★★★★☆ 2001年/韓国 監督/クァク・ジェヨン
「最後のひねりにやられた、単純な私」
それほど物語にハマってたんだよね。すぐに病気になる韓流主人公とは対極にある「彼女」のキャラクターがすごい面白くって。韓流ラブストーリーってのは、時々ホントどうしようもないくらいの駄作があるでしょ?だから、まず見る時にあまりモチベーションが上がらないわけ。でもね、終わってみると、この作品は結構お気に入りになった。
チョン・ジヒョンがとても魅力的。電車の中でゲロ吐いたり、平手で男殴ったりしてるけど、憎めないカワイイ奴って感じ。それにね、これくらい豪快に振る舞ってみたいってのは、実は女の子の秘めたる願望なんじゃないかな。やっぱり女って、「女らしさ」に縛られてるわけで、たぶん韓国なんて日本よりもそういう縛りはきつそうなんだけど、そこで敢えてこういうキャラクターを作り出したのがすごいじゃん。どうせやるなら、どんどんやらせろ!ってところでしょ。
で、チャ・テヒョンは情けない男が似合うなあ。普通にしてても泣いてる顔みたいだもんね。だけども、彼女のためにがんばって奮闘するでしょ。その姿が泣かせる。
電車の中で、目の前を通る兵隊の行列が右足か、左足かで賭けるシーン。こういうカップルのお遊びシーンが実に韓流は豊富だよねえ。よくまあ、次から次へと浮かぶなあ、と感心する。もともと恋愛映画が多いという土壌があるから、2人のラブラブぶりを表現するシーンもワンパターンにならないよう、あれこれアイデアひねってんだろうね。こういうところは、フジの月9のスタッフも参考にした方がいいんじゃないの(笑)。
ラストのオチはね、情けないことに見事にひっかかりましたよ。おいおい、なんでアタシ気づかなかったんだよと思ったけど、非常にすっきりしたハッピーエンドだったなあ。いやあ、良かった、良かった、と素直に思えたもん。一番好きなシーンは、高校の制服着てディスコに入る時にふたり並んで店員に免許証見せるところ。ふたりの息がぴったり合ってるところがね、すごく微笑ましくて羨ましい。一緒に悪ふざけしてくれる男って、結構少ないよね、女性のみなさま。
「最後のひねりにやられた、単純な私」
それほど物語にハマってたんだよね。すぐに病気になる韓流主人公とは対極にある「彼女」のキャラクターがすごい面白くって。韓流ラブストーリーってのは、時々ホントどうしようもないくらいの駄作があるでしょ?だから、まず見る時にあまりモチベーションが上がらないわけ。でもね、終わってみると、この作品は結構お気に入りになった。
チョン・ジヒョンがとても魅力的。電車の中でゲロ吐いたり、平手で男殴ったりしてるけど、憎めないカワイイ奴って感じ。それにね、これくらい豪快に振る舞ってみたいってのは、実は女の子の秘めたる願望なんじゃないかな。やっぱり女って、「女らしさ」に縛られてるわけで、たぶん韓国なんて日本よりもそういう縛りはきつそうなんだけど、そこで敢えてこういうキャラクターを作り出したのがすごいじゃん。どうせやるなら、どんどんやらせろ!ってところでしょ。
で、チャ・テヒョンは情けない男が似合うなあ。普通にしてても泣いてる顔みたいだもんね。だけども、彼女のためにがんばって奮闘するでしょ。その姿が泣かせる。
電車の中で、目の前を通る兵隊の行列が右足か、左足かで賭けるシーン。こういうカップルのお遊びシーンが実に韓流は豊富だよねえ。よくまあ、次から次へと浮かぶなあ、と感心する。もともと恋愛映画が多いという土壌があるから、2人のラブラブぶりを表現するシーンもワンパターンにならないよう、あれこれアイデアひねってんだろうね。こういうところは、フジの月9のスタッフも参考にした方がいいんじゃないの(笑)。
ラストのオチはね、情けないことに見事にひっかかりましたよ。おいおい、なんでアタシ気づかなかったんだよと思ったけど、非常にすっきりしたハッピーエンドだったなあ。いやあ、良かった、良かった、と素直に思えたもん。一番好きなシーンは、高校の制服着てディスコに入る時にふたり並んで店員に免許証見せるところ。ふたりの息がぴったり合ってるところがね、すごく微笑ましくて羨ましい。一緒に悪ふざけしてくれる男って、結構少ないよね、女性のみなさま。