うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

若葉の頃から晩春へ

2016年06月26日 06時26分23秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
慌ただしい人事の世に、時候は若葉の頃から晩春へ移っていく。そして、今は初夏。その狭間に詠んだ俳句の寄せ集めです。
                
 地元、田園の中を市民バスの車窓から眺めると、桐の木には松明状のぼってりした濃い紫の花を付けている。桐は縁起物ではあるが、放置された如くに畑や家屋のそばにあまりきれいとは言えない樹幹や形をさらす。
 ・蒼穹に ぶらりと桐花 映えいづる

 ある会合前の時間つぶしに県庁前の古い公園で休息、その春日の欅林の情景である。
・木漏れ日の ゆらりと青葉にこもり 夢うつつ
 
 稲毛海浜公園の樹木医ボランティア活動に参加すべく、足急ぐ。その途次に思わず開けた光景に昨年の気仙沼の海を想い出した。  
・稲毛浜 懐かしき潮香に 紅きディゴ
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ギボウシ・スーパーサガエの開花

2016年06月24日 15時17分28秒 | ぎぼうし栽培日記
今は梅雨の真っ最中、ギボウシ スーパーサガエ も開花した。この品種はひょんなことから昨年の今頃に入手、淡い紫色の花が咲いた。

●スーパーサガエ Hosta‘Super Sagae’
【栽培難易度:中】(中型大葉・黄覆輪・ 色;淡紫色系白花・花茎; ・結実;?:発芽率?・・・・芽出し;?・成長度;?・伸長時期;?)-------メリクロン増殖変異種(芽変わり)。オランダで育種。寒河江に葉の切れ込みが入る?。

撮影:平成28年6月24日 14:00過ぎ                   
                   
                   

**** ** ****** ** *****
●各品種の単価一覧表は、4/21付けのこのブログで公開しています。クリックしてみてください。
●今までのギボウシの育成や繁殖、自家栽培については、このサイト左側の、 カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。  
●ギボウシの販売は当ブログのみでおこなっております。価格面や数量については、お問い合わせするか、カテゴリー [草花ナーセリーWeb直販コーナー] をクリックし日々の書込み履歴をご確認願います。必ず、最新の情報をお確かめください。
**** ** ****** ** *****

 ※品種の鑑定、購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は、ハンドルネームにて下段のコメント(0)をクリックし書き込むか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームに書き込み送信をお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。
             
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6月11日 快晴

2016年06月18日 05時18分59秒 | わたしの日常です。
6月11日 快晴
 久し振りの花の東京へ、休日パスは¥2,760.、地元駅を06:47に出発。08:40上野へ着く。暑い、今日は炎天下のきざし。カラヴァッジョ展の西洋美術館には、早速行列ができている。わたしは何事によらず待つのが嫌な性分。こんな明るすぎる陽気では、句作など無理な心地。そのうちに、30代の3人連れの奥様連中がしれっと割り込もうとしたから、ひと言言え!と注意、それに地方から出てきたばかりの中年夫婦と会話する。思いついて吉祥寺のT氏に連絡。展示は駆け足で見て回る。入場券は¥1,600.。過去を振り返ると、同展は都庭園美術館で開催以来、15年前であった。今回は日本で二回目の開催。カラヴァッジョはやはり、静物、人物、宗教画よりも風俗画の下世話な酒場や賭場などの場面の緊迫した情景画がいいようだ。
 東京文化会館前のベンチで一休み、碧空、頭上のヤマモモが赤く熟していて、もいでたべる、これは原種に近い品種か。
 思いついて次にわたしは上野の森の美術館へ、途中にムクノキの老木、突き抜けの空洞部があるが未治療樹木のようだ、奥にはこの木の巨木が点在している。ブータン展を目当てに寄ったが、(あの西岡京治夫妻の話題が出るか・・)、あれっ、期間中無休を無料と勘違い、取って返す。なんだかわたしらしいと苦笑い。
 上野駅から三鷹駅へ向かう、それからバスに乗って¥220.、11:50神代植物公園に着く。わたしにとって、待っていたギボウシ展である。その前にコンビニでおにぎりセット¥519.を購入
わたしは変人№66を自称しながらも、地味をモットーに生きる日々?、半ば年金生活者の身の上、入場券は65歳以上は半額だとか、なんと¥250.である、何が嬉しいと言ってこんなに嬉しいことはない、さすが、東京は違う!。わたしは入口で入場券を振りかざして入る。中で食事後、ギボウシ展を見て歩く。気鋭のA氏による13:30からの講演会は15:00前に終わる、それからは主催する係員とギボウシの栽培や同定などを話し込んだりして、即売会で「清澄ギボウシ“清流”」や「レイクサイドバナナベイ」の苗を買い込む、〆て¥2,000. なり。
バスに乗ったのが15:30頃か。一直線で帰宅へ、車中は清水潔のルポルタージュ文庫本「殺人者はそこにいる」に読み耽る、一気に惹き込まれる。地元駅18:15着、家内が待っているのだ。愛猫イヴもだ・・・。
以上、この日のわたしの行動を日記風につづった。

















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ギボウシ・アバダバドゥの変異種

2016年06月15日 16時00分11秒 | ぎぼうし栽培日記
ギボウシは突然変異種が多いことで知られている。今回は、ギボウシ・アバダバドゥについて記したい。この現象を初めて確認したのは平成24年の5月、その後2回にわたり株分けし変異株を2株の別のポットにした。下の画像でご覧いただくと分かるが、同じ株の内で一枚の葉の主脈に沿って半分が黄緑色のうぶに片方が全緑(切り斑状)、及び支脈に沿ってうぶが入り(縞斑状)、また一枚の葉の全体が黄緑色の葉が出現する。芽変わりと言うらしい。この アバダバドゥ は葉形も含めて幾何学的にスッキリしたデザインだ。全く珍しい葉の特徴あるギボウシになる。
 以前には サガエ にも芽変わりという現象があったが、安定せずにいつの間にか消えた。わたし自身はギボウシの交配や育種にはあまり関心がないのだが、確認して以来今年で4年目になり、遺伝的に形態が安定してきたのかなと判断している。どうやら、世界に唯一の新しい園芸品種として発表し命名することになりそうだ。例えば、 ≪半月≫ とかどうだろう。この場合は世界最大の園芸団体であるアメリカギボウシ協会(AHS)に登録申請する運びとなりそう。また、必要であれば一般への頒布は来年以降に考えたい。
 わたしなりに、資料的には権威あるAHSや 、「Hosta Library」の英語ウェブサイトにあたってみたが、該当する品種が見当たらない。いずれ、「日本ぎぼうし協会」に鑑定をお願いする予定である。
 どなたか、同じ栽培経験のある方はご意見をお寄せ願いたい。

 下段にこの本来の品種の特性、栽培メモとその履歴を付す。         
                 
                
                 

◎アバダバドゥ Hosta‘Abba Dabba Do’
【栽培難易度:易】(大型・大葉・緑葉、黄糸覆輪・薄紫色系白花・花茎;中・結実;×:・・・芽出し;遅・長度;早・伸長時期;春?)----Sun Powerの突然変異種。
200611 H・Cにて購入、→1
200627株分け1→2
⇒21.0vp--1    6号プラ鉢--1              
210905鉢替え1→1
⇒6号プラ鉢--1→21.0vp--1               
221019株分け1→3
⇒21.0vp--1→ 21.0vp—1 15.0vp—1 13.5vp—1
230521株分け1→3
⇒8号プラ鉢--1→21.0vp —215.0vp—1
23521出荷→1                           
230605 株分け1→2
⇒21.0vp—1
240501 株分け1→3
⇒13.5vp—1 12.0vp—1
240503出荷→1
240519 株分け1→3(芽変り2株あり)
⇒8号プラ鉢--1 13.5vp—1 12.0vp —1
280418株分け1→2
⇒1→ 21.0vp—2 計 9株

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ギボウシ・サンダーボルトの花が咲く。

2016年06月13日 09時00分41秒 | ぎぼうし栽培日記
今は梅雨の真っ最中、ギボウシも早い品種は開花し始める。ここではギボウシ・サンダーボルトの純白の花が咲いたので画像をアップする。
●シーボルディアナ サンダーボルト Hosta sieboldaina‘Thunderbolt’
【栽培難易度:難】(大型丸大凹凸葉・葉肉厚・黄中斑・白色花・花茎;中・結実;○:発芽率 優・良・不良・強健種・・・芽出し;遅・成長度;遅・伸長時期;春?)----オオバギボウシ系・エレガンスの変種。
                   
                    5月中旬過ぎ
                   

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●ギボウシの販売は当ブログのみでおこなっております。価格面や数量については、お問い合わせするか、カテゴリー [草花ナーセリーWeb直販コーナー] をクリックし日々の書込み履歴をご確認願います。必ず、最新の情報をお確かめください。
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 ※品種の鑑定、購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は、ハンドルネームにて下段のコメント(0)をクリックし書き込むか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームに書き込み送信をお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。
             
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岩手県一関市、薄衣の傘松です。

2016年06月10日 04時53分07秒 | 樹木医の日々片々
2月の雪景色のなかの話、これは、故郷の近所の傘松です。場所は岩手県一関市、県の天然記念物 『薄衣の傘松』 です。昔、東北随一の北上川を上ること丘の上に生えており、かつて仙台城下に移植するかどうかで紛糾したとかで、殿の決定を取りやめさせた伊達の下臣の頓智がある由来の赤松です。

 当日は、朝方の粉雪がお白粉のように乗っていて清浄な気分、余所者気分の齢(ヨワイ)66のおじさんは震えながら巨木探索の旅を続けるのでした。
                                 
                  

                               
                  

                  
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ギボウシ 天竜 の最近の生育状況

2016年06月06日 18時54分03秒 | 食用のギボウシ
食用ギボウシの紹介です。
早春時に出回る食用ギボウシ、東北での地方名「ウルイ」は自生種の オオバギボウシ のこと、降雪の時期に温床栽培で軟白処理され出荷される。
画像は突然変異した園芸品種ギボウシの 天竜 です。品質がいいので、わたしは故郷の同級生の農家に換金作物として休耕田で生産を薦めています。3株を提供して3年経過、今春、株分けをして18株を定植、畝立てしていよいよという段階。大量栽培で出荷まで持ち込みたい思惑でいます。因みに、食用ギボウシの調理方法は法蓮草と同じ扱いでいいでしょう。
 下に栽培メモと最近の生育状況の画像を付す。興味がある方は乞う!連絡を。

・トウギボウシ(品種名:天竜)Hosta sieboldiana‘Tenryu ’
【栽培難易度:中】(大型大葉・濃緑色・薄紫色系花・花茎;長・結実;×○:発芽率?優・良・不良・・・芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春?)----トウギボウシ。長野県の辰野町で見い出され栽培されていたもの。葉丈1m以上で花茎は2mを超える、超大型種。食用可(うるい[オオバギボウシ]よりも美味、食味や食感が良いとされる)。


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これは樹木医関連の道具です。

2016年06月05日 06時46分46秒 | 樹木医の日々片々
今まで、物置や納戸に散乱放置していた工具類を整理した。やたらと道具を買い込みすぎたり工具箱からはみ出したり、特に刃物類をさび付かせたりして手入れが悪い。鋸・刃先の目立て、やすりや油を引いたりの手入れが必要だ。店を広げてみた。この際だから植木剪定用の腰道具は別にして、樹木医関連の道具画像をアップする。検土杖とウオーキングメジャーも引き出す。
 樹木治療用は入手した年は記憶にないほど昔で、ほぼ未使用である。刃先が真っ赤に錆び付いている。この道具は3.5万円はしたドイツ製?だったか・・・。どうやら、日本古来の大工道具と似かよう。また、それには細かい細工ができるように必要だと併せて盆栽セットも購入した。いずれもそのころ、大盤振る舞いで買ったようである。
 さて、これらを前に樹木医の見習いであるわたしは、玄関の上り框に胡坐をかいて、しばし有りうべき作業のイメージトレーニングをする。 
               
 
               

               

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ホームセンターのギボウシ

2016年06月03日 06時48分34秒 | ギボウシWeb直販コーナー
以前に行ったホームセンターのギボウシを掲げる。ここは国内有数の売り場面積を持っていて物好きな人であれば一日中見て楽しむことできる。
 ホームセンターのギボウシの価格はその年の生産者の供給量によるのだが、一見派手な斑入りギボウシが多くて、実はギボウシ好きが本当にほしがるものはない。それこそ、数百という中からギボウシの品種を目当てで探すからだ。また、マニアが陳列棚を静かに粘っこく探す独特な雰囲気であった山野草屋さんも、近頃はさびれている。現代は準公的ギボウシ展や好事家が単発でおこなう行事やイベントでしか入手できないであろう。
 画像にある通り、ここのギボウシの展示はレジの正面と少し離れたところ、それに中ほどにある。なかなかに展示方法は上手で参考になる。演出、付加価値の付け方がうまい。他のスーパーよりもギボウシの値付けは4割ほど高いが、よく売れているようだ。

               

               

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蔵書の整理ー文学書について

2016年06月03日 05時29分53秒 | 活字中毒の日々、そして読書三昧
この春の大清掃によって、わたしの書庫の蔵書の整理をして残した本について、二回目として文学書についてアップする。
 読書の習慣について、わたしはことさらに他人の前で喋ったりまた吹聴したりはしなかったが、なんと、本読みの人生を送って来たものと思う。
 若いころに物心両面に孤独で困窮の時期、わたしは 江藤淳 の角川文庫「小林秀雄」を読み、次に 小林秀雄 の評論集に魅かれてその奥深さと範囲の広さに著書を集めて読み、ひとりそれを何度も読み耽る。それから、 江藤淳 と 吉本隆明 に読書範囲が広がり、最後は 山本七平 の世界に入り込む仕儀になった。このブログのカテゴリーにもある通りだ。
 今回の処分ではかなりのジャンルと書籍を捨てたが、最後に残ったのはこの文学的な著書だけである。大東亜戦争もの、古典、蕪村、植生、美術書 の分野は残す。
 今では血肉化されて、あらためてつぶさに人に説明するのは、わたしとしては難しい。社会心理学的にはアイディンティティクライシス、当時、何度か世間からドロップアウトする危機があったはずだが、結婚し子供がいて自分の家を持てて普通の生活を曲がりなりにも維持できているのは、この著者たちの思考方法に救われたからにほかならないだろう。職安の紹介で異業種の造園業界に入って30年と半分は経過した。好きな道を選んだつもり、それで天性の職業に出会えたかは未だに即断できないが・・・・・。
 既にスタート時点から自立すべく道が決まっていたようだ。他を考えて、自分の頭で考えて生きていくことのなんと難しいことか。自分の気持ちに正直に生きていくことのなんと苦しいことか。               
                   
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蔵書の整理ー植物、造園と樹木医関連書籍について

2016年06月02日 13時33分06秒 | 樹木医の日々片々
 この春の大清掃によって、わたしの書庫の蔵書の整理をして残した本について、まず第一弾として 一般書とは区別して造園と樹木医関連書籍をアップする。CDやDVDは除く。

 植物図鑑類はまず総合的には、「園芸植物大事典」 ・「樹木アートブック」 ・「日本原色雑草図鑑」 ・「原色日本樹木図鑑」 ・「小笠原植物図譜」 ・「日本帰化植物図鑑」 ・「巨樹/巨木」 ・「日本の樹木」 ・「日本の高山植物」 ・「観葉植物」 ・「レッドデータプランツ」 である。樹種ごとには、椿/山茶花 ・カエデ ・桜 ・バラ ・オリーブ ・「しだ/こけ」 ・「IVIES」 があり、テーマ別には、「サボテン/多肉植物」 ・「ツル性植物」・「グラウンドカバープランツ」 ・「コニファー」 ・「花グラウンドカバー」 ・「葉でわかる樹」・「冬芽でわかる落葉樹」 ・「カラーリーフプランツ がある。
 ほかに他分野では、「原色日本の石」 ・「造園大辞典」 ・「山草事典」 ・「庭木と緑化樹」 ・「校庭のコケ」 ・「建築用語図解辞典」 ・植物名のラテン語を調べるための 「羅和辞典」がある。
 また、今まで日本全国各地の植物を見て歩いたのでその地方独自の植物誌や植物図鑑も所持している。
               

 園芸植物大事典全6巻、茶庭、上2段は植生、ヒマラヤ・ブータンの植生など。
               
 
 上原敬二先生の書籍、日本の植生、維持管理の講義録ほか。
               

 下段は樹木医関連に、上段には美術書、日本の伝統文様など。
               

中の段ではその地方独自の植物誌や植物図鑑を収納している。                                  

 ところで、これらは今では入手不可能なものもありそうで、せっかくの蔵書なのに、現状では宝の持ち腐れ気味であり、わたしとしては他への貸し出しは構わないと思う。当方あてに、連絡されたい。

               
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故郷の5本の巨木計測診断書を作成した。

2016年06月01日 03時59分04秒 | 樹木医の日々片々
年度末業務の成果品納品や急に決まった担当現場の住民説明会、引っ越しの手配、この3月は忙しかった。故郷の町内ほかへの挨拶回りもある。わたしの単身赴任生活もこれでいったん終了。故郷を離れるにあたって、巨木探索中の作業内容を、5本の結果を日本緑化センターの様式であるエクセルの調査票(A4版×5P×5)にまとめた。これは町起こしの一環ということで、ひとりわたしなりの無償ボランティア活動である。
 巨木の生育環境は田園風景の中ですが、作成に際し生意気なことを言うようであるが、手馴れた筈が妙に緊張感を覚えた。心情はおっかなびっくり、何度も検討を重ねた。多分、この調査資料がひとり歩きをするだろう。結果的に、わたし自身は緊急的な治療は必要なしと診断する。
 この樹木計測診断書を地元の市当局、実兄や同級生の知人や、先輩樹木医に託すことになった。地元の文化サークルから、帰郷時に講師として説明指導を依頼される。今度は、早くて夏のお盆休みになるだろうか。なお、詳細なデータを要望される場合はご連絡いただきたい。

 内容を写真に沿って箇条書き風に記すと、垂乳根イチョウ:樹齢600年25.0mC5.0mW12.0m、カヤ:樹齢200年18.0mC3.8mW8.0m、一本杉:樹齢400~500年14.0mC4.7mW10.0m、カヤ:樹齢100~200年12.0mC4.7mW20.0m、ガンボクエゴノキ は以前記したので割愛する。
 なお、後で判明したのだが、地元の住民が訪米帰りに持参して植えた北米原産種の三葉松 ≪リキダマツ≫ の古木もあるらしい、ほかにも町内の巨木探索作業はまだまだと思う。


                ≪垂乳根イチョウ≫
                

                

                

                              
                

                ≪カヤ≫
                

                

                

                ≪一本杉≫
                              
                

                

                ≪カヤ≫
                

                

                 




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