遊爺雑記帳

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日本は中国救う愚行を繰り返すのか 門田隆将氏が警鐘

2022-09-08 01:33:55 | 中国 全般
 岸田政権が中国に歩み寄りの姿勢を見せていると門田氏が警鐘を鳴らしておられます。
 尖閣諸島の領海を含む近海に、その実効支配実績を積むべく、領土争いをしかけ、連日出没する海警。ペロシ副大統領訪台への報復の台湾近海へのミサイル撃ち込みでは、日本のEEZ海域である与那国島近海へのミサイル着弾等々の暴挙を続ける習近平の中国。
 媚中・二階氏が、国賓で習近平を招こうと画策しましたが阻止した自民党。その二階氏を幹事長から追いやる事を掲げ、総裁選で勝利した岸田氏ですが、こちらも、天安門事件での世界が敷いた包囲網を、禁じ手の天皇陛下の政治利用で破った宮澤内閣の宏池会の流れを継ぐ岸田氏が、日中国交正常化50周年記念で、オンライン首脳会談をするとかしないとかの噂がありますが、首脳会談を含む、日中ハイレベル協議の開催が検討されているのだそうです。

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〝ケジメなき〟接近 日中50周年行事、岸田首相の出席報道 首脳会談含むハイレベル協議も検討 日本は中国救う愚行を繰り返すのか 門田隆将氏が警鐘 - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2022.9/7

 岸田文雄政権が、中国に歩み寄りの姿勢を見せている29日に迎える日中国交正常化50周年を見据えて、岸田首相と習近平国家主席との首脳会談を含む、日中ハイレベル協議の開催を検討しているようなのだ。ただ、中国は先月初め、台湾を取り囲むように大規模軍事演習を展開したうえ、日本の排他的経済水域(EEZ)に弾道ミサイル5発を撃ち込んできた。今月に入り、北方領土を不法占拠するロシアと極東地域で軍事演習を実施している。最新刊『日中友好侵略史』(産経新聞出版)が話題となっている作家でジャーナリストの門田隆将氏も、ケジメなき接近に警鐘を鳴らした

            ◇

 「犠牲になられた方及びそのご家族に対し哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた方々に対し心からお見舞い申し上げます」「被災地が一日も早い復興を遂げることをお祈りします」

 岸田首相は6日、中国四川省カンゼ・チベット族自治州瀘定県で発生した地震を受け、中国の習主席らにお見舞いのメッセージを送った。隣国の地震被害に寄り添う姿勢は理解できるが、この直前、気になるニュースが流れた。

 
共同通信は4日、「首相、日中50年行事出席へ」「ハイレベル対話呼びかけ」「経団連開催、安定化図る」のタイトルで、岸田首相が、29日の日中国交正常化50周年に合わせ、経団連や日中友好団体が東京都内で開く記念行事に来賓として出席する方向で調整している―と報じたのだ。

 記事によると、
岸田首相のほか、「政界屈指の親中派」である林芳正外相や、孔鉉佑駐日中国大使らが出席を調整。実行委は、中国側に習氏や李克強首相のメッセージも要請しているという。

 ただ、中国軍は先月初め、沖縄の漁業者が普段は漁をしている日本のEEZに弾道ミサイル5発を撃ち込んだ。
沖縄県・尖閣諸島周辺にも中国海警局船が連日のように侵入している。日本の抗議を中国が一蹴するなかで、国交正常化50周年など祝えるのか

 さすがに、
岸田首相は4日、「今現在、出席の予定はない」と記者団に答えたが、水面下で調整が進んでいる可能性は高い

 
林氏は8月30日夜のBS―TBS番組で、「(日中の)トップ同士を含めたさまざまなレベルで意思疎通をすることが大事だ」「主張すべきは主張するが、共通の課題では協力しなければならない。建設的かつ安定的な関係を目指す方針は一貫している」と語った

 さらに、
秋葉剛男国家安全保障局長と、中国外交のトップである楊潔篪共産党政治局員は8月17日、中国・天津市で7時間に及ぶ会談を行った

 この会談について、
ジャーナリストの歳川隆雄氏は8月29日発行の夕刊フジの連載「永田町霞が関インサイド」で、「(日中両政府は)11月下旬の岸田・習会談の実現を目指している」と喝破している。

 日中の一連の動きをどう見るか。

 前出の
門田氏は中国は現在、対米関係の悪化に加え、新疆ウイグル自治区や香港での深刻な人権弾圧で国際世論の批判を浴びている経済の落ち込みもひどく、国内政治も窮地だ。日中ハイレベル協議は追い込まれた中国を利するだけだ。天安門事件後の国際情勢とよく似ている」と指摘した。

 
1989年の天安門事件では、民主化を訴える学生らを、中国共産党は人民解放軍を動員して弾圧した。欧米など国際社会の厳しい制裁を受けて窮地に立たされた中国を救ったのは、ほかならぬ日本だった

 海部俊樹首相が91年8月に訪中して友好ムードを醸成し、翌年10月、
宮沢喜一政権下で天皇、皇后両陛下が中国を訪問された。これを呼び水に、欧米諸国の制裁は緩和し、中国の発展につながる各国の投資が広がった

 
門田氏は「当時の銭其琛外相は、天皇訪中を『制裁を打破する積極的役割を発揮し、意義は両国関係の範囲を超えたものだった』と回想した。中国は日本を利用して国際社会に完全復帰した。現在、似たようなスキームで、岸田政権に仕掛けてきている」と語る

 
日本としては、天皇訪中で日中の過去を清算し、友好関係を発展させ、中国の民主化につなげる狙いだったところが、中国は共産党独裁のまま経済を発展させ、軍事的覇権拡大を進めて、日本や世界を脅かしている

 
門田氏は最新刊「日中友好侵略紙」で、この屈辱の歴史を振り返り、岸田政権に警告した。

 「
EEZに弾道ミサイルをぶち込まれ、中国とロシアが日本海でわが物顔で軍事演習をしても、ケジメを取るどころか、まともな抗議さえしない。あらゆるルートで毅然(きぜん)と対峙(たいじ)しない限り、中国が日本に一目を置くことはない。岸田政権には、そうした『国家観』を感じることができない

 共同通信は 4日、岸田首相が、29日の日中国交正常化50周年に合わせ、経団連や日中友好団体が東京都内で開く記念行事に来賓として出席する方向で調整していると報じたのだそうです。
 岸田首相のほか、「政界屈指の親中派」である林芳正外相も出席。カンボジアのプノンペンで、外相会談を直前にキャンセルされたり、会議での発言では、中座される屈辱。
 しかし、北戴河会議で、習近平の3期目主席承認への条件として、現状の国内経済危機の回復が突きつけられ、急遽対日接近に転じた習近平政権。
 なのかどうか、おめおめ中国にすり寄る、岸田、林の両氏。完全になめられ、翻弄され放題です。
 岸田首相は 4日、「今現在、出席の予定はない」と記者団に答えたが、水面下で調整が進んでいる可能性は高いと、夕刊フジ。

 門田氏は「中国は現在、対米関係の悪化に加え、新疆ウイグル自治区や香港での深刻な人権弾圧で国際世論の批判を浴びている。経済の落ち込みもひどく、国内政治も窮地だ。日中ハイレベル協議は追い込まれた中国を利するだけだ。天安門事件後の国際情勢とよく似ている」と指摘。

 天安門事件では、世界が制裁網を敷く中、日本の宮沢内閣が、天皇陛下の政治利用という「禁じ手」を使って訪中を実現。包囲網に穴をあけ崩したことは、諸兄がご承知のことです。

 プノンペンで、林外相が浴びた屈辱にも関わらず、中国の態度次第で媚びを続ける岸田政権。

 余談になりますが、友好国から除外指定され、サハリンの開発では、開発初期の横取りに続く、会社の解体移行(シェルやエクソンが対露制裁の一環で撤退の為)で対日強行姿勢に服従(=自由主義諸国の対露制裁網同行へ逆行)という屈辱外交にも共通の外交失格の岸田内閣!

 天安門事件の対中包囲網の天皇陛下の政治利用での例を踏まえ「中国は日本を利用して国際社会に完全復帰した。現在、似たようなスキームで、岸田政権に仕掛けてきている」と門田氏。
 門田氏は、この屈辱の歴史を振り返り、岸田政権に警告。
 「EEZに弾道ミサイルをぶち込まれ、中国とロシアが日本海でわが物顔で軍事演習をしても、ケジメを取るどころか、まともな抗議さえしない。あらゆるルートで毅然(きぜん)と対峙(たいじ)しない限り、中国が日本に一目を置くことはない。岸田政権には、そうした『国家観』を感じることができない」と!

 聞く耳が売りで、でも聞くだけで行動がまれな「けんとうし」の岸田内閣。
 さすがに、口先だけのごまかしは通用しなくなりつつあり、そろそろ行動せざるを得なくなってきて、決断と行動がはじまってきたのですが、統一教会との議員の関係対策や、国葬儀にもみられる様に、ボロボロなやり方で総批難。
 とうぶん選挙がないとはいえ、退陣・交代していただかないと、日本は孤立・沈没してしまいそう!
 岸田総裁を選出した、党員さんや議員さん達には、責任をとって、岸田総裁を辞任させるか、罷免してください!


 # 冒頭の画像は、プノンペンでの林外相と王毅外相




  この花の名前は、レンゲショウマ
 

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