【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

道端の野草:天声人語 2020-4-15

2020-04-22 | 日記
何につけても屋内の活動には逆風が吹き、趣味の剣道の稽古ができなくなった。運動はもっぱらウォーキングである。毎日毎日歩くと、道端の野草も顔なじみになる気がしてくる。あの道の角にあるヒナゲシも、あの空き地に咲き始めたハルジオンも。
恥ずかしながら、この春になって名前と姿が一致した花が、青くて小さなオオイヌノフグリである。こんな句にも出会った。『犬ふぐりへは小さき風小さき日』後藤比奈夫。
大きな風であっても、小さな野草には小さな風が吹いているかに見える。その姿は弱さではなく、強さであろう。太平洋で突き出るような犬吠埼で、中村草田男はこう詠んだ。『蒲公英(たんぽぽ)のかたさや海の日も一輪』。地にへばりつくようなタンポポを見ると、なるほど海からの強い風であってもびくともしないような「かたさ」がある。
この世界にとんでもない逆風をもたらしてる新型ウイルスである。海外のそして日本の各地から、毎日伝えられる被害を目にするたび、風の強さにおののいてしまう。
せめて自分の暮らしに吹く小さな風は、精いっぱい耐えてしのぎたい。野草たちのように。
下ばかりを見て歩いていたら、桜の花びらが、歩道をいまも彩っていることに気づいた。花屑と呼んでみれば、いとおしさも増す。その一枚一枚を散らしたのは、どんな風だったか。
『人恋し灯ともしごろを桜散る』白雄
会いたい人にも会えないまま、一日一日が過ぎていく。
そんなときにも、終わりは必ず来る。朝日新聞 2020-4-15 天声人語

ヒナゲシ(ナガミヒナゲシ)長実雛芥子 ケシ科


春紫菀 キク科


大犬の陰嚢 オオバコ科  クワガタソウ属の越年草。


路傍や畑の畦道などに見られる野草。 和名はイヌノフグリに似てそれより大きいために付けられた。フグリとは陰嚢のことで、イヌノフグリの果実の形が雄犬の陰嚢に似ていることからこの名前が付いた。オオイヌノフグリの果実はハート型で、フグリに似てはいない 。こちら

タンポポ(蒲公英)キク科




カンサイタンポポ(ニホンタンポポ)とセイヨウタンポポの見分け方
見分け方のポイントは、花びらの付け根にある総苞(そうほう)という場所の「総苞片(そうほうへん)が反り返っているかどうか」です。
カンサイタンポポ(二ホンタンポポ):総苞片が閉じている
セイヨウタンポポ:総苞片が反り返っている

花屑


大好きなグラウンドゴルフもカラオケもわんちゃんは自粛してます。もっぱら運動はウォーキング。
散歩道の道端に咲いてるお花たちです、そのお花たちは「雑草」と呼ばれてます、カメラ提げてそのお花たちをモデルに撮ると「なんと可愛い」っと気がつきます。

カスマグサ
 
カスマグサを発見した日こちら