JR藤沢駅が跨線橋の上に新築された頃、改札を入ると、西側正面に大きな窓があり、そこにどっしりと富士が見えました。晴れた日は心が踊りました。残念なことに、間もなくその窓の前にカレーの店が出来て、富士は見えなくなりました。昨日、駅近くのビルの5Fの窓から、その懐かしい富士に再会しました。
このところ道路の落葉掃きが忙しい日々です。落葉は季節の景色として、そのままで良いとも思いますが、風が吹くとご近所に飛んで行きます。勿論、ご近所からも飛んで来ます。そこで止む無く箒を持つことになります。掃除の合間に作ったオブジェです。
東海道藤沢宿の辺りを歩いてみました。古い建物がいくつか残っていたつもりでしたが、殆どが建て替えられ、写真が撮れたのはこの紙屋さん一軒だけでした。家の前に看板があり、「昔話のある町」とありました。「ハード」は無くなってしまい、「ソフト」が残っているだけ、という意味でしょうか。
時宗総本山遊行寺の大イチョウです。もう散り始めているかと、少し心配しながら足を延ばしたのですが、一番の見ごろでした。境内には、イチョウのスケッチに取り組む人があちこちに広がり、盛んに筆を走らせていました。側を通りながらのぞいて、今日は黄色の絵の具が減るだろうなどと、余計な心配をしました。