毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

補足 ・ 「能動的」 とは

2022年03月05日 10時51分49秒 | 貴秋の視点、すなわち偏見
前回の記事で 「能動的」 という言葉を使いましたが、これちょっと語弊があるかもしれないので 補足説明をさせてください。

というのは、「進んで意図して行う」 という意味では たしかに能動的なのですが、能動的に事を進めた実感はあまり湧いてこないと思うからです。




嫌なこと、うれしくないことが起きれば、ネガティブな感情が湧きますね。

そこでその感情に流されたり見ないフリしたりせず、すかさず言葉を切り離して体感にフォーカスする、ここが 意識の書き換えのプロセスで唯一進んで意図的能動的に動けるところです。

ですから、ここに関しては 「自分でやった」 感が伴いますが、それ以外の部分はことごとく向こうから勝手に起きてくるので、普段私たちが意図的能動的に事を起こしたときの感覚と比べて 「なんか違うぞ」 ということになってしまう。

意識の書き換えは 私たちが知覚できる顕在意識と知覚できない潜在意識の共同作業なので、狙ってないのに起きてくる部分が多く、最初の意図は 「もっといい物語に創り直すぞ」 と能動的であるにも関わらず、そこから起こる結果は 「なんかこんなことになりましたわ」 と受け身に感じることの連続なのです。




私たちが何かを変えようと思うときは 通常形に表れる部分を変えようとしますが、形あるものを生み出すのは 私たちの意識です。

身の回りのどんなものでも、まず 「こんなものがあったらいいな」 という誰かのアイデアがあって、そこから形作られる。

ですから、形ある世界を変えたいなら まず意識から変えること、変化させるべきは事象ではなく意識のほうなのです。

事象の変化は 意識の変化に伴ってあとから起きてくるもの、意識の書き換えが無事行われたことの結果であり証です。

なので、「○kg痩せようとダイエットして成功した」 「どこそこの筋力増強しようと筋トレやってうまくいった」 的な感覚を思い浮かべて人生の創り直しを図ると 手応えが感じられず肩透かしを食った氣分になるかもしれない。。。。と氣づきましたので、取り急ぎ補足説明させていただきます。




これからの世界を明るく楽しく進んでいこうと思うなら、意識のありようを大きく変える必要がありそうです。

知覚できる顕在意識が自身のすべて ・ 世界のすべてというこれまでの感覚から抜け出し、もっと広い意識のありようを取り戻すことが、物事のネガポジ両面を体験し コントラスト効果を堪能するカギだと 貴秋は思っています。

世の中に辛いこと苦しいことはたくさんありますが、それらをいつまでも持ち続ける必要はなく、一度味わえば十分なのです。

一度体験して終わらせる、その終わらせ方がわからなかったのが 私たちの世界の混乱が拡大する一方となった原因ですが、いまはすでに収束期、行きの道とは違う意識のありようを思い出すことで、私たちはいま危惧しているよりはるかにソフトランディングで よりよい世界を手にすることができるのです。