓よろしかったら、お願いします。
遊爺さんの写真素材 - PIXTA
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どちらの候補者がロシアとウクライナの紛争にうまく対応できるかとの質問に、激戦州ではトランプ氏と答えた人が50%と、ハリス氏の39%をリードした。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦いについては、トランプ氏支持が48%、ハリス氏支持が33%と、さらに大きな差がついた。
激戦7州の有権者は、最も関心の高い経済と移民問題ではドナルド・トランプ前大統領の方が対応能力が高いとみている。一方、どちらが国を率いるべきかについては、カマラ・ハリス副大統領と支持をほぼ二分しているのだそうです。
米大統領選、激戦州で拮抗 経済・移民ではトランプ氏優位=WSJ調査 - WSJ By アーロン・ジトナー
2024年10月12日
【ワシントン】米大統領選挙の結果を左右する激戦7州の有権者は、最も関心の高い経済と移民問題ではドナルド・トランプ前大統領の方が対応能力が高いとみている。一方、どちらが国を率いるべきかについては、カマラ・ハリス副大統領と支持をほぼ二分している。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の最新の世論調査で明らかになった。
激戦州を対象とするこの調査では、ハリス氏がアリゾナ、ミシガン、ウィスコンシン、ジョージア州でわずかにリードしている。これらの州では無所属候補や第三党候補にも投票できる。一方、トランプ氏はネバダ、ノースカロライナ、ペンシルベニア州で僅差でリード。ただし、ネバダで5ポイントリードしているのを除くと、いずれもリードは2ポイント以内と誤差の範囲。
激戦州の有権者4200人のうち、トランプ氏支持は46%、ハリス氏は45%だった。ハリス氏はこの調査でリードしている州で勝利すれば、選挙人のぎりぎり過半数を獲得できる。
選挙戦の激しい非難合戦や民主党候補の交代、2度のトランプ氏暗殺未遂などを経て、有権者が党派色を強め、両候補とも対立政党の支持者を獲得できていないことが浮き彫りになった。7州全体で、トランプ氏は共和党支持者の93%、ハリス氏は民主党支持者の93%からそれぞれ支持を得た。
無党派有権者の支持は拮抗(きっこう)し、40%がハリス氏、39%がトランプ氏だった。各州の結果を見通しにくい要因の一つだ。
調査では、サンベルト地帯(南部)の激戦州がハリス氏に勝利をもたらす可能性が示された。これらの州は、ジョー・バイデン大統領が候補だった時は民主党が勝つ見込みはないとみられていた。ハリス氏はアリゾナ州で、3月のWSJ調査でのバイデン氏の支持率を6ポイント上回った。ジョージア州で5ポイント、ノースカロライナ州でも4ポイントそれぞれ上回った。一方、激戦7州のトランプ氏の支持率は3月からほぼ変わっていない。
有権者が候補者選びで重視する課題のうち、最も重要な経済ではトランプ氏の支持がハリス氏を10ポイント上回った。2番目に関心の高い移民・国境警備では、トランプ氏が16ポイント上回った。
トランプ氏は最も差し迫った問題で優位に立ちながら、なぜハリス氏を引き離せていないのか。国の方向性や経済に対する悲観ムードは通常、与党に逆風となる。今回の調査で理由らしき要因がいくつか浮かんでくる。
まず、有権者は経済分野の候補者の指導力について見方が一様ではない。ハリス氏は医療費問題などで優位に立ち、住宅のコストでもわずかにリードしている。
どの候補が「あなたのような人々を気にかけているか」という質問では、ハリス氏と答えた人がトランプ氏より6ポイント多かった。「米国の労働者のために立ち上がるか」ではほぼ互角だった。
有権者は経済について、国と自分が住む州を分けて評価している。国の経済状態について、ほぼ3分の2が「悪い、またはあまり良くない」と答え、「良い、またはすばらしい」は3分の1強だった。だが自分の州については、52%が「良い、またはすばらしい」と答えた。この1年間の自分の経済状態について、悪化したと答えたのは半数、改善はそれを若干下回る46%だった。
ハリス氏が最も優位に立っているのは人工妊娠中絶問題で、支持率はトランプ氏を16ポイント上回った。約61%が、中絶を全てまたは大半のケースで合法とするのが望ましいと答えた。
この分断が、トランプ氏の統治スタイルに対する有権者の疑念を強めている可能性がある。大統領職にふさわしい経験があるのはどちらかという質問では、トランプ氏が優勢だったものの、同氏を「極端すぎる」とみているのは48%、ハリス氏は34%だ。
大統領選の勝敗は、投票先を決めかねている少数の有権者によって左右される。世論調査員は有権者の約16%について、「説得可能」と判断した。現時点で一方に傾いていても、どちらの党にも投票する可能性がある、ということだ。この確率は3月時点の32%から低下した。全米対象では最新の8月のWSJ調査では12%だった。
調査によると、有権者は支持政党の候補を支持しているものの、一部地域の共和党支持者の間でトランプ離れの兆候が見られた。ハリス氏が2ポイントリードしているアリゾナ州では、トランプ氏は共和党支持者の88%の支持しか得ておらず、8%がハリス氏にくら替えした。一方、ハリス氏は民主党支持者の96%から支持されている。
調査は9月28日~10月8日に実施した。この間にノースカロライナ州は、ハリケーン「ヘリーン」により一部が甚大な被害を受けた。被害が大きかった地域への電話での聞き取りは控えた。
聞き取りは7州で登録有権者600人ずつに実施。誤差の範囲は全体でプラスマイナス1.5ポイントで、州単位では4ポイントだった。
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アーロン・ジトナー レポーター兼編集者
ウォールストリートジャーナルのワシントン支局の記者兼編集者であり、主に政治が人口統計学的および経済的変化によってどのように推進されているかに焦点を当てています。また、投票の傾向についても報告します。以前、彼はジャーナルの国家政治編集者でした。
2024年10月12日
【ワシントン】米大統領選挙の結果を左右する激戦7州の有権者は、最も関心の高い経済と移民問題ではドナルド・トランプ前大統領の方が対応能力が高いとみている。一方、どちらが国を率いるべきかについては、カマラ・ハリス副大統領と支持をほぼ二分している。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の最新の世論調査で明らかになった。
激戦州を対象とするこの調査では、ハリス氏がアリゾナ、ミシガン、ウィスコンシン、ジョージア州でわずかにリードしている。これらの州では無所属候補や第三党候補にも投票できる。一方、トランプ氏はネバダ、ノースカロライナ、ペンシルベニア州で僅差でリード。ただし、ネバダで5ポイントリードしているのを除くと、いずれもリードは2ポイント以内と誤差の範囲。
激戦州の有権者4200人のうち、トランプ氏支持は46%、ハリス氏は45%だった。ハリス氏はこの調査でリードしている州で勝利すれば、選挙人のぎりぎり過半数を獲得できる。
選挙戦の激しい非難合戦や民主党候補の交代、2度のトランプ氏暗殺未遂などを経て、有権者が党派色を強め、両候補とも対立政党の支持者を獲得できていないことが浮き彫りになった。7州全体で、トランプ氏は共和党支持者の93%、ハリス氏は民主党支持者の93%からそれぞれ支持を得た。
無党派有権者の支持は拮抗(きっこう)し、40%がハリス氏、39%がトランプ氏だった。各州の結果を見通しにくい要因の一つだ。
調査では、サンベルト地帯(南部)の激戦州がハリス氏に勝利をもたらす可能性が示された。これらの州は、ジョー・バイデン大統領が候補だった時は民主党が勝つ見込みはないとみられていた。ハリス氏はアリゾナ州で、3月のWSJ調査でのバイデン氏の支持率を6ポイント上回った。ジョージア州で5ポイント、ノースカロライナ州でも4ポイントそれぞれ上回った。一方、激戦7州のトランプ氏の支持率は3月からほぼ変わっていない。
有権者が候補者選びで重視する課題のうち、最も重要な経済ではトランプ氏の支持がハリス氏を10ポイント上回った。2番目に関心の高い移民・国境警備では、トランプ氏が16ポイント上回った。
トランプ氏は最も差し迫った問題で優位に立ちながら、なぜハリス氏を引き離せていないのか。国の方向性や経済に対する悲観ムードは通常、与党に逆風となる。今回の調査で理由らしき要因がいくつか浮かんでくる。
まず、有権者は経済分野の候補者の指導力について見方が一様ではない。ハリス氏は医療費問題などで優位に立ち、住宅のコストでもわずかにリードしている。
どの候補が「あなたのような人々を気にかけているか」という質問では、ハリス氏と答えた人がトランプ氏より6ポイント多かった。「米国の労働者のために立ち上がるか」ではほぼ互角だった。
有権者は経済について、国と自分が住む州を分けて評価している。国の経済状態について、ほぼ3分の2が「悪い、またはあまり良くない」と答え、「良い、またはすばらしい」は3分の1強だった。だが自分の州については、52%が「良い、またはすばらしい」と答えた。この1年間の自分の経済状態について、悪化したと答えたのは半数、改善はそれを若干下回る46%だった。
ハリス氏が最も優位に立っているのは人工妊娠中絶問題で、支持率はトランプ氏を16ポイント上回った。約61%が、中絶を全てまたは大半のケースで合法とするのが望ましいと答えた。
この分断が、トランプ氏の統治スタイルに対する有権者の疑念を強めている可能性がある。大統領職にふさわしい経験があるのはどちらかという質問では、トランプ氏が優勢だったものの、同氏を「極端すぎる」とみているのは48%、ハリス氏は34%だ。
大統領選の勝敗は、投票先を決めかねている少数の有権者によって左右される。世論調査員は有権者の約16%について、「説得可能」と判断した。現時点で一方に傾いていても、どちらの党にも投票する可能性がある、ということだ。この確率は3月時点の32%から低下した。全米対象では最新の8月のWSJ調査では12%だった。
調査によると、有権者は支持政党の候補を支持しているものの、一部地域の共和党支持者の間でトランプ離れの兆候が見られた。ハリス氏が2ポイントリードしているアリゾナ州では、トランプ氏は共和党支持者の88%の支持しか得ておらず、8%がハリス氏にくら替えした。一方、ハリス氏は民主党支持者の96%から支持されている。
調査は9月28日~10月8日に実施した。この間にノースカロライナ州は、ハリケーン「ヘリーン」により一部が甚大な被害を受けた。被害が大きかった地域への電話での聞き取りは控えた。
聞き取りは7州で登録有権者600人ずつに実施。誤差の範囲は全体でプラスマイナス1.5ポイントで、州単位では4ポイントだった。
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アーロン・ジトナー レポーター兼編集者
ウォールストリートジャーナルのワシントン支局の記者兼編集者であり、主に政治が人口統計学的および経済的変化によってどのように推進されているかに焦点を当てています。また、投票の傾向についても報告します。以前、彼はジャーナルの国家政治編集者でした。
トランプ氏、欧州・中東の紛争対応でハリス氏に大差=WSJ調査 - WSJ By サブリナ・シディキ 2024年10月15日
【ワシントン】ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が米大統領選で激戦が予想される7州で実施した最新の世論調査によると、有権者はウクライナと中東の紛争への対応では共和党候補のドナルド・トランプ前大統領が民主党候補のカマラ・ハリス副大統領より優れていると考えていることが分かった。
どちらの候補者がロシアとウクライナの紛争にうまく対応できるかとの質問に、激戦州ではトランプ氏と答えた人が50%と、ハリス氏の39%をリードした。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦いについては、トランプ氏支持が48%、ハリス氏支持が33%と、さらに大きな差がついた。トランプ氏は、自身の大統領在任中は世界が比較的平和だったと主張。11月の大統領選に勝利すれば、どちらの紛争も速やかに解決できるとしているが、詳細は説明していない。
トランプ氏が両方の紛争への対応で大きくリードしたのは、無党派層による押し上げも影響したようだ。この層の半数近くが、ウクライナとロシアの戦争にはトランプ氏の方がうまく対応できるだろうと回答した。一方、ハリス氏と答えたのは約3分の1だった。イスラエルとハマスの戦いについては、トランプ氏が適任だと評価したのは無党派層の43%、ハリス氏としたのは26%。残りの無党派はどちらも選ばなかった。
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サブリナ・シディキ ワシントンD。C。のウォールストリートジャーナルのホワイトハウスレポーターで、バイデン大統領をカバーしています。2019年にジャーナルに参加する前は、ガーディアンでホワイトハウスと2016年の大統領選挙を担当していました。ノースウェスタン大学を卒業
【ワシントン】ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が米大統領選で激戦が予想される7州で実施した最新の世論調査によると、有権者はウクライナと中東の紛争への対応では共和党候補のドナルド・トランプ前大統領が民主党候補のカマラ・ハリス副大統領より優れていると考えていることが分かった。
どちらの候補者がロシアとウクライナの紛争にうまく対応できるかとの質問に、激戦州ではトランプ氏と答えた人が50%と、ハリス氏の39%をリードした。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦いについては、トランプ氏支持が48%、ハリス氏支持が33%と、さらに大きな差がついた。トランプ氏は、自身の大統領在任中は世界が比較的平和だったと主張。11月の大統領選に勝利すれば、どちらの紛争も速やかに解決できるとしているが、詳細は説明していない。
トランプ氏が両方の紛争への対応で大きくリードしたのは、無党派層による押し上げも影響したようだ。この層の半数近くが、ウクライナとロシアの戦争にはトランプ氏の方がうまく対応できるだろうと回答した。一方、ハリス氏と答えたのは約3分の1だった。イスラエルとハマスの戦いについては、トランプ氏が適任だと評価したのは無党派層の43%、ハリス氏としたのは26%。残りの無党派はどちらも選ばなかった。
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サブリナ・シディキ ワシントンD。C。のウォールストリートジャーナルのホワイトハウスレポーターで、バイデン大統領をカバーしています。2019年にジャーナルに参加する前は、ガーディアンでホワイトハウスと2016年の大統領選挙を担当していました。ノースウェスタン大学を卒業
米大統領選挙の結果を左右する激戦7州の有権者は、最も関心の高い経済と移民問題ではドナルド・トランプ前大統領の方が対応能力が高いとみていると、WSJ。
どちらが国を率いるべきかについては、カマラ・ハリス副大統領と支持をほぼ二分しているのだそうです。
激戦州を対象とするこの調査では、ハリス氏がアリゾナ、ミシガン、ウィスコンシン、ジョージア州でわずかにリード。
一方、トランプ氏はネバダ、ノースカロライナ、ペンシルベニア州で僅差でリード。
激戦州の有権者4200人のうち、トランプ氏支持は46%、ハリス氏は45%だった。ハリス氏はこの調査でリードしている州で勝利すれば、選挙人のぎりぎり過半数を獲得できる。
無党派有権者の支持は拮抗(きっこう)し、40%がハリス氏、39%がトランプ氏。
調査では、サンベルト地帯(南部)の激戦州がハリス氏に勝利をもたらす可能性が示された。これらの州は、ジョー・バイデン大統領が候補だった時は民主党が勝つ見込みはないとみられていた。ハリス氏はアリゾナ州で、3月のWSJ調査でのバイデン氏の支持率を6ポイント上回った。ジョージア州で5ポイント、ノースカロライナ州でも4ポイントそれぞれ上回った。一方、激戦7州のトランプ氏の支持率は3月からほぼ変わっていないと、WSJ。
最も重要な経済ではトランプ氏の支持がハリス氏を10ポイント上回った。2番目に関心の高い移民・国境警備では、トランプ氏が16ポイント上回った。
トランプ氏は最も差し迫った問題で優位に立ちながら、なぜハリス氏を引き離せていないのか。
有権者は経済分野の候補者の指導力について見方が一様ではない。
ハリス氏は医療費問題などで優位に立ち、住宅のコストでもわずかにリードしている。
どの候補が「あなたのような人々を気にかけているか」という質問では、ハリス氏と答えた人がトランプ氏より6ポイント多かった。
有権者は経済について、国と自分が住む州を分けて評価している。国の経済状態について、ほぼ3分の2が「悪い、またはあまり良くない」と答え、
自分の州については、52%が「良い、またはすばらしい」と答えた。
ハリス氏が最も優位に立っているのは人工妊娠中絶問題で、支持率はトランプ氏を16ポイント上回った。約61%が、中絶を全てまたは大半のケースで合法とするのが望ましいと答えた。
大統領職にふさわしい経験があるのはどちらかという質問では、トランプ氏が優勢だったものの、同氏を「極端すぎる」とみているのは48%、ハリス氏は34%だ。
有権者は支持政党の候補を支持しているものの、一部地域の共和党支持者の間でトランプ離れの兆候が見られた。ハリス氏が2ポイントリードしているアリゾナ州では、トランプ氏は共和党支持者の88%の支持しか得ておらず、8%がハリス氏にくら替えしたと、WSJ。
有権者はウクライナと中東の紛争への対応では共和党候補のドナルド・トランプ前大統領が民主党候補のカマラ・ハリス副大統領より優れていると考えていることが分かったと、WSJ。
どちらの候補者がロシアとウクライナの紛争にうまく対応できるかとの質問に、激戦州ではトランプ氏と答えた人が50%と、ハリス氏の39%をリードした。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦いについては、トランプ氏支持が48%、ハリス氏支持が33%と、さらに大きな差がついたのだそうです。
トランプ氏が両方の紛争への対応で大きくリードしたのは、無党派層による押し上げも影響したようだ。この層の半数近くが、ウクライナとロシアの戦争にはトランプ氏の方がうまく対応できるだろうと回答した。一方、ハリス氏と答えたのは約3分の1だった。イスラエルとハマスの戦いについては、トランプ氏が適任だと評価したのは無党派層の43%、ハリス氏としたのは26%。
課題によってトランブ氏有利だったり、ハリス氏有利だったり!
結論は無党派層の動向次第?
# 冒頭の画像は、トランプ前大統領
ペンタスの白花
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