Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

モンスターVSエイリアン

2009-07-26 | 外国映画(ま行)
★★★★ 2009年/アメリカ 監督/ロブ・レターマン
<MOVIX京都にて観賞>
「シャレが効いててオトナも満足」

「ハリポタ」に不満だった息子とお口直しのつもりで観賞。
ところが、予想以上に良かったです。
とにかく人物設定が面白いの。
マヌケな大統領、一本気な将軍、お調子者のお天気キャスター。
まあ、ありがちだけど、それぞれピリッとジョークが効いてるのですよ。
エイリアンと接触するところは、「未知との遭遇」「ET」、
大統領を囲む会議室は「博士の異常な愛情」などをパロディにしています。
私が気づいていない映画作品も他にいっぱいあるかも知れません。

ベースになっているのは、ごく普通の女の子スーザンの成長物語としての側面なんですが、
実はこの部分が息子、つまり男の子にウケる作品なのかどうか、
観賞前にちょっと不安だったんですよね。
結婚式前のウキウキオンナが突然変異しちゃうわけですから。
でも、そんなこと関係なかったです。
巨大化したスーザンが自分にしかできないことを体験することによって、
自分の生きる道を手に入れる。
これ、まるで「デトロイト・メタル・シティ」のクラウザーさんと同じじゃないですかね。

さて、核ボタンとカフェオレ製造ボタンが隣同士で間違って押しそうになる、
とかベタなギャグも満載。
息子も私も声出して笑っちゃったなあ。
同列にひとりオジサンがいたんですが、最初からから最後までウケっぱなしでしたね。
今となっては「3Dで見るんだったぁ~~」と後悔の嵐です。