Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

アウトロー

2016-12-17 | 外国映画(あ行)
★★★★☆ 2013年/アメリカ 監督/クリストファー・マッカリー

何も持たずにぶらりとやってきて、事件を解決して去っていく、トム版寅さんというのもうなずける。かなり抑制の効いた演出でそこがすごくいい。トム自らアンチMI的な作品を提示しているというのも興味深い。アクション一辺倒で突っ走るボーンシリーズなど、正直見ていて疲れる。だから、(意識的に)盛り上げようとしすぎないこの演出はすごく好みだ。激しいカーチェイスのあと、バスを待つ人に紛れ込んでバスに乗車してのんびり逃げ切るというシーンが最高。

ルディ 涙のウイニング・ラン

2016-12-17 | 外国映画(や・ら・わ行)
★★☆ 2018年/アメリカ 監督/

背が低いんだけど、大学のアメフト部に入部して試合に出るまでの実話。主人公の押しが強過ぎて、正直うざい。夢を追うんじゃなくて、そりゃおめえのワガママじゃねえのかと感じてしまうひねくれた私。

最後の追跡

2016-12-17 | 外国映画(さ行)
★★★★ 2016年/アメリカ 監督/デビッド・マッケンジー

貧困にあえぐテキサスの町で、計画的に銀行を襲う兄弟と定年間際のテキサスレンジャーとの攻防を描いた作品。トランプを支えた南部民のリアリティが圧倒的迫力で迫る、見応え満点の作品。クリス・パイン、ジェフ・ブリッジスなど豪華キャストながら日本公開の予定なし!そして、Netflixのみで公開。2016年にアメリカのミニシアター系で最高成績を収めたらしいが。。。映画公開のシステムが変わろうとしている。