安倍元首相の国葬を実施することについて、7月の安倍氏死去からしばらくは、各種世論調査で国葬賛成派の方が多かったにもかかわらず、最近は反対派が勢いづいていると、産経・論説委員兼政治部編集委員の阿比留氏。
安倍氏と激しく対立を続けていた、昨年10月の衆院選で立憲民主党の辻元清美候補(現在は参院議員)を応援し、 1年間の党員資格停止処分を受けた自民党の山崎拓元副総裁を例に、国葬反対について解説しておられました。
8日に、国会閉会中審査が、岸田首相出席の下開催されましたが、印象に残ったのは、立憲民主の泉代表が、統一教会と安倍氏や自民党との関係にしつこくこだわった姿勢と、公明党・浜地氏の、海外から寄せられている弔意は、安倍氏に対するだけでなく日本国民に対しても述べられているという指摘。
後、「国葬」と「国葬儀」の違いが、内閣の権限の法的根拠にるちがいであることが判ったことでした。
読売世論調査でも国葬「評価せず」が56%…説明不足の岸田首相は火だるまに(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
【詳しく】「国葬」めぐる閉会中審査で質疑 岸田首相はどう説明した? | NHK | 国葬
「民主主義の根幹である選挙活動中の非業の死であり、こうした暴力には屈しないという国としての毅然(きぜん)たる姿勢を示す」
「諸外国からは王族、大統領など国家元首、首脳レベルを含め、多数の参列希望が寄せられている。各国からの敬意と弔意に対し、日本国として礼節をもって応えることが必要だ」
岸田文雄首相は31日の記者会見で、安倍晋三元首相の国葬の意義について語った。これだけでも十分なぐらいだと思うが、それでは治まらない人もいると、阿比留氏。
国葬反対を唱える人々も、その反対理由はひとつではない。
阿比留氏が例として開設されている、昨年10月の衆院選で立憲民主党の辻元清美候補(現在は参院議員)を応援し、1年間の党員資格停止処分を受けた自民党の山崎拓元副総裁は極度な反安部の例ですが、打倒安部首相を社是としていたと言われる、オールド偏向メディア代表の朝日新聞に影響された読者など、様々な反安部の人々。
費用の多さを上げる人々や、法的根拠を指摘する人々。そして、岸田氏が国葬儀に踏み切った真意を追求する人々。
法的根拠について岸田首相が仰る、時代の変化やケースバイケースで多様な理由があり、細かく法制化は困難との理由には、一理あるかと。
しかし、吉田首相の場合は、事前に野党とも摺合せして結論が出されたとの泉氏の指摘も、根回しを重んじる旧くからの日本流で一理ある。
主権者の国民への説明が不十分との指摘には、聞く耳が売りの岸田氏には効いたので、首相が閉会中審議にはめったに出席しない慣例のなか、出席せざるを得なくなった。。
閉会中審査がどのような展開となるか注目していましたが、野党の追及がネタ不足。
これで、高かった国葬支持が不支持と逆転してきた傾向が変わるのか、変わらないのか。要、注目ですね。
ちなみに、遊爺は、民主党政権が、製造業の六重苦で日本を沈没させかけたのを、強力なブレーンチームを編成し、アベノミクスを創案させ、沈没から救った安倍氏。G7ではメルケル氏に次ぐ古参となったこともあり、主導メンバーとしてリード、トランプ氏とメルケル氏の対立を仲裁するまでに日本の地位を高めたこと。「開かれたインド太平洋戦略」を創案し、米国の賛同も獲得し、共に推進するなど、アジアの勢力図構築に貢献があった等、歴代首相には無い、日本が苦手な国際外交への初めての貢献があった事。いろいろ問題もなくはなかったけど、日本への貢献は稀有であったことから、国葬には賛成です。
はるばる弔意を示す為に来日いただく方々が、安全に過ごしていただける様、しっかり警備をし、安全な日本のブランド失墜させた名誉を、回復させていただきたい。
# 冒頭の画像は、安倍元首相の国葬に反対し、国会正門前で開かれた抗議集会で気勢を上げる人たち
この花の名前は、レンゲショウマ
↓よろしかったら、お願いします。
遊爺さんの写真素材 - PIXTA
安倍氏と激しく対立を続けていた、昨年10月の衆院選で立憲民主党の辻元清美候補(現在は参院議員)を応援し、 1年間の党員資格停止処分を受けた自民党の山崎拓元副総裁を例に、国葬反対について解説しておられました。
8日に、国会閉会中審査が、岸田首相出席の下開催されましたが、印象に残ったのは、立憲民主の泉代表が、統一教会と安倍氏や自民党との関係にしつこくこだわった姿勢と、公明党・浜地氏の、海外から寄せられている弔意は、安倍氏に対するだけでなく日本国民に対しても述べられているという指摘。
後、「国葬」と「国葬儀」の違いが、内閣の権限の法的根拠にるちがいであることが判ったことでした。
読売世論調査でも国葬「評価せず」が56%…説明不足の岸田首相は火だるまに(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
【詳しく】「国葬」めぐる閉会中審査で質疑 岸田首相はどう説明した? | NHK | 国葬
【阿比留瑠比の極言御免】諸外国に恥ずかしい国葬反対論 - 産経ニュース 2022/9/1 阿比留 瑠比
「民主主義の根幹である選挙活動中の非業の死であり、こうした暴力には屈しないという国としての毅然(きぜん)たる姿勢を示す」
「諸外国からは王族、大統領など国家元首、首脳レベルを含め、多数の参列希望が寄せられている。各国からの敬意と弔意に対し、日本国として礼節をもって応えることが必要だ」
岸田文雄首相は31日の記者会見で、安倍晋三元首相の国葬の意義について語った。これだけでも十分なぐらいだと思うが、それでは治まらない人もいる。
昨年10月の衆院選で立憲民主党の辻元清美候補(現在は参院議員)を応援し、1年間の党員資格停止処分を受けた自民党の山崎拓元副総裁もその一人である。山崎氏は週刊ポスト(9月9日号)で、こんな異論を唱えていた。
「果たして安倍さんに国葬に値する政治的功績があるのか」
「(岸田首相の)その判断はあまりに拙速だった」
功績が大きいから世界から要人らが駆け付けるのではないか。吉田茂元首相の国葬が執り行われたのは死去のわずか11日後であることを思うと、拙速どころか悠長なぐらいである。
山崎氏の意見には首をかしげるが、ただ山崎氏がずっと安倍氏に批判的だったことを考えると得心がいく。要は、安倍氏を認めたくないということだろう。
山崎氏は第1次安倍内閣時の平成19年1月、北朝鮮に圧力をかけ続けるという内閣や拉致被害者を救う会、家族会の方針を無視して訪朝し、マツタケ料理の供応を受けた。この時の訪朝は目ぼしい成果はなかったが、18年7月に訪米した際には米紙「ワシントン・タイムズ」の朱東文社長と会談し、金正日(キム・ジョンイル)総書記からの訪朝を促す手紙を受け取ったと報じられていた。
さらに山崎氏は安倍氏の首相退任後の20年5月、対北融和派の日朝国交正常化推進議員連盟を発足させて会長に就いた。
この動きに対し、安倍氏が講演で、名指しはせずに「有力議員らが政府より甘いことを言っては、政府は交渉にならない。百害あって一利なし」だと批判したことで、議論の応酬になった経緯がある。
安倍氏の発言に山崎氏は「対話の努力は百害あって一利なしという人もいるが、全然逆ではないか。幼稚な考えだ」と反撃した。これにさらに安倍氏がこう反論する。
「私は政府以外の人たちが甘いことを言って交渉するのは百害あって一利なしと言った。それを批判した人物がいたが、その人は日本語能力がないのではないか。『百害あって利権ありか』と言いたい」
山崎氏もヒートアップして「私自身の政治生命にもかかわる発言が行われている。私は利権政治家ではない。歯牙にもかけるべき発言ではないが、名誉毀損(きそん)に相当する。取り消しと謝罪を求める」と応じた。
安倍氏は最後にこのように引き取った。
「私の講演を拳拳服膺(けんけんふくよう)してもらいたい」
辞書によると拳拳服膺とは、「胸中に銘記して忘れず守ること」という意味である。山崎氏はよほど悔しかったのか、以後も安倍氏の外交・安全保障政策や政権運営をことごとく否定し続けて現在に至る。
山崎氏は小泉純一郎内閣の首相補佐官時代、中国の政府機関であり、中央政府・地方政府の政策立案に携わる中国第2のシンクタンク、上海社会科学院の客員研究員にも就任した。また、韓国の国立慶尚大学校の客員教授も務めるなど、北朝鮮だけでなく中韓両国にも融和的だった。
こうした政治姿勢・信条の相違も、国葬反対・慎重論に反映しているのだろう。山崎氏だけでなく、国葬反対を唱えている政治家やメディア、識者らは、かつては安全保障関連法や東京五輪開催を非難してきた顔触れと重なっている。
7月の安倍氏死去からしばらくは、各種世論調査で国葬賛成派の方が多かったにもかかわらず、最近は反対派が勢いづいている。
安倍路線を否定したいがために各論をごちゃ混ぜにした国葬反対論やデモの類いは、安倍氏をしのび、たたえに訪日する外国要人に対して恥ずかしい。(論説委員兼政治部編集委員)
「民主主義の根幹である選挙活動中の非業の死であり、こうした暴力には屈しないという国としての毅然(きぜん)たる姿勢を示す」
「諸外国からは王族、大統領など国家元首、首脳レベルを含め、多数の参列希望が寄せられている。各国からの敬意と弔意に対し、日本国として礼節をもって応えることが必要だ」
岸田文雄首相は31日の記者会見で、安倍晋三元首相の国葬の意義について語った。これだけでも十分なぐらいだと思うが、それでは治まらない人もいる。
昨年10月の衆院選で立憲民主党の辻元清美候補(現在は参院議員)を応援し、1年間の党員資格停止処分を受けた自民党の山崎拓元副総裁もその一人である。山崎氏は週刊ポスト(9月9日号)で、こんな異論を唱えていた。
「果たして安倍さんに国葬に値する政治的功績があるのか」
「(岸田首相の)その判断はあまりに拙速だった」
功績が大きいから世界から要人らが駆け付けるのではないか。吉田茂元首相の国葬が執り行われたのは死去のわずか11日後であることを思うと、拙速どころか悠長なぐらいである。
山崎氏の意見には首をかしげるが、ただ山崎氏がずっと安倍氏に批判的だったことを考えると得心がいく。要は、安倍氏を認めたくないということだろう。
山崎氏は第1次安倍内閣時の平成19年1月、北朝鮮に圧力をかけ続けるという内閣や拉致被害者を救う会、家族会の方針を無視して訪朝し、マツタケ料理の供応を受けた。この時の訪朝は目ぼしい成果はなかったが、18年7月に訪米した際には米紙「ワシントン・タイムズ」の朱東文社長と会談し、金正日(キム・ジョンイル)総書記からの訪朝を促す手紙を受け取ったと報じられていた。
さらに山崎氏は安倍氏の首相退任後の20年5月、対北融和派の日朝国交正常化推進議員連盟を発足させて会長に就いた。
この動きに対し、安倍氏が講演で、名指しはせずに「有力議員らが政府より甘いことを言っては、政府は交渉にならない。百害あって一利なし」だと批判したことで、議論の応酬になった経緯がある。
安倍氏の発言に山崎氏は「対話の努力は百害あって一利なしという人もいるが、全然逆ではないか。幼稚な考えだ」と反撃した。これにさらに安倍氏がこう反論する。
「私は政府以外の人たちが甘いことを言って交渉するのは百害あって一利なしと言った。それを批判した人物がいたが、その人は日本語能力がないのではないか。『百害あって利権ありか』と言いたい」
山崎氏もヒートアップして「私自身の政治生命にもかかわる発言が行われている。私は利権政治家ではない。歯牙にもかけるべき発言ではないが、名誉毀損(きそん)に相当する。取り消しと謝罪を求める」と応じた。
安倍氏は最後にこのように引き取った。
「私の講演を拳拳服膺(けんけんふくよう)してもらいたい」
辞書によると拳拳服膺とは、「胸中に銘記して忘れず守ること」という意味である。山崎氏はよほど悔しかったのか、以後も安倍氏の外交・安全保障政策や政権運営をことごとく否定し続けて現在に至る。
山崎氏は小泉純一郎内閣の首相補佐官時代、中国の政府機関であり、中央政府・地方政府の政策立案に携わる中国第2のシンクタンク、上海社会科学院の客員研究員にも就任した。また、韓国の国立慶尚大学校の客員教授も務めるなど、北朝鮮だけでなく中韓両国にも融和的だった。
こうした政治姿勢・信条の相違も、国葬反対・慎重論に反映しているのだろう。山崎氏だけでなく、国葬反対を唱えている政治家やメディア、識者らは、かつては安全保障関連法や東京五輪開催を非難してきた顔触れと重なっている。
7月の安倍氏死去からしばらくは、各種世論調査で国葬賛成派の方が多かったにもかかわらず、最近は反対派が勢いづいている。
安倍路線を否定したいがために各論をごちゃ混ぜにした国葬反対論やデモの類いは、安倍氏をしのび、たたえに訪日する外国要人に対して恥ずかしい。(論説委員兼政治部編集委員)
「民主主義の根幹である選挙活動中の非業の死であり、こうした暴力には屈しないという国としての毅然(きぜん)たる姿勢を示す」
「諸外国からは王族、大統領など国家元首、首脳レベルを含め、多数の参列希望が寄せられている。各国からの敬意と弔意に対し、日本国として礼節をもって応えることが必要だ」
岸田文雄首相は31日の記者会見で、安倍晋三元首相の国葬の意義について語った。これだけでも十分なぐらいだと思うが、それでは治まらない人もいると、阿比留氏。
国葬反対を唱える人々も、その反対理由はひとつではない。
阿比留氏が例として開設されている、昨年10月の衆院選で立憲民主党の辻元清美候補(現在は参院議員)を応援し、1年間の党員資格停止処分を受けた自民党の山崎拓元副総裁は極度な反安部の例ですが、打倒安部首相を社是としていたと言われる、オールド偏向メディア代表の朝日新聞に影響された読者など、様々な反安部の人々。
費用の多さを上げる人々や、法的根拠を指摘する人々。そして、岸田氏が国葬儀に踏み切った真意を追求する人々。
法的根拠について岸田首相が仰る、時代の変化やケースバイケースで多様な理由があり、細かく法制化は困難との理由には、一理あるかと。
しかし、吉田首相の場合は、事前に野党とも摺合せして結論が出されたとの泉氏の指摘も、根回しを重んじる旧くからの日本流で一理ある。
主権者の国民への説明が不十分との指摘には、聞く耳が売りの岸田氏には効いたので、首相が閉会中審議にはめったに出席しない慣例のなか、出席せざるを得なくなった。。
閉会中審査がどのような展開となるか注目していましたが、野党の追及がネタ不足。
これで、高かった国葬支持が不支持と逆転してきた傾向が変わるのか、変わらないのか。要、注目ですね。
ちなみに、遊爺は、民主党政権が、製造業の六重苦で日本を沈没させかけたのを、強力なブレーンチームを編成し、アベノミクスを創案させ、沈没から救った安倍氏。G7ではメルケル氏に次ぐ古参となったこともあり、主導メンバーとしてリード、トランプ氏とメルケル氏の対立を仲裁するまでに日本の地位を高めたこと。「開かれたインド太平洋戦略」を創案し、米国の賛同も獲得し、共に推進するなど、アジアの勢力図構築に貢献があった等、歴代首相には無い、日本が苦手な国際外交への初めての貢献があった事。いろいろ問題もなくはなかったけど、日本への貢献は稀有であったことから、国葬には賛成です。
はるばる弔意を示す為に来日いただく方々が、安全に過ごしていただける様、しっかり警備をし、安全な日本のブランド失墜させた名誉を、回復させていただきたい。
# 冒頭の画像は、安倍元首相の国葬に反対し、国会正門前で開かれた抗議集会で気勢を上げる人たち
この花の名前は、レンゲショウマ
↓よろしかったら、お願いします。
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