消えてしまった景色⑦藤森稲荷 2015-12-09 | 消えてしまった景色 本鵠沼の普門寺の右脇の道を進んで、東海道線の踏切手前の広場にあった藤森稲荷です。(2006年2月13日撮影) よく茂った木立のトンネルの中にある稲荷社で、由来によると、元弘3年新田義貞が鎌倉の北条高時を討つ途中、 ここで馬を止め近くの湧水を飲んだと伝わっています。 このことから建立された稲荷社で、当時は藤の群生地だったようです。 現在、稲荷社は敷地を持つ旧家の内庭に移築され、直接参詣出来なくなりました。