遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

ASEAN地域はASEANの国が主体で

2011-11-19 00:47:25 | EEZ 全般
 アジアへの攻勢を強め、中国と主導権争いをする米国という報道が、ようやく花盛りになってきました。また、その中で日本もリーダーシップを復活する動きの報道も散見されていますね。  当然、報道では一方的に攻められていることになっている中国の反攻が注目されますし、そもそも地域の主役のASEAN各国の動向がどうなのかが大切な鍵です。これまでの経緯では、ASEAN + 米国での中国包囲網形成に動くベトナムやフィリピン、シンガポール、インドネシア等や、中国の札束攻勢になびき、二国間交渉でよいとするタイやマレーシアなどにASEAN内部でも分かれていましたし、米国の支援を仰ぐ各国も、中国の札束攻勢とは両天秤の外交を展開してきていて、旗色を一方的に偏らせて鮮明にしてきてはいないしたたかぶりです。国際外交では当然のことですが。 . . . 本文を読む
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11月17日(木)のつぶやき

2011-11-18 01:49:47 | つぶやき
16:32 from Tweet Button 「拙速」でなく「遅過ぎ」=TPP、自民幹部を批判―小泉進氏(時事通信) - goo ニュース http://t.co/E2facGJQ 「自民党内で多数派の理解を得られたとしても、国民の理解を得られるわけがない」← その通り。自民党が社民党の様に「反対」と言うだけの党になった。 by yuujiikun on Twitter . . . 本文を読む
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胡錦濤政権 難題を次世代指導部に先送り

2011-11-18 00:08:02 | 中国 全般
 胡錦濤政権の習近平政権への政権移行は来年秋の全国党大会ということで、後 1年となりました。毛沢東、四人組との確執後、華国鋒を追い落として実権を掌握した小平の元で産まれた党中央委員会総書記の初代胡耀邦から、趙紫陽、江沢民、胡錦濤と引き継がれてきた座が、5代目に引き継がれることになります。  この間、江沢民による強烈な反日政策・反日教育がありましたが、小平、胡耀邦、胡錦濤と日本経済を手本&交易先とした解放経済政策推進が今日の繁栄をもたらしたことは、諸兄がご承知の通りです。  しかし、胡耀邦、胡錦濤は人民解放軍&旧守派の掌握が不十分で、不安定な基盤での政権運営でした。その軋轢のぶん、改革が進められたということでもあります。  残り少なくなった胡錦濤政権を総括した記事が、産経に掲載されていました。 . . . 本文を読む
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11月16日(水)のつぶやき

2011-11-17 01:47:10 | つぶやき
21:36 from Tweet Button 賛否決められぬ自民 中曽根元首相も苦言(産経新聞) - goo ニュース http://t.co/kJvIMgTA ←米倉会長や中曽根さんの仰る通り。今の自民党幹部は狂っている。政局優先の野党根性がしみついていては、民主党のオウンゴールが数あれど、政権復帰は遠のくばかり。 22:18 from Tweet Button 永住資格を持つ外国人にも生 . . . 本文を読む
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動き始めた野田外交。どんな理念で、どんな方向へ進もうとしているのでしょう。

2011-11-17 00:27:27 | EEZ 全般
 野田政権は、APECでの「TPP参加」表明に続き、EASでの「海洋安全保障」の提案へむけ、米中のアジアでの覇権争いに割って入れるかの外交を開始しています。  国際会議を除いた外国訪問で最初に選んだ国は、米国でも中国でもなく韓国を選び、しかも「通貨スワップ拡大」と「朝鮮王室儀軌」のお土産持参の朝貢外交姿勢でした。  韓国訪問の内容は、お土産は持参したものの、竹島の実効支配実績拡大や日の国会議員の鬱陵島訪問拒否、慰安婦問題の再燃には全く触れないという平身低頭の朝貢振りで、野田氏も所詮は民主党かと、暗澹たる先行きを予感させられました。が、「TPP参加」については、党内融和を優先するところが払拭出来ていませんが、最低限の決断(交渉開始)と世界へ向けての意思表明は与野党の反対の中、敢行しました。  野田氏の外交方針はどんな理念のもとに、どんな方向を向いているのか、読売の朝刊で記事がありました。 . . . 本文を読む
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米海兵隊の豪駐留で中国牽制

2011-11-16 00:17:02 | EEZ 全般
 APECでの、TPP加入表明関連騒動が冷めやらぬ日本です。米国と中国のアジアでの主導権争いが、米国によって顕在化させられたともいえる会議でした。  中国の覇権拡大に対する各国の対応は、引き続き15日からのASEAN外相会議を皮切りに、19日に開催される東アジアサミット(EAS)で、南シナ海の領有権、海洋の安全保障問題などが協議される予定で、日本は海洋の安全保障問題を提起すべく関連各国への根回しをしていました。  TPPではGDP第三位の国として参加表明したにもかかわらず、冷たくあしらわれた日本でしたが、今度はリーダーシップが発揮できるのでしょうか。  一方、西太平洋・南シナ海からインド洋にかけた米国の中国包囲網戦略では、日本の沖縄の膠着状況から、脱日本でオーストラリアに海兵隊を分散、または移行することを考慮に入れた、米豪 2+2 で、オーストラリアでの海兵隊駐留の話が進められていましたが、実現に向けた進展があった様です。 . . . 本文を読む
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11月14日(月)のつぶやき

2011-11-15 01:45:52 | つぶやき
00:21 from Tween RT @ecoyuri: 『財務省の女性官僚、世銀基金トップに立候補』(日経) http://t.co/pUjB5in1  →このポジションを日本がおさえるのはイイ。地球環境がらみの世界のマネー設計を日本がリードできればイイ。応援します。 07:29 from Tweet Button 細野環境相が除染作業…「しょく罪の意識込め」 : 政治 : YOMIURI . . . 本文を読む
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アジア太平洋地域ほど、長期にわたり米経済の未来を決定づける地域はない

2011-11-15 00:13:35 | EEZ 全般
 オバマ大統領が、出身地でもあるハワイで議長国となって開催されたAPECは、日本ではTPP一色の報道ぶりです。  米国は、議長であることもあり、大統領選に向けた国内への点数稼ぎもありますが、かねてよりシフトしてきている、安全保障体制と、経済(輸出先)のターゲットをアジア・太平洋地域に置くことをここで一段と鮮明にしてきましたね。  カナダ、メキシコのTPP参加意向表明も、オバマ支援となりました。  米国は、早速日本に対して要求事項を突き付けたり、日本は「全製品・サービスでTPP交渉」と情報をリーク(捏造?)するなどしてプレッシャーをかけてきていますが、同時に中国に対しても人民元切り上げなど要求を切り出しています。大統領選を控え、低下している支持率に、お尻に火がついているということでしょう。   . . . 本文を読む
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11月13日(日)のつぶやき

2011-11-13 23:58:03 | つぶやき
17:34 from Tweet Button 首相「全製品・サービスでTPP交渉」 米が発表  :日本経済新聞 http://t.co/2PteKS9u ←細かく反論していかないとはめられちゃうよ。 17:41 from Tween 「TPP、日本参加で交渉遅れ許されぬ」マレーシア首相:日本経済新聞 http://t.co/2A6GddMi ←アジア新興市場の主役ASEANの主導権は譲らない . . . 本文を読む
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対ソ敗戦国フィンランド 原発50%へ向け増設推進は脱露の国策

2011-11-13 00:23:03 | my notice
 TPP参加で揺れる日本を観て、早速ロシアは、北方領土などの千島列島開発を中朝にも呼びかけ、日本にも声をかけているが乗り遅れるなと揺さぶってきましたね。少しでもつけ込む隙が見えると、そこを揺さぶるのは外交の常でしょうが、周りの様子をうかがって、真似た突っ込みをしてくるのが得意な国ですが、日々虎視眈々と狙っている準備体制と空かさず動く機動力は学ばねばなりません。  そんなロシアに先の大戦で敗れ領土を奪われた国でフィンランドがあり、エネルギーの脱露を国策としているのだそうで、その脱露推進のために、チェルノブイリ後にも、福島第一後にも世界で初の原発増設の口火を切って、原発エネルギー発電率50%を目指しているのだそうです。 . . . 本文を読む
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11月11日(金)のつぶやき

2011-11-12 01:49:26 | つぶやき
16:28 from Tween 参議院予算委 TPP集中審議 自民・西田氏が例によって大声の野次。TPP反対派だったとは失望。野田首相、全体にしどろもどろだけど、大丈夫?舛添氏はつまる野田首相に医療で応援質問。 16:55 from Tween 参議院予算委 TPP集中審議 社民・福島氏が貧富差社会を産んだ小泉改革があったから政権交代が出来たと言うと、自民・西田氏は「そうだ!」だと。全員苦 . . . 本文を読む
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米韓FTAでの韓国の現状

2011-11-12 00:49:19 | 日本を護ろう
 野田総理は、TPPについての記者会見で、「関係国との協議に入る」と表明しました。民主党・山田氏は、総理は党の提言を入れ、参加を思いとどまったとコメントしている様な、玉虫色の意思表明です。  意思表明を一日伸ばし配慮を示したのですが、更に反対派に譲歩した、党内融和を重んじる態度表明です。  日本が交渉に参加したいと言っても、先行する9ヵ国の承認がないと交渉にすら参加できないのですから、これから各国にお願いをすることになると言えなくはないのですが、本当は持っている信念を疑われかねない会見でした。  この様な、同盟や国際条約交渉開始は、憲法が政府に建言を与えていて、結果を国会が批准するかしないかを議論するものを、今回は交渉参加について国会で議論した珍しいケースなのだそうですが、お隣の韓国では、米韓FTAの国内での批准で反対運動が展開されている様です。 . . . 本文を読む
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11月10日(木)のつぶやき

2011-11-11 01:47:36 | つぶやき
17:36 from Tween 首相、TPP交渉参加表明を先送り:日本経済新聞 http://t.co/U1ydz8fF ←反対派へのゼスチャーでしょうか。決断が揺れているのでしょうか。日本の進路が優先か。党内融和が優先か。 22:39 from Tween 久しぶりにたまたま報道ステーションを観た。大阪市長選で、中身を伝える報道責任を言う解説者に対し古館は、小泉旋風の反省が重要と。民主党の . . . 本文を読む
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普天間 官僚の根回し導入

2011-11-11 00:10:56 | 民主党の正体
 日米同盟に生じた亀裂のひとつ、普天間移転問題の進展。鳩の沖縄県民の方々の愚弄に対する謝罪も尽くされないまま、閣僚などが空回り訪問を繰り返す(これまでより訪問するだけまし?)ばかりで、かえって仲井眞知事を追い込んでいました。  自民党政権が、血と汗と涙の結晶でこぎつけ、後数百メートルの位置取りにまでつまっていた道を、ゼロではなく、大きなマイナスからの再スタートににしていたのですが、もう一度自民党政権のたどった道をたどることにした様ですね。 . . . 本文を読む
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基礎からわかるTPP

2011-11-10 00:18:00 | 日本を護ろう
 TPP交渉参加に向け、世論は真っ二つ。民主党の経済連携プロジェクトチーム総会が紛糾しています。超党派議連「TPPを慎重に考える会」の会合では、自民党・大島氏も参加表明には反対し、自民党の総務会(8日)でも、交渉参加表明に反対する見解を決定ています。  世論調査では、賛否で賛成がやや優勢の様ですが、解らないとか、政府の説明がないというのが最も多かったりします。  そこで、「基礎からわかるTPP」です。マスメディアは、勉強不足の議員や、コメンテータに代わり世の中に解説して報道する義務があると考えますが、以下は、読売が載せた記事です。もちろん諸兄は既にご承知のことで、生噛りの遊爺もこのような見地と、長くその場しのぎで先延ばしされてきた農業改革を推進する起爆剤(黒船)とすべきと考えてきています。 . . . 本文を読む
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