うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

ギボウシ・ブルーマウスイヤーズの可愛らしい葉姿

2012年04月28日 03時48分52秒 | ぎぼうし栽培日記

 ここではギボウシ・ ブルーマウスイヤーズ を紹介。これは今人気のギボウシ、芽出しから葉の展開も個性的である。直訳すると青色のネズミの耳。ネーミングにはあの W.ディズニーのキャラクターも影響しているのかな。この品種の葉は光沢のある多肉植物めいていて丸くて、コンパクトにまとまった草姿は、まことに可愛らしい。また、このシリーズは薄くて青い花を咲かせることでも知られている。後段に、わたし自身の栽培メモと現在の姿と、それに昨年の開花画像を掲載する。
 ※この記事は、日本ぎぼうし協会の「ぎぼうしニュースレター第1号」を参考にした。

 写真上で左クリックすると、画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
      

  
撮影日時:平成23年5月15日(月曜日)5:00頃

●ブルーマウスイヤーズ‘Blue Mouse Ears’ 
色・ 色;薄紫系白花、紫筋入り・花茎; ・結実;?:発芽率 ?・・・・芽出し;遅・成長度;中・伸長時期;春)----2008 Hosta of the yearを受賞。斑入り品種は10数種出回っている。おもな品種には‘Frosted Mouse Ears’‘Holly Mouse Ears’‘Mighty Mouse ’‘Pure Heart’がある。計 2鉢 【販売予定価格: 840円】 

 ※今年のギボウシの単価・購入方法については、4/17付けブログ記事をご覧ください。

《お知らせ》
 わたしたちは昨年3月11日に起きた 「東日本大震災」 の復興に際し、被災地の新しい緑地計画や花壇づくりにギボウシ苗、草花、地被材料の無償提供を検討中です。支援ボランテイアで現地で活躍中の皆さん、どうぞ、気軽にご要望をお寄せください。
               
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ギボウシ、丸葉玉の簪と玉の簪

2012年04月27日 05時46分28秒 | ぎぼうし栽培日記
このごろはぐずつく天気が続く。もうすぐ、古めく表現では黄金週間の連休だ、わたしにも経験があるが、サラリーマンにとっては一年を通じて待ち遠しい休暇の日々だ。時候も、爽快な心持の青葉繁れる頃合いになる。

 今回はギボウシの中でも古典的な品種である マルバタマノカンザシ と タマノカンザシ の違いについて 時系列に追っかけてみた。おもな特性は下に栽培メモを載せた。つづいて入手から作業の履歴を記したのでご覧願いたい。それから、今までの販売経過と、この春に株分けを予定しているが、もっと増やす見込みの供給数量を載せてみた。なお、播種による苗は成長の様子を見ておりまだカウントしていない。
 今回の焦点は、地際の株元に現れる新芽の色合いについて マルバタマノカンザシ が黄緑色、それに対して タマノカンザシ は新芽が紫がかることに気をつけて見ていただきたい。
 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
 マルバタマノカンザシ
         
●丸葉玉の簪(×八重丸葉玉の簪[品種名:アフロディーテ]⇒220823判定)
(大型大葉・淡緑色・白芳香花 ・花茎;長大・結実;○:発芽率 良----野生種・・・芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春)★----野生種?中国原産。タマノカンザシより全体にボリューム感あり。葉幅が広い。新芽が黄緑色。
  210926株分け1→6
  ⇒◎ →8号プラ鉢—1 21.0vp— 3 13.5vp— 2 計 6株
  221019株分け1→3
  ⇒◎8号プラ鉢—1→8号プラ鉢—1 21.0vp—2  計 8株
  230521株分け1→2
  ⇒8号プラ鉢--1→8号プラ鉢—1 21.0vp—1 計 9株
  230523サービス品出荷→1            計 8株
  230521出荷→1 (21.0vp ) 計 7株
  230605出荷→1 計 6株
  230820出荷→2 計  4株


 タマノカンザシ
      
●玉の簪
(中~大型大細長葉・淡緑色・白色花・花茎;長大・結実;×・芳香花(一重咲き)・・・芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春?)★----マルバタマノカンザシより全体が小さい。葉幅が細身。新芽が紫がかる。
  200815株分け1→4
  ⇒◎21.0vp—3 6号プラ鉢--1   計 4株
  220710株分け1→3
  ⇒◎21.0vp →21.0vp --1 10.5vp--1
  220710出荷→1 計 5株
  230605 株分け1→2
  ⇒21.0 vp—1
  230605出荷→1 計 5株
  240420 株分け1→2
  ⇒15.0 vp—1
  240422出荷→1 計 5株


 なお、マルバタマノカンザシを親とする手持ちの交配品種をとりあげて単価表を作ってみた。青葉も斑入りもすべて、花に芳香があるのが特徴だ。関心を持たれたら、どうぞ、ご連絡をください。 
[匂いギボウシ]   [14種]
          
 1.玉の簪     ¥ 960.
 2.丸葉玉の簪   ¥1,000.
 3.フレグラント ブーケ    ¥ 600.
 4.フレグラント ゴールド    ¥ 640.
 5.フレグラント ブルー     ¥ 600.
 6.サマー フレグランス     ¥ 600.
 7.ダイアナ リメンバード    ¥ 800.
 8.ソー スィート    ¥ 500.
 9.ロイヤル スタンダード    ¥ 700.
 10.ステンド グラス    ¥ 960.
11.シュガー アンド クリーム   ¥ 700.
 12.シェイドファンファーレ  ¥ 700.
 13.スウィート スーザン     ¥ 720..
 14.インビンシブル     ¥ 720.

 ※今年のギボウシの単価・購入方法については、4/17付けブログ記事をご覧ください。

 ※購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。
              
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ギボウシ・サンダーボルトの新芽

2012年04月26日 03時45分29秒 | ぎぼうし栽培日記

 ギボウシのなかで、シーボルディアナ・サンダーボルト は決しては芽出しが早い方ではない。伸びて成葉になると、草姿ともども堂々としたものでなかなか見ごたえがある。この品種はメリクロンで繁殖中に確認された変異種と言われている。英名のネーミングであるThunder boltとは雷電、落雷とのこと。
 わたしの経験では、この品種の特性は非常に成長が遅くて繁殖スピードものろいということ。実は、このギボウシの新芽の根元部分が薄紅色っぽくて面白いので取り上げる。

(大型丸大凹凸葉・葉肉厚・黄中斑・芳香白色花・花茎;中・結実;○:発芽率? 優・良・不良・強健種・・・芽出し;遅・成長度;遅・伸長時期;初夏?)----オオバギボウシ系、エレガンスの変種。
   210720 1→1
   ⇒◎18.0vp— 1
   220522鉢替え1→1
   ⇒◎18.0vp →21.0vp—1 計 1株
    230515株分け1→2
   ⇒21.0vp --1→21.0vp -- 2 計 2株
 このように サンダーボルト の特徴に加えて、3年前の初夏に仕入れてから今までの育成過程をメモでまとめてみると、根株自体がなかなか思うように分けつせず株分け繁殖がきわめて難しい品種だということがわかる。たまたま実を結んだので播種も昨年おこなってみたが、今のところその結果をまだ確認していない。しこうして、育成手間と時間も費やすことになり単価も高いことになる。
 ギボウシとしては、 サンダーボルト は品種的には黄色の中斑の堂々とした高級クラスの品種である。ついでにだが、ここで過去の成株の画像を並べておこう。
 小さい写真上では、左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
     


     
 ここではギボウシのほかの新芽に注目して見る。 サンダーボルト と同じというほどでもないが、 ドリームクィーン も変わっている。芽鱗が褐色と灰青色の二色だ。 ドリームクィーン はまだ新入りの品種なのでこれから成長データを集めていきたい。
     

 ※今年のギボウシの単価・購入方法については、4/17付けブログ記事をご覧ください。

 ※購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。
              
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ギボウシのサンプルを持ちこむ

2012年04月25日 04時00分54秒 | ギボウシWeb直販コーナー

 先日、近所の大手の植木材料店にポピュラーなギボウシのサンプルを持って行った。わたしは生来の地理音痴も重なって、もたもたとして、人家もまばらな畑作地帯に迷いながら行ったら夕刻近くになる。

 ギボウシも大量に増やすには種子を播くことが適している。そこで、造園業界的には単に「ギボウシ」とだけ植物材料に仕様指定されるのだが、その場合、品種的に株の大小や葉の形状にかかわらず青葉の「無銘ギボウシ」のものでこの実生株が多いと思われる。なぜなら、多くのギボウシは種子繁殖の場合親の形質が遺伝しないことで知られているのだ。たとえば、おもな違いは斑抜けするとかである。(ただし、原種系ギボウシは別に記していきたい。)
 それでも、たまに品種名が特定される場合があるらしい。それならばということで販路を広げていこうと持ち込んだものだ。この場合はメリクロンや株分けにて繁殖させたものである。 
 ちなみに大きさは現状の造園業界基準の荷姿であり、今回は1芽立ちの10.5cmポットであつらえた。ギボウシの繁殖形態や鑑賞のことを考えると、これも、本来は1芽 3芽以上、9.0 10.5 12.0cmポットで区分けして準備したいものである。
 これはいわゆる業務用の扱いになる。問題は価格設定だが、とりあえず、今回持ち込みのギボウシは品種名確定分ということで、ホームセンター価格並みかそれ以下で提示する予定だ。需要と相手次第だが、とりまとめ数量は最低5株以上を基準にして単価をスライドしていきたいものだ。
 どうぞ、特に個人相手の庭造りを主業務とする造園業者さんは採用していただきたいものとおもう。

 この画像では各ギボウシにはまだ幼いのもあり、目立つものだけをあげると、メディオバリエガータ 、アルボマルギナータ の斑入りに、実生の タチギボウシ と トクダマ である。ほかに遅い芽出しの カピタン 、ハルシオン 、パトリオット と集計すると7品種だ。それに、わたし自身が増えすぎて持て余している大型の地被植物 フイリノシラン を加える。(近いうちに フイリノシラン のような珍しい植物を紹介し頒布していきたい。)

 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
          

 ※今年のギボウシの単価・購入方法については、4/17付けブログ記事をご覧ください。
 ※購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。
              
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ギボウシ・ロイヤルスタンダードの繁殖力

2012年04月24日 15時54分37秒 | ぎぼうし栽培日記

 ここでは、ギボウシの中でも恐るべき ロイヤルスタンダード の繁殖力を書いてみたい。
 ロイヤルスタンダード は、タマノカンザシの交配種の青葉ギボウシである。その伸び具合を下の画像で見ていく。その間隔は4月に入りおよそ1週間ごとになるが成長スピードが早いのに驚く。
 このギボウシは春先の芽出しも早くて、この株は昨年に株分けしたばかりなのに7芽と芽数も多いし、たしか根の量も多かったはずである。
 ただし昨年の栽培では、実をつけるが空莢ばかりで、とても発芽は期待できそうもない。 この繁殖戦略?について、なんとなく、これは植物の世界ではありがちな現象ではと思うしかない。
 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
          

 わたしの栽培メモでは次の通り。
(大型中葉・波打ち葉・濃緑色・白花・花茎;中・結実;○空莢:発芽率:不良・・・芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春?芳香性)----タマノカンザシ×コバギボウシ。

 ※今年のギボウシの単価・購入方法については、4/17付けブログ記事をご覧ください。
 ※購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。
              
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ギボウシ発送準備の連絡などを・・・

2012年04月22日 04時50分28秒 | ギボウシなど出荷時の根株調整・梱包・発送について

 ギボウシ発送準備の連絡です。これは、ご注文された現物のギボウシ画像です。岡山県岡山市のNさんあてです。以下のギボウシ12品種を調整して用意しましたのご確認ください。
 わたしどもの場合、通常は、株分けして鉢上げ後、数日から一週間猶予を養生期間として活着の見込みを立ててから発送しております。
 しかし、今年の場合は、関東地方全般ですが春先からの異常気象のせいで生長が遅れており小さい。はたしてお客様に満足していただけるかどうか、少々気を揉んでいます。(それでも、芽出しから成葉になる経過を楽しめるかとも思います。ただ、中の梱包に手こずりますが。)
 どうやら、近場のホームセンターや園芸店でも同じようです。まあ、あまり見守っていてもしようがないので即時送りますがよろしくお願いします。どうか、ギボウシにとって岡山での好天気を期待しています。
      

 突然ですが、昨年6月にギボウシのご注文をいただいた、兵庫県姫路市のHさんへご連絡です。その節はありがとうございました。遅ればせながら、リクエストのギボウシ9品種の内、6鉢は揃いましたのでお知らせします。ブログ上でぶしつけな内容で失礼しました。

 ※今年のギボウシの単価・購入方法については、4/17付けブログ記事をご覧ください。
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山吹と花蜂とヒメリンゴ

2012年04月22日 03時23分43秒 | ガーデニング・庭づくり
暦の上では『穀雨』も過ぎた。今は、4月の中旬に差しかかる。世間では5月の飛び石連休がもうすぐだ。関東の千葉の当地では、なんだか、このごろ低温傾向がつづいている。雨は適度に降り、曇り空の合間にお日様もまあまあ照るが、如何せん、寒い日が多い。
 自然愛好癖のあるわたしとしても、これでは気が沈みがちだ。遅れている気象の移り変わりに草木や野の花にも、妙な花々の開花のめぐり合わせが見られる。今年は、遅れていても花持ちがいい。まるで一同に会した具合で植物たちは妍を競っている。
 人の近くにある里山は、いまだ、全山新緑に染まらない。爽やかな萌黄色にならない。山の容色はまだら模様で間が抜けている。山野で多い落葉樹のなかでは、イの一番に咲く辛夷は目立たなかったし、個体変異の多い山桜はまだ所々で咲いている。
     

     

     

     
 わたしは庭先で、山吹の透明な黄に花蜂(虻?)が蜜を吸いに来て羽音を立てているさまと、姫林檎の淡い赤の混じった白い清楚な花をアングルにおさめた。その重なりが面白い。本当は画像の後方に、白い粒の盛りを過ぎたばかり雪柳の花が弱風に揺らいでいる。
 ついでに、どうということもないのだけれど、藷葛菜のきれいな花、紫の彩りも付けたしてみた。
        
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ギボウシ自家栽培品の直接販売のお知らせ-平成24年度版

2012年04月17日 05時44分02秒 | ギボウシWeb直販コーナー
 今年のギボウシ販売価格をお知らせします。
 ここでは、平成24年度のギボウシ販売予定表を下段に掲げます。今年でWeb販売も4年目になりますが、内容はギボウシコレクション 121品種、総数量 618株をオープン販売。現在はギボウシ専門サイトにおいて多品種少量販売をポリシーにしております。
 今年も栽培コストの低減、在庫調整をおこない、平成23年の価格より20% 10%  5% カット、ギボウシ単価の値下げをいたしました。金額面ではほかのWeb販売、通販の通常価格よりも格安であると自負しております。
 ちなみに、このギボウシは卸売り商品ではなく、流通経費代は加算されていません。すべてわたしたちの手によって直接育成した栽培品ですのでギボウシの特性を経験上熟知しており、品質に責任を持っておすすめできます。
 皆さん、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

●わたしたちは昨年3月11日に起きた 「東日本大震災」 の復興に際し、被災地の新しい緑地計画や花壇づくりにギボウシ苗、草花、地被材料の無償提供を検討中です。支援ボランテイアで現地で活躍中の皆さん、どうぞ、気軽にご要望をお寄せください。

【ご注文にあたって】
・トラブル防止のために、必ずメールにて事前に、価格、在庫状況をご確認ください。在庫状況について、育成養生中につき在庫不足の場合は、毎月一回、その都度ここで公開します。
 なお、従来通り、発送準備中の商品であるギボウシ苗の写真を当ブログか、メールで送信しておりますのでご安心ください。実物のギボウシ苗の良しあしを判断していただけます。
・荷造り代郵送料を考慮して、一回当たりの注文量をセットで販売、5株以上でお受けします。11株以上は郵送料を当社負担とします。
 また、[大型鉢物]は発送作業や諸経費の関係で、原則として2株以上のご注文とします。[播種苗]については、10株以上の取り扱い、この場合は業務用が多いので事前に見積書を作成して打合せさせていただきます。造園業者や庭師さんの要望は特に大歓迎します。
・単品のみではなく、贈答品用にアソート(詰め合せ)販売も受け賜わります。
・販売のほかに、業務用のディスプレイ、展示用に見映えのするギボウシ大株 [大型鉢物]の貸し出しもいたします。デザイナー、インテリアコーディネーターやイベント企画業者との協働も可能です。
・ホスタガーデン等のガーデンデザイン・緑地や花壇づくりのレイアウトをお手伝いします。地域の花壇づくりボランティアや造園設計担当者のリクエストにもお応えします。気軽に、お声をかけてください。
・ホームセンターや園芸店などで市販されていないギボウシの品種・ほかの草花も、ご希望プランにより組み合わせておわけします。特に入手方法、予算面についてご相談に応じております。
【購入時、栽培上の注意事項】
・ギボウシの出荷荷姿はポット品とし1~3芽数とし9.0~13.5cm vpを基準とする。ただし、 [大型鉢物]をのぞく。このギボウシはわたしどもの圃場にて、直接、株分け苗、播種苗を育成したものである。発送重量によっては、培養土を少なくしたり、根鉢土を振い湿潤養生して送る。化粧鉢等は別途加算する。
・わたしたちの場合は、根株が露地から掘り上げたばかりで根を傷めたり(地掘株)、また温室で促成栽培をしたひ弱なギボウシとは異なり、屋外で植え付けてはじめからしっかりしたポットでの育成ですので(鉢株)、寒暖などの時期にかかわらず、いつでもそのまま、購入直後から植え付けが可能です。
・商品は生き物ですので到着し次第速やかに梱包を開き、ギボウシの品種・状態・数量を確認してください。問題がないようであれば、すぐにでも、深植えにならないよう注意し十分にかん水しながら植えつけてください。なお、荷造りに際し、わたしたちは、表面的な体裁や装飾よりギボウシという植物の品質重視の考えのもとにリサイクル品を利用して包装しています。
・通常は、ギボウシ苗の調整作業の段階で、季節や気象に応じて直後の生長の変化や経過を見るために数日から最長1週間の養生期間をおいてから、お客様へ発送させていただいております。

●注文を受けてあつらえたのちに、ギボウシ出荷時の際はこのブログ上でご注文品を画像でアップし、実物を確認していただきます。
 今までのギボウシの育成や栽培については、このサイト左側の、 カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。
 同じように、今までの忌憚のないお客様の反応や評価についても、 [ギボウシ編---お客様の評価、お問い合わせ] で読むことが出来ますのでお暇な折にのぞいてみてください。 
 ギボウシの販売は当ブログのみでおこなっております。価格面や数量については、お問い合わせするか、カテゴリー [草花ナーセリーWeb直販コーナー] をクリックし日々の書込み履歴をご確認願います。必ず、最新の情報をお確かめください。

 小さい写真上では、左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
***** ** ****** ** *****
      
                
◎ギボウシ販売品種計画表◎
【販売品種・希望価格】
 [新規品種]  [22種]
        
1.ヒメイワギボウシ   ¥480.
2.尾瀬丸葉白花ギボウシ   ¥540.
3.黄金乙女      ¥430.
4.アレガンフォグ     ¥600.
5.ギンコクレイグ    ¥550.
6.R無銘ギボウシ      ¥600.
7.千島斑入りギボウシ    ¥700.
8.イエロースプラッシュリム    ¥650.
9.デボングリーン       ¥610.
10.モーレハイム     ¥600.
11.ノックアウト     ¥580.
12.カンザシギボウシ(高知県産) ¥880.
13.ツボミギボウシ      ¥680.
14.ブルーマウスイヤーズ   ¥840.
15.黄金トクダマ      ¥640.
16.ストリップティーズ   ¥1,150.
17.ドリームクィーン       ¥680.
18.金星      ¥840.
19.薫風       ¥1,000.
20.阿仁ギボウシ    ¥800.
21.エメラルドティアラ    ¥400.
22.アンネ         ¥680.
 
[人気品種]   [14種]
          
 1.パトリオット    ¥ 600.
  2.フランシー   ¥ 640.
 3.ゴールド スタンダード ¥ 500.
 4.キャプテン クック(カーク)     ¥ 900.
  5.バーチウッド パーキーズ ゴールド   ¥ 500.
 6.ミッドウエスト マジック     ¥ 560.
 7.オーレオマルギナータ     ¥ 560.
 8.オーガスト ムーン    ¥ 600.
 9.アイオナ  ¥ 600.
 10.クリスマス キャンディー  ¥ 720.
11.ナイトビフォークリスマス ¥ 600.
 12.ジューン   ¥ 580.
 13.ファイヤーアンドアイス ¥1,200.
 14.レボリューション   ¥1,300.

[普及品種]   [15種]
 
1.ワイドブリム    ¥ 580.
 2.ブリムカップ    ¥ 580.
 3.ボールドリボン    ¥ 720.
 4.ジュリーモース     ¥ 640.
 5.トワイライト      ¥ 720.
 6.アニー(アン)   ¥ 640.
 7.アンチョーチ(アンティオク)  ¥ 580.
 8.スノーキャップ    ¥ 850.
 9.アビクアリクルーズ  ¥ 680.
 10.ドレスブルース  ¥ 650.
 11.アルボマルギナータ    ¥ 650.
 12.グランドマスター   ¥ 580.
 13.トーチライト  ¥ 550.
 14.ドリームウェバー ¥ 680.
 15.ダークグリーン ¥ 520.

[有望品種] [13種]

 1.ママミヤ    ¥ 800.
 2.パラダイス ジョイス   ¥ 760.
 3.アルポ ピクタ   ¥ 680.
 4.リバーシッド ¥ 760.
 5.パトリシア ¥ 480.
 6.キャサリンルイス   ¥ 480.
 7.リトルオーレア   ¥ 480.
 8.ポールズグローリー ¥ 850.
 9.シーボルディアナ サンダーボルト ¥ 1,580.
 10.天竜     ¥ 950.
 11.カーニバル ¥ 760.
 12.インデペンデンス  ¥ 1,600.
 13.ジャストソー ¥ 760.

[大型(大葉)品種] [ 6種]
          
 1.リーガル スプレンダー   ¥ 950.
 2.アバ ダバ ドウ   ¥ 950.
 3.サム アンド サブスタンス ¥ 950.
4.シーボルディアナ フランシスウィリアムズ ¥ 960.
 5.グレートエクスペクテーション ¥ 1,680.
 6.ブルーエンジェル   ¥1,680.

[匂いギボウシ]   [14種]
          
 1.玉の簪    ¥ 960.
 2.丸葉玉の簪   ¥1,000.
 3.フレグラント ブーケ    ¥ 600.
 4.フレグラント ゴールド    ¥ 640.
 5.フレグラント ブルー     ¥ 600.
 6.サマー フレグランス     ¥ 600.
 7.ダイアナ リメンバード    ¥ 800.
 8.ソー スィート    ¥ 500.
 9.ロイヤル スタンダード   ¥ 700.
 10.ステンド グラス    ¥ 960.
11.シュガー アンド クリーム     ¥ 700.
 12.シェイドファンファーレ     ¥ 700.
 13.スウィート スーザン     ¥ 720..
 14.インビンシブル     ¥ 720.

[原種系]   [14種] 
           
  1.オオバギボウシ ¥ 400.
  2.タチギボウシ     ¥ 430.
 3.ハチジョウギボウシ    ¥ 580.
  4.ムラサキカンザシギボウシ    ¥ 400.
  5.イワギボウシ(白王界)    ¥ 680.
 6.セトウチギボウシ     ¥ 680.
 7.ウラジロヒュウガギボウシ    ¥ 400.
 8.ウナズキギボウシ    ¥ 680.
 9.覆輪白洋    ¥ 400.
 10.津軽小町  ¥ 400.
 11.錦ギボウシ   ¥ 680.
 12.白覆輪ミズギボウシ   ¥ 610.
 13.乙女ギボウシ   ¥ 320.
 14.サクハナギボウシ   ¥ 520.

 [古典/高級品種]   [ 8種]
            
 1.寒河江  ¥ 880.
 2.曙徳玉  ¥ 970.
 3.シーボルディアナ エレガンス¥ 700.
 4.ハルシオン    ¥ 770.
 5.ビッグ ダディ   ¥ 880.
 6.徳玉   ¥ 720.
 7.姫徳玉      ¥ 450.
 8.文鳥香     ¥ 450.
 
 [小型/愛玩品種]  [ 5種]
           
 1.アイランド チャーム ¥ 480.
 2.シルバー ストリーク ¥ 850.
 3.カピタン    ¥ 470.
 4.白カピタン   ¥ 500.
 5.ホィール ウインド   ¥ 680.

[斑入り品種・花壇・緑地/公園向き] [ 4種]
           
 1.覆輪お葉付き     ¥ 550.
 2.スジギボウシ   ¥ 360.
  3.メディオ バリエガータ  ¥ 660.
 4.レディ ギネヴェーレ   ¥ 620.

[グラウンドカバープランツ・花壇向き] [ 2種]
 
 1.ブルー キャディット ¥ 650.
 2.ゴールデン ティアラ 2芽立 ¥ 320.

[播種苗] [10種]
 2008年播種-5年生
1.曙徳玉   @ ¥200.
 
 2009年播種-4年生
1.寒河江    @ ¥150.
2.曙徳玉    @ ¥160.
3.タチギボウシ    @ ¥200.
4.ムラサキカンザシギボウシ    @ ¥180.
 
  2010年播種-3年生
1.丸葉玉の簪    @ ¥400.
2.タチギボウシ   @ ¥180.
3.ムラサキカンザシギボウシ    @ ¥150.
4.セトウチギボウシ   @ ¥400.
5.ウラジロヒュウガギボウシ   @ ¥350.
6.コバギボウシ(カピタン⇒“黄金”)   @ ¥450.
7.コバギボウシ(覆輪白洋)   @ ¥350.

 合 計 120品種
 
※ [紫系花色の品種]     [24種]
 1.ボールドリボン    ¥720.
  2.ジュリーモース     ¥640.
 3.アンチョーチ(アンティオク)  ¥580.
 4.ママミヤ    ¥800.
 5.アビクアリクルーズ ¥680.
  6.パラダイス ジョイス   ¥760.
 7.アルポ ピクタ   ¥680.
 8.オーレオマルギナータ     ¥560.
 9.アイオナ  ¥600.
 10.覆輪白洋    ¥ 400.
11.津軽小町    ¥ 400.
12.白覆輪ミズギボウシ   ¥610.
13.アイランド チャーム   ¥480.
14カピタン  ¥470.
15.白カピタン ¥500.
16.乙女ギボウシ   ¥320.
17.覆輪お葉付き     ¥550.
18.スジギボウシ ¥360.
19.レディーギネヴェーレ  ¥620.
20.ゴールデンティアラ 5芽立以上  ¥ 900.
21.レボリューション   ¥1,300.
22.kヒュウガギボウシ(?) 3芽立以上  ¥850.
23.p紫花系ギボウシ(?) 3芽立以上 ¥850.
24.q紫花系ギボウシ(?)  3芽立以上 ¥850.

※ [大型鉢物] [14種]
  ※大株(草丈:30cm以上 葉張り:40cm前後)
6号~8号のプラスチック鉢、または 15.0~21.0cm のビニールポットの容器共、ただし化粧鉢は別途。
        
        
 1.寒河江 2芽立以上   ¥2,960.
 2.パトリオット 3芽立以上 ¥2,240.
 3.ゴールド スタンダード 3芽立以上 ¥2,080.
 4.玉の簪 2芽立以上     ¥3,100.
 5.丸葉玉の簪 ¥3,320.
  6.フレグラント ブーケ 2芽立以上     ¥2,240.
  7.ソー スイート 3芽立以上 ¥2,080.
 8.ビッグ ダディ  2芽立以上   ¥3,080.
 9.バーチウッド パーキーズ ゴールド 3芽立以上¥2,080.
 10.オーレオマルギナータ 3芽立以上  ¥2,080.
 11.リーガル スプレンダー 2芽立以上  ¥2,400.
 12.アバ ダバ ドウ 2芽立以上   ¥2,460.
 13.サム アンド サブスタンス 2芽立以上  ¥2,640.
 14.ロイヤル スタンダード   2芽立以上  ¥3,020.
***** ** ****** ** *****

 ※購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。
              
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いよいよ春本番、ギボウシの芽出し

2012年04月14日 05時46分28秒 | ギボウシWeb直販コーナー

 今年もギボウシの芽出しが、いよいよ本番を迎えた。
 ここは促成栽培による加温や防寒設備のある温室栽培ではなく、ギボウシにとって健全に育つ環境だ。わたしどもは卸売ではなくみずからの手で直接栽培をおこなっているが、販売開始にあたって待ち焦がれたおもなギボウシの早い芽出しの光景をアップする。これから、成葉になり次第、株分けをおこない出荷株に仕立てる予定だ。露地の自然環境の中で、日々生育して幼芽が出て葉を展開する様子を各品種の特性ごとに公開する。品種名と画像は 上⇒下、左⇒右 の順序で配列した。

  ≪撮影:平成12年 4月13日午後1時頃≫
 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
☆原種ギボウシ☆
  サクハナギボウシ 
  ツボミギボウシ セトウチギボウシ 阿仁ギボウシ 
 白覆輪ミズギボウシ ウラジロヒュウガギボウシ ハチジョウギボウシ
   
       
       

☆匂いギボウシ☆
 シュガーアンドクリーム ソースィート
      

☆青葉ギボウシ☆
  ハルシオン 薫風 ブルーキャデット
        

☆斑入りギボウシ
  金星 白カピタン スジギボウシ
  メディオバリエガータ アルボマルギナータ トーチライト
        
       

☆小型ギボウシ☆
  カピタン オウゴンオトメ ゴールデンティアラ
        

 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。

●今までのギボウシの育成や栽培については、このサイト左側の、カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。
●今年度の販売開始は、気候の異変があり生育が遅れていますが、当面のところ4月中旬を目標にしています。なお、種子や根株のみの販売は生き物を不確実な商品を対象にすることになり、イレギュラーな商取引にあたりますので取り扱いはしておりません。
●今年度の出荷内容、単価は現在調整中ですが、20% 10% 5% OFFをめざしていきます。
●ギボウシの販売は当ブログのみでおこなっております。価格面や数量についてのお問い合わせをしていただく場合は、事前に左欄のカテゴリー [草花ナーセリーWeb直販コーナー] をクリックし日々の書込み履歴をご確認願います。必ず、最新の情報をお確かめください。
 
 購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。必ず、返信をいたします。その際は、社会マナー上、最低限、必要な氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は守ることを確約します。
             
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東日本大震災の被災報告書

2012年04月12日 03時15分18秒 | 東日本大震災のこと

 この間、わたしはこのごろ無聊をかこつ、というかそういう日々のなかで、以前から気になっていたことだが、わたしのホームページでのリンク欄で学会のサイトを見た。それは、昨年起きた東日本大震災の被災内容の現地踏査とその報告書である。
(わたしどものホームページの更新と修正作業は、諸般の事情により停止中である!ホームページはもっぱら自己紹介に終始した、今思うとただただ、手前味噌な内容である。わたしの怠惰な性格と、更新費/売上の収支バランス、スパムが原因だが、運営費だけは毎月支払っている。)

 わたしも地震直後に千葉県浦安市の液状化被害を現地に踏査したが、そのサイト群には、先般の東日本大震災の大変重要なデータが被災報告書として公開されていた。わたしは、それをまるまる、その処理に一日を費やした。サイトの閲読とダウンロード、pdfのプリント、今後の貴重な保存資料としてハードカバー紙ファイルへのとじ込み作業である。ずっしりと重くて、A4判で120頁にもなった。
 なお、会員以外でもWEBへはアクセス可能である。わたしのホームページでのリンク欄か、大手検索サイトの検索窓への文字入力でアクセスできる。

 これはランドスケープアーキテクト、造園業界関連である。以下に、そのサイトと調査報告書名を紹介しよう。不確かではあるが、日本緑化工学会の学術面、日本造園修景協会、造園工事の建設業界、はどうやらなさそうである。環境分野の植生、生態系や自然保護の学会はどうか。
 数多ある学術団体のなかでも、土木、海洋土木、港湾土木、沿岸漁業栽培、海洋生物、農地、測量、防災、都市計画、土地再開発、土地区画整理事業の分野、それにマスコミでは一部分のみ報道されているが、地震、原子力学、放射線医学ではどのように取り上げられているのだろうか。ぜひとも、ご存じの方は教えていただきたい。
 国や地方公共団体の場合は、いずれその公共の組織や機関の性格上、実質的に復興、復旧工事や施政主体のみの役割であり、純粋な意味でのオーソライズする組織や機関ではなく、その前段階の調査や分析作業の対象からはずした。

 ●日本造園学会
  平成23年5,6月
 ・復興支援緊急調査報告書
   概要編 / 報告資料編(1)/ 報告資料編(2)

 ●日本樹木医会
   平成23年12月
 ・津波被災地の土壌等調査
調査報告書 / 資料編

 どうぞ、時間のある方はじっくりご覧になっていただきたいと思う。
          

 わたしどものへのコメント、お問い合わせに際しての連絡は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。必ず、返信をいたします。その際は、社会マナー上、最低限、必要な氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は守ることを確約します。
           
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椿4種の花

2012年04月11日 05時14分36秒 | 個人の庭・エクステリア
 
 今年のお正月につづいて、手持ちの椿4種の花をアップする。いずれの椿も、ちいさくとも花が咲き、鉢植えで鑑賞できるので具合がいい。しかし、同じ椿でも特性が多種多様で品種数が多くて、同じ時期に咲きそろうことはない。椿の品種は千種と言われていたかな?
 この中で、一番上の左側の蕾の椿はわたしの実生である。旧蝋、新潟県内の北方博物館で採取したユキツバキ(雪椿)系とおもわれる1本である。推定品種では“衣雲(キヌグモ)”が近い。

 図鑑の解説では日本海沿いはヤブツバキ(藪椿)系と、ユキツバキ(雪椿)系は積雪地帯の山岳部に自生するとされていて、その選抜によるユキツバキ系の品種数は160種以上あるそうである。なかなか、奥深い。これから先は、わたしにとって、品種名の同定までは力不足である。
 左右上下の順序で掲載する。ほか3種は、茶花で言うところの侘助椿、侘介椿(ワビスケツバキ)である。

 紺侘助:花---春(2月~4月)。極小。やや赤みのある黒紅。五弁、一重、猪口(チョク)咲き。筒蕊。弁脈明白、花糸は紅。
     葉---長楕円、小、鋭尖頭鋭脚、先端反曲、葉脈明白、濃緑。 
     樹形樹勢---立性、並、伸長悪し。
     産地---愛知県、尾張地方に古木が多いと言われる。 
     備考---子房は無毛。葯の退化も見られない。着蕾多い。ヤブツバキ系品種。

 卜伴:花---春(3月~4月)。濃紅色の一重、唐子(カラコ)咲き、小輪。個体差あり。
     葉---長楕円、中型、葉脈顕著。 
     樹形樹勢---立性、弱。
     産地---関東。 
     備考---‘早く江戸期から知られた古典品種。関西地方では、本種を月光(ガッコウ)という。

覆輪侘助:花---冬~春(11月~3月)。中大。微香。淡桃地に白覆輪ぼかしが入る。一重、ラッパ咲き。筒蕊。
     葉---長楕円、中、平坦、鋭尖頭鋭脚、葉肉厚い。 
     樹形樹勢---立性、強、枝打ち後は樹形が粗くなる。
     産地---愛知県。 
     備考---‘初雁’の枝変わり。1960年に佐藤稔が命名、発表。‘初雁’からは桃花(桃色昭和侘助)も出る。

【参考図鑑】
    ・[日本の椿花]平成元年2月10日初版発行
   --著者;横山三郎/桐野秋豊 --発行者;㈱淡光社
         

               
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‘河津桜’の品種特性メモ

2012年04月10日 06時01分12秒 | ランドスケープデザイン

 ここではあらためて、先日画像にアップした 河津桜 の品種特性などを、補足する意味で記しておきたい。時間もないので今回の参考資料は一件のみである。
 先日はわたしは、ブログにこう書いた。どうだろう、当らずとも遠からずか。
『この 河津桜 について、少々曲幹が気になるがわたしの印象では樹形がサトザクラ系のようでゴツゴツしているようにみえる。幹肌もそうであって、伊豆半島の河津町で見い出された突然変異種ということだが、オオシマやヤマザクラ系との自然交配とは違う気もする。
 この感想は念のために言うと、サクラ植物図鑑や学術資料にあたっていないので、実見したうえでの推定になる。新葉よりも花が先で、花びらは5枚の一重で、花びらの縁に濃い赤味がある。開花すると全体がぼってりしており、春の青空に映える濃いピンクであるが、染井吉野(ソメイヨシノ)のような華やぎはすくない。』

⇒⇒⇒
 カワヅザクラ(河津桜):
 Prunus× kanzakura cv. Kawazu-zakura カンヒザクラ×?  
■原木は野生状態で発見され、のちに静岡県河津町に移植された。伊豆半島先端の石廊崎方面にも植栽されている。片親がカンヒザクラであることは確実、鱗片の外面の先端近くにも毛があるのは、カンヒザクラからきた形質である。もう一方の親は不明であるが、オオシマザクラであるとする説もある。
■落葉高木。樹皮は紫褐色で光沢がある。成葉は長さ10~12cm、幅6~7cm、楕円形または楕円状倒卵形、先端は尾状鋭尖形、基部はふつう心形、ときに円形。鋸歯は単鋸歯で多少重鋸歯がまじり、先端は鋭形で芒状にのびることはない。鋸歯の先端の小腺体は紅紫色で小さい。葉の質は厚く、表面は帯黄濃緑色で光沢があり、裏面はやや白色を帯びた淡黄緑色で、主脈は淡紅紫色を帯びることがある。葉柄は長さ約2cmで淡黄緑色、ときに紅紫色を帯びる。
 蜜腺は盤状で、葉柄の上端に1~2個ある。花序は散房状、ときにやや散形状、4~5花からなる。
 苞は小さく長さ1.5~5mm。花柄は長さ1~1.3cm、小花柄は長さ約2cm。萼筒は筒状鐘形で紅紫色。萼片は長卵形で先端はやや鋭尖形、少数の細かい鋸歯がある。
 花は直径約3cm。花弁は5個、淡紅紫色。広卵形または円形で先端に切れ込みがある。つぼみは濃紅紫色。
☆花期 3月上旬~中旬(伊豆半島)

  ≪撮影:平成12年 3月23日午後 3時過ぎ≫
 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。

             

【参考図鑑】
    ・[日本の桜]1993年4月1日発行
   --著者;解説 川崎哲也 写真 奥田實/木原浩 --発行者;㈱山と渓谷社

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公園の花も咲いて、いよいよ、春爛漫になりそう・・・

2012年04月09日 06時37分37秒 | ランドスケープデザイン

 ここでは、3年以上前にできた都市公園の花々をアップする。もちろん、この工事自体にはわたし自身も関係した曰くつきである。ここも遅れている気象の変化によって、茶褐色の目立つ広場と緑地の光景、芝生はいまだに草紅葉状態、郷土の希少種のカスミザクラや、オオヤマザクラなどの桜はまだまだの状況だった。(ギボウシもまだまだ・・・。)
 今回の植物や樹木の種類は、ごくごくポピュラーですが、いちおう念のために、画像は上下左右の順で記しておく。ここでは、遊び心で植物名を日本語の漢字表記にした。
 連翹 ・ 鶯神楽 ・ 不明雑草(キンポウゲ科?) ・ 花海棠 ・ 土佐水木 ・ 杏 ・ 花蘇芳 ・ 雪柳
  ≪撮影:平成12年 4月 7日午後≫
 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。

               

            

         
          
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ミモザアカシアの花も咲いている。

2012年04月08日 18時57分27秒 | ランドスケープデザイン

 ある家の道路際に ミモザアカシア の花が無造作に植えられ咲いている。この花を、わたしは矢も盾もたまらず、デジカメでちょっと盗み撮りをした。野放図なカメラ趣味の如き他人のものを被写体に使うなどわたしらしくない。わたしのブログ読者もお分かりのように、写真の被写体は原則的に自前の素材である。そんなこだわりがある。しかしそれならなぜ? 実は、わたしにとって思い出深い樹木だからだ。
 昔、わたしはランドスケープデザイン担当として、都内品川区内の運河べり「天王洲アイル」の都市再開発に関係した時に植栽計画では、 常緑性アカシアを取り入れた。それまで東京では、街路樹や早期緑化機能重視の利用がたまに見かける程度の普及であったが、早春の楽しませる花壇と緑地づくりを目的に10数本ほど採用した。
 この ‘ミモザ’アカシア とは通称名(フランス語)で フサアカシア のことを指す。この種のアカシアは、ほとんどオーストラリア原産、同国内ではあの有名な ユーカリ の木よりは涼しい地域に自生する。マメ科、アカシア属。
 国内でいうところのアカシアとは、落葉性でありニセアカシア(ハリエンジュ)のことであって、北米原産の全く別物のアカシアである。

 ここで、一応、ざっくりと植物知識を整理しておく。「天王洲アイル」では下記の3品種を植えた。
・フサアカシア(Acacia dealbata)- 房アカシア。フランスのミモザmimosa祭に使われる。
・ギンヨウアカシア(Acacia baileyana)- 銀葉アカシア。葉が小ぶりで、生花に使われる。
以上、ともに花期 3 - 4月、花の色は輝く黄色。特に早い春に、1cm未満の球状の花が輝く黄色のたわわになる。
・モリシマアカシア(Acacia mollissima)- 花期 5 - 6月、花の色は地味なクリーム色、タンニンを採取する有用植物。現在では、繁殖力が旺盛過ぎて他の植物を被圧するということで植栽は忌避されているらしい。

               
  ≪撮影:平成12年 4月 8日午前11時頃≫ 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る。

 ミモザアカシアの花が咲く。春の青空の下で黄金色の花びらが、樹冠全体をおおう様は一本でも豪奢である。にぎにぎしくて明快で華麗、まるでゴールデンシャワーの如し、花万朶の趣きだ。
          
  
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こごみの収穫

2012年04月05日 05時17分29秒 | ガーデニング・庭づくり

               
 クサソテツ(草蘇鉄)=こごみ。本来はランドスケープデザインのプラン用に育成していた。多年草で、造園材料的には‘地被植物’扱い。
 花はなくても大きく展開する葉がリズミカルで面白い。意匠的に葉のフォルムがいい。濃い緑の羽状複葉の葉が重なり合う情景がいい。もともとは近在の山中から掘ってきたものだったか、記憶はあいまいではっきりしない。

 しかし、あるとき、山菜としての利用に気付いた。 
 これはささやかであるが、今年の こごみ の収穫である。実は オオバギボウシ(ウルイ) とともに、現在わたしが食材目的で肥倍させていて繁殖途中だ。近頃のわたしにとって、実際はなんだか、家庭菜園で野菜を育てている意識に近いように思う。発生株数はまだまだ少ない。
 ここは庭の一部分であるが、育っている場所はキンモクセイの樹木の下、半日陰で地面には剪定した枯れ枝葉を敷いている。生育環境は、まずまず、いい場所である。
 内側の1/3ほどを残し、葉が開ききらないタイミングで採取する。このタイミングが難しくて写真ではやや遅すぎた。こごみ はアク抜きは不必要でくせもないので、天ぷらやほうれん草のおひたしのように調理して食べるといい。
  写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。

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