うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

油絵2点

2016年09月29日 05時42分47秒 | わたしの日常です。
これはわが家の壁にかけている油絵です。6号とサムホール版。かつて勤めていた会社で同僚になったセミプロの女性洋画家のもの。彼女は取引先の三菱商事からの紹介で入社。会社勤めは初めてのよう。聖心女子大卒で二度も結婚し二度も離婚した、相手は若い大蔵官僚、ゼネコン清水建設の常務だ。ハイブロウな出身と言えるかも。小柄で美人系、天真爛漫な年上の女性で、かなり風変わりなキャラクターで、やたらとわたしと相性が良くて社内に設けられた別室、わたしの設計室に遊びに来たものです。よく、絵の批評もしたもの。それに個展にも行ったもの。たぶん。他の社員にとっては持て余し気味だったのでしょう。
 絵画ほかの芸術一般については、わたしは分不相応ながらもよく理解していました。
 わたしは当時、かなり、彼女の絵を月賦で買い込みましたが、現在は手元に3点残っている。美術年鑑での評価は号¥33,000.とか。購入は4~12万円クラスだったろうか。抽象画も描いていたが具象ではこのような西洋梨、カラーやバイオリンなどの題材が多くて、風景画は彼女がたびたび行っていたフランスをテーマしていた。購入した絵はお世話になっていた造園会社社長や甥や姪の結婚式祝いで贈っていた。今思うと、わたしもかなり豪気なものであった。
 既に70歳近い、彼女は最終的に絵と結婚したようなものだが、今はどうしているだろうか。
                 

                 
                 
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樹木診断報告書の説明会開催について

2016年09月24日 04時56分54秒 | 樹木医の日々片々
秋雨前線が居座り天候不順の毎日、新職場着任、昨日の30年ぶりの大阪の旧友との再会、引き続きの県支部会内の研修会参加も現在は3回と慌ただしくわたしの日常は進む。10月1、2日にもある。
 そして、この3月に作成した5本の樹木診断報告書の説明会開催について田舎の中学同級生I君と打ち合わせが続く。有線の告知放送で呼びかけるとのこと。市当局も巻き込めるか、何人の参加者がいるか。Power Pointでの作成も久しぶりにやってみるか。
 このことは自分が仕掛けたことだけれど、当日の説明や資料準備を考えると妙に緊張がしている。10月9日に、場所はわたしの故郷、岩手県一関市内の公民館だが、前日に松枯れ病についての宮城県支部の松島町の宿泊研修会に参加予定。  
 経費やなんやからは自分の財布から持ち出しだ。わたしは高速道路を自分の軽自動車を運転し、二泊三日の予定で移動する。残っているテーダマツ、大スギの樹木調査、それに隣県の気仙沼の復興状況が見て回れるかどうか。
 当地で、身の回りには親しい樹木医はいない。新しい経験、遠出、出費がかさむ、さあっ、どうなることやら。
                    
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大型ギボウシです。

2016年09月09日 05時39分08秒 | ぎぼうし栽培日記
この頃、8月半ばから続いている長雨や台風が今後どうなるのか。台風9号では東日本大震災以来になるが、わが家では半日停電になった。しかしながら暦の上では、白露 も過ぎて今日は重陽の節句だ。
 わがギボウシも花が終わりに近づく。ここでは、大型になるもの、大葉の品種を4種アップする。

撮影:平成28年9月8日









●セトウチギボウシHosta ‘pycnophylla’
【栽培難易度:易】(中型三角葉・灰緑葉・縁は波打ち、葉裏は白・薄紫色系白花・花茎;中・結実;○:発芽率 良・・・芽出し;早・成長;早・伸長時期;春)----山口県周防大島の自生種。

●サムアンドサブスタンス Hosta ‘Sum and Substance’
【栽培難易度:中】(超大型大葉(葉裏-銀色)・照葉クリームイエロー色・淡紫色系白花・花茎;短・結実;×-・・・芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春~初夏、初秋)∪--黒ギボウシ系とウラジロギボウシの交配種。ウィルスに罹患している株が出回っているので、要注意。

●シーボルディアナサンダーボルトHosta sieboldaina‘Thunderbolt’
【栽培難易度:難】(大型丸大凹凸葉・葉肉厚・黄中斑・白色花・花茎;中・結実;○:発芽率 優・良・不良・強健種・・・芽出し;遅・成長度;遅・伸長時期;春?)----オオバギボウシ系・エレガンスの変種。

●ブルーエンジェルHosta‘Blue Angel ’
【栽培難易度:中】(特大型中葉・灰色がかった緑色・淡紫色系白花・花茎;長・結実;○:発芽率?優・良・不良・・・芽出し;極遅・成長度;極遅・伸長時期;春?)----美しいブルーがかった灰緑色葉。葉長が50cm近くにもなる大型種。本来の大きさになるには2~3年かかるが、あらかじめ植付けスペースが必要になる。オオバギボウシ系。
                   
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●各品種の単価一覧表は、7/7付けのこのブログで公開しています。クリックしてみてください。
●今までのギボウシの育成や繁殖、自家栽培については、このサイト左側の、 カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。  
●ギボウシの販売は当ブログのみでおこなっております。価格面や数量については、お問い合わせするか、カテゴリー [草花ナーセリーWeb直販コーナー] をクリックし日々の書込み履歴をご確認願います。必ず、最新の情報をお確かめください。
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 ※品種の鑑定、購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は、ハンドルネームにて下段のコメント(0)をクリックし書き込むか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームに書き込み送信をお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。
             

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山本七平の「日本資本主義の精神」

2016年09月08日 03時54分49秒 | 山本七平さんのこと
わたしは暇があると、山本七平の著書に読み耽る。何度も、何度も繰り返す。古い本の紙質はクリーム色が古文書のように褐色がかり、たまにごくごく小さな紙魚(シミ)という虫がいるのだ。むろん生きている。








「にっぽんの商人」は文春文庫、出版は1978年4月10日で、なんと38年前のもの。ここで山本は根気よく国内外の資料を精読し論理的に記述しているのだ。言っていることは古くなっていないし、これからのことに予言的でさえある。ほかに、「日本資本主義の精神」は日本人の原型については、荘園・武士の発生、承久の乱以降、江戸時代から明治、戦争、そして戦後の今になっても変わらない長所や短所を歴史的に解き明かす。
わたしたちは知らず知らずのうちに古典を文学的に読み過ぎたりする。歴史上のこぼれ話や極端にとびでた事件にばかり目が行ってしまう。断片的になってしまっている現代の学者の訓詁的な古書分析や、学生の受験時の切り売り的な知識は、完璧に粉砕されてしまう。時代の趨勢や底辺に流れる日本人社会の推移を見落とす、見方を知らなさ過ぎる。こんな、日本人の無意識の記憶を明文化したものである。
巷間、山本のこの実務的な論述は【山本学】と言うらしいが、現代ではこんな風に展開していく学問の体系はないものか。

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Facebookへのある書き込み

2016年09月03日 03時00分26秒 | わたしの日常です。
 以下はFacebookへのある書き込みです。わたしなりに現在の考えていることが思わず出てしまった文章です。ここに再録する。

変人№66を自称していますが、わたしは若い人が自分を若いと認めないように本心では自分自身が年寄りとは思っておりません。というのも、物事は仕事にかかわらず自分自身で何事も積み上げるものだと、10数年前につらい自営業の失敗以来思ってきました。実際のところ、身近な人たちに迷惑をかけずに、好きなこの業務ですからリタイアもないつもりでいます。
業務をおこない入る対価には厳しさを感じていますが、収入があれば勿怪の幸いということです。樹木医的には文書等で痕跡を残せたらなあとおもう。評価は顧客のみ、仲間内は論外、素人さん不特定多数の方々です。
ほかには、今まで300句もある俳句集の自費出版、12年前に執筆した冊子85頁の「緑の仕事-自叙伝風に」の追補版の発行が残っている。家庭的には自分たちの建墓、息子たちの結婚です。もちろん、すべからく、戦友である家内と相談しながらです。  
以上
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タマノカンザシの花が咲く。

2016年09月02日 18時17分19秒 | ぎぼうし栽培日記
こんなことは初めてであったが、ブログ開始以来(10年に及ぶか!)、8月は一切記事更新をしなかった。わたしがとりたてて忙しいわけでもないのだが、結果的にFacebookに樹木医関連の記事の書き込みが多いことになったのである。まあ、日常的には樹木医の活動とか、時候や時事的には台風やオリンピックがあり、日数があっという間に過ぎてしまった。実は、平日よりも土日が忙しい。

 それはさておき、いよいよ、ギボウシの花も終盤です。いずれも一日花。今の遅く咲く品種は「タマノカンザシ」、「薫風」です。中でも白花の タマノカンザシ は夜開性で、玄関の花瓶にさしているのですがオーデコロンのような引き込まれる香りを発します。
●玉の簪 Hosta plantaginea var. japonica
【栽培難易度:中】(中~大型大細長葉・淡緑色・白色花・花茎;長大・結実;×・芳香花(一重咲き)・・・芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春?)★----マルバタマノカンザシより全体が小さい。葉幅が細身。新芽が紫がかる。
●薫風 Hosta‘Kunpuu’
【栽培難易度:易】(大型大葉・青緑色・裏白;淡紫系花・芳香花・花茎;中・結実;?:発芽率?・・芽出し;極早・成長度;早・伸長時期;春?)----タマノカンザシ系。

撮影:平成28年8月26日                    
           


       


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 ※品種の鑑定、購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は、ハンドルネームにて下段のコメント(0)をクリックし書き込むか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームに書き込み送信をお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。
             
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