うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

号泣と沈鬱と、そして鎮魂を、東日本大震災

2011年03月19日 17時55分45秒 | 東日本大震災のこと

 これはまったく個人的なことですが、東日本大震災について、3月15日のブログに記事を書き込んだ通り、重苦しい心理の内側でわたし自身の意識に震災前、震災後という、区切りが生まれつつある。いまだ曖昧模湖ながらも、わたしは、思いを新たにしなければならない。

 とはいっても、現実的な対応として、わたしには現在の仕事や生活環境の事情で災害救助の活動はできない。こんな場合の無償ボランティアの実際面については、経験上、少々知っているが、いまは物理的、時空的に無理な状態だ。せめて、宅配便による物品として東北方面の交通事情が解決していき次第、身近な親戚関係ではあるが津波に遭った岩手県内にいる姪に、栄養価が高くてすぐ食べられるわたしの住む地元特産の落花生をキロ単位で送る予定である。

 ところで、けさほど、体調不良の中、たまっている仕事に出かける電車の車中で、たまたま、浮かんだ駄句を以下につらねたい。内容はいたって極私的な述懐そのもの。無益な妄想の表現であることは、重々、承知の上である。

  *わがみちのく 母のふところにたてまつるなり

  *春まだ来 おどろおどろし あめつちを怨む

  *はかなくも みずくしかばねに 春の海

  *遠きまなこ 無口の民らに 草木萌ゆ

 房総の千葉のわが町では、早くも辛夷の白い花がひっそりちらほらと咲き始めた。やがて、そして、いよいよ百花繚乱の世、万緑の季節がくるらしい。もうすぐ、彼岸の中日。が、寒い彼の地は遅い春の時候である。凶事に対し、わたしは森羅万象の移り変わりがこの世に吉祥をもたらすことをひたすら信じる。

 


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