うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

リアス線の全線開通

2019年03月26日 05時00分10秒 | 地方・故郷・方言
からになりへと早春の天候は落ち着かない。
 3月24日に思い立ってリアス線の全線開通163kmにともない、宮古から大船渡の盛駅まで電車に乗った。乗車料金は¥2,270.、2時間20分ほど。わたしは見ていて、沿線や駅周辺の地元住民の嬉しい歓迎ぶりには戸惑う。派手さを厭う地味な県民性、精一杯、笑みを隠してわたしも無表情を装う。わが郷土の人たちの気質もよく知っているのだ。
 春の花はいまだ見ず、芽吹きは柳やにわとこや灌木に始まっている。たしか、1月に北リアス線で久慈駅まで往復したから、これでほぼ三陸海岸沿いを回ったことになる。
 以下にアトランダムに車窓からの画像を並べるが、15~20メートルの高さの巨大なコンクリート防潮堤と開発途中の周辺の殺風景さにわたしは口をつむぐ、まるで無人の野を往く感じである。2011.03.11の震災前と比べて海の観光資源は確実に減っていることだろう。
          
       中間点の宮古駅です。
          

          

          

          

          

          

          

          
 大槌駅名看板、NHK人形劇ドラマのひょっこりひょうたん島は大槌湾の蓬莱島から付けられているらしい。作者の井上ひさしはこの近辺にも住んでいたのか。
          

          

          
       今年の秋に世界ラグビーの試合がおこなわれる鵜住居スタジアムです。
          

          
       小石浜が恋し浜へ。ホームにカリオンがある。
          

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ギボウシの今年の販売予定です。

2019年03月17日 18時14分04秒 | ギボウシWeb直販コーナー
もうすぐ、今年も春のお彼岸、ギボウシも芽出し直前の季節になりました。
今年は、ギボウシを販売開始してから12年目になります。これはギボウシ販売専用のブログサイト(草花ナーセリーWeb直販コーナー)です。現在のギボウシの在庫状況は、207品種 882株になります。 
 わたしたちは仕入れ入荷や委託栽培ではなく自家栽培品、多品種少量販売をポリシーとしています。内容は昨年の H30/3/13付け のこのブログで公開しています。
 価格は昨年並みで検討中です。なお、必ずしも、同一品種の大量栽培はしておりませんので、あらかじめ、ご了承ください。また、現在のギボウシの (販売休止) と育成途中にある (在庫少) の品種については、今後の生長状況を見ながら販売予定です。

 また今年のギボウシの販売予定について、訪れて実物を見て購入したい方や、ギボウシのプランニング、植え付けに関心のある方には近くの自作ホスタガーデンをご案内したい。見学は事前のご予約をお願い致します。

・以下の記事は9年前の「芽出し直前のギボウシ」です。または、H23/4/17付け をクリックしてご覧ください。

 
 ここでは、いつもなら3月中旬以降に新しく芽出しするであろう直前のギボウシの14の画像をアップする。地味でわたしにとって苦手なデジカメの接写だが、どうぞご覧いただきたい。わたしたちの栽培形態は露地ではなくて、すべてプラスチック鉢とビニールポットのみである。
 その中で、一部の鉢は表土が落葉、越年雑草や杉苔が生えた現状とそれを除去した二枚組写真で並べてみた。見るとやや雑然としているが、これによって地温や土壌水分がまもられたという効果もあった。冬場の乾燥は多年生植物にとって禁物だ。今年の天候は例年になく乾燥しており、昨年の12月中旬から1月いっぱい続いた無降雨期間には3回ほどの手撒き散水をおこなう。そんなメンテナンスの結果は昨年の初秋以降の根系部の充実ぶりが根株の大きさと、発根量の体積と芽数の多さによって示してくれる。

 根やバルブ(根茎)が浮き上がっているのはなんどもこの冬の霜柱の力により持ち上げられたことによる。むろん、このままでは良くないので、今後、増し土やマルチを施す予定だ。
 ちなみにわたしたちのギボウシ株分け作業はおもに、9月頃と、それにこの春の芽出し後、成葉になる4月以降ということにしている。当然なことに、一般的に知られてギボウシ栽培テキストとは異なる。これはわたしなりに、数年間のギボウシ栽培の経験上で、体得した技術だ。
  ≪撮影:平成12年 2月26日午後 2時≫
 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。

           
①②天竜ー草茎の薄茶色の表皮の中からかすかに新芽が見える。わたしは山菜として食用目的には‘ウルイ’の中でこの品種が一番美味と考えており、色々と工夫して増やしたいのだが実は発根量が少ないようで繁殖的には難しい品種だとおもわれる。
③メディオバリエガーター紫味がかった可憐な幼芽が出ている。

           
④ママミヤー芽出しは遅いようだ。まだ不明部分が多い。
⑤⑥タマノカンザシーまだまだである。もともとこの品種は芽出しは遅い部類に入る、ここでは昨秋からの伸根の状況を確認する。
     
           
⑦⑧オーガストムーンーこれは、遅い性質だったかな。
⑨マルバタマノカンザシー辛うじて、幼芽が1芽確認できる。

           
⑩ロイヤルスタンダードー放射状に広がる太いバルブの中心部分に幼芽が準備されているのが見える。
⑪ステンドグラスー昨年の伸びた草茎の痕跡があり、その横に太い芽が立ち上がりつつある。
⑫徳玉ー青葉の古典品種。むき出しになった緑色のバルブ。培養土で被覆する必要がある。

        
⑬モーレハイムー土壌中に根がびっしり廻っているようだ。
⑭タチギボウシーこれはいまだ品種名が不明であるが、地下茎で増えるので原種のようである。青花を着ける。発芽率は良好、二年生実生苗であるがきわめて生育がいい。杉苔におおわれていて根株自体が浮き上がる。かなりの発根状況が見てとれる。




<ギボウシのご注文に際して赤字下線部分を左クリックすると、別画面を開くことができます。>
 ※各品種の単価一覧表は、H30/3/13付けのこのブログで公開しています。なお、【ご注文にあたって】と【購入時、栽培上の注意事項】もお読みください。また、ブログのトップページからたどる等、必ず、最新の情報をお確かめください。
 ※ご注文、ご質問やお問い合わせは H・P有限会社グリーンワークスのお問い合わせフォームにてお願いいたします。
            
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音声ガイダンス

2019年03月13日 06時03分00秒 | 老いの流儀
 音声ガイダンスとは電話で問い合わせした時に自動で女性の声が流れて案内するアレである。そこでは問い合わせの内容ごとにある番号を指定してダイアルさせて担当につなぎ対応させる。この間、WiFiの月別利用料金の質問した際は、1時間半はかかった。1番から10番まであり、何度も何度同じ言葉が繰り返されるばかり。不機嫌極まりない。わたしは、あせり戸惑うばかりで、終了してから確認したら携帯電話での電話回数は7,8回の履歴が残った。どうやら、スローモーな操作も関係している。面前の機械や色んなシステムの扱いは面倒になる。
 なぜ、人声で対応しないのか。多分、人件費がかからないようにということだろう。
 なぜ、そのまま素直に対応できないのか、年かさが増してくると疑い深くて、または相手を思いやることが身に付き過ぎているせいだろうか。
                    
     
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最近の読書傾向は、

2019年03月08日 06時58分19秒 | 活字中毒の日々、そして読書三昧
 最近の読書傾向は、私の生活が変動していて色んな分野になった。 
 中公新書の 『斗南藩』 は、戊辰戦争後の会津藩の没落で、明治新政府から処分先で青森県の下北半島の地にあった、かつて一時あった斗南藩の幻の話である。
 『パンツの面目ふんどしの沽券』 は米原万里さんで、以前から読み残していたもの。相変わらずユーモアたっぷりの軽快な内容だ。父君は日本共産党の参議院議員の米原昶である。当時、世界にあった各共産主義国独特の挿話が面白い。
 福田和也の 『地ひらく』 は戦争中の動きを読んでいる内に石原莞爾という人物に興味を持ち読んだもの、この人は文学評論家でありながら文意が緻密さに欠け、文章の構成が悪くて読みずらい。多分、このことは文体意識が薄いことに由来する、慣れるまで時間がかかる。続いて石原莞爾本人の本 『最終戦争論』 『戦争史大観』 を読む。なるほど、内容は独創にあふれていて半世紀以上のことながら新鮮である。
 下らなかった本は 見城誠の 『たった一人の熱狂』 で編集者上がりのあの幻冬舎の創業者であるが、支離滅裂そのものの内容である。人生論や経営論を文学ぽく記すのは愚の骨頂だろう。
 『これいいのか岩手県』 はシリーズ物でわが出身地をうまく分析してコンパクトにまとめている。わたしは自虐気味に読んだ。
 週刊新潮の記事で知った 『身体する数学』 森田真生は現在読み進めているが、この本は知識欲で読むと空虚な目に遭う。たとえば、概念から派生する観念や想念を日常生活に即して感情的に記すとこうなるのか。森田氏は若くて大学とか民間の研究所に在籍しているわけではなく、いわゆる在野の物書きであるらしくて好感が持てる。
 地元新聞社による 『櫃取湿原の四季』、場所は北上山地の早池峰山から閉伊川をはさんだところ、わたしの仕事先から近くて高層湿原に似た地域ををテーマにしているが、残念なことに科学的な生態系や植生には触れていなくて写真や詩文めく編集で物足りない。まあ、この手の著作物にはありがちな内容である。
 わたしはこんどの海外旅行先としてベトナムを検討中なので 『地球の歩き方 ベトナム』 をもとめ、また 『フェルマーの最終定理』を読み進めている。
 日常的には、ほかに地元のマップ関係、定期的に読んでいる 週刊新潮 がある。わたしは、地元の書店では物足りなくて、Web上でカード決済をしてAmazonで注文する。その入手方法はわたしにとって驚異的なもので、検索していくと中古書も必ず見つかる、2日中に届く。手間暇がかからない。書店での取り寄せ日数や、わたしなどが昔の古書店巡りをしていた時代とは大変わりである。
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龍泉洞です。

2019年03月05日 07時11分39秒 | 地方・故郷・方言
こちらに来て2か月半、1月に行った龍泉洞の画像をアップする。場所は岩手県内の岩泉町、かなりの僻遠の地だ。ここは初めてである。洞窟内は登ったり下りたり。地底湖やおびただしい湧水量と流れが連続する。しかし、狭く足元も暗く、安全面が心細いのだ。まあ、幻想的な洞窟である。近くの安家洞は休館のようだ。
 洞窟そのものは完全な観光資源であろうが、浜松の竜ヶ岩洞、福島のあぶくま洞、それに山口の秋芳洞と過去に行ったことがあるが、どうだろうか。やはり、秋芳洞が一番か。
 時期は1月の中旬、寒々しい気候の昼頃、この後、国道とは言え無人の落葉樹林にまばらに赤松や杉林が混じる山林の中を走る。

        

        

        

        

        
 
        

        

        

        
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