うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

ベトナム研修旅行⑪ 資料編G

2019年08月28日 05時57分24秒 | 樹木医の海外研修
ベトナム研修旅行⑫ ここでは、ベトナムの緑化や植生、樹木について 奇果・野菜と珍花・奇木 を資料編としてまとめたい。不明の植物は鑑定し次第、名称を補遺的にアップ予定。また、記載ミスがありましたらご指摘願う。

 ※なお、ここでは資料編 A B C D E F G としてシリーズで掲載する。

≪ハノイ市街~サパにて≫
ハヤトウリなどの葉菜類 








サンセベリア:Sansevieria trifasciata cv. Laurentii リュウゼツラン科 フクリンチトセラン アフリカ、南アジアの熱帯・亜熱帯原産






街路樹に着生ラン






そばの開花


サトウキビの絞り滓(バガス)


≪サパLAO-CHAI村にて≫ 
ヤナギバルイラソウ:Ruellia brittoniana キツネノマゴ科 メキシコ原産


バナナの花を食べる

 
タバコの花?


クチナシ




ザクロ

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ベトナム研修旅行⑩ 資料編F

2019年08月27日 06時01分48秒 | 樹木医の海外研修
ベトナム研修旅行⑩ ここでは、ベトナムの緑化や植生、樹木について 奇果・野菜と珍花・奇木 を資料編としてまとめたい。不明の植物は鑑定し次第、名称を補遺的にアップ予定。また、記載ミスがありましたらご指摘願う。

 ※なお、ここでは資料編 A B C D E F G としてシリーズで掲載する。

≪ダラット市内にて≫
アブチロン:Abutilon metapotamicum アオイ科 ウキツリボク ブラジル南部原産


ゴールデンアニバーサリー:Fuchsia cv.Golden Anniversary アカバナ科 主に南北米原産










ガジュマル(の盆栽仕立て):Ficus microcarpa クワ科 絞め殺し植物


≪ダラット市内プレン滝にて≫ 
 




ジャボチカバ: Plinia cauliflora (Mart.) Kausel フトモモ科  Jabuticaba 南米原産




ジャックフルーツ:Artcarpus heterophyllus クワ科 パラミツ(波羅蜜) ナガミパンノキ インド、マレーシア原産






パパイア:Carica papaya パパイア科 雌雄異株 熱帯アジア原産




ザクロ




ぶどう






ツバキ、何系?









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ベトナム研修旅行⑨ 資料編E

2019年08月26日 04時27分25秒 | 樹木医の海外研修
ベトナム研修旅行⑨ ここでは、ベトナムの緑化や植生、樹木について 奇果・野菜と珍花・奇木 を資料編としてまとめたい。不明の植物は鑑定し次第、名称を補遺的にアップ予定。また、記載ミスがありましたらご指摘願う。

 ※なお、ここでは資料編 A B C D E F G としてシリーズで掲載する。

≪バザーにて≫
ドリアン




ハヤトウリ(の茎葉):ウリ科 蔓性 隼人瓜 熱帯アメリカ原産




ニンジン


かぼちゃの花蕾


アーティチョーク:キク科チョウセンアザミ属 朝鮮薊 地中海沿岸原産




≪ダラット市内のバザーにて≫



桑の実




≪ダラット市内≫
ジャカランダ:Jacaranda mimosifolia ノウゼンカズラ科 落葉樹 紫雲木 南洋桜 中南米原産


シマナンヨウスギ:Araucaria heferophylla ナンヨウスギ科 南洋杉 アローカリア ノーフォーク島の固有種


ダリア




オオバナサルスベリ:Lagerstroemia speciosa ミソハギ科 ジャワザクラ 熱帯アジア原産


ストレリチア 






ヒスイカズラ:Stronglodon macrobotrys マメ科 常緑ツル性 花弁は翡翠、エメラルドグリーン フィリピン諸島原産



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ベトナム研修旅行⑧ 資料編D

2019年08月25日 09時55分27秒 | 樹木医の海外研修
ベトナム研修旅行⑧ ここでは、ベトナムの緑化や植生、樹木について 奇果・野菜と珍花・奇木 を資料編としてまとめたい。不明の植物は鑑定し次第、名称を補遺的にアップ予定。また、記載ミスがありましたらご指摘願う。

 ※なお、ここでは資料編 A B C D E F G としてシリーズで掲載する。


≪スタオダ公園?≫



スターフルーツ:Averrhoa carambola カタバミ科 五斂子 マレー、モルッカ諸島原産


















フタバガキ科種子:Dipterocarpaceae

















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ベトナム研修旅行⑦ 資料編C

2019年08月24日 05時59分34秒 | 樹木医の海外研修
ベトナム研修旅行⑦ ここでは、ベトナムの緑化や植生、樹木について 奇果・野菜と珍花・奇木 を資料編としてまとめたい。不明の植物は鑑定し次第、名称を補遺的にアップ予定。また、記載ミスがありましたらご指摘願う。

 ※なお、ここでは資料編 A B C D E F G としてシリーズで掲載する。

≪サイゴン動・稙物園≫





















アラマンダ:Allamanda cathartica キョウチクトウ科 Golden trumpet オオバナアリアケカズラ 熱帯アメリカ原産






タビビトノキ:Rvanara madagascariensis オウギバショウ マダガスカル原産














ドリアン:Durio zibethinus キワタ科 マレー半島、ボルネオ原産








ベンジャミン(鉢仕立て): Ficus benjamina クワ科 インド~東南アジア原産




トケイソウ:Passiflora mollissima トケイソウ科 Banana passion fruit モリッシマ 熱帯南米原産


タマリンド(鉢仕立て):Tamarindus indica マメ科 果実が食用になる チョウセンモダマ  熱帯アフリカ原産






マンゴスチン:Garcinia  オトギリソウ科  東南アジア原産




テイキンザクラ:Jatropha hastata トウダイグサ科 キューバ原産




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ベトナム研修旅行⑥ 資料編B

2019年08月23日 06時02分31秒 | 樹木医の海外研修
ベトナム研修旅行⑥ ここでは、ベトナムの緑化や植生、樹木について 奇果・野菜と珍花・奇木 を資料編としてまとめたい。不明の植物は鑑定し次第、名称を補遺的にアップ予定。また、ミス記載がありましたらご指摘願う。

 ※なお、ここでは資料編 A B C D E F G としてシリーズで掲載する。



≪サイゴン動・稙物園≫











インドシクンシ: Quisqualis indica シクンシ科 インド南部原産




ヘリコニアプシッタコルム: Heliconia psittacorum バショウ科 東インド諸島から南アフリカ原産




マンゴー:Mangifera indica ウルシ科 インドからマレーシア原産












レッドジンジャー: Alpinia purpurata ショウガ科 アカボゲットウ 南太平洋諸島原産






クジャクヤシ: Caryota urens ヤシ科 ウレンス 熱帯アジア原産






ホウガン(砲丸)ノキ:Couroupita guianensis サガリバナ科 Canonball tree 熱帯アメリカ、西インド諸島原産








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ベトナム研修旅行⑤ 資料編A

2019年08月22日 13時00分09秒 | 樹木医の海外研修
ベトナム研修旅行⑤ ここでは、ベトナムの緑化や植生、樹木について 奇果・野菜と珍花・奇木 を資料編としてまとめたい。不明の植物は鑑定し次第、名称を補遺的にアップ予定。また、記載ミスがありましたらご指摘願う。

 ※なお、ここでは資料編 A B C D E F G としてシリーズで掲載する。


≪ホーチミン空港・市内≫







≪サイゴン動・稙物公園≫



キングサリ:Cassia fistula  マメ科 Golden shower  ナンバンサイカチ インド原産










ハンギングヘリコニア:Heliconia rostrata  バショウ科  ウナズキヘリコニア ペルー、アルゼンチン原産






タマリンド :Tamarindus indica  マメ科ジャケツイバラ亜科 果実が食用になる チョウセンモダマ 熱帯アフリカ原産























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ベトナム研修旅行④ 6/15~6/16 サパ~バックハー~ハノイ

2019年07月16日 05時31分56秒 | 樹木医の海外研修
ベトナム研修旅行④、6/15。サパ 朝食後、市の中心の混雑するサパ駅からケーブルカーに乗り、フラワーガーデン を経て バック(シルバー)滝 へ。昼食。少数民族である白モン族の村 LAO-CHAI村へ行く。しかしここでは、国民が貧しいのかもしれぬが、その幼女たちによる土産物などの執拗な物売りには痛々しく暗い思いがした。社会主義国なのに貧富の差があるのだろうか。わたしは、ホーチミンの街中では夜間外出時に女性親子の乞食を見かけた。
 わたしたちは、夕食後 サパマーケット に寄る。






 
















6/16。サパ~バックハー~ハノイ サパを後にして山あいや田園の中をバスは行く。途中の町でベニヤ板を製材している光景を見る。バックハー市場 はやはり少数民族の人々が週末ごとに集まる。水牛や豚などの家畜に鴨までも売っていて極めて大々的だ。帰路は来た道である高速道路に乗りハノイ市内へ。この旅行最後の夕食はフランス料理である。このあと、21:00台にハノイ空港に到着する。残念なことに、現地の添乗員はすぐに空港で離れてわたしたちは搭乗手続きや機内預け荷物の方法に手こずることになる。今回の旅行目的の下準備や食事場所の選定には苦労されたと思うが、社会主義国特有の事情があったにせよもう少し旅行案内上のメリハリが欲しかったと思う。















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ベトナム研修旅行③ 6/14 ハノイ~サパ

2019年07月15日 15時17分22秒 | 樹木医の海外研修
ベトナム研修旅行③、6/14。ハノイ~サパ 朝食前にホテルの街の周りをブラブラする。それから一路、高速道路に乗り ラオカイ、サパ を目指す。 
 
 ここで、ベトナムの歴史に触れてみる。正式国名はベトナム社会主義共和国。ベトナムは紀元前から1000年余りは中国に支配され、自国のベトナム王朝時代は850年、それから1884年から1945年まではフランスのインドシナ三国(ベトナム・ラオス・カンボジア)として統治される。その間にホーチミンが国内に共産党を造る。フランスとの内紛状態が続き、朝鮮動乱終結後の1955年5月ジュネーブ会議で北緯17度線で南北にベトナムが分割された。フランス撤退後の1964年、東西冷戦のさなかアメリカのケネディ大統領が参戦を決める。枯れ葉作戦はケネディ、ジョンソン大統領が採用した。
 その間に中越紛争や、カンボジアの紛争(ポルポトに対する占領など)が起きている。
 1975年4月30日サイゴン陥落(今のホーチミン市)、ホーチミンが率いる北ベトナムが全土開放する。
 その後、南北統一してから足かけ45年の年月が経過している。
 


















 高速道路に乗り車窓から見る山々は、実はベトナム戦争時代にアメリカの枯れ葉剤散布作戦によりはげ山になった所、現在は生長の早いユーカリが植林されている。現代ではユーカリ林は林業として成り立っているようだ。
 この薬剤はアメリカの化学メーカーのダウケミカルやモンサントが製造しているが、今の除草剤と同じ成分が含まれる劇薬である。散布範囲は南ベトナムの 「ベトコン」 目当てや 「北爆」などの対象地域に限定されるものではなくベトナム全土であり戦慄する忌むべき事態であった。毒物の土壌中の残留期間は過ぎたと思われるが、今でも人を含む生き物すべてにむごい後遺症を残している。



 ラオカイは中国との国境の町、河口 に接し、ホン河(紅河) に沿っている。少ないインフラである 統一鉄道 もハノイに通じている。河は南シナ海のトンキン湾に通じる。かつて、ベトナム戦争後半時の中国との紛争時はかなり緊迫した情勢であったらしい。
 正午頃の昼食、蒸し暑い中相変わらず、ここでベトナム料理店に入る。















 ラオカイからいよいよサパへ。バスは山塊の中を蛇行しながら登っていくに従い、左側に棚田が現れてくる。景色はパノラマサイズだ。その規模は日本以上で東南アジアに特徴的に存在するのだろう。この先のサパの市内では道が狭まるために小型のバスに乗り換える。ホテルにチェックインして ハムロン丘 に登る。結構、石段ばかりの悪路であり疲労困憊だ。今日の夕食はホテルで摂る、この旅行で初めてのディナーである。














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ベトナム研修旅行② 6/12~6/13 ダラット

2019年07月15日 11時45分32秒 | 樹木医の海外研修
ベトナム研修旅行②、6/12。ホテルで朝食。前面の道路は通勤ラッシュである。

 街中に クラクションのせめぎ合い 陽が昇る

 ダラット市はベトナムでも南部に位置するが高原地帯にある。ここは60年は続いたフランス統治時代に避暑地として開かれた街だ。建築様式はコロニアル、しかも私見ではアールヌーボーのようだ。市内は盆地状で中心に スアンフーン湖 を囲むように斜面地は別荘が造成されている。ダラットは赤土の丘陵地、現存植生はタイワンアカマツ?(三葉松です!)におおわれている。
 ルートはまずバラ園を訪れ、花卉として生産しているバラ苗圃場、それに近年ベトナムが世界の中で第二位に生産高を上げているコーヒー園に行く。車窓からはアラビカ種をはじめとするコーヒー園が連なる。次の一段落ちの プレン滝 がある名所ではわたし自身が迷子状態におちいる。恥ずかしい話だが、つまらな過ぎて早めにバス戻っただけである。ちなみに、当地ベトナムでは硬水なので飲料水はミネラルウォーターを持参、あのメナム川をはじめとして国内では川も滝も湖も水が濁っているらしい。
 その後はロープウェーで 竹林禅院へ、また昨日に続いて夕食と散策の為にダラット市場方面へ足を伸ばす。

 付け足しですが、ダラットはわたし的には林芙美子の「浮雲」という小説の舞台として事前に知っていた。著者は戦時中に従軍記者として滞在したものらしい。不倫、愛欲塗れる高峰秀子と森雅之主演の成瀬巳喜男監督の映画でも有名だ。しかし実際の現地ロケはおこなわずに国内でおこなったようだ。

















 6/13、ダラット駅から観光列車が出る。着いた先はごみごみした旧市街。霊験あらたか、極彩色満載の 霊福寺 に向かう。大乗仏教かな、どこへ行っても人ごみの中である。











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ベトナム研修旅行① 6/10~6/11 ホーチミン~ダラット

2019年07月13日 07時40分01秒 | 樹木医の海外研修
ベトナム研修旅行①、6/10に成田を立ち6/17の早朝7時半に帰国。費用は¥197,000.。ベトナム現地との時差は2時間遅れ。飛行機は国営のベトナム航空。わたしはタイ、台湾に続いて三回目、いづれもビザなしOKであった。参加者は樹木医仲間、台湾からの2名を加えて10名、それに30代中ごろの男性の現地添乗員1名。両替は 10,000円 に対し 200,000VND(ベトナムドン) 、でわたしたちは簡単に0を2つ取り2で割った金額としていた。ちなみにこの金額 200,000VND が今回わたしの小遣いになる。
 6/10 ホーチミン空港から市内へ。早速、午後からの行き先は サイゴン動・稙物公園 だから植物園でもあるらしい。ホテルへチェックインを済まして、それから夕食後に市場というかバザーへ行く。
 ここでは具体的に現地で各名称を特定すべくいるが、ベトナムというの国の政治体制と政体や歴史に、経済は発展途上の情勢下にありいまだ現地のサイン、文章などの表記がベトナム語のみで英語使用は稀である。現代のベトナム語は表音文字でありかつてあった漢語は使われていないので読み取れない。ついで、ベトナムフリークの方々にお願いするが、誤った記載がありましたらご指摘願う。
 もう一つ付け加えると、わたしは70年安保の世代、いわゆるベトナム戦争反対世代である。それが、この旅行への参加の動機でもあるのを記しておきたい。

 ※なお、ここではシリーズとして観光っぽく取り上げて、別の日には熱帯、亜熱帯地域の都市の緑化や植生、奇果・野菜と珍花・奇木、それに日常の樹木をとりあげていきたい。

 
          






 6/11はホテルで朝食後に外出。市内のスタオダ公園?(9月23日公園or市民文化公園?)から昼食へ、それから国営商店らしきところで土産品を買う。この後にホーチミン空港へ行き国内便でダラット市に向かう。
 




 ベトナム人は身丈がみんな小さい。戦後30年代の日本人の体格のようだ。今まで見た中で立派なのはベトナム航空の乗務員だが、これは社会主義国特有の国家公務員だからかなり競争率の高い試験を受かったのだろう。国中をみても、ベトナム人にとってこの身分が公務員か否かで社会的地位や暮らし向きが変わるのだろう。
 ここからは独断と偏見になるが、体格が貧弱なのは動物性たんぱく質の摂取が少ないせいではないか。身近にふんだんにある甘い熱帯果樹には血肉になる栄養分が多いとは言えない。 フォーガー の鶏肉はともかくとして、牛肉・乳製品や豚肉に海の海産物、魚は食べる機会がないのか。心配なのはスタミナ、体力不足である。ベトナム料理はヌックマムという魚醬にたいして香辛料による付けだれを用いる。麺料理、それに菜食主義じみた料理が多い。野菜も葉物主体でありニンジン、ゴボウ、大根などの根菜類が極端に少なく、ハーブと言っても本来は日本でいう雑草に近い食材である。わたしたちが今回食事に供された野菜はおもに山盛りの ハヤトウリ の若葉の茎葉のみか。日本では昔流行ったあの蔓性の果実を食べるあの野菜である。









 ダラット市内で夕食後、バザーへ行く。わたしたちは、道路上には信号はあってもなきが如き状況であり隊列を組む要領で道路を渡る。走行車両は8割から9割は二輪車つまりバイクである。路上でのバザーはおびただしい熱帯性の果樹と野菜、日常生活用品など、人波あふれる雑踏、喧騒の中である。

 南越に 二輪車の放列 雑踏を行く










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ベトナムでのギボウシ

2019年06月21日 13時06分15秒 | 樹木医の海外研修
先日来のベトナム研修で見慣れないギボウシを見たので画像をアップする。
 中国との国境の町 ラオカイ、一大観光地化している サパ を経て,ここは地域的にはハノイから車で5時間かかるとされる バックハー で日曜日に定期的に開かれる市場である。当地はうだるような暑さと人出の殺到する喧騒である。刺繍や工芸品、乾燥果実、野菜、果物、サトウキビなどのジュースになんと水牛(農耕用)まで売られている。ここは少数民族のおもに 花モン族 が暮らしているところで、このために夜を徹し深い山あいを歩いて集まってくるらしい。これらの画像を載せる。
 珍しいギボウシを発見、これは多分、園芸品種で原種はあり得ないと思われるが未知のギボウシである。他地域から持ち込まれたものと推測する。悪い考えがよぎりなんとか持ち帰りたいところだが、結局、その場での少ない時間や持ち込む処理方法が固まらず画像だけとなった。

 考察:ギボウシはサザナミギボウシ(Hosta crispula)に似ている。緑葉で中葉、中大型種、花の色は青色系か。通常、ギボウシは多くが日本が原産地であり韓国の済州島、中国の東北部あたりの北東アジアが自生地の限界とされる。この地域は1,500m内外の石灰岩台地、またラテライトの貧栄養土壌である。生育環境は適地とも言える、当地ではあるいは食用にされているかも・・・。
         


         

         

         

         

          
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台中市内の最新緑化事例

2018年07月31日 06時49分22秒 | 樹木医の海外研修
今年5月の台湾研修旅行の参加の同行者による画像を新たに入手したのでアップする。ここでは、台湾の中核である都市部の最新と思われる緑化事例をホテル周辺、街路樹、福安児童公園に見た。概要は、4日目の5月14日の早朝、場所は 台中市安和路129号の福華大飯店周辺になる。台中市は現在、都市化の真っ最中であちこちに開発中で建築途中のエリアが見受けられた。ここは台北から南下して新竹市の次の大都市にあたる。近くに日本の技術で作った高速鉄道(台湾新幹線)の台中駅が位置している。
 世界的に見て、台湾は多くの日本人による樹木医活動先として突出している。以前は台湾にも樹木医資格を持った人がいて活動していたもの。また、日本人が緑化技術の指導や造園計画の業務に勤しむこともありそうだ。

 なお、説明として以前の記事を掲載する。
(5/25の記事)
 台湾は日本と違い春夏秋冬という四季変化がなく、当地の落葉樹は落葉しないか、年中着葉している。植物にとって生育は降雨量と特に最低気温がポイントか。だから日本と比べて植栽や維持管理の時期は異なると思われる。また日本では観葉植物とされる木本や草本は、個人の居間やインドガーデンに利用されるが、当地の公園・緑地や街路樹、個人の庭では当たり前のように野外で中木や生垣、低木として配植される。





































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台湾研修旅行に参加した。

2018年05月25日 17時02分36秒 | 樹木医の海外研修
このたび、五泊六日の台湾研修旅行に参加したのでズラズラと画像をアップする。台北の桃園空港からはまず台南までバスでフリーウェイで一直線に南下した。帰路は逆になる。初日は台南市内の 国立成功大学 で昭和天皇が皇太子の時に植樹したガジュマル、それに急きょ決まった 国立臺南第一高級中学校 へ寄る。ガジュマルの巨木に画像は野生のマンゴーだ。     
            

 翌日は台南の観光名所とされるオランダ人の住まいであった 安平古堡 に、また近くにある 安平樹屋 では倉庫ごと包み込むガジュマルの驚愕の生命力に眼を瞠る。
            
            
            
                        
 三日目は今回の旅行目的とした台中市になる山間部の 阿里山 へ、ホテル敷地内では以前に日本から持ち込んだソメイヨシノの9年前の治療結果を見る。散歩道では、戦前に日本へ搬出した後(日本の薬師寺や明治神宮などの神社や造船等の建造に使ったとされる)の台湾檜・紅檜を登ったり下りたりして見て回る。翌早朝、 阿里山森林鉄道 にのり 小笠原観望台2435m へご来光を見に行く。日の出は05:26である。遠景の尖った山は 玉山3952m(日本名で新高山)。
 この日、わたしには珍しく、夜の森閑とする宿のベランダで俳句が出来た。「からみ入る 夜のほろほろ鳥と汽車の断裂音」
            
            
                     
 日月潭 の湖に次いで、近くの現住民族サオ族のバザールの駐車場でトックリキワタを確認する。
            
            

 続いてタイヤル族の住む 司馬庫斯 へ、峻険な山々を蛇行し片道3時間をかけて訪ねる。
 翌日は早速、台湾檜・紅檜の 巨木区 を目指してトレッキングの要領で歩く。途中は筍が出放題取り放題の淡竹(ハチク・呉竹)の竹林や林相はシンプルな樹林であり、意外と植生が貧しいのかと感じる。倒木更新は皆無である。
            
            
            
            
            

 台湾は日本と違い春夏秋冬という四季変化がなく、当地の落葉樹は落葉しないか、年中着葉している。植物にとって生育は降雨量と特に最低気温がポイントか。だから日本と比べて植栽や維持管理の時期は異なると思われる。また日本では観葉植物とされる木本や草本は、個人の居間やインドガーデンに利用されるが、当地の公園・緑地や街路樹、個人の庭では当たり前のように野外で中木や生垣、低木として配植される。
 
 昨年のタイと今回も日本樹木医会千葉県支部の海外旅行に旅慣れた大先輩の樹木医と行動したが、わたしにとって大変いい機会を与えられて感激至極である。来年はインドの北部ということであるが、年金生活者になっていれば資金的に難しいかな。
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ドリアンのこと

2017年11月27日 06時02分50秒 | 樹木医の海外研修
 タイのドリアンについて。
 わが家で6月のタイ旅行で得た種子を蒔いたらうまい具合に発芽した。どうせ、着果は無理であろうけれども、先日はこちらでも初霜があり、今日早々と、越冬させるべく不透明のゴミ袋でポットごと覆い庭の隅に置く。成功するかどうかは不明、わたしは今までは播種したパパイアの苗は駄目にしたし、購入したジャカランタでさえ失敗したのだが…。
 ご承知の通り、当地ではドリアンの果実は悪臭ゆえにホテルなどの公共の場所では持ち込み禁止のサインが掲示される。実は、庭のポットに種子を埋める際にも犬の糞臭っぽいのが漂っていたもので辟易したものである。
 わたしは、タイ北部のチェンマイ、ウッタラデット手前の道路沿いのバザーでドリアンを買い求め食したのだが、その大きな種子を国内へ無造作に持ち込んだ格好になるのだ。仲間内ではミャンマー国境近くのカチン族から珍しい落花生の品種を持って来て、今年収穫した御仁もいるらしい。
 タイ国内では9品種ありこれは中型になるそう。ドリアンの樹木自体は15から 20mと巨木になり収穫も大変だそうである。重い果実が落下すれば危険でもある。画像では店先の苗木も含めてその時の光景を掲げる。
 むろん、味は美味でさすがに果物の王様、亜熱帯、熱帯の国々へ行かれたら皆さんもお試しください。










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