神奈川県立近代美術館葉山館へ、生誕100年を記念した荘司福展を観に出掛けました。
(1910生→2002没)
前半生を仙台で過ごし、後半生を東京、横浜で過ごした画家で、
代表作約90点を通じてそのライフワークを回顧する展覧会でした。
入場券の絵は、彼女が75才の時の「刻」という作品で、
城跡に残った礎石を描いて、時の流れと変化を感じさせる絵でした。
パンフレットの絵は、彼女が71才の時、吉野山の山中で見かけた山桜を描いた作品です。
90才の時の作品も2点あり、その生命力・持久力にも感心しました。