うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

本村さんの裁判

2012年02月29日 05時52分40秒 | わたしの日常です。

 数年前にもブログで書いてきたが、ここでは先日の山口の本村さんの裁判に触れる。山口市光市母子殺害事件のことである。わたしはその日の午後、仕事先であったが特にテレビをつけて見ていた。
 この間、最高裁でこの事件の最終判決がでた。これは広島高裁からの差し戻しに継ぐ二度目の控訴審であり、被告は死刑が確定した。13年の年月がかかったが、この判決内容にわたし自身も同感である。今後、被告側がたとえ裁判の再審請求を起こしても、事実認定を争う事案ではないので冤罪による判決内容の変更はあり得ない。万が一あっても、情状酌量による減刑のみだ。
 わたしには、広島高裁における公判での弁護側の、いぎたない屁理屈をこねくりまわした‘人権派’による冒頭の口頭弁論の内容の奇天烈さを、いまだに忘れることができない。まるで、下品なアニメやマンガの原作の如しであった。
 今回ははじめて本名が公開されているが、改姓の事由はどういことか、今後の再審請求にそなえて、面会権を得るために弁護側、支援者とのあいだに獄中での養子縁組が結ばれたのか。

 被告は中学生の時に母親が自殺した。では、実の父親は現在どうしているのだろう。ひっそりとしてはいるだろうが、どんな心境でいることだろうか。
 このことについては、報道では触れていないように思う。かつて、大阪で多数の小学生無差別殺人を犯して、既に死刑執行になった男性の父親のように無関係と思っているのだろうか。実の親としては無責任を通りこして野放図な印象であったが、そう思わざる得ない環境で生活をしているのだろうか。
 家庭での教育の難しさは、現代の風潮でうかがえることに、親子間の猫っ可愛いがりに見られる核家族の友達ふうな関係や、親自身が楽をする怯堕な放任主義でも子供をまちがえた方向に育ててしまうのだ。要は、子供自身の将来に向けての自覚の持たせ方だろう。責任の持たせ方だろう。いやおうもなく成長すれば親子間といえども距離感は出てくるし、そのスタート時点で、愛情をもった端緒のつけかたが重要である。そのうえで、峻烈で厳しい言い方をすれば、そこでは親は子を突き放せるほどの無関係が理想であるべきだ。

 それはともあれ、いつもテレビで見る本村さんのまっとうで懸命な態度を見ると感心する。なんだか、ホッとする。わたし自身が物事を教えられている気がする。
 わたしは、「本村さん、再婚おめでとう。とりあえず、終わって良かったね。」 と言いたい。
       
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芽出し直前のギボウシ

2012年02月27日 05時36分16秒 | ぎぼうし栽培日記
 
 ここでは、いつもなら3月中旬以降に新しく芽出しするであろう直前のギボウシの14の画像をアップする。地味でわたしにとって苦手なデジカメの接写だが、どうぞご覧いただきたい。わたしたちの栽培形態は露地ではなくて、すべてプラスチック鉢とビニールポットのみである。
 その中で、一部の鉢は表土が落葉、越年雑草や杉苔が生えた現状とそれを除去した二枚組写真で並べてみた。見るとやや雑然としているが、これによって地温や土壌水分がまもられたという効果もあった。冬場の乾燥は多年生植物にとって禁物だ。今年の天候は例年になく乾燥しており、昨年の12月中旬から1月いっぱい続いた無降雨期間には3回ほどの手撒き散水をおこなう。そんなメンテナンスの結果は昨年の初秋以降の根系部の充実ぶりが根株の大きさと、発根量の体積と芽数の多さによって示してくれる。

 根やバルブ(根茎)が浮き上がっているのはなんどもこの冬の霜柱の力により持ち上げられたことによる。むろん、このままでは良くないので、今後、増し土やマルチを施す予定だ。
 ちなみにわたしたちのギボウシ株分け作業はおもに、9月頃と、それにこの春の芽出し後、成葉になる4月以降ということにしている。当然なことに、一般的に知られてギボウシ栽培テキストとは異なる。これはわたしなりに、数年間のギボウシ栽培の経験上で、体得した技術だ。
  ≪撮影:平成12年 2月26日午後 2時≫
 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。

           
①②天竜ー草茎の薄茶色の表皮の中からかすかに新芽が見える。わたしは山菜として食用目的には‘ウルイ’の中でこの品種が一番美味と考えており、色々と工夫して増やしたいのだが実は発根量が少ないようで繁殖的には難しい品種だとおもわれる。
③メディオバリエガーター紫味がかった可憐な幼芽が出ている。

           
④ママミヤー芽出しは遅いようだ。まだ不明部分が多い。
⑤⑥タマノカンザシーまだまだである。もともとこの品種は芽出しは遅い部類に入る、ここでは昨秋からの伸根の状況を確認する。
     
           
⑦⑧オーガストムーンーこれは、遅い性質だったかな。
⑨マルバタマノカンザシー辛うじて、幼芽が1芽確認できる。

           
⑩ロイヤルスタンダードー放射状に広がる太いバルブの中心部分に幼芽が準備されているのが見える。
⑪ステンドグラスー昨年の伸びた草茎の痕跡があり、その横に太い芽が立ち上がりつつある。
⑫徳玉ー青葉の古典品種。むき出しになった緑色のバルブ。培養土で被覆する必要がある。

        
⑬モーレハイムー土壌中に根がびっしり廻っているようだ。
⑭タチギボウシーこれはいまだ品種名が不明であるが、地下茎で増えるので原種のようである。青花を着ける。発芽率は良好、二年生実生苗であるがきわめて生育がいい。杉苔におおわれていて根株自体が浮き上がる。かなりの発根状況が見てとれる。


 今までのギボウシの育成や栽培については、このサイト左側の、カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。

 購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。
            
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ある嫌な、お問い合わせメール

2012年02月26日 06時14分51秒 | ギボウシ編---お客様の評価、お問い合わせ
今年は閏う年、二月ももうすぐ終わりだ。ここでは、あるお問い合わせメールについてわたしの勝手な感想を記したい。やむをえずということもある。というか、このごろの少々嫌な思いに触れたい。ギボウシについても、こんな問い合わせが昨年は5回ないし6回はあったろうか。
 極力、編集を加えず、下に支障のない範囲でメールを公開するが、内容はファイジョア苗の在庫状況、販売価格、それに栽培についての質問だ。
 メールがあったのは 2/11、それに対して やや遅れて 2/14に返信した。それで、本日は 2/26になる、もうすぐ二週間になる。しかし、その後なんの連絡もない。お問い合わせメールについて、その文章や文脈でその人柄を判断せざるを得ないのがメール上のやり方だ。この方の場合、知らされているのはメールアドレスのみで他に連絡先の書き込みがない。返信時にはこちらのことは記載済み。つまりは、信頼していいのかどうかということ、個人情報保護法の問題以前のことになる。
 返信内容では、わたしたちの責任の範囲内で栽培経験で得た知識も書いている。つまり、わたしなりに事実に裏付けされていることを、正確に正直に記している。

 そのことに対し、少しでもリアクションがなされるべきだ。わたしたちの場合も、いわゆる通販サイトということになるのだけれども、しかし、個人的には社会規範のマナーとしてメリハリのない行為は好きになれないし相手にしてほしくない。PC,WEBは便利だがそれとこれは別の問題である。挨拶とか礼儀などの日常の常識とまではいかなくても、ぜひとも、返信を返してもらいたいものだ。

----- Original Message -----
Sent: Saturday, February 11, 2012 4:44 PM
Subject: フェイジョア苗木について

うざね博士さま 
突然メールにて失礼いたします。1個人のTと申します。
ファイジョアに興味あり色々調べておりましたら
御社のホームページに非常に関心が向かいました。
いきなりですみませんが、ファイジョア苗木の販売を
されているようでしたら、
その販売価格や、1本でも結実する木なのかどうかなど
ご教示頂けないでしょうか?

ご面倒お掛けしますが宜しくお願いいたします。
以上です


 ⇒以下が返信メールです。

T様
 連絡が遅くなりました。フェイジョアの件。
今までの栽培経験からすると、フェイジョアは、一般的に言って、肥倍して5年生苗ぐらいから結実するようです。開花は1,2年生からでもOKですが。
 ちなみにホームセンターやPCの通販サイトではすぐにでも実が着くようなことを言っていますが、そんなことはないでしょう。
 私どものフェイジョアは樹齢25年の木を母樹にして、挿し木や実生で繁殖、自家授受粉で品種は「クーリッジ」です。他に2種あります。まだ今年の販売について未整理なのですが、ポット鉢でH0.5~1.5にサイズで値段は\1,000. ~\3,500.でしょうか。まとめて購入されるといいのですが。
 実は、私どもでは、連絡先の不明な方のお問い合わせにいつも困ってしまいます。キチンと対応されることを望みます。

 なお私は、毎朝、メールチェックをしておりますので、何かございましたらご利用のほどをよろしく願います。                     以上
 

 購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。
            

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林芙美子の浮雲を読んで、

2012年02月22日 05時52分36秒 | 活字中毒の日々、そして読書三昧
暦の上では「雨水」が過ぎた。わたしの密かな願いでは、当地では20日位には、南風の春一番が吹くかなと思っていたがかなわず、今年はいまだに寒い天候が続いている。これからの、暖かくなる度合いの今度の目安は3月5日の「啓蟄」だ。
 わたしの近況は、先月来回収してきた弟の遺品のものを手元で整理している。わずかに図書券一枚のみで金銭めいたものはない。ほかに未使用とおもわれるXPのパソコンや道具箱など雑多であるが、つたない初心者向きの園芸本、星、野鳥の本もあり、中には珍しくも文芸作品の文庫本があった。

 先日、その林芙美子の風俗小説‘浮雲’を読む。じつは、この本は書痴のわたしとして新規に購入して読むレベルではない。奥付に鉛筆の手書きで 180と書いてある。どうやら古本屋で買ったらしくて、活字が小さく紙質も茶色くわら半紙のように変色し、丁寧にあつかわないとテイッシュペーパーのように破れやすい。どうもこれは戦後1950年代のベストセラーであったらしくて、その後、東宝映画にもなったようだ。作品は名匠・成瀬巳喜男監督で、高峰秀子と森雅之のキャストである。
 内容は、戦中に農林省から仏印(フランス領ベトナム)へ林業技術者として派遣され(軍属)、敗戦で引き揚げてきた元役人が主人公で、言ってみれば、それぞれが浮気者の男女が戦後混乱の世相のなかで転変し、身を滅ぼしてしていくストーリーである。

 そこで、最後は鹿児島県の屋久島が舞台となる。屋久島は一日ごとの天候の変動が大きくて安定せず、しかも国内有数の雨の多い島で知られる。たまたま以前、造園業界の集まりで‘縄文杉’ツアーで行った先の旅館が安房港近くの「屋久島ロイヤルホテル」で、ここは林芙美子のこの小説執筆の滞在先であった。その由来が大きな看板で建物につけてあったのだ。わたしが行った季節は、屋久島の登山には一年で一番時期がいいと言われた6月の入梅直後の頃である。そこをステイ先にして、早朝暗いなか、おにぎりなど二食分を持って隊列を組んで出発する。それは、やはり雨もやいで、まず森林鉄道のトロッコレール跡を歩き、原生林の山中に渓谷やつらなる巨岩や急峻な山肌などの登山路で‘縄文杉’を見るまでは実に片道6時間であり、日頃の運動不足がたたり、わたしは下山もおぼつかなくていて翌日から数日間は身体がぐだぐだに疲労困憊したものである。

        
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たまに感じること、震災の援助活動・・・

2012年02月12日 07時02分03秒 | 東日本大震災のこと
この間、通勤の帰りに時間つぶしのために、途中の佐倉駅の改札を出て構内をうろついた。佐倉市は近隣の市町村に比べて市民の文化レベルが少し高い町、橋上駅の広いロビーのウィンドウには毎回その作品が展示されている。手製の工芸品や学生たちの絵画、クラシックコンサートの案内、時には薪能開催もある。
 そんなことで、しばらくぶりでいろいろな掲示物を見ていたのだが、そのなかで広報物「公民館だより」がありおもわず読んだ。地味でわら半紙ふうの紙面の小さな文集、その記述には、この関係者が東北の大震災に一カ月間ボランティアに行ったことが書かれている。
 わたしはハッとした。おびただしい被災内容のことに、援助活動に現地へ行った方々のことに触れている。西の方からはリタイアしていた老親子、または市の公務員や学校の先生を定年退職した人、勤め先にこの活動参加を申し出て受け入れられず退職してきた25歳の若い男性、率先してわざわざ外国から参加する人々、などなど。新聞やテレビ、また今の若い世代に多い合言葉のようにステッカーやウェブ上の言語表現に託せば良しとする浮薄な世の中にあって、その文字どおりの身を挺しての行為に心打たれる。
 現代のマスコミやIT社会の宣伝文句や商品のコピー文は真実ではない、バーチャルリアリティは真実ではない。そんなのは、共有や絆ではない。なぜなら日本人特有の 「熱しやすく冷めやすい一過性」 とともに 「人と同じでないと不安だ」 という欠点が隠されているからだ。自分自身はどうなんだい、社会の色んな場面において、近年多くなった、一見優秀とされている被害妄想面をして身勝手な主張の正当化に長けた連中の加害者たちに虫酸が走る。なぜ、みずから個人の思いや体験からこの惨事をとらえられないのだろう。しこうして、みずからのみの判断で行動することだ。
 マスコミ人の役目はこういことをもっと正確に具体的に報道することだろう。世の正義を標榜する職業に就いているならば、もちろんのこと、企業を離れて個人としても実際の行為は率先して行うべきことだろう。
 わたし自身はと言えば、今の貧しい生活や年齢的に身動きできずにいて、近頃の余裕のない境地に焦燥感に襲われる。
     
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遅れている春の到来

2012年02月11日 06時13分35秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
 今年、関東では春の気候の移り変わりが、遅れている。わたしには、最低、二週間はずれている気がする。蠟梅は咲いた。このままでは、ひょっとすると、梅の花が連翹、花蘇芳、木蓮や辛夷や河津桜が花開く彼岸過ぎての同時期に咲きそうである。
 まさか、染井吉野の開花までとはいくまいが・・・・・。

 この頃は、1月21日以来、喪失感にさいなまれて、悲嘆と春愁と感傷の日々を過ごしている。たまに仮眠をとると、昼夜無関係に2度ほど恐ろしい悪夢に目覚めたりした。五感が不明になる。沈鬱な気分が続く。そうか、そうだ。そういう心の状態が体調を崩しがちにする。だが、やっとわたしは、数日前に日常の生活意識に戻ったような気がする。世にある絶望は若者たちには似合っても、初老の人生にはただ単に自然消滅するのみで、似合わない。
 ここでの俳句は、相も変わらず、突発的に朝の通勤電車の中で、10分位の短時間で詠んだもの。

 ・現し身で虚空をつかみつ 浅き春

 ・手指揉み うつむく陽射しに 目白鳴き

 ・冬着着て人混みに紛れて いま何処

 ・髪膚撫でて 添いし歳月や 春いまだ

 ・逝きし君 父母を想うなり 水温む

 ・弟の 念い貫かん 遠き春
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巨大葉のアカンサス

2012年02月11日 05時23分14秒 | ガーデニング・庭づくり
ここでは珍しい草花、「アカンサス」 を取りあげる。

 アカンサス・モリス; キツネノマゴ科。葉薊。ヨーロッパ南部、北アフリカ、西南アジア原産。
 ギリシャ建造物の柱(エンタシス?)などの模様のモチーフに選ばれた植物として知られる。葉形は古典的な文様にとりいれられた。
 この草花は草茎を折ると異臭がする。通常は、常緑の濃い緑葉を観賞する多年草の草本だが、やはり粗い鋸歯を持つ雄大な葉が見もの。表は淡い紫色の白い花びらで初夏の頃に咲く。草丈は最小でも50~60センチ、葉張り80センチ、花茎は1m以上にもなる強健種。日当たりのの良い場所から日蔭まで育つが、半日蔭をもっとも好む。やや湿り気のある場所で長期間栽培される。
 わたしはかつて、自分の庭に持ち込みやたらに増えて往生したもの。根である地下茎の一部分でも簡単に繁殖する(根挿し)。どうしても、生育スペースが大きくて、ついには引き抜き廃棄処分した曰くつきの草花である。
 したがって、広いオープンスペースや公共の緑地向きのランドスケープデザインのマッスとして遠景に適している。
          

  ≪撮影:平成12年 1月31日午後 2時半≫
 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。

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冬の草花 アーティチョーク

2012年02月09日 05時17分18秒 | ガーデニング・庭づくり
これも日本ではユニークな宿根草になるだろう。冬季も地上部は枯れずにいて、どこかバタくさくて人工的な形姿の草花、株の中心につく花蕾は野菜として西洋の料理用に使われる。

 ・アーティチョーク:キク科。チョウセンアザミ属。朝鮮薊。葉色はほぼ一年中このような銀白色(シルバーグレイ)で、手で触っても痛みはないが、見なれない鋭い樹枝状の草姿をしている。アクセントが強いので、花壇では後方に単独で配植した方がいい。
               

  ≪撮影:平成12年 1月31日午後 2時半≫
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冬の花 菜の花も咲く

2012年02月08日 05時21分07秒 | ガーデニング・庭づくり
もうすぐ春、ここでは咲き始めた菜の花をあげる。
 ・ナバナ:アブラナ科アブラナ属。
 あまり説明はいらない。ただただ、探し回って見つけた菜の花のさわやかな花びらを見てほしい。
               

  ≪撮影:平成12年 1月31日午後 2時半≫
 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。

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冬の花 ニオイバンマツリ? 調査中

2012年02月07日 04時36分16秒 | ガーデニング・庭づくり

 ニオイバンマツリ?、アブチロンでもない。種子の形状が時計草ににている。草花名は未だ調査中。
               

    ≪撮影:平成12年 1月31日午後 2時半≫
 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。

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冬花壇の花々

2012年02月06日 05時00分04秒 | ガーデニング・庭づくり
ここでは冬の花をあげる。花が一番少ないとされる季節だが、わたしが街中で見かけたものだ。一般受けするパンジーやビオラ、プリムラは今のところ咲いていないが、どうぞご覧いただきたい。
 場所は、海から数キロほど内陸に入った県道沿いの広い花壇である。ここは、近所の花好きボランティアの年配のメンバー数人が労力奉仕に材料費他を負担して運営している。規模は大きくて長さ約30メートル、奥行き約8メートルの沿道花壇である。手作りではあるが、一年を通して楽しませてくれるこの花壇構成にはとつおいつの苦心の跡がありそうで、このメンバーには最近知り合ったばかりだが、陰ながらお手伝い出来ればと考えている。
 千葉のこちらでは20日に急激に零度近くまで温度が低下、とうとう、24日には初雪が降り出した。その前に撮影をと、思っていたが間に合わなかった。
 この草花もそれまでは寒害に会わず咲いていた。その風情はけなげにも見えたのだが、どうやら一時休止の状態である。花はしぼみ茶系に傷んだ花弁ははかなげだが、どうしてどうして、いよいよこれから、一年で一番花の多いシーズン、春もたけなわに向かいつつ花を展開させてゆく。

  ≪撮影:平成12年 1月31日午後 2時半≫
 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
           

           

           

           

 画像のアップ順は、上⇒下 左⇒右の順序で各草花名を記したい。草花名称の不明な点をざあっと園芸本、植物図鑑ハンドブックなどであたったが、時間切れでいまだつきとめられないのもあり、過誤も含めて皆さんの指摘をお願いしたい。
 
 ・ユリオプス・デージー:南アフリカ原産。
 ・? 
 ・ノジギク;白花。
・石竹:ダイアンサス。ヒメナデシコ ブラキカム ピンク色  
 ・ブルーデージー;(瑠璃雛菊)青色。キク科。
 ・ノースポール;マーガレット
 ・? 
 ・イソギク;黄花。
 ・パラヘーベ・カタラクタエ:ゴマノハグサ科。ニュージーランド原産。淡紫色。
  または、・コンギク;青紫色、赤紫色。キク科。
 ・ストック 
 ・? 
 ・ローズマリー:シソ科マンネンロウ属。立ち性。地中海沿岸原産。
 
 この花壇の境栽としては背丈の低い、「オタフクナンテン」 と コニファー「グラウカ」 で仕切られていて、後背部分に1mから2mの中木として 「シマトネリコ」 「ビヒタスユーカリ」 アリゾナイトスギ「ブルーアイス」 が植えられている。

 グラウンドカバープランツ(地被植物)としては、以下の植物である。
 ・リシマキア・ヌンムラリア‘オーレア’:サクラソウ科
 ・ヒメツルソバ:ポリゴナム。タデ科。ヒマラヤ原産。
 ・ヒメイワダレソウ:クマツヅラ科。ペルー原産。
               

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冬の花 プリムラ・マラコイデス

2012年02月05日 18時20分27秒 | ガーデニング・庭づくり
これはプリムラ・マラコイデス。これはなんだかこういう咲き始めの小さな花や、びっしり蕾を用意しているらしい。この草花を見ていると、もうすぐ春かなと思う。葉についた産毛のような草姿の様子が実に初々しい。

 ・プリムラ・マラコイデス:(西洋桜草)サクラソウ科

           

  ≪撮影:平成12年 1月31日午後 2時半≫
 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。

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春の節分を前にして句を詠む

2012年02月03日 05時31分02秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
 大過なく、月一回の工事連絡調整会議を早めに終えて、帰途、駅前広場のベンチで時間待ちをする。乗替え駅への便利な直通バスを利用するためである。ここでは、先の大震災による液状化被災箇所の復旧工事の物音に、行き交うは無数の足もとのみ。絡み合った針金の如き樹枝の藤棚の下、ここだけは風も吹かず遅い冬の陽射しでいい塩梅である。もう既に如月、明日は春の節句、気持ちが落ち着いてくると、このごろはここ数日間の出来事が頭の中を去来する。

 ・蒼空に 襟を立て袖をのばし 風を舐める

 ・西日受け 背黒鶺鴒踊る 舗石かな

 ・雑踏に 耳をそばだてて 春日和


 ・春宵に ぬくもり喪いししじまかな 
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真冬のギボウシ栽培メンテ

2012年02月01日 11時00分45秒 | ぎぼうし栽培日記

 ギボウシは多年生の落葉草花、地上部の草茎部分は枯れる。地下の土の中の根系は株や地下茎の状態で冬越しする。温帯性であるギボウシは冬の寒さにあてなければならない。そうしないと植物生理上、生育不全になる。ここでは大寒を過ぎて立春にかけての、今の状態を画像で表したい。

 わたしたちはギボウシ苗を鉢やビニールポットで栽培している。現在は気温低下により、土壌が凍結し霜柱が立つ季節、露地植えでもそうだがこの場合特に顕著だ。霜柱は早暁におきて、昼過ぎに融解する、毎日のようにそんな現象が続いていて、かわいそうなぐらいだ。
 ギボウシは繰り返される霜柱によって、鉢の表土は掘れてきて凸凹になり、バルブ(根茎)があらわになり、根が凍害で傷んでしまう(寒乾害)。そこで培養土を補い増し土するのだが、さらにその上にマルチすると具合がよさそうだ。マルチングは地温変化の緩衝作用や土壌の乾燥防止、これから成長するにあたって、草花の芽出し前の各部位の組織の細胞分裂を旺盛にする効果がある。通常、マルチ材は市販の有機物のバーク堆肥でもいいのだが、わたしは剪定した枝葉を細かく刻んで作った自家製の堆肥を敷いて使う。厚さは3センチから5センチを目安にしている。
 逆に言えば地表のロゼット化した越年雑草は、土壌を密につかんでおり冬の間は抜かないで置いた方がギボウシにとっていいともいえる。冬越しの植物にとって効果がある。
 一般論として冬場には灌水が不必要の場合が多いが、この今年の冬のように一か月も降雨がなくて乾燥が続くと生育障害が起きてしまい、最悪の事態では株自体が干からびて枯死してしまう。だから晴天であればお昼直前ぐらいから早めの午後にかけて水やりの励行をすすめたい。でないと、春先の芽出しをいくら待っても見ないままで終わるだろう。水やりは露地植えでも必要だが、特に土壌量が限られている鉢物栽培は要注意だ。
 まあ、このことはわたし自身の栽培経験に基づくもの。多くの場合冬越しする多年生植物に当てはまるのだが、この辺の詳しい栽培方法については、残念ながら世間に数多くあるガーデニング入門書、園芸書などには載っていない。園芸の本は、一般的に言ってその著者自身が特定の草花や植物栽培に未経験で記述しているケースが多い。

 今までのギボウシの育成や栽培については、このサイト左側の、カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。

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