うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

樹木の果実の光景です。

2022年08月31日 03時03分24秒 | ガーデニング・庭づくり
時候は『処暑』も過ぎて来月は長月の9月だ。最近は暑さも寒さも交互に入れ替わり衣服や、夜の就寝時の毛布かけ、寝姿に注意するこの頃だ。今は、初秋を迎えている。
 ここでは、現場での色々な樹木の果実、つまり木の実を羅列的にアップする。これは果樹でもない。あいにく当日の天気は青空ではなくて曇天、撮影は8月26日の午後。

 ○サンゴジュ 珊瑚樹:スイカズラ科、白花を付ける。わたしが造園業界に転身した会社で初めてぐらいに覚えた樹木だ、当時は生け垣用として個人の住宅に数多く植えた。名前の由来については知識としてあったが、ここでこういう成木の自然樹形で果実を見れば、亜熱帯の海底の珊瑚礁に似ていて、ああっなるほどとあらためて思える。
              
          

 ○キササゲ 木大角豆:由来は30センチほどの長身のささげが木に実っている様子から付けられた。かつて、この木は半ば公的な施設に植えられていると思う。白っぽい花(円錐花序)を付けるが、遠くから見ると桐の樹形に似て見える。桐と同じ仲間のノウゼンカズラ科とされる。       
           
          

 ○ヤマボウシ 山法師:開花時には品のある赤系の花を付ける。実は食べられると聞きその場で試したら甘い味がした。なお、同じミズキ科のハナミズキとは果実の形態が異なる。日本原産種のヤマボウシは白花、わたしにとって子供時代の記憶に重ねて残る樹木だ。
          
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 ○オニグルミ 鬼胡桃:これもわが故郷では川沿いにみられた。植生的には渓畔林を構成する一樹種だ。そして、これこそが日本原産の食用の胡桃だ。現代は、菓子の材料としてはカシグルミやアメリカ産が多く流通しているらしい。わたしの身の回りにはいないが、年来、この果実はわたしの大好物だ。そのままでもOKだが、ペーストにしてパンに塗るか胡桃餅として食する。         
                
          
 
 ○マメガキ 豆柿:食用で小さい柿の実を付ける。これは、霜の降りる晩秋に樹上で黒く熟して食べられる。この柿の柿渋や板材は良質と聞く。これは、多分、野生種と思われる。         
          
          
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ムクゲの品種です。

2022年08月23日 05時01分01秒 | ガーデニング・庭づくり

 今回はわたしが福島で集めたムクゲ(木槿)の各品種をアップする。ムクゲは一般的な庭園や公園に植えられる樹木だ。時期的にはムクゲの開花時期がもうすでに終わりつつあるが、記録のためにまとめた。画像でお気づきのようにこれらは枝のみで、つまりこれから挿し木で繁殖させようとするタイミングのものばかりである。あまりにも多い品種はどうやら園芸ブームがあった江戸時代からのものらしい、ムクゲ(木槿)の図鑑は大げさだが、ここではインターネットサイトの植物情報で品種名を判断するつもりでいる。また、国内でサルスベリやハナミズキはあるが、このムクゲという樹木のみ集めた植物園はいまだ聞いたことがない。
 ここでは、実際の花色と受けたわたし自身の印象でネーミングしているが、誤りがあったらご指摘ねがいたい。

【Wikipedia】
●ムクゲ(木槿、学名: Hibiscus syriacus)は、アオイ科フヨウ属の落葉樹。別名ハチス、もくげ。庭木として広く植栽されるほか、夏の茶花としても欠かせない花である。
 名称
 和名は、「むくげ」。「槿」一字でも「むくげ」と読むが、中国語の木槿(ムーチン)と書いて「むくげ」と読むことが多い。また、『類聚名義抄』には「木波知須(きはちす)」と記載されており、木波知須や、単に波知須(はちす)とも呼ばれる。『万葉集』では、秋の七草のひとつとして登場する朝貌(あさがお)がムクゲのことを指しているという説もあるが、定かではない。白の一重花に中心が赤い底紅種は、千宗旦が好んだことから、「宗丹木槿(そうたんむくげ)」あるいは「日の丸木槿」とも呼ばれる。
中国語では「木槿」(ムーチン、もくきん)、韓国語では「무궁화」(無窮花; ムグンファ)、木槿;モックンという。英語の慣用名称の rose of Sharon はヘブライ語で書かれた旧約聖書の雅歌にある「シャロンのばら」に相当する英語から取られている。
 分布・生育地
 中国が原産で、観賞用に栽培されている。主に庭木や街路樹、公園などに広く植えられている。中近東でも、カイロ、ダマスカス、テルアビブなどの主要都市で庭木や公園の樹木として植えられているのを良く見かける。日本へは古く渡来し、平安時代初期にはすで植えられていたと考えられる。暖地では野生化している。

          大徳寺白 or 白花笠
          

          平家山(へいけやま)
          
   
          Coelestis(コーレスティス)
          

          紫盃(しはい) or 夏空
          

          宗旦(そうたん)
          

          Blue Bird(ブルーバード)
          
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スーパー寒河江の水挿し

2022年08月21日 07時00分08秒 | ぎぼうし栽培日記
 5月の連休時に ギボウシ・スーパー寒河江 の注文を受けて、根株調整作業を行った際に2株共にカットを誤り本体と根株を切り放してしまった。分けつで増える大型種には、ゴボウ根のみで根量がわずかの場合が多いケースがあるので注意が必要だ(切り分ける位置を見分ける判断や技術と言おうか)。急きょ、花瓶に活けたのだが、その後発根が見られたので鉢上げした。(実は発根直後から花瓶内の水量はその発根位置を保つように少なくした。その訳は根の酸素呼吸を考慮したもの。)
 なお、より再萌芽の可能性のあった切り離された根部のみの2株の21.0VPの生育は、残念ながら、日照不足のためか、失敗した。
 その経過を時系列に画像をアップしてみよう。ついでにあらためて下段に スーパー寒河江 の特性を付す。
          8月20日
          

          7月18日
              
              
          

          5月18日
          
          
          5月7日
          
          
                    
          5月2日
              
          

スーパー サガエHosta‘Super Sagae’
【栽培難易度:中】(大型大葉・黄覆輪・色;淡紫色系白花・花茎;中・結実;○:発芽率?・・・・芽出し;早・成長度;中・伸長時期;春)-------メリクロン増殖変異種(芽変わり)。オランダで育種。寒河江に比し覆輪の幅があり、全体的に大きい草姿で派手である。寒河江に葉の切れ込みが入るか?。
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夏の日の出前

2022年08月14日 05時44分55秒 | わたしの日常です。
夏休み中、わたしは、実家に帰ってきても朝は早い。わたしは、ベランダに出る。早朝5時前に東の方角に朝焼けが美しい。終末感漂う夕焼けよりも明るい。手元はほの暗くて、しばしの静寂。この時間は日の出直前、雲に反映する光の色は、古代色で言えば茜色か、現代的にはオレンジというか何というか得も言われぬ色あいだ。
          

          
      
          
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