古代の衣裳(手作り)を身に着けて、七草を刻む・・・・・
麿呂と乙女の衣裳に加えて童子や大人の衣裳も新調追加できました。
七草を刻む楽しい景色が目に浮かんできます。
厳しい寒さの中、元気に育っている野草から冬を乗り切る力を受け取りましょう。
楽しい新年最初の顔合わせと、家族の健康を生命力あふれる野草に期待をして摘んでみませんか・・・・
(やましろ里山の会)
「春の七草」 岩本東洋
1.朝日に キララの 今朝の霜
芹も なずなも すずしろも
摘みに 行きましょ あの土手に
2.風は 冷たく 頬撫でる
ごぎょう はこべら 仏の座
すずなも います この土手に
3.土手の 下です 水たまり
蛙の たまごも 孵らずに
暖か 陽射しを 待っている
↑道草さんから寄せていただいた「春の七草」です。
まず、七草を摘みに出発です
田植えをする田圃はアカンそうです(田起こしが済んでて七草が生えてない)
田起こしの済んでいない田んぼに入らせてもらい、みんなで探します
と、言うても、ほとんどの人が地べたに生えてる春の七草を見たことが無いしぃ・・・
ホンモノの七草も見たことないしぃ、知らないしぃ・・・
そこで、湯川幸子(植物愛好家)さんに講師になっていただき、
葉っぱの特徴なんかを教えていただきながら・・・
「七草かなぁ?」と思う、それぞれが摘んだ草を鑑定してもらうことになりました。
そうしているうちに、草を見るのもだんだんと慣れてきて
「あっ!コオニタビラコ(ホトケノザ)見っけ」
「セリが生えてるよ~」「ハコベラがあらへ~ん」
ハコベは田んぼのあぜ道にいっぱい生えていました
「子供のころヒヨコの餌に学校の帰りしなに摘んだよねぇ」
ナズナも見つけにくかったのです、ぺんぺん草になってるのはもう、美味しくないそうです、
葉っぱがロゼット状になっているのがあぜ道にいっぱい生えていて大歓声・・・
それぞれの袋が春の七草でいっぱいになりました。
「ここにいっぱい七草が広げてありま~す、ここから摘んでいないなぁと思われるのがあればもらってくださ~い、そしてウチに持って帰ってもらい明日の七草粥を炊いてもらったらいいですからぁ~~」なんと親切な・・・・・
囃子言葉
♪七草なずな 唐土の鳥が
日本の国へ 渡らぬ先に
合わせて バッタバタ(バータバタ)♪
大きな大きなテーブルで七草を刻みながら、、この囃子歌をみんなで歌いました
大きな大きなお鍋でおかいさんを炊いてくれはった中に、刻んだ七草を放り込みました。
青竹でこしらえた手作りのカップに七草粥を注いでもらって、熱々をフウフウしながらいただきました。
大きな大きなお鍋の中もみるみる空っぽに・・・・・
ちなみにその日いただいた七草粥の七草は前日にスタッフの皆さん方が摘んでくださって用意していただいた七草でした。
このような七草摘みと七草粥はこの「やましろ里山の会」の年始の行事として10数年も続いているそうです。
女性のスタッフさんたちはご自慢の一品料理を持ち寄ってはりました。
それぞれのお味の煮物、和え物、漬物など、とても美味しくいただきました。
他に芋粥、赤米粥などいただき、河川敷のグランドでだったのに、身体ホコホコ楽しい七草摘みと七草粥の集いでした。
【おまけ】
囃子言葉
♪七草なずな 唐土の鳥が
日本の国へ 渡らぬ先に
合わせて バッタバタ(バータバタ)♪
「唐土の鳥」とは鬼車鳥(キシャチョウ:うぶめ)という九つの頭を持つ怪鳥で、子どもの衣服に血の滴りが落ちると、子どもは病気になると言われていました。
子どもを厄災から守ろうとしたのでしょう。
囃子言葉は、鳥追い歌で、害鳥を追い払い豊作を願う行事と結びついたものであったようです。
また、もう一つ、正月7日には鬼車鳥が多く出て、家々の戸をたたく。
これを払うために和俗では7種の菜をうつ。
昔の人たちは1月6日に摘んできた七草の若菜を桶の上にまな板を置き6日の晩か7日の朝に刻みながら歌った・・・そうです。
春の七草
セリ(芹)セリ科=ビタミンB1、Cを含む
ナズナ(ナズ菜) アブラナ科=利尿、止血、解熱
ゴギョウ(御形) キク科:ハハコグサ(母子草)とも言う=鎮咳
ハコベラ(ハコベ)ナデシコ科=浄血、催乳、ハコベ塩(歯磨)
ホトケノザ(仏の座)キク科:コオニタビラコ(小鬼田平子)=健胃
スズナ(鈴菜・蕪)アブラナ科→根の形を鈴に見立てた
日本最古の医学書(医心方)によれば「これ(スズナ)を食べれば、五臓の 働きを良くする。
その根を蒸して脚のむくみに貼れば治る」 とあります。
スズシロ(大根)アブラナ科=整腸作用(ジアスターゼ)
麿呂と乙女の衣裳に加えて童子や大人の衣裳も新調追加できました。
七草を刻む楽しい景色が目に浮かんできます。
厳しい寒さの中、元気に育っている野草から冬を乗り切る力を受け取りましょう。
楽しい新年最初の顔合わせと、家族の健康を生命力あふれる野草に期待をして摘んでみませんか・・・・
(やましろ里山の会)
「春の七草」 岩本東洋
1.朝日に キララの 今朝の霜
芹も なずなも すずしろも
摘みに 行きましょ あの土手に
2.風は 冷たく 頬撫でる
ごぎょう はこべら 仏の座
すずなも います この土手に
3.土手の 下です 水たまり
蛙の たまごも 孵らずに
暖か 陽射しを 待っている
↑道草さんから寄せていただいた「春の七草」です。
まず、七草を摘みに出発です
田植えをする田圃はアカンそうです(田起こしが済んでて七草が生えてない)
田起こしの済んでいない田んぼに入らせてもらい、みんなで探します
と、言うても、ほとんどの人が地べたに生えてる春の七草を見たことが無いしぃ・・・
ホンモノの七草も見たことないしぃ、知らないしぃ・・・
そこで、湯川幸子(植物愛好家)さんに講師になっていただき、
葉っぱの特徴なんかを教えていただきながら・・・
「七草かなぁ?」と思う、それぞれが摘んだ草を鑑定してもらうことになりました。
そうしているうちに、草を見るのもだんだんと慣れてきて
「あっ!コオニタビラコ(ホトケノザ)見っけ」
「セリが生えてるよ~」「ハコベラがあらへ~ん」
ハコベは田んぼのあぜ道にいっぱい生えていました
「子供のころヒヨコの餌に学校の帰りしなに摘んだよねぇ」
ナズナも見つけにくかったのです、ぺんぺん草になってるのはもう、美味しくないそうです、
葉っぱがロゼット状になっているのがあぜ道にいっぱい生えていて大歓声・・・
それぞれの袋が春の七草でいっぱいになりました。
「ここにいっぱい七草が広げてありま~す、ここから摘んでいないなぁと思われるのがあればもらってくださ~い、そしてウチに持って帰ってもらい明日の七草粥を炊いてもらったらいいですからぁ~~」なんと親切な・・・・・
囃子言葉
♪七草なずな 唐土の鳥が
日本の国へ 渡らぬ先に
合わせて バッタバタ(バータバタ)♪
大きな大きなテーブルで七草を刻みながら、、この囃子歌をみんなで歌いました
大きな大きなお鍋でおかいさんを炊いてくれはった中に、刻んだ七草を放り込みました。
青竹でこしらえた手作りのカップに七草粥を注いでもらって、熱々をフウフウしながらいただきました。
大きな大きなお鍋の中もみるみる空っぽに・・・・・
ちなみにその日いただいた七草粥の七草は前日にスタッフの皆さん方が摘んでくださって用意していただいた七草でした。
このような七草摘みと七草粥はこの「やましろ里山の会」の年始の行事として10数年も続いているそうです。
女性のスタッフさんたちはご自慢の一品料理を持ち寄ってはりました。
それぞれのお味の煮物、和え物、漬物など、とても美味しくいただきました。
他に芋粥、赤米粥などいただき、河川敷のグランドでだったのに、身体ホコホコ楽しい七草摘みと七草粥の集いでした。
【おまけ】
囃子言葉
♪七草なずな 唐土の鳥が
日本の国へ 渡らぬ先に
合わせて バッタバタ(バータバタ)♪
「唐土の鳥」とは鬼車鳥(キシャチョウ:うぶめ)という九つの頭を持つ怪鳥で、子どもの衣服に血の滴りが落ちると、子どもは病気になると言われていました。
子どもを厄災から守ろうとしたのでしょう。
囃子言葉は、鳥追い歌で、害鳥を追い払い豊作を願う行事と結びついたものであったようです。
また、もう一つ、正月7日には鬼車鳥が多く出て、家々の戸をたたく。
これを払うために和俗では7種の菜をうつ。
昔の人たちは1月6日に摘んできた七草の若菜を桶の上にまな板を置き6日の晩か7日の朝に刻みながら歌った・・・そうです。
春の七草
セリ(芹)セリ科=ビタミンB1、Cを含む
ナズナ(ナズ菜) アブラナ科=利尿、止血、解熱
ゴギョウ(御形) キク科:ハハコグサ(母子草)とも言う=鎮咳
ハコベラ(ハコベ)ナデシコ科=浄血、催乳、ハコベ塩(歯磨)
ホトケノザ(仏の座)キク科:コオニタビラコ(小鬼田平子)=健胃
スズナ(鈴菜・蕪)アブラナ科→根の形を鈴に見立てた
日本最古の医学書(医心方)によれば「これ(スズナ)を食べれば、五臓の 働きを良くする。
その根を蒸して脚のむくみに貼れば治る」 とあります。
スズシロ(大根)アブラナ科=整腸作用(ジアスターゼ)