【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

木津川もおもしろい所ですね・・・

2008-05-09 | 
カラスノエンドウが一面に自生している木津川の土手はいろんなチョウチョウたちが飛び交ってました。
初夏の陽気ですからね、チョウチョウたちも忙しそう・・・


Re:そよかぜ
これは分かりませんね、かなり珍しいものの可能性が大です。
ぜひどこかに写真を見せて確認してもらってください。
分かったら教えてくださいね。

Re:わんちゃん
あるところに問い合わせましたら、早速お返事をいただきましたよ。
そのマンマお伝えしますね。

お尋ねのチョウは アゲハチョウ科のホソオチョウ。
少し古い図鑑には載っていないチョウです。
子供の頃にご覧になったこともないでしょう。
なぜなら、もともと日本にはいなかった種で、今注目の外来種だからです。
どこかの「アホ!」のチョウマニアが朝鮮半島から生きたチョウを持ち込み(もちろん法律違反!)、それを関東近郊に放して定着。
さらにそこで増えたものを2番目の「バカ!」が木津川河川敷に持ってきたため現在では木津川では普通に見られるようになってしまいました。
幼虫はウマノスズクサを食べ、もともとウマノスズクサに依存していた在来種のジャコウアゲハに影響を与えているという報告もあります。

ご覧の通りこの学芸員のKさんは怒りプンプン!の様子

Re:そよかぜ
ホソオチョウの幼虫の食草のウマノスズクサは木津川にあるのですか?

Re:わんちゃん
ちょっと待っててね、土手の辺り、ウロウロと調べときますね。













Re:わんちゃん
それからね、ちっちゃなチョウ(2㌢未満)ですが、いろんな色のチョウチョウもたくさん居ましたよ
Re:そよかぜ
①②③④はみんなベニシジミ(紅小灰蝶)です。
雌雄の違いや個体差、羽化してからの時間などでこれだけ違ってくるんですね。
ベニシジミも、これだけ色が違うというのもおもしろいですね。

特に①のこれだけ色の明るいベニシジミは珍しいと思います。

Re:わんちゃん
それからね、質問があります。
チョウチョウで翅を広げてとまってるのと、閉じてとまってるのと居ますね
半開きもあったり・・・

Re:そよかぜ
翅を開いているのが普通なチョウもおれば、閉じているのが普通なチョウもいて、グループで違っているようです。
アゲハチョウなどのようによく開いているのは、翅の表と裏での模様の違いが少なく、よく閉じるチョウの翅は表と裏での違いが大きいように思います。

Re:わんちゃん
広げてとまってるのは休息?
閉じてる時はお仕事中(例えば、吸蜜中)?

Re:そよかぜ
これは逆で、タテハチョウなどのように表と裏の違いが大きいチョウでは裏が保護色になっている場合が多く、眠っている時は翅を閉じて眠っています。
閉じたり開いたりしているのは、一つは体温調節があると思います。
春先などは翅を広げて太陽の光をたくさん浴びて体温を上げようとしている場面をよく見ます。
わんちゃんが翅を広げて休息していると思ったのは、体温を上げようと日向ぼっこしている状態だったのではないでしょうか。

【おまけ】
Re:わんちゃん
同じ日(4月27日)木津川の土手に居た蝶々たちです。











Re:そよかぜ
⑤はヒメアカタテハ⑥はルリシジミ⑦はヒメウラナミジャノメです。


ヒメアカタテハ(姫赤立羽)
成虫の前翅長は3cm前後。
前翅の先端は黒地に白の斑点、前翅の中央部には橙色地に黒の斑点がある。
アカタテハによく似ているが、後翅の表側は褐色ではなく橙色で、黒い斑点が3列に、点線状に並んでいるので区別できる。
飛んでいる個体を見ても、アカタテハが黒褐色が強いのに対し、ヒメアカタテハは橙色が強い。
触角の先端が白いのはタテハチョウ科に共通する特徴である

ルリシジミ(瑠璃小灰蝶)
前翅長は12-19mm。翅の表面は、オスは明るい青藍色、メスは外縁部が広く黒褐色、裏面は白の地色に黒色の斑点がある。

ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目 )
草の上をフワフワと飛ぶ、目玉模様のある薄茶色のチョウ。
モンシロチョウより少し小さい。


アナタはどのチョウチョウがお好きですか?