【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

絵手紙~2011年6月:アジサイ・水無月・トマト~

2011-06-30 | 絵手紙

【アジサイ(梅雨どき見舞い】




カンラカラカラの夏天気、今年の梅雨はいずこへ??
梅雨お見舞い状も出しそびれてしまったわんちゃんです。

オクラを切りましてね、スタンプでチョンチョンチョンといろんな色を押していきます
書き損じのハガキのヘリを使って雨が降ってる様子もさりげなく・・・
実物とは若干違ってますね
オクラの角々は5、アジサイの花びらは4、
ま、その辺は・・・・・

梅雨の花と言えばアジサですよねぇ~~


【水無月(みなづき)】



何の変哲もない形なんで、ホントにどぉってことない形なんで・・・
小豆から描いていきますよ~、小豆たくさん載ってますが全部描くとタイヘンなんで、ま、いい加減にいきますよ・・・
粒を揃えて描くとへんなカンジになるので、ばらばらの粒にします
ういろうはしゅっと引いてしまうと面白くないので、しゅるしゅるしゅる~~と・・・

彩色は
アズキは岱赭(ちゃいろ)と紫を混ぜ、しゅっしゅっと塗ります、ホラあんこ色になりましたでしょ?
切り口のところはソレらしく、濃く見えるところは濃く
ういろうは墨をうす~くうす~く。

≪おまけ≫
水無月(みなづき)は白の外郎(ういろう)生地に小豆をのせて三角形にカットされたお菓子です。
水無月の上部にある小豆は悪魔払いの意味があり、三角の形は暑気を払う氷をあらわしているといわれています。
6月30日は水無月を食べる日だそうです。
京都では1年のちょうど折り返しにあたる6月30日の夏越の祓(なごしのはらえ)に食べるものとされ、これによって災いを祓いひと夏の無病息災を祈ります。
今みたいに冷凍設備などない時代、夏の氷は限られた者しか口にできない貴重品だったのです。
宮中では暑気払いと夏の厄除けに氷を食したのが「氷室の節会」という習わしなのです。
これにならい白い外郎(ういろう)にてお菓子を作り、氷の代わりとし、また厄除けの効能があると言われていた小豆をのせて素朴な庶民の厄払いとして食されるようになったのがこの「水無月」なのです。

ちょこっと冷やした「水無月」と冷たい麦茶で涼を味わってみませんか?


【トマトの暑中見舞い】



ヘタから描きます、クタァ~となってるヘタがあったら、元気良く・・・


もりもりとスジが入ってますね、赤だけじゃなくってミドリもありますよね、
お尻はカンタンなんです、


ダイジなのは中身
開いて片方だけ上には字、




(トマトを切った断面を見ながら)実線ではないので、ちょっとヘロヘロ~としたカンジに描いて下さい。
タネもありますよ、皮の際のところは濃く、白っぽいところもありぃの・・・
タネのヌルッとしたところは濃いですね、タネはミドリなんですよ、
タネは若葉

真っ赤っかよりも、薄~い上朱(じょうしゅ)→朱色からいきまぁ~す、
次はもうちょっと濃くしていきます、
もっと濃くしたかったら上朱(じょうしゅ)→朱色+紅
一番濃いのは皮ぎわです。
ヘタは若葉の薄い濃い、ちょっとだけ青草(あおくさ)→をまぜます。
ハイ大事なのはトマトの切り口の方の面はうす~く、外の赤は濃いですよ
手順
厚紙で型を作り、巻紙に型を取り、切らないでトマトを描きます
描き終わったら型より少し大きい目に切り取り厚紙に糊で貼ります。
トマトの外側と内側を貼ったら型に沿って切り取ります。
ハイ出来上がり、透明の袋に入れて切手を貼ってポストイン・・・


「トマト畑」   野口雨情

雨降り雲はなぜ来ない
トマト畑がみな枯れる

トマト畑に太陽(おひさま)は
じりりじりりと照らしてる

雨降り雲はなぜ来ない
トマト畑がみな枯れる

トマト畑の百姓は赤いトマトを眺めてる。

↑ 道草さんよりいただきました