【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

Summer Camp~子どもの自主性を尊重し、楽しいキャンプにしよう~

2011-07-27 | デジカメ紀行
合言葉
 「みんなで力を合わせて」 

ウチの周りで、最近、朝から子供たちの姿が妙に目立ってます、
気が付いたら、もう夏休みまっただ中・・・

夏休み前のことでした。
「Summer Campの資料をお渡しします、土曜日の午後3時30分に集合お願いします」
と、スタッフ用資料をいただきました、34頁もあります、読んでみました。
主催はNPO法人精華町体育協会
小学校の先生を始め、役場の職員さん、各自治会(青少年健全育成協議会)からとスタッフ全てに各々役割が分担されています。

「芝生にテントを張るのを始め、夕食、朝食すべて子供たちがやります。
スタッフは手助けをするだけ」と・・・

わんちゃんは土曜日pm.3:30~pm.9:30第2班で子供たちはB班(男子3名女子6名)です。
Summer Campは一泊二日(夏休み最初の土・日)
京都府立大学 精華キャンパス(旧京都フラワーセンター)
精華町4小学校5~6年生27名参加

さて、わんちゃんたちは1日目(土)の3:30に集合しました。


おぉ~キャンパスの芝生にはテントがすでに8張(はり)張ってありました。


1班のスタッフが子供たちと設営したようでした。
1班と2班のスタッフが交代です
スタッフミーティングの後、子供たちに紹介していただきそれぞれが自己紹介

わんちゃんたち2班のメインの活動は
①夕食準備指導、補助
②夕食後、キャンプファイヤーのお手伝い

飯盒でご飯を炊きます、ブロックで囲ったかまどで薪でご飯を炊きます
そして、み~んな大好き夏野菜カレー
カレーライスの添え物は胡瓜の中華風漬けもの

夏野菜カレーの具は?
たまねぎ、にんじん、じゃがいも、万願寺とうがらし、ナス、
夏野菜の旨味をだすため、お肉は鶏肉(ムネ肉)

子供たちはA・B・Cと3班に分かれてそれそれが大きなお鍋でカレーを作ります

わんちゃんたちの班は、まず、玉ねぎから切りはじめました。
「せんせ~切り方はどうしたら良いですか?」(えっ!先生?誰が?わんちゃんのことでした、え~~っ)
「まず、皮つきのまま、ぱかっと切ってください、それから皮をむきます、こうすると、皮が剥きやすいです、そしてヘタを切ってボールに入れていったん洗ってください、そうすると、タマネギ切ってて目が痛くなりません、それからこれぐらいの大きさに切って、タマネギ全部を透き通るまでユックリ炒めてください、タマネギから旨味がいっぱい出ます、その間に他の野菜を切りましょう」
「ニンジンはなかなか柔らかくならないのでそろそろ、タマネギと一緒に炒めましょう」





「おナスとジャガイモは別々のボウルに水を張ってつけておきましょう」
「何で水につけるんですか?」
「お野菜が持ってるアクをとるためで~す」
これはわんちゃん流で、他の班をチラッと見てたら、手順は班ごとにバラバラでした。


女子たちはイキイキと包丁を上手に使いこなしていましたよ、


ニンジンやジャガイモの皮むきにピーラーも上手に使ってましたね。
「イモのヘタを取るのに、どうやって包丁を当てたら良いですか?」
「ピーラーのポコンと出てるところで取ればカンタンですよ」
「へぇ~~ホンマやぁ」


胡瓜の中華風・・・は、胡瓜を輪切りにしてタレ(醤油、ごま油、塩、ゴマ)に漬けます
チャックシールのビニール袋に全部ほうりこんでピチッと締めて、やさしく袋ごと揉みます、
そのまましばらく置いといて、カレーが出来上がったらOK


男子たちは飯盒の方に行ってたかな?
飯盒のご飯が炊けると飯盒を逆さまに置いて・・・コレは男性スタッフが一緒にね。




アク取りのため、スープが減ってはいけないしねぇ・・・とか言いながら。
蓋をして沸騰してきたらアク取り、これがなかなか手間なこと
「この泡みたいなんがアクですか?なんでアクを取るのですか?」
「アクを取った方が美味しいからよ、お料理は手間をかけたほうが美味しいんよね」とかなんとか言いながら。
このアク取りはみんな楽しそうでした、女子も男子も適当に交替しながら・・・
大きなお鍋から湯気がいっぱいなんで熱いんですよ、それでもね・・・
わんちゃんがカンシンしたのはアクを取る時お玉の角度を変えたりしながら上手に取ってましたね。

「いつになったらカレーを入れたら良いですか?」
「ハイ、ニンジンが柔らかくなったらOKです」
何回かお箸でつついてました、何回目かに一個食べてもらいました
「もう、柔らかくなってる」「じゃぁカレーを入れましょう」



「カレーを入れたら、火を弱くしてゆっくりお玉でまぜましょう、コトコト煮るほど美味しいカレーが出来上がりますよ」
これも順番に交替しながら、お鍋の底から混ぜ混ぜ・・・




「ハイいっぺん味見をしてみてください」

「うん、おいしい、でも、もうちょっとドロッとしてた方が良い」
「じゃぁ、残りのルウも入れましょう、そして、コトコトと、もう少し時間をかけて煮詰めましょう」

「エッ!もう、わんちゃんとこルウ入れたの?」
出来上がりは一番でした。
「ハ~イ テントからカレー皿、コップ、スプーンを持ってきてくださ~い」
み~んな思い思いのカワイイ食器でしたよ。

お味の方は?うん、イケルなかなか美味しい
他の班のもいただきました、ウチのが一番おいしい・・でした(どの班もそう思ってるよね)
夏野菜の旨味がよく出てました、そのため、あっさり味の鶏肉を選んだんですね。
それぞれに美味しいカレーライス、ちょっと残したごはんに中華風胡瓜漬け





食事の後片付けは

洗い専門班、すすぎ専門班、拭き取り専門班に分かれてもらいました。
ささっと段取りよく片付けの早いこと早いこと。


キャンプファイヤーの準備です





日も暮れてきました
キャンプファイヤーです、



先生たちが中心になって、上手に飽きないようにゲームやクイズが次々と続きます



みんなで大きな声で歌いました

♪燃えろよ燃えろ ♪

燃えろよ燃えろよ 炎よ燃えろ 火の粉を巻きあげ 天までこがせ
照らせよ照らせよ 真昼のごとく 炎ようずまき 闇夜を照らせ
燃えろよ照らせよ 明るく熱く 光と熱との 源(もと)なる炎



キャンプファイヤーの残り火の周りに小さい輪になって・・・
“火”について長文詩の朗読がありました。

ちょっとカンゲキのわんちゃんでした、子供たちもだったと思います。

最後に子供たちとスタッフが向かい合って閉会式
子供たちのお礼の言葉が印象的でした(その場ではカンゲキ!でも、何て言うてくれたんだったかな?もう忘れてる)

子供たちはテントの方へ向かって行きました
今夜はどんなユメを見るんだろうなぁ・・・と、思ったわんちゃんでした。

帰宅してからスタッフ用資料を読み返すと、消灯後の夜間警備巡回実施、徹夜で交替のようでした。
翌日は朝食をみんなで作って、食べて、後片付け
レクレーションにドッジビー、ゲームもあったようです。

その後、閉会式
お昼前には解散式

キチンとした全体スケジュール表にはナルホドと思いました
たくさんの人が動くにはキッチリとしたルールをみんなが守って・・・ですね。

楽しいSummer Camp のお手伝いでした。
子供たちには、夏休みの楽しかった思い出の一つとして残れば良いなぁ・・・