毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

自由に料理を取れないバイキングなんて

2022年03月09日 13時21分14秒 | 貴秋の視点、すなわち偏見
人生ってバイキングレストランみたいなものだなって よく思います。

ずらりと並んだ料理の中から好きなものを選んで トレイに乗せ、好みのセットを作っていく。

時には 「ありゃ、失敗したな」 なんてこともありますが、それも食べてみたからこそわかること、次からは取らなければいいのです。

さまざまな体験を重ね、ときには失敗しながらも その都度選び直し、最終的にこれぞわが人生と納得の一盆を作り上げ、満足して立ち去る、これこそが 「体験」 というものをしたくてからだを得てこの世界にやってきた魂たちにとって 最高の生き様なんじゃないかなと思うのです・・・・が。




バイキングの醍醐味は、好きなものを好きなだけ自由に食べられるところにあります。

なのに、手を出してはいけない料理がいくつも混じっていたらどうでしょう?

あっちの卓のあれが食べたいと思うのに、そっちへは行けないようになっていたらどうでしょう?

「どんなバイキングやねん」 って思いません?

じゃあ、私たちの人生はどうかな?

誰でも何にでも自由に手を出し 実現できるようになっているでしょうか?




2019年11月から 「あらゆる問題の根底に潜む お金 ・ 時間 ・ 法律にまつわる催眠を解く」 というタイトル記事を10記事、そして翌2020年にその続編を16記事書きました。

これらの中で一貫して言いたかったのは、いまのこの世のあらゆる問題の根底に 現行のお金のシステムがあるということ、言い換えれば 世界中のあらゆる問題は このお金のシステムがもとで起こっているということ。

「続 ・ あらゆる問題の根底に潜む お金 ・ 時間 ・ 法律にまつわる催眠を解く ~ その2 」 の中で、貴秋は次のように書いています。



貴秋は以前より、いまの世の中の苦しみのおおもとは 現行のお金のシステムにあると見ています。

今回のコロナ騒ぎは、自身に不利に進み出したゲームの結果をうやむやにするために テーブルごと引っくり返した、みたいなことではないでしょうか。

循環で成り立つこの世界に ひたすら成長することを前提としたお金のシステムを持ち込んでうまくゆくはずがなく、破綻が目前に迫って これまでのように自分たちに有利に事を運べなくなるばかりか、責任の所在を追及され 責任者の正体が明るみに出るのを避けるため、世の中に混乱を引き起こし 万事をうやむやにしたあげく、ある程度事態が収まったら安全な隠れ家から出てきて、「もう一度ゼロからやり直そう」 とのたまいつつ 多くの市民の屍の上に同じシステムを再構築する、というような。




当初は 混乱の引き金は戦争かと思っていたのが、蓋を開ければコロナ騒動、これはうまいこと考えたなと思ったのは 上の記事の続きに書いたとおりですが、実際コロナにまつわるロックダウンだの自粛だののおかげで 経済がガタガタになり、多くの人が苦しんでいるところへ、今度はウクライナ侵攻で株価が暴落したの 物価がまたも上がり始めているのと、混乱はさらに広がりを見せています。

では、これほどの騒ぎを次々引き起こし 多くの犠牲者を出してまで、こんな一部の人々にばかり富が集まるようなシステムを温存させたがっているのは いったいどこのどいつだ、ということになりますが、貴秋はそこは追求しません。

それが誰だろうと どこにいようと、そんなことはどうでもいいのです。

これまでの世界では 「悪の親玉と戦って倒せば平和が訪れる」 みたいなストーリーがまかり通っていましたが、実際に戦いの後に平和が訪れ 誰もが豊かに幸せになったことなど、人類史上で一度でもあったでしょうか?

戦う必要なんてないのです、だって外に映し出される光景は、内面の意識の反映に過ぎないのですから。




外の世界に富の偏りや不公平 ・ 不平等が見て取れるなら、そんな情景を生み出すおおもとは、外ではなく自身の意識の内にあります。

何よりもまず、豊かな人と貧しい人、チャンスに恵まれている人と恵まれていない人、という二極化が起きている不自然さに氣づくことです。

本来 地球にもたらされるあらゆる恵みは、特定の誰の物でもなく すべての生き物が等しく分かち合うもののはずですが、それを一握りの存在が占有する不平等や不公正には、いまや誰もが氣づいているでしょう。

でも、それは仕方がない、自分にはどうしようもないことだとあきらめて、現状に甘んじていませんか?

そのあきらめの根っこに、“三つ子の魂百まで催眠” があります。

人々のあいだに格差が生じ始めた大昔から 何十世代にも渡って上塗りされ強化されてきた 「私たちには力がない、どうしようもない」 という催眠、それが私たちの意識の奥にもこびりついて、「自由に料理を取れないバイキング」 をおかしいとも不自然とも思わせないようにしていたのです。

では、ここからどうしましょうか。

あきらめたくないとおっしゃる方には朗報です。

ピンチが大きいほど その裏に潜むチャンスも大きいもの、コロナやウクライナ侵攻や経済危機や自然災害など 胸の痛くなることが多いときほど、その痛みと向き合うことで、催眠を解くチャンスも増えるのです。