うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

生物分類技能検定試験の参考書など

2011年09月15日 05時27分37秒 | 生物分類技能検定
天気は晴朗、日中はまだ酷暑の日々がつづく。
 生物分類技能検定試験の受験勉強の実状ですが、試験の申し込みから二週間が経つ。今はわたしの癖になっている一般書を電車に持参せずに、問題集の車中熟読を心掛けている。わたしの場合は、以下の参考書と過去の問題集で勉強している。
 ・人が学ぶ植物の知恵---著者:荻原 勲/福嶋 司/平沢 正 東京農工大学出版会
 ・図と写真で見る似た草80種の見分け方---編、著者:浅野貞夫/廣田伸七 全国農村教育協会 
・耕地雑草ハンドブック---監修:(財)日本植物調節剤研究協会 発行:クミアイ化学工業株
 ・植物形態チャート(リーフレット・4p)---編:園芸植物大事典編集部 小学館
 ・生物分類技能検定 2級試験問題集(植物部門)---平成12 13 14 15 16年出題 :(財)自然環境研究センター
・生物分類技能検定 2級試験問題集(植物部門)---平成13 14 15 16 17年出題 :(財)自然環境研究センター
          
 試験問題集の最近のものは勉強の進み具合で取り寄せる予定。緑関係のわたしの蔵書はまだほかにもありそうだが、これはとりあえず試験向きにピックアップしたもの。

 勉強時間は片道で電車で40分ほどのあいだ。植物の各部分には名前がありその分だけ機能があるのだが、その多様かつ複雑さにはわたしの頭脳もてんてこ舞いだ。
 たとえば、お分かりになりますか。
 葯、距、黒点、細点、偽果、多子葉、ロゼット、痩果、肉質多花果、高盆形、中肋、仮軸分枝、盾着、倒披針形、etc・・・・、それとラテン語表示の植物名。
 アブラガヤ、サンカクイ、ヒメホタルイ、マツカサススキ、イグサ、イトイ、クサイ、ヒメコウガイゼキショウ、コウガイゼキショウ、タカネイ、チャボイ、ハリイ、ヒメハリイ、フトイ、マツバイ、ミクリガヤ。それぞれ、イネ科、カヤツリグサ科、イグサ科、ホシクサ科、に分類されるそうだが、その形態と特性を問う問題。

 野外の植物観察も必要だ。
 わたしは、この頃は出歩く際にも、道端の雑草や公園と緑地の樹木や草花をふと立ち止まり目を近づけてながめている。まだ、虫眼鏡やルーペを使用するのは気恥ずかしい。わたしは既に老眼眼鏡が必要なので、裸眼では背伸びして見る、かがんで見る。花が咲いていれば嗅いでみる。それでもよくわからない場合、時には折り取って持ち帰る。 そんなわけで、ちょっとした変なおじさんと化している。まあ、自慢じゃないが、もとから変な人なので・・・・。
 寒帯や亜熱帯、特殊な帰化種、高山植物や湿地帯の実際の植物には身近に触れられないのでしょうがない、これはこれで頭脳で対応するべく心構えをしているのだが、木本はまあ良しとしても、聞いたこともないカタカナ表示の草本植物には、なかば、唖然としている。

 ですが、わが愛好するギボウシの詳細な知見を頼りに勉強をすすめているのだ、が、しかし・・・。
 
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生物分類技能検定を受ける。

2011年09月01日 05時14分44秒 | 生物分類技能検定

          
 ここでは、植物部門の2級「生物分類技能検定」を受けることになったので、あらたにカテゴリーを設けてこのブログで書き綴っていきたい。いわば、受験ブログである。
 今年はもうひとつの試験をパスしたので、今年後半に賭ける意味合いだ。11月6日の日曜日、明治大学を試験会場としておこなわれる。主催は環境省の外郭団体の、財団法人自然環境研究センターである。いろいろ思案のはてに、8月30日にローソンで、受験料7,500円を支払う。
 この試験は暗記だけではなく、目の前の植物をどの程度正確に知っているのかが問われる。択一の問題のほかに、実物鑑定や生の葉の見本を描写する力が試されて、よほど好きでなくては無理。さすがに、この試験は世に数多いる資格マニアには向かないでしょう。
 なにはもあれ、試験まで2カ月余り、合格は難しいが、わたし自身に根気が続く限りはそのあれこれを記していきたい。
     
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