うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

4月27日のホスタミニガーデン

2019年04月28日 05時17分25秒 | 自作のホスタガーデン
ここ数日間、まるで梅雨の走りのように曇ったり降ったり寒い日が続く。そのせいでギボウシも低温傾向であまり伸びていない。4月27日、ここでは昨年7月作ったギボウシのミニガーデンの画像をアップする。
 ソメイヨシノの数本の大木の下で、ギボウシの株間の裸地部分には花のしべを敷いたようだ。管理上、除草はされていてこれからはギボウシの成長を待つばかり。

            

            

            

            

            

            

・今年のギボウシ単価については各品種の在庫や供給量の減少に応じて変更する予定ですが、当分の間、昨年の単価一覧表に準じます。

<ギボウシのご注文に際して赤字下線部分を左クリックすると、別画面を開くことができます。>
 ※各品種の単価一覧表は、H30/3/13付けのこのブログで公開しています。なお、【ご注文にあたって】と【購入時、栽培上の注意事項】もお読みください。また、ブログのトップページからたどる等、必ず、最新の情報をお確かめください。
 ※ご注文、ご質問やお問い合わせは H・P有限会社グリーンワークスのお問い合わせフォームにてお願いいたします。
            


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天台寺の仏像と浄法寺の漆塗

2019年04月15日 10時29分24秒 | 地方・故郷・方言
わたしは高速道路で雪の中を走り浄法寺ICで降りたのはいいが、間違って金田一温泉の方へむかう。地元の方に聞き戻って、ICそばの 天台寺 へ来た。
 天台寺 は岩手県内の同じ宗派の中尊寺よりも来歴は古くて行基によって開かれた。桂という自生している樹木に縁が深い 天台寺 だが、国の重要文化財である 木造聖観音立像 や 十一面観音立像 はその桂を行基が彫刻したものと伝えられる。その顔はおだやかでおおらかな表情をしている。
 天台寺 は近年、小説家の今東光や瀬戸内寂聴で知られたが、最北の地にあり、もっと知られていい。明治以降の社会の変動や事件によりこの寺は今でも荒れ果てた印象が残っており、現在、本堂(観音堂)や仁王門が地元の二戸市教育委員会の発注、清水建設の㈱施工により保存修理工事中である。

           

           
            薬師堂
           
            薬師如来像
           
            毘沙門堂
           

           
            収蔵庫内に保管中の十一面観音立像
                  
            木造聖観音立像

 浄法寺の漆塗は もともと天台寺のお坊さんが始めたとされる。浄法寺の漆は全国屈指の70%の生産量を誇り文化財の仏教建築や美術品、それに京都や北陸などの各地の漆工芸品の産地へ流通している。岩手県内ではあの中尊寺の秀衡塗もあり、こちらは金に飽かせて京より漆塗り職人を呼んで始めた。
 画像は天台寺へ行く途中の民間施設で、ウルシの樹木で漆掻き跡や出荷する漆樽であり、漆器の陳列台である。
           

           




           
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長泉寺の大公孫樹と浄法寺の天台寺へ

2019年04月14日 06時29分37秒 | 樹木医の日々片々
岩手県北の久慈市へは断崖絶壁沿いのリアス式海岸の45号線や自動車専用道路(自専道)の三陸北道路を走る。岩手県は四国4県ほどの面積で広大である。その大部分は北上山地の脊梁が走り山塊が占める。この日は県内を、九戸ICから乗り八戸自動車道の浄法寺ICでいったん降りてまた戻り、東北自動車道を経由して花巻JCTから遠野を経て宮古市に帰る、その北半分を回る勘定になる。ほとんどが松や樅や杉が点在する落葉樹林帯の山中をひたすら走るのだ。
 久慈へはわたしの家族へのプレゼントとして琥珀博物館へ寄り 琥珀(アンバー) のペンダントを購入した。小都市である久慈の琥珀は国内唯一で現在も採掘中であり以前から訪ねるのは念願中であった。宝石としての琥珀は比較的に安くて、カード決済で購入する。ただ、その直前に寄った野田村のピンクがかった バラ輝石 も初めて見たがよかったなあ、と後々思う。
 それはさておき、久慈の長泉寺は、福井県の永平寺を総本山とする曹洞宗の堂々とした結構の手入れの行き届いた寺社であった。
 長泉寺の大公孫樹の画像をアップする。ここは国の天然記念物のイチョウは雄で、度重なる台風の被害を受けているが樹勢はきわめて良好である。樹齢1,100年とされている。外科治療痕は認められない。
            
           
           

           

           

           

                     
                      
           
                      
           

           
    本堂前には日本庭園があり、珍しく管理が行き届いている。当たり前のことだが。

 わたしはそれから、北上山地の深い山々を縫うようにして車を動かす。これから浄法寺へ向かう。天台寺を訪ねるのだ。谷沿い、トンネルなど車両も少なくてチラホラ雪が舞う国道や県道を行く。コンビニもGSスタンドもない。森閑として寂寥感が沁みる晩冬の午後だ。
 次は天台寺の姥杉跡である。寺域には巨木ぞろいの杉林が残されている。これは明治時代に焼失、復元されたもの。目通り周は15.7mか。わたしの推定では樹高は25.0m以上か。ちなみに、由来にある桂清水を見るのは失念した。
 なお、仏像彫刻については別にあらためて紹介したい。
           

           

           



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ど根性ポプラと三陸大王杉

2019年04月13日 05時28分06秒 | 樹木医の日々片々
三陸鉄道リアス線が全線開通したばかりの頃、早速、わたしは三陸海岸の南方面へ電車に乗った。その数日後、巨木を見に三陸駅周辺(岩手県大船渡市越喜来)に車で向かった。
 民家にあった ど根性ポプラ は先の東日本大震災時の津波に浸かり廻りは流されたのに枯れないで生き延びたので保存された。樹高25m(公称、実測値?)の半分まで海水をかぶる。このポプラは震災の悲劇と再生するぞという決意の記念樹木である。品種的にはカロリナポプラ(Carolina poplar)Populus tremuloidesだと思われるが、もともとポプラは震動に対し幹や枝は折れやすくてそれほど根張りがいいとは聞いていない。ロケーションは全景写真でよく見ると分かるが、全域は造成工事が終了し、海も近くてすでに防潮堤が出来ている。

          
   
          
                    
          
          
          

          

          

          
 この近くには知る人ぞ知る 三陸大王杉 が遠望できる。生立地は八幡神社、小高い丘で植栽基盤は狭苦しい所である。近くに寄っても全貌は捉えられないが、あの樹医として活躍された山野忠彦氏のおびただしい外科手術の痕跡があらわである。この時、衰弱から蘇生は成功したと伝えている。またわたしにとって、山野忠彦氏の活動について初遭遇したのは、昨夏の新潟県南魚沼市の 薬照寺の大カツラ の治療行為以来であった。
          

          

                    

          

          

          

          

                     
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宮古の逆さイチョウ

2019年04月12日 09時33分13秒 | 樹木医の日々片々
わたしは、赴任先の岩手県宮古市内にも巨木があるということで徒歩で訪ねた。目当ての樹木に勘違いがあり二度行く。場所は街中の中学校のグランドで、そこはあの東日本大震災時に津波が逆流した閉伊川と土手を越してすぐである。津波は越流していないと思う。むろん当日、休日の日直の先生には声をかけた。昔は横山八幡宮の境内でもあった。
 イチョウは雄株で川のそばで地下水位が高いはずなのに生育は旺盛で、樹高成長よりも枝張りサイズが大きい。自然災害で折損した株元は武者立ち状である。治療痕は見当たらない。
 以下に画像を載せる。宮古地域は植生的にケヤキの自生数が多くて海岸沿いにも見受けられる。最下段は横山八幡宮本殿でその横のケヤキの大木である。

           

           
           
           

           
  
           
           
                      


                      
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鉢植えのツバキ

2019年04月11日 05時13分22秒 | ガーデニング・庭づくり
昨日はびっくりするほどの寒さだった。関東の桜も鑑賞期間が長いのはいいが、桜隠しというのか、あわれ、花びらに冠雪している。どうか、寒の戻り もこれで最後であってほしいものだ。わたしの恒例となっている庭弄りもタケノコ狩りも遅れる!
 ここでは、蒐集中の椿のなかの茶花の開花をアップしたい。
            
  ウラク’64。図鑑によると太郎冠者の交配種か、やや大型でウラク’90というのもある。

            
              太郎冠者

            
              姫侘助

            
              黒侘助

            
             紺侘助

            
             雪椿と思っていたが違ったらしい、実生ものです。

 これで茶花椿は、ウラク’64、太郎冠者、姫侘助、黒侘助、紺侘助に花が過ぎた赤西王母、卜伴の7種と実生の藪椿、不明種の2種になる。



            
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4月4日のギボウシ

2019年04月04日 19時05分42秒 | ギボウシWeb直販コーナー
朝晩の冷え込みは続くが日中の陽気はポカポカしてきたこの頃、明日は暦の上では 清明 だ。今年もギボウシは小さなタケノコ状の新芽を伸ばし始めた。昨年夏の外部工事で貴重な品種が枯れていなければいいが、いまだ不明である。入手方法には金銭と手間暇がかかっているのだ。しかし、今年はそれ程雑草が多いように見受けられず、減った鉢土の補充も株分け作業も慌ててする必要がなさそうだ。
 この画像は4月4日のギボウシです。

            

            

            


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