うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

わが家の秋の花々

2011年10月30日 17時50分41秒 | ガーデニング・庭づくり

 ここでは、先頃、8月の夏の花につづいて、わが家の秋の花々をご披露する。すべて自前で栽培した草花、この中に ベコニアやホトトギス のように隣からと思われるが庭に自然に発芽したもの、 ユキノシタ(雪の下) のように狂い咲きしたものがある。興味半分で購入した 夜香木(ヤコウボク) は夜開性の花をつける熱帯樹木、その香りは強烈で外国産の香水並みの迫力である。あの中国の 夜来香 とは異なる。女性好みのパヒュームかもしれない。しかしそれに反して花は黄緑色で小さくて地味で目立たない、この写真は昼なので閉花している。原産地はカリブ海の西インド諸島という。
 また、もらいうけたり、公共の緑地にて小枝や草茎を端折り挿し木した2種がある。それから出所不明のものまで、さまざまである。
 いづれも、世間に多いカメラ撮影のみの植物の被写体ではなく、わたしのこだわりですが、みずから手塩にかけて繁殖し育成したものばかりである。
 名前は、後日、追記する。
 なお、写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
 ≪撮影:平成11年10月30日午前11時≫
        
            
           

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椎の実拾い

2011年10月29日 05時20分04秒 | ガーデニング・庭づくり

 この間、椎の実を拾ってきた。写真ではかなり多そうに見えるがたいした量ではない、実が小粒なので拾い集めるのに根気がいる。わたしは多分これで20分かかった筈だ。昼でも少しくらい樹林の中で目を凝らしながら屈んですり足である。道路などの舗装面なら楽だが、積み重なった落ち葉の上だから潜っていたりして集めにくい。
 本格的に拾った記憶は40年近く前、今の品川プリンスホテルの敷地内だった。高台の方には白金などの高級な邸宅や大使館などの家並みが広がる。その名残で広大な入口にはスダジイの古木の並木があり、秋の台風シーズンには路面にびっしり落ちていたものである。照葉樹林を代表する椎の木はわたしの生地にはなく、初めてみる果実で面白半分にかじったらほのかに甘い。
 そこはバイト先で、その頃は20代前半、生きていくことに暗中模索のフラフラしていた時代、やりたいことも見つからずであった。その日暮らしで、遅れて来た陰惨な青春をすごしていたのだが、なんのことはない、田舎者の野放図な頃である。
           

           
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日本ぎぼうし協会のニュースレターが届く。

2011年10月27日 04時29分09秒 | 展示会・資料紹介・ホスタガーデン
暦の上では「霜降」も過ぎた。秋も押し詰まり、気象庁によれば昨日、近畿地方では木枯らし一号が吹いたそうで、当地の関東も間近かになるか。もうすぐインディアンサマー、おっと、もとい、ここ日本では小春日和の時候を迎える。(関東は10月26日夕方になった。)
 今年はなかなか送られてこないなあ、と心配していた日本ぎぼうし協会の刊行物が先日、やっと届いた。改組してから二年目だが、待っていた年一回発行のニュースレターである。
 今年6月の入梅前後、神代植物公園の「ぎぼうし展」を見に行きセミナーに参加した。その時に判明したのだが、会員数が百数十人、あまりにも少なくて聞いた時には耳を疑ったもの。むろん、多ければいいというものではないけれど・・・。
         
 A4S版の体裁。内容は日本国内の自生地の踏査、新品種、品種登録、DNA解析による分類、交配繁殖が主な記事であり、少予算のお手製の製本らしいのですが綺麗なギボウシのカラー写真をレイアウトしてコンパクトに編集されている。実際の経験で得た知見の羅列が好ましい。わたし自身の栽培上の疑問が氷解したり、興味津々である。この世界はマイナーは先刻承知の専門誌だ。イベントとか活動はもっと開かれてもいいとは思うが、学会や業界とは無縁の趣味人の集まりだから、これはなんともはやの世界である。 
 それはともかく、どうぞ、関心のある方は入会してみてください。
 日本ぎぼうし協会のメールアドレスはこちらになります。
 :hosta-house@jcom.home.ne.jp


 ギボウシ購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。
      
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朝のバタバタと、花オクラの種子

2011年10月26日 10時42分43秒 | ガーデニング・庭づくり
昨日は暑い日で、本日はいつもの天気に戻った。なんだか、この頃、妙に朝方は忙しい。
 わたしはいつも、朝4時ころに起きて、台所で安いネスカフェの粉コーヒーを入れてから届いたばかりの朝刊を持ってきて読む。昨日の夕刊もいっしょに目を通す。まれに記事の切り抜きをする。と前後して、パソコンを起動させてヤフーのHP、ふたつのEメール、わたし個人のHPやブログをのぞく。昨日の領収書をまとめる。それに郵便物を開ける。または、読了後の感想を日記にまとめる。今日の仕事のためにかばんの中をチェックし準備する。(わたしは仕事上の遠距離通勤のなごりで朝早い。家内は弁当作りのために5時ころ起きる。)
 それから戸外が白々としてきたころに、階下におりて外に出て庭を見てまわる。今年の花茗荷の採取は先週、終わった。片手には塵箸ならぬ金のごみハサミを持つ。
 このごろは道路に面した柿の木に気がいく。すでに採ってある果実のストックと比べながら樹上の着果のもぐタイミングをはかる、その時には前もって樹に立てかけておいたハシゴに登り収穫する。一本の樹全体が紅葉し重い果実が減り、水揚げも少なくなってもぐたびに樹が軽くなるのが分る。量は収穫量を記録するために5個ごとにする。昨日の段階で103個を数えた。残が、40個ぐらいか。それから、柿の木直下の落ち葉掃除だ。柿の葉は大きいので片付けをその場でやらねばまずい。
 採った柿はヘタをその場でのぞいて水洗いするが、誰かに提供する場合は拭いてからビニール袋にまとめておく。
 そうなのである、忙しいのは柿の収穫のせいである。今年は今が旬、柿の実は糖度がのっていておいしい。
 わたしはマーガリンを塗った食パン2枚を食べ、その後、7時前に家内の運転で家を出る。

 ところで、愛媛県新居浜市のSさん、今日の朝に花オクラの種子を送りました。喜んでいただけると幸いです。どうぞ、今後ともよろしく願います。
            
         
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友禅菊も咲いた。

2011年10月25日 05時26分36秒 | ガーデニング・庭づくり

              

 先日庭いじりをしていたら、我が家の 友禅菊 も咲いていた。わたしはおもわず気付く。この間アップしたのと同じ仲間の 紫苑 につづく。これもなぜか、わたしの大好きな花である。できれば、もっと株分けして増やしあたり一面に群植してずーっと眺めていたい、そうしても飽きない気がする。などと、うわごとじみたことを想像する。

 ところで、わたしはなぜ好きなのか考えてみた。
 精妙な小花の色づかい、すっきりした草茎、草姿はうら寂しくてもしっぽりというか、心穏やかにさせる効果がある。それは、森羅万象、動植物が織りなす自然の活動が衰えるせいかな、それもことしは終わりという明瞭な予感、終末感がわたしを静謐な心境にみちびいてくれるせいかな。ともあれ、残る時節には、草木もわたしたちも生き物の背景には、枯れ葉の茶褐色やグレイの寒色一色の静的な世界が待っているせいなのだろう。
            
 なお、写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
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椎の実を拾う、ツワブキを刈り取る。

2011年10月23日 06時21分44秒 | ガーデニング・庭づくり

 先日の正午過ぎ、仕事の打ち合わせを終えて自転車での帰りのことである。歩道沿いの大きくて人工的に作られたうす暗い緑地の中で、一人の小柄なおばさんがいて、一心不乱に何かを探していた。おもわず、わたしは声をかけたら椎の実を拾っている。マテバシイやブナの実とか、わたしはあれこれ知ったかぶりの知識で世間話をして別れたが、ここは現場の近くなので今度拾いに行くつもり。椎の実は小粒だがフライパンで軽く炒って食べると香ばしくておいしい。椎の実はアクが少ない。その時にはこの臨海部の貧しい林床とともに、ここに画像を撮ってきて掲載する。
 わたしは最近は木の実に執心していて、この緑地でもイチョウ(雄木が多い)やほかの木をそれとなく注意していたが、やっと、ここに大きくなったスダジイがあったのだ。千葉県企業庁が造成したこの辺はこの間の台風15号の潮風に被害を受けるほどだし、海の浚渫土壌の埋め立て地で痩せ地、生育条件が良くなくて期待はしていなかったのである。通常の生育でも、実際のところは、椎の実は相当太くならないと着果しない。

 ですが、わたしにとっては庭のツワブキの収穫が先かな。ツワブキはかなり前に秋の花が欲しくて一株植えたものだ。今、黄色い花のつぼみが咲く直前だが、生育環境が良かったのかわが家では見る見るうちに実生で庭のあっちこっちに自然に発芽し増えた。繁殖形態は種子が風散布型であるらしいことがあらためて分かった。あまりにも増えるから、それでいつだか、山の蕗のように茎を切って調理したことがある。いわゆるきゃらぶきという料理法ではこのツワブキを利用するらしい。
 今回また、刈り取るつもりだ。ツワブキは関東以北で食習慣がなく、わたしにとって戸惑ってしまうのだが、いづれ食卓にのることになる。
              
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駄句ですが、晩秋を徒然に詠む。

2011年10月21日 05時35分20秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ


 ・蒼穹にカマキリ立ちて 秋は来ず

 ・イラガ乗る柿もみじや 実をもげり

 ・昏き朝 息せき来て 銀杏を拾う

 ・手の甲足の脛にふくらはぎや 寒気立つ

 ・いつものように秋が来て 目蓋閉じ
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堂々としたフイリノシランの草姿

2011年10月16日 05時48分36秒 | 個人の庭・エクステリア

 これは、堂々とした フイリノシラン の草姿です。漢字名で、斑入り熨斗蘭。同じ仲間の緑一色の ノシラン よりも洗練されている印象を受ける。とりあえずウェブサイト情報では、植物分類上は最新のDNA解析によりユリ科からキジカクシ科のジャノヒゲ属へ修正されたそうだ。ついでに付け加えると市場には似た植物が間違えて大量に出回っているようだ。
 常緑性で立ち姿の草丈は20cm以上と大きい。強健で膨張型で地下茎が伸びて繁殖していく。経験してみたが、実生での発芽は難しい。
 ユニークなので、花壇や緑地では群植よりも単独で植えたほうがよさそうだ。グラウンドカバープランツよりもオーナメンタルグラスでの配植が鑑賞上映える。個人の庭よりも、むしろ公共の場にこそふさわしい大型の多年生草花だ。
 この植物は草花好きの人にも意外や意外に知られていないようだ。かつてわたしも草花材料屋から入手するときに見つからず苦労したもの。現在でも、造園の世界でもあまり利用されていない。流通面でも出回っていない。なぜだろうか、インパクトが強すぎるせいなのか、それともただ単に他の植物と勘違いして利用されているのか。
        


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フェイジョアの鉢替え

2011年10月14日 05時25分27秒 | オリーブ・フェイジョア栽培日記

 先日来、フェイジョアの鉢替えをおこなっている。品種は自家授受粉する、「クーリッジ」である。挿し木苗と播種苗の両方である。
今までのポットだと小さすぎて根がまわり水やりが大変なのと、肥料切れを起こしているのであらたに堆肥を混入するためである。12cmポットから 21、27cmvpに替えたので、このまま順調に伸びれば高さが2,0 から2,5mにいく。遅くても2、3年後以降に、開花は当然なものとして、もしかしたら結実するかもしれない。

            

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銀杏拾い、柿もぎが、わたしの日課だ。

2011年10月12日 05時06分11秒 | わたしの日常です。
体育の日の朝方、5時半過ぎに通り雨ふうの天気をおして出掛けた。コンビニ近くの放置されていた荒れ地で今年最後の栗を拾い、ついでに甘い小ぶりな山柿?数個をゲット、おもむろに県道を車で走り、毎年行く市境いのお寺の銀杏を拾う。今年も豊作だ。この状況だと11月いっぱいは収穫できるだろう。あらかじめ、境内では竹箒で三か所ほど、銀杏の実が掃き寄せられている。もやっている中でそこは遠慮して手早く素手でビニール袋に集めていく。臭いのは、がまんがまん、だ。
 そんなことで小一時間ほどしてから、朝の食パンとこのごろ常食にしている柿を食べてから、庭に出る。銀杏をいれたプラスチックのたらいに水を張り、手じかにある土をいれて実を揉む。土をいれるのは臭いを減らすためにする。素手ではすぐに肌をやられてしまうので、合成皮革の手袋をはめてから、手揉みをおこない水を入れごみや皮の上澄みをながす。それを、なんどもなんども繰り返す。悪臭がひどいので庭の捨て場の地面に注意しながらしみ込ませる。その後、縁台に新聞紙を広げて乾燥させる。
 腰をかがめそんなことをしながら、ふと田舎の胡桃の果皮(鬼皮?)むきを思い出す。堅い殻(外果皮)をあらわにするのだが、割と簡単に剥ける。東北で銀杏はなかったが、胡桃(オニグルミ)は台風が来る頃に沢山収穫できたものだ。胡桃の実の皮の汁には目に入れると強烈な痛みと刺激臭があり、水を入れた砂利か砂に紛れ込ませて足でも揉んだものだった。
 そうだ、あのころは棗(なつめ)もとれた後に、時期は稲刈り時の真っ最中であって、干し柿用の渋柿をもぎ皮むきやさつまいもは畑から掘り上げてふかして干し芋を作ったっけ。
 ところで、わたしは銀杏は好きではない。茶碗蒸しはそれがために食べない。わが家では妻だけが食べるのだ。

 ここで、わが家の柿の実を紹介する。品種は甘百目、今年は甘くなっている。平年並みで100個以上は採れる勘定か。わたしは、連日、自分でも食べるが、仕事先に持参して皆さんに食べてもらう。わたしは電車ではよそゆきですましたいでたちでも、通勤かばんの中には柿がごろごろ。その皆さんの面前で、わたしは家の奥から見つけ出した肥後ナイフで手早く皮をむく、まな板はつかわず手のひらで切リ分ける、この特技は幼いころ身についた技術である、うまいものだ!!

          
        
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ギボウシの注文に思う

2011年10月11日 05時47分13秒 | ギボウシ編---お客様の評価、お問い合わせ
 
 ここでは、ギボウシの注文について、普段から思うことを記していきたい。

○ギボウシの購入者はいろいろで、特にギボウシ好きの方はこだわっていて大体の方々は購入してくれる。逆に言えば、こちらでは鉢を調整したり準備中なのに、キーボード上で指一本でいきなりキャンセルしてくるのは軽い動機の購入者に多くて要注意だ。まあ、そのあたりは今年も何度か苦い思いをしたが、今後もweb上のメールのやりとりだけでどんな客なのか判断せざるを得ない。

○ギボウシ購入者はほとんどが趣味の世界だが、そのなかで割合に多いのは新品種を探している方だ。新品種は毎年出回るし、なんでもそうであるように流行ということもありそうだ。ほかに葉が青葉もの、斑入りもの、花が匂いギボウシ、青い花とこだわりがいろいろだ。

○ギボウシの需要のなかで業務用は一割ぐらいだろうか。庭園づくりやランドスケーププランに配植するケースは、あいかわらず、品種不明のグラウンドカバープランツとして引き合いがある。品種指定は皆無である。なんだか、情けないと言えば情けない。

○また、ギボウシと言えば、通常、苗を指すと思われていて成育した株の要望が少ない。購入して育てる楽しみも必要だが、そこでわたし共は販売内容を分けて、昨年あたりから8号鉢で育成した草丈の高さ30cm以上の大型ものを扱っている。当然、その株は花芽をつけ完全に開花する。すぐにでも植え付けたり、あるいは演出用としてディスプレイに利用できる。むろん送料がかさむが、実物をご覧になると分かるようにツツジなどのように低木に匹敵するボリューム感がある。

○しかしながら、わたしにとってほとんど一見の客が多くて、当初の予定していたリピーターが全くいないことにさびしい気がする。このことに今さら気付くのも遅いのだが、購入されてその後ギボウシの伸び具合とか花つきの情報をくれるといい。

○注文の際に最少注文数量を5株に設定したのは、段ボールで梱包した時のこの大きさで宅配料金が費用的に見合うと判断したからだが、実は宅配料金が別にかかるのはわたし個人としても申し訳なくおもう。こんなことは、今までの経験上判断したことだ。むやみに、宅配業者ばかりの仕事が増えてもしょうがない。

○web上だからといって、身勝手な方が多いように思う。個人情報の厳秘主義は分かるが、必要な情報を教えてくれない希望者には残念な思いが強い。

○選ぶ場合は判断の基準が価格のみの比較であって、実際のギボウシ苗・株の状態に無頓着のようだ。まるで、宣伝上手なサイトの方が適正な苗を売っているかのようだ。わたしどもの場合、準備したり、発送直前にその現品の実物を画像写真で確認してもらうことにしている。

○地上部が枯れたギボウシの根部の袋詰めだけ売るのも危険だろう。ギボウシは丈夫な植物とは言え、根だけで判断するにはちょっと経験がいるし、根系の状態をオープンにするにも煩雑な技術が必要になる。むしろ、わたしは、売ってはいけないとさえ思う。商取引上、植物という生き物が商品だから四季や旬(つまり、植栽適期)をまずは一義的に大事にすべきことだろう。これらはなんだか、ぶしつけな信用の押しつけであり、押し売りの気配がする。

 一方で、もちろん、花ビジネスは購入した客が枯らせば枯れるほど、また新たに草花を新規にもとめるという裏面があろう。というか、商売の大原則がある。

 なんだか、逆クレームめくことからぼやきに話が移り、とりとめがないことになった。ほぼ今年も終わったが、下段にわたし共のギボウシ販売のクレジットを記載する。


☆☆☆  ☆☆☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆☆☆☆  ☆☆☆  
 
 このギボウシは卸売り商品ではなく、流通経費代は加算されていません。すべてわたしたちの手によって直接育成した栽培品です。
 わたしたちは、引き続き、全面的にギボウシ専門の情報を私有化せずWEB上に公開していきます。ここでは樹木や草花などの一般的な園芸知識ではなく、ギボウシそのものの栽培経験によって得た知識も気さくに公開しています。
 ギボウシの各特徴をまとめたシリーズを、その季節その季節の成長段階にあわせてこのブログでアップしていますのでそちらもごらんください。
 皆さん、これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

【ご注文にあたって】
・トラブル防止のために、必ずメールにて事前に、価格、在庫状況をご確認ください。なお、できるだけ、発送準備中の商品であるギボウシ写真を当ブログか、メールで送信しておりますので信頼していただけるものとおもいます。
・荷造り代郵送料を加味し、一回当たりの注文量をセット販売、5株以上でお受けします。11株以上は郵送料のみを当社負担とします。
 また、[大型鉢物]は発送作業や諸経費の関係で、原則として2株以上のご注文とします。[播種苗]については、10株以上の取り扱い、この場合業務用が多いので事前に見積書を作成して打合せさせていただきます。
・販売のほかに、業務用のディスプレイ、展示用に見映えのするギボウシ大株 [大型鉢物]の貸し出しもいたします。
・ホスタガーデン等のガーデンデザイン・花壇づくりのレイアウトをお手伝いします。気軽に、お声をかけてください。
・市販されていないギボウシの品種・ほかの草花も、ご希望プランにより組み合わせておわけします。特に入手方法、予算面ご相談に応じております。

【購入時、栽培上の注意事項】
・ギボウシの出荷荷姿はポット品とし1~3芽数とし9.0~13.5cm vpを基準とする。ただし、 [大型鉢物]をのぞく。このギボウシはわたしどもの圃場にて、直接、株分け苗、播種苗を育成したものである。発送重量によっては、培養土を少なくしたり、根鉢土を振い湿養生して送る。化粧鉢等は別途加算する。
・ポット育成苗ですので寒暖などの時期にかかわらず、いつでも、購入後植え付けが可能です。
・商品は生き物ですので到着し次第速やかに梱包を開き、ギボウシの品種・状態・数量を確認してください。問題がないようであれば、すぐにでも、深植えにならないよう注意し十分にかん水しながら植えつけてください。なお、荷造りに際し、わたしたちは、表面的な体裁や装飾よりギボウシという植物の品質重視の考えのもとにリサイクル品を再利用して包装しています。
・通常は、ギボウシ苗の調整作業の段階で、季節や気象に応じて直後の生長の変化や経過を見るために数日から最長1週間の養生期間をおいてから、お客様へ発送させていただいております。

 なお、注文を受けてあつらえたのちに、ギボウシ出荷時の際はこのブログ上でご注文品を画像でアップし、実物を確認していただきます。
 今までのギボウシの育成や栽培については、このサイト左側の、 カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。
 同じように、今までの忌憚のないお客様の反応や評価についても、 [ギボウシ編---お客様の評価、お問い合わせ] で読むことが出来ますのでお暇な折にのぞいてみてください。
 
●ギボウシの販売は当ブログのみでおこなっております。価格面や数量については、お問い合わせするか、カテゴリー [草花ナーセリーWeb直販コーナー] をクリックし日々の書込み履歴をご確認願います。必ず、最新の情報をお確かめください。

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これはマルバタマノカンザシの実生苗です。

2011年10月08日 18時48分20秒 | ぎぼうし栽培日記

 これは、マルバタマノカンザシ の実生苗。
 おととしの夏前に初めて入手した株についた種子を昨年の3月に播いたもの。つまり、これは二年生苗である。総じてマルバタマノカンザシは発芽率もよく、発芽後の生長はいいようである。
 なお、写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
 すぐ下の画像は今年の 7/24にアップしたものです。
          

 つづいて最近の画像、その後3カ月経過した マルバタマノカンザシ の株です。このポットには2株ありその内1株には子株の芽が生えていているが、草姿や伸び具合から判断すると、この分では来年度には肥倍をしっかりおこなえば着花の見込みがたてられる。ということは、非常に嬉しいことに三年生で成株に育つということになる。
  ≪撮影:平成11年10月 2日午後4時≫
          
●丸葉玉の簪
 (大型大葉・緑色・白芳香花 ・花茎;長大・結実;○:発芽率 良----野生種・・・芽出し;?・成長度;早・伸長時期;春)★
 タマノカンザシ系には不明な点が多いが <マルバタマノカンザシ>のみが結実を確認されていて、 <タマノカンザシ>や <ヤエノマルバタマノカンザシ>は難しいとされる。したがって数十株に及ぶ、タマノカンザシ系の園芸品種の片方の交配親はすべてこの <マルバタマノカンザシ>である。


●今までのギボウシの育成や栽培については、このサイト左側の、カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。
●今年の出荷内容は、7/5付け・平成23年度下半期版ギボウシ販売開始をご覧ください。なお、今年は単価面では昨年より20%カットで価格を調整中、品種カタログを所望の方は現在作成中ですのでしばらくお待ちください。
●ギボウシの販売は当ブログのみでおこなっております。価格面や数量については、お問い合わせをしていただく場合、事前に左欄のカテゴリー [草花ナーセリーWeb直販コーナー] をクリックし日々の書込み履歴をご確認願います。必ず、最新の情報をお確かめください。

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園芸ファンへ、少々、お知らせを!

2011年10月06日 05時42分46秒 | わたしの日常です。
極度の冷え込みが続き、ひさしぶりに降雨。当地では台風15号以来だからおおよそ2週間ぶりになるか。先週の日曜日にはひどい庭の乾き具合にちょっと驚き、あわてて散水したものである。

 ところで、ここではわたしのブログ購読者にお知らせをします。
・愛媛県新居浜市のSさんより、切手を貼った返信用封筒込みで花オクラの種子の所望の手紙を確かに10/4に受信しました。わが家では今年、実の採取は不可能ですが、なんとか仕事先で入手可能かとおもいます。(この間ブログで開花写真をアップしたものです)熟すその時期は11月半ば以降かと判断しています。しばらくお待ちください。
 花オクラは関東では比較的ありふれているが(多分、緑地内でこぼれ種で自然に芽生え生育しているようだ)、花屋、園芸店で探すとなると現状ではほぼ入手不可能に近いようだ。
 この方は、電子メールはおやりにならないようで郵便での連絡でした。ただ、開封するのに気味が悪いので、手紙の差出人欄には無記名ではなくあらかじめ記載をお願いします。

・春先にマンネングサの頒布を要望された方、その後どうなったんでしょうか。コメントに書いたとおり、準備していましたのですが。

・これから、昨年同様、フェイジョアの欲しい方が現れると思いますが、どうぞ、言いっぱなし、後すぼまりにならず、連絡をちゃんとつけられるようにしてください。

 この頃、ギボウシ好き、園芸好きの方にはその知識入手が簡単なせいか、ネットサーフィンなどのWEB上で情報を得たりして、そこで問い合わせをしてもそのやりとりを軽く考えている人が多い気がします。しかも、連絡先が不十分なものが多い。せちがらい時代のせいなのか、悪く言えば自己中心的なレベルの低い方々が見受けられます。趣味の世界ですから一時的な思いつきも歓迎ではありますが、品物の授受には無償提供か、有償か、植物のやり取りにも送料が発生しますので、その扱いについて、社会通念上のマナーを守っていただきたい。また、そのあたりのメリハリこそ、なにごとであれ、必要なことと考えております。たとえば、数年前にあった茨城県の若い人は、メールすればただでもらえるという不届きな御仁がいました。
 なお、わたしの場合は電子メールでのやりとりを原則としていますので御理解ください。

 わたしはこのブログでなんども言っているようにデジタル万能とは考えておりません、物事のすべて、最初にアナログありきです。というか、最終的にはアナログしか残らない。WEB上の知識には不正解や作為的なものも見られますし、あるいは他人の受け売りの知識の集積です。オーソライズされたものとまではいかなくとも、今のところ、紙ベースの出版物や信頼できる経験者の著作物にあたることをおすすめします。しかし、園芸や花好きであるなら自分で育てて得た知識こそ確かなものはありません。
 苦言や面倒なことを言ったかもしれませんが、どうぞ、ブログ購読者にはそこのところをご理解願いたい。
          
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紫苑の花も咲く

2011年10月04日 05時27分23秒 | 個人の庭・エクステリア

 これは紫苑の花。わたしにとって、毎年、待ちに待ったわが家の花。去年に続いてブログに登場。
 なにがいいのか、立ち姿、淡い紫の花びら、この花のシンとした草姿がみちびく風情に魅かれるのかなあ。
 そういえば、この植物はまだ、わたしの俳句の題材にはなっていない気がする。紫苑は昔から日本にある多年草、既に季語になっているはずだが、結構、簡単なようで詠み込むのが難しい。
 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
≪撮影:平成11年10月 2日午後4時≫
              

 鑑賞的には無関係だが、web上の借りた知識でいえば、植物分類では次のようになるらしい。味気ないことであるが・・・。
 界:植物界 Plantae
 門:被子植物門 Magnoliophyta
 綱:双子葉植物綱 Magnoliopsida
 亜綱:キク亜綱 Asteridae
 目:キク目 Asterales
 科:キク科 Asteraceae
 亜科:キク亜科 Asteroideae
 属:シオン属 Aster
 種:シオン A. tataricus
            
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今年最後のギボウシの花、マルバタマノカンザシ。

2011年10月03日 05時02分40秒 | ぎぼうし栽培日記

  昨日の朝方、米粒よりも小さな銀色の花をつけていた金木犀ですが、そのうちに花の色が黄金色に変わった途端にあの甘い芳香があたりにただようになった。そう、もうそんな季節だ。
 ところで、これは今年最後のギボウシの花です。しかも匂いギボウシだ。
 今、現在 サクハナギボウシ カピタン がまだ咲いているが、この マルバタマノカンザシギボウシ が今年の悼尾を飾るギボウシになりそうだ。わたしは名残惜しげにこの鉢をどこに置こうか思案の末にわが家の玄関にセッティングした。
 それとともに、実のところ開花後セルフで結実を期待していたいのだが、今さらケアするには、ちょっと時期が遅いかもしれない。水やりや花摘みと無施肥、確実に子孫を残させるために栽培的にストレスを与えていく管理手法をとるのには準備が足りないようにおもう。しかも確たる知見を持ち合わせているわけではない。
 わたしは、以前、偶然のたまもので採実に成功して播種したことがある。近いうちに、その実生苗を公開しますのでご確認していただきたいものと思う。
 それはさておき、とりあえず、画像を掲載しよう。
 なお、写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
≪撮影:平成11年10月 2日午後4時≫
              
●丸葉玉の簪
(大型大葉・緑色・白芳香花 ・花茎;長大・結実;○:発芽率 良----野生種・・・芽出し;?・成長度;早・伸長時期;春)★


●今までのギボウシの育成や栽培については、このサイト左側の、カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。
●今年の出荷内容は、7/5付け・平成23年度下半期版ギボウシ販売開始をご覧ください。なお、今年は単価面では昨年より20%カットで価格を調整中、品種カタログを所望の方は現在作成中ですのでしばらくお待ちください。
●ギボウシの販売は当ブログのみでおこなっております。価格面や数量については、お問い合わせをしていただく場合、事前に左欄のカテゴリー [草花ナーセリーWeb直販コーナー] をクリックし日々の書込み履歴をご確認願います。必ず、最新の情報をお確かめください。

 購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。
      
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