【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

彼岸花~相思華(サンチョ)~

2007-12-14 | 折々の花


我が家の庭では秋のお彼岸が近づくと必ず彼岸花が咲きます。
(今年は例外で9月30日でした)

死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、と呼んで、忌み嫌われそうな不吉な名前で呼ばれていたと花の本に載っていたが、そんなことお構い無しの欧米では、園芸品種が多く開発されています。
園芸品種には赤のほか白、黄色の花弁をもつものがありますね。

あまり日本では知られてはいませんが、学名のLycoris(リコリス)とは、ギリシャ神話の海の精:ネレイドの一人、Lycoriasの名前からとられたものと考えられています。
なにはともあれ、真っ赤な複雑な花を咲かせる彼岸花が私は大好きです。

突然茎が伸びてきて鮮やかな色の花を咲かせ、数日で花が終わって茎だけになってしまいます。
ウチの庭では 花が白いのもあります。(白花曼珠沙華~しろばなまんじゅしゃげ~)
花のあとで葉が伸びてくるが、冬と春を越して 夏近くなると全く消えてしまう(不思議♪)。
花と葉を同時に見ることはできないんですよ。

↑12月10日に撮影

葉のあるときには花はなく、花のときには葉がない。
このことから 、韓国では「サンチョ(相思華)」と呼ぶそうです。
花と葉が同時に見られることがないため、お互いに想いあうことからそう呼ばれているそうです ...
「花は葉を思い、葉は花を思う」という、なんとロマンチックやないですか・・・・

秋の季語。
花言葉は「悲しい思い出」「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」。