うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

爽秋のよしなしごと

2006年08月27日 07時23分10秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ

  今朝はめっきり涼しい。わたしの机のそばの文書決済函にわが家の猫、ぼ
 んちゃんがひさしぶりに四角くはまり寝そべっている。動物は正直だ。いつ
 もは暑苦しいのでリビングの木貼のフローリングで寝るくせに。しかも珍妙
 な体勢で。

  この間、やっとここ一ヶ月のスケジュールがかたまった。業務的には8/31,
 9/1と北九州の本社、 6,7,8の三日間は福岡市内の展示場での説明員役、初め
 てである沖縄県浦添市に屋上緑化デザインの打ち合わせで12から14日の間に
行く。また27日にはリーダーをつとめる大阪支店でPJ会議開催の予定。
  地元では理事長職として、9,10 に施設管理組合の地上波デジタルテレビ
 放送対応に関する説明会と定期理事会がおこなわれる。30日には「八街まちづ
 くり市民会議」があり、今回はわたしが講師となり近くの谷津田を会場にして
 ‘里山の暮らしと自然’をテーマで野外観察活動がある。

  へそ曲がりのわたしのことだから、忙しいとかスケジュールが詰まってい
 ることが良いことだなんて思わない。また、仕事が全てだなんて思わない。過
 去に数々の職歴を経ていたり、また自営してみたりの経験もある故か、年齢的
 にもそう思う。今さら、いきがる立場、性格ではないだろう。
  自分でアイデアを出して決めた行動なり与えられた目標に、ただ、その都度、
 最善の方向性を検討しこつこつ積み上げていくだけである。

  タバコ喫みには厳しい世の中になっているが、勤め先の近所に喫煙場所があ
 り、早朝、わたしはいつもそこに立ち寄る。そこに7,8種類の品種の朝顔が30株
 程度植えられた白いプランターが道路に沿って置かれている。おなじみの紫・
 ピンク・水色の花の色のほかに純白のが混じっていて気に入っている。結実し
 熟したあかつきにはぜひ種子をいただきたいと思っている。
  そうかもうすぐ、実りの秋になるのか。
  まとまりの付かない日常を送る、わたしにとっていささか心騒がしい心境で
 ある。

  ・一服し 朝顔そそりて 肌温し

 


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本村洋さんのこと

2006年08月20日 19時16分16秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ

 本村洋さんのことに触れてみたい。
 7年前に、瀬戸内海に面した山口県光市にお住まいの、新婚生活を送っていた本
村洋さんの家庭でその事件は起きた。未成年の男性に、真昼間に奥さんと一歳前の
の赤ちゃんがいきなり殺害された。やがて、刑事裁判が始まり、ひとり残されたご
主人は控訴審である裁判をを傍聴し、あまりにも理不尽な対応(法律、裁判、被害
者救済)に社会的な活動を始めている。
 今日のYAHOOニュースによると、本村洋さんが書かれた本、「天国からのラ
ブレター」を脚本にして、山口円という若い女性監督によって映画製作が進行中と
いうことである。
 わたしは本村洋さんはテレビの画像でみているだけであり、もとより面識がある
わけではない。

 このブログでは北朝鮮、靖国神社など、時事・社会問題に類することは触れない
ように避けてきた。というのは身近な問題じゃないと確かなことは言えないという
考えがあったからである。私的な領域でさえ解決できずにいる問題があるのに。

 しかし、この事件には少々関心があるので、これから折りをみて、顛末をたどり
取り上げていきたいと思う。

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往く夏、惜しむ夏・・・・・⑮

2006年08月19日 10時19分39秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
  
  北国生まれのせいか、わたしは、春夏秋冬のなかで一番夏が嫌いなは
  ずなのに書きなぐった過去の詩歌集ではどういうことなのか夏を主題
  にしたものが多い。下の句はまだ感性がのびのびしていた頃のものか。
 
  ・愛しきを 胸とどろきて昼花火
 
  ・突き抜けし青空にほうづえ 昼花火

   お台場海浜公園にて、
  ・若き語らい 見晴るかす未来の
         くらき磯砂を踏みしめる
             すおう色の夕暮れ


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終戦の日に・・・・・⑭

2006年08月15日 19時08分05秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
 
  この間、立秋を過ぎて今日は終戦記念日。はっきりしない空模様である。休み
  の日ではあるがだらだらといぎたなく、リビングと2階のベッドで過ごす。
  今日の生産的なことと言えば、庭に出て、サルスベリの幹皮剥がし・不用枝の
  剪定、佐野桜の伸びすぎた枝の切り詰め、シダの除去など、それに花茗荷14ケ
  の採取の小作業のみである。

  先日、畑村洋太郎の「起業と倒産の失敗学」を読み終えたが、上手くまとめてい
  るなあ、と味気ない感じがした。数ヶ月ぶりに、いったんやめていた山本七平
  の戦争物「一下級将校の見た帝国陸軍」を読む。この本はなんども読み返した
  ようでもあるのだが、次第にのめりこむように読む。相も変わらず、わたしは
  山本七平フリークのようだ。読書時間不足もあるが、最近中身のない本が多す
  ぎるせいだ。
  しかし、こんな休みの日々にも、戦争に限らずどんな悲劇が起きるかも知れな
  いし起きないかも知れない。

  以下に、過去に詠んだ駄句、3句を掲載する。


  ・碧空 永遠にとぞ思う哉入道雲


  天王洲アイルにて
  ・百日紅 焔あげたり台場跡
 
  ・潮満ちて 合い間にざわめく納涼船


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残暑見舞い・・・・・⑬

2006年08月14日 06時01分16秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ

 ・うろこ雲 見果てぬ夢を念じおり

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ある忘れ物のお話

2006年08月13日 06時17分52秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
 
  電車内の網棚に忘れ物をした。そこで昨日の10時過ぎ、二つ先の終点のN駅
 まで受け取りに行く。
  ものは設計メモ、資料・その小道具を入れてある空港売店でもらった紙袋ひと
 つである。自宅に着きクルマから降りた時に気付いたもの。

  以前に同じケースがあったのは、わたしの記憶では5,6年ぶりだろうか、他
 人様(ひとさま)には分からないだろうが当人にとってややショックである。

  10年以上前に、当時の会社で都内大田区の洗足池の畔で,御茶ノ水の専門学
 校の造園デザインを専攻した女性新入社員の歓迎会を兼ねサクラの花見会をおこ
 なった。その帰り道ひどく酔っ払い、前後不覚になりショルダーバッグを失くし
 た。翌日になり気付きあっちこっちと駅などに連絡したがとうとう出てこなかっ
 た。中にあった単行本やファイル、手帳、カード類、小銭入れは別にそれほど惜
 しくはなかったが、実は大学ノートに日記風に記録したものの紛失が残念であ
 る。現在、二十才台から連綿と続けてきて12冊目になるが、その時の年代のも
 のが欠けたままである。
  ところで、それから、ちょうど携帯電話が出始めの頃、3年ぐらい経過した夏
 のはじめに都内の代々木上原で見つけた人から預かっている旨連絡があり、お礼
 用にビール券を用意し慌てて駆けつけたら、その質素な身なりをした、実直で小
 柄な自営しているらしく見える中年男性が用務先の近所のごみ置き場で見つけた
 ものらしい。わたしは感激していたが、埃まみれになったショルダーバッグには
 メモ程度しかなかった。
 (わたしの仕事上の癖で当時は何かあった事態に備える為に、常時持参してい
 た、封筒入りの退職届は残っていたのですが。しかし、これにはさすがに窃盗犯
 罪的には手を付けかねたらしい。)
  という訳で、それ以来、電車内では鞄は身につけるか膝の上に置き、荷物は両
 脚の間に置くなど必ず身体に触れさせている習慣ができていたのだ。

 

  突然ですが、あるべきランドスケープデザインについて、経験上感じたことな
 どご意見がありましたらお寄せください。お待ちしております。
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