うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

ギボウシ・長大銀葉の入手後、

2012年05月30日 18時05分51秒 | ぎぼうし栽培日記
わたしたちは、多品種少量販売を看板にこのギボウシ専門ブログで、ギボウシのみをほそぼそ(!)と販売している。そこで、わたしたちは毎年品種集めに精を出すことになる。今年は品種数を150種を目標にしていて、今現在121からやっと、140種に到達した。
 ここでは、そのギボウシの品種集めの内情を記しておきたい。
 たとえば古典的な品種で知る人ぞ知る、長大銀葉 の入手と経過である。
実はこの 長大銀葉 ギボウシはわたしの勘違いから始まっている。当初は遠目からガーデンを見てトウギボウシ系の 天竜 ギボウシと見込んだのだが、実際は違っていた。
 わたしはそのガーデンの管理している知人からの許諾を得て、露地植えされている場所で、作業時にあまりの巨大さにこれはと遅まきながら気づいたもの。これは 長大銀葉 ギボウシとしては、まだ幼い苗ではなく、まさしく成株であろう。
 そこで、さあ、掘ろうと移植ごてのみで作業したのだが、結果的に根株を小さく掘り過ぎた。生育場所は地盤自体がゴミまみれで錯綜し、しかも他の植物が密植されていて、きわめて作業しずらい状況だった。最終的に根鉢は、径が15cm、深さが10cmくらいだろう。掘り取ってすぐに水に漬けておいて、翌日、3株に株分けしたものだが、2,3日は草茎がしおれたままであった。着葉数はそれぞれが3枚から5枚だ。さすがにマズいと、支えの必要と日照を避けて木陰に移動したら、やっと立ち直った。長大銀葉 本来の立ち性の特徴をあらわし活着の予想ができるようになった。
 そんなことで、掘り取り時の葉の損傷は不注意ではあったが、根付かせる目的でおこなう茎数を減らす養生作業は不必要になった。
ここでは、21cmのビニールポットへ植え込む。長大銀葉 のサイズは草丈55cm 、一枚の葉長は 20~25cmはあり、さすがにこれはギボウシのなかでは最大級の大きさである。おもわず、販売時の荷造りの難しさに思いをめぐらすほどである。草姿は堂々として壮観ではあるが、植え付けるに際し栽培スペースも大きくとらなければいけないだろう。

 とりあえず、集めたこのギボウシの品種特性と栽培知識をまとめておき、これからの栽培経験によって得た知見を加えたり修正していこうとおもう。以下に、その現時点での栽培メモもあわせて記載しておく。ちなみに英文はアメリカの Hosta Library サイトのもの。

・トウギボウシ(品種名:長大銀(葉)チョウダイギンバ・ヨウ)Hosta sieboldii ‘ChodaiGinba ’
(極大型大葉、カップ形・灰緑色、粉白、立ち性・ 色系白花・花茎;長・結実;×○:発芽率?優・良・不良・・・芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春?)----天竜やKrossa Regalに似ている。花材としても、切り葉に利用される。

='Chodai Ginyo'.
Very heavy scape.
Kenji Watanabe said in his book (The cultivation & observation of the hosta) that this hosta is large green leaf with long petiole and white backed (pruinose), and also he wrote it looked like H. sieboldiana with long petiole & flower scape. Usually used as a material of flower arrangement. Its origin is unclear.
'Cho' means long, 'Dai' means large & 'Ginba' means silver leaf. About "Chodai Ginyo", 'Chodai' means long-large, 'Ginyo' means Silver leaf, too. So 'Ginba' equal 'Ginyo'

  ≪撮影:平成12年 5月30午後5時頃≫
 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。

               

 ※今年のギボウシの単価・購入方法については、長文になり恐縮ですが、どうぞ 5/15付けブログ記事をご覧ください。
 ※なお、購入の受付けは電話で 043-443-8952 あてにご連絡ください。不在時は留守番電話に残すことができますのでよろしく願います。

              
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爽春の天王洲アイルを概観する

2012年05月23日 08時05分43秒 | 天王州アイル Project
ここでは、先日に訪れた天王洲アイルを概観する。ちょうど5月の連休明けの画像だ。以前来たのはいつの日か、わたしが開発にたずさわってから20有余年が経過したのだろうか、勝手知ったる経路で、正午前から昼休みまで一時間あまりかけて廻ってみる。
 きわめてわびしい話だが、今回は顔見知りの人には出会えず仕舞いであった。年々歳々、同じからず?
 ともあれ、なにはさておいても画像をアップして、それから思い出し次第に当時の記憶とともに、現在の感想を書き込んでいきます。

 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
  ≪撮影:平成12年 5月 7日午前11時から正午過ぎ≫

 天王洲アイル駅入口と東京モノレール軌道。エントランスの舗装は擬石や中国産御影石の切り石など。やっとこさ軌道下のゲートパーゴラに、今が満開の蔓植物 ビグノニア、ツルウメモドキ が繁っており左右の方向からつながることができるか。ここのエリアの植栽計画では、当時から無機質感を払拭すべき役割をになっていたが、どうか・・・・・。



 
 この人工空間の多いスペースの緑地には、例えば、大きな草姿の常緑性 アカンサス・モリス にもこだわり、大量に植えた。これは、相変わらず勢いのある多年草だ。芝生地内にある草本類、ツツジ類は新規に購入せずにその時のメンテナンス業務内の作業で、場内にて株分けし移植したもので、それとなく違和感なく育っている。


 ここは目黒川から流下する天王洲運河と京浜運河の交差するところ、水質は言うならば汽水域。向こうに報知新聞社ほかが見える。時刻は引き潮、砂洲があらわれて海の香りがかすかにする。ウミウが5,6羽がハンティングに大わらわの様子。最近、高級クルーザーの停泊地が対岸からこちら側に移設したようだ。


 列植した シイノキ(スダジイ) は枯れはしないがやはり生育するのには厳しい環境、年月とともに自然に風衝樹形に変わりつつあるのが分かる。わたしの見立てでは、現在でもこの樹種に替わる植物はありえないと判断する。一見、気息奄々に見えるが、根張りは強靭でありそんなことはなさそうだ。ここは、内陸の平坦地と比べても、通常の強風時には人が立って歩けない場合があるのだ。


 この独立木は計測すると樹高11.0m、天王洲アイル内では一番背が高い。施工時、宮崎産の タブノキ で船便で持ってきたが、搬入時の傷跡がまだ癒えない。幹肌には曲がりなりにも樹木治療的な処置をおこなってきたが、なかなか修復されない。今でも個人的には侮恨の残る樹木だ。


 以前は中央広場と言ったが、今は緑の広場という。天王洲アイルは今でもよくテレビや、CM,広告のカタログ撮影のロケにつかわれるが、ここが一番舞台として利用頻度が高い場所だ。皆さんも知らないうちに画面で見ているはずだ。特に、土曜や休日に多い。






 ここからはJALビルディングになる。他は商業スペースで、天王洲アイル内でもなかなかここまで足を伸ばす来訪者はいない。地下が新宿方面や新木場方面へのりんかい線の駅になる。その天王洲アイル駅の開業セレモニーにはわたし個人も参列したものである。
 植栽的には、高速横羽線との緩衝緑地への配植や、数種の蔓植物による遮音壁(トレリス)、中側の プリベット 間仕切り生垣。このごろ日本でも周知されてきはじめている芽吹きはじめた ジャカランダ、ギンドロ などでありその織りなす植物景観は異国風である。






 コメント、お問い合わせに際しての連絡は、ハンドルネームにて下段のコメント(0)をクリックし書き込むか、少々面倒ですがですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。必ず、返信をいたします。その際は、社会マナー上、最低限、必要な氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は守ることを確約します。
           
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ギボウシ・アバダバドゥ変異株の株分け

2012年05月21日 08時58分33秒 | ぎぼうし栽培日記

 以前に記事で書いた、アバダバドゥ変異株を先日株分けをしたのでお知らせする。本来の青葉に対して、派生する草茎ごとの根株自体を3分割に切り分けし、切斑(キリフ)もの、黄緑葉のもの、青葉のものにする。黄緑葉は今回明らかになったもので、非常に不思議な気持ちである。せっかくだから、このままこの形態が遺伝的に安定していくと面白いことになる。
 なお、その後また新たに ゴールドスタンダード の芽変わり、フレグランスゴールド という品種の淡緑葉の葉の主脈部分に濃緑色のしこり状斑点が入る株が見つかった。

 ところでここでは、変異そのものの現象については、珍しい事例になるので重複を承知の上で前記事を下段に再掲載した。

  ≪撮影:平成12年 5月20午前11時頃≫
                                        

5/7付け記事*** ※ *** ※ *** ※ *** ※ ***  
 ここではギボウシのなかで、アバダバドゥ の変異をアップする。切斑(キリフ)という斑入り葉が出現したもので、芽変わりという現象であるらしい。通常は アバダバドゥ の葉の色は青葉一色でありこのような突然変異は珍しい。

 切斑(キリフ);葉の中心線を境にして片方が全緑、もう一方がうぶといったタイプの斑で、覆輪や掃込み斑、縞斑などの生育過程でも時折り出現する。葉一枚だけの切斑もあれば、その枝全部が切斑でそろっていることもある。模様が単調であるためあまり好まれないタイプの斑である。
 ーー参考資料・「斑入り植物の観察と栽培」 広瀬嘉道著 ニュー・サイエンス社ーー

 この品種は栽培歴4年目になるが、在庫6株の内の1株だ。実は昨年からこのようになっていた。今回、根株を確認すると、どうやら、増えていて今年の春は3芽に分けることができそうなので、芽変わりした変異種1芽を分離してどのようになるか見ていくことができる。遺伝的にこの形質を安定させることができればしめたものだが? そうすれば新品種の誕生・・・?
 わたしの経験では、以前に 寒河江 にもこんな現象がみられて、なんとかこれだけ保存しようとしたがうまくいかず、一回限りで斑入り葉そのものが消失したもの。その後、変異種のこの株の採取した実を播いているが、いまだにこの形質を確認できていない。
 そのうちに、今後の経過をレポートしよう。
          

          
      *** ※ *** ※ *** ※ *** ※ ***  
     
 ※今年のギボウシの単価・購入方法については、長文になり恐縮ですが、どうぞ 5/15付けブログ記事をご覧ください。

 ※購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は、ハンドルネームにて下段のコメント(0)をクリックし書き込むか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。

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ジギタリスの花も咲く。

2012年05月21日 07時28分21秒 | ガーデニング・庭づくり
 
 以前にわたしが モウズイカ と誤っていた ジギタリス の花も咲く。大型の草姿と個性的かつ派手な花を持っていて、都市部のオープンスペースに利用可能でありランドスケープデザインなどにも向きそうだ。
 この ジギタリス は原種で外来植物のひとつだ。多年草で冬場はロゼット状になる多年草で強健な草花である。花穂と花序が変わっていて、命名にもその起源がありそうだ。
 以下に、ウェブ上で拾った植物情報をかかげる。

 ≪ジギタリス (Digitalis) は、ゴマノハグサ科の属の一つ。地中海沿岸を中心に中央アジアから北アフリカ、ヨーロッパに20種あまりが分布する。一・二年草、多年草のほか、低木もある。園芸用に数種が栽培されているが、一般にジギタリスとして薬用または観賞用に栽培されているのは、D. purpurea種である。

・学名の由来
 ギリシャ語の「ゆび」を表すdigitalに由来し、花の形が指サックににているためである。コンピューター用語のデジタル(ディジタル、digital)と起源は全く同じである。種名のpurpureaは「紫」の意味。園芸種には白やピンクの花色のものがある。
・解説
 ジギタリスは別名をキツネノテブクロ(英名のfoxgloveの直訳である)という。ヨーロッパ原産であるが、観賞用あるいは薬用に世界中で広く栽培される。高さ1メートル前後で分枝しない。
 西洋では暗く寂れた場所に繁茂し不吉な植物としてのイメージがある植物とされる。いけにえの儀式が行われる夏に花を咲かせることからドルイド達に好まれると言われる。「魔女の指抜き」「血の付いた男の指」などと呼ばれていた地域もある。メーテルリンクは、「憂鬱なロケットのように空に突き出ている」と形容している。
・毒性と薬効
 ジギタリスには全草に猛毒があり観賞用に栽培する際には取り扱いに注意が必要である。ジギタリスの葉を温風乾燥したものを原料としてジギトキシン、ジゴキシン、ラナトシドCなどの強心配糖体を抽出していたが、今日では化学的に合成される。古代から切り傷や打ち身に対して薬として使われていた。1776年、英国のウィリアム・ウィザリング (William Withering) が強心剤としての薬効を発表して以来、うっ血性心不全の特効薬として不動の座を得るに至っている。ただし猛毒があるため、素人が処方すべきではない。日本薬局方ではジギタリスの一種 Digitalis purpurea が医薬品として収録されている。これはハトを使って効力を定量した「ジギタリス単位」という単位で効力を表示する。詳細な定量方法は、日本薬局方を参照のこと。
・栽培
 花の形がユニークで美しいので、花壇用に栽培されている。五月から六月に播くと、ほぼ一年後に開花する。タネはかなり細かいので、浅い鉢に播き、受け皿で吸水させて発芽させる。水はけのよい土地を好むが、高温多湿にやや弱く、日本の暖地では栽培しにくい。

 1960年代に「長寿のハーブ」として流行したコンフリー(ヒレハリソウ)に葉の形などが似ているため、誤食して中毒を起こした人がいるので、注意すること。≫

         
     ≪撮影:平成12年 5月20午前11時頃≫

     

          



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もう、ギボウシの花が咲いた。

2012年05月20日 18時27分54秒 | ぎぼうし栽培日記
暦の上では明日21日が‘小満’、巷間では金環日食で話題になっているようだ。わたしの日常も仕事の勤務シフト替えで、いろいろと落ち着かずにいる。

 ところで、もうギボウシの花が咲いた。 中斑姫トクダマ という品種だが、ことし導入したばかりでトクダマ系はこんなに早かったっけ、とわたしは目を白黒させている。まだまだ、特徴に不明部分が多いが楽しみな一品種だ。
 まあ、珍しさもあるだろうからここで画像をアップしよう。

  ≪撮影:平成12年 5月20午前11時頃≫
          

●中斑姫トクダマ Hosta ‘ ’
(小型中葉・緑+掃き込み黄緑斑・裏白・ 色?;淡紫系白花・花茎; ・結実;?:発芽率?・・・・芽出し;早?・成長度;?・伸長時期;?)

 ※今年のギボウシの単価・購入方法については、長文になり恐縮ですが、どうぞ 5/15付けブログ記事をご覧ください。
 ※なお、購入の受付けは電話で 043-443-8952 あてにご連絡ください。不在時は留守番電話に残すことができますのでよろしく願います。

               
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匂いギボウシのお問い合わせについて

2012年05月20日 12時41分00秒 | ギボウシ編---お客様の評価、お問い合わせ

 都内練馬区のOさんへ。
 これは、匂いギボウシのお問い合わせについて、以下の組み合わせを提案します。それに加えて、実物のギボウシ画像にての確認の連絡です。

 ここでは、わたしなりの栽培メモを最下段に掲載していますが、匂いギボウシと言われるギボウシは、ほぼすべて マルバタマノカンザシ との交配種です。 マルバタマノカンザシ は原種と擬せられますが、ギボウシ全体の中でも開花時期がもっとも遅くてお盆過ぎから晩秋にかけてです。これのみは夜開性ですが、ほかの匂いギボウシは昼に開花します。
 バルコニーなどで鉢植えで育てる場合、ギボウシは本来、強健種ですが、 インビンシブル 以外は草丈が30cm以上、草姿が大きくなりますので原則的に6号以上の鉢を準備し、日照はそれほど気になりませんが水不足等乾燥に気を付けてください。

 今回の品種名は、後方はなるべく草丈の大きいギボウシから前に沿って、 2列で後⇒前、左⇒右の順に、 フレグラントブーケ、 マルバタマノカンザシ、 フレグラントブルー、 サマーフレガンス、 スィートスーザン、 インビンシブル、の6種です。
             

 ●フレグラントブーケ
(大型大葉ハート葉・黄緑色クリーム覆輪・白色花・花茎;中・結実;×:芳香花・・・芽出し;中・成長度;早・伸長時期;春、夏~秋?)★

●丸葉玉の簪 Hosta plantaginea var. plantaginea
(大型大葉・淡緑色・白芳香花 ・花茎;長大・結実;○:発芽率 良----野生種・・・芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春)★----野生種?中国原産。タマノカンザシより全体にボリューム感あり。葉幅が広い。新芽が黄緑色。

 ●フレグラントブルー
(中型中葉・青緑色・白色芳香花・花茎;中・結実;×・・・芽出し;中・成長度;早伸長時期;春?)---フレグラントブーケの変種。

 ●サマーフレグランス
(大型大葉・黄緑色クリーム覆輪・濃紫色系白花・花茎;長・芳香花・・・芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春秋?)。

 ●スウィートスーザン
(中型中葉・濃緑色・薄いピンク色系白花・花茎;短・結実;×・芳香花・・・芽出し;中・成長度;中・伸長時期;春)★

 ●インビンシブル
(中型中葉・濃緑色・白花・花茎; ・結実;×・芳香花・強健種・・・芽出し;早・成長度;中・伸長時期;春?)

          
 ※今年のギボウシの単価・購入方法については、長文になり恐縮ですが、どうぞ 5/15付けブログ記事をご覧ください。
               
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朝露のギボウシ

2012年05月16日 06時46分20秒 | ギボウシWeb直販コーナー

 今日も、早朝にギボウシを見廻った。
 ここは住宅地。朝のシンとした静寂、周囲のうぐいすの鳴き声、散歩に連れ出してくれるのを待つ犬の物音のなかで朝露のたんまり載っているギボウシの葉を見る。その表面張力で丸まった水滴は透明であり、やはりこれは水玉模様というのだろうか。その画像をアトランダムに掲載する。

  ≪撮影:平成12年 5月16日午前 5時半頃≫
     

     

     

     

     

     
 

※今年のギボウシの単価・購入方法については、5/15付けブログ記事をご覧ください。

《お知らせ》
 わたしたちは昨年3月11日に起きた 「東日本大震災」 の復興に際し、被災地の新しい緑地計画や花壇づくりにギボウシ苗、草花、地被材料の無償提供を検討中です。支援ボランテイアで現地で活躍中の皆さん、どうぞ、気軽にご要望をお寄せください。
               
     
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5月のギボウシ在庫状況のお知らせ

2012年05月15日 05時46分53秒 | ギボウシWeb直販コーナー
 これはギボウシ販売専用サイトです。
 ここでは、5月のギボウシ販売価格と在庫状況をお知らせします。また、栽培の仕方についても カテゴリー[ギボウシ栽培日記] でオープンに情報公開していますので参考にしてください。
 現在のギボウシの (販売休止) と育成途中にある (育成養生中につき在庫少)の品種群です。今後の生長の成り行きを見ながら販売リストに加える予定。
 なお、ギボウシの品種特性を吟味して、新たに導入した品種12種を紹介します。おもに対馬や屋久島の日本の南の地域が原産地とされるものです。
 
【ご注文にあたって】
・トラブル防止のために、必ずメールにて事前に、価格、在庫状況をご確認ください。在庫状況について、育成養生中につき在庫不足の場合は、毎月一回、その都度ここで公開します。
 なお、従来通り、発送準備中の商品であるギボウシ苗の写真を当ブログか、メールで送信しておりますのでご安心ください。実物のギボウシ苗の良しあしを判断していただけます。
・荷造り代郵送料を考慮して、一回当たりの注文量をセットで販売、5株以上でお受けします。11株以上は郵送料を当社負担とします。
 また、[大型鉢物]は発送作業や諸経費の関係で、原則として2株以上のご注文とします。[播種苗]については、10株以上の取り扱い、この場合は業務用が多いので事前に見積書を作成して打合せさせていただきます。造園業者や庭師さんの要望は特に大歓迎します。
・単品のみではなく、贈答品用にアソート(詰め合せ)販売も受け賜わります。
・販売のほかに、業務用のディスプレイ、展示用に見映えのするギボウシ大株 [大型鉢物]の貸し出しもいたします。デザイナー、インテリアコーディネーターやイベント企画業者との協働も可能です。
・ホスタガーデン等のガーデンデザイン・緑地や花壇づくりのレイアウトをお手伝いします。地域の花壇づくりボランティアや造園設計担当者のリクエストにもお応えします。気軽に、お声をかけてください。
・ホームセンターや園芸店などで市販されていないギボウシの品種・ほかの草花も、ご希望プランにより組み合わせておわけします。特に入手方法、予算面についてご相談に応じております。
【購入時、栽培上の注意事項】
・ギボウシの出荷荷姿はポット品とし1~3芽数とし9.0~13.5cm vpを基準とする。ただし、 [大型鉢物]をのぞく。このギボウシはわたしどもの圃場にて、直接、株分け苗、播種苗を育成したものである。発送重量によっては、培養土を少なくしたり、根鉢土を振い湿潤養生して送る。化粧鉢等は別途加算する。
・わたしたちの場合は、根株が露地から掘り上げたばかりで根を傷めたり(地掘株)、また温室で促成栽培をしたひ弱なギボウシとは異なり、屋外で植え付けてはじめからしっかりしたポットでの育成ですので(鉢株)、寒暖などの時期にかかわらず、いつでもそのまま、購入直後から植え付けが可能です。
・商品は生き物ですので到着し次第速やかに梱包を開き、ギボウシの品種・状態・数量を確認してください。問題がないようであれば、すぐにでも、深植えにならないよう注意し十分にかん水しながら植えつけてください。なお、荷造りに際し、わたしたちは、表面的な体裁や装飾よりギボウシという植物の品質重視の考えのもとにリサイクル品を利用して包装しています。
・通常は、ギボウシ苗の調整作業の段階で、季節や気象に応じて直後の生長の変化や経過を見るために数日から最長1週間の養生期間をおいてから、お客様へ発送させていただいております。
●注文を受けてあつらえたのちに、ギボウシ出荷時の際はこのブログ上でご注文品を画像でアップし、実物を確認していただきます。
 今までのギボウシの育成や栽培については、このサイト左側の、 カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。
 同じように、今までの忌憚のないお客様の反応や評価についても、 [ギボウシ編---お客様の評価、お問い合わせ] で読むことが出来ますのでお暇な折にのぞいてみてください。 
 ギボウシの販売は当ブログのみでおこなっております。価格面や数量については、お問い合わせするか、カテゴリー [草花ナーセリーWeb直販コーナー] をクリックし日々の書込み履歴をご確認願います。必ず、最新の情報をお確かめください。

 小さい写真上では、左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
***** ** ****** ** *****
      
                
◎ギボウシ販売品種計画表◎
【販売品種・希望価格】
 [新規導入品種]  [12種]
      
 1.クリスマスツリー   ¥840.
 2.スーパーサガエ  ¥ 600.
 3.チェリーベリー     ¥650.
 4.ウルバイン    ¥550.
 5.ヘレノワイズ    ¥550.
 6.アルボピカタ  ¥ 600.
 7.黄金ツシマギボウシ      ¥430.
 8.中斑姫トクダマ    ¥800.
 9.黄筋(キスジ)ギボウシ     ¥650.
 10.屋久島ギボウシ  ¥ 320.
 11.覆輪オトメギボウシ      ¥430.
 12小杉谷ギボウシ      ¥430.

 [新規品種]  [22種]
        
 1.ヒメイワギボウシ   ¥480.
 2.尾瀬丸葉白花ギボウシ   ¥540.
 3.黄金乙女      ¥430.
 4.アレガンフォグ     ¥600.
 5.ギンコクレイグ    ¥550.
 6.R無銘ギボウシ      ¥600.
 7.千島斑入りギボウシ    ¥700.
 8.イエロースプラッシュリム    ¥650.
 9.デボングリーン       ¥610.
 10.モーレハイム     ¥600.
 11.ノックアウト     ¥580.
 12.カンザシギボウシ(高知県産) ¥880.(販売休止) 
 13.ツボミギボウシ      ¥680.(育成養生中につき在庫少)
 14.ブルーマウスイヤーズ   ¥840.
 15.黄金トクダマ      ¥640.
 16.ストリップティーズ   ¥1,150.(販売休止)
 17.ドリームクィーン       ¥680.(販売休止) 
 18.金星      ¥840.(育成養生中につき在庫少)
 19.薫風       ¥1,000.(販売休止)
 20.阿仁ギボウシ    ¥800.
 21.エメラルドティアラ    ¥400.
 22.アンネ         ¥680.
 
[人気品種]   [14種]
          
 1.パトリオット    ¥ 600.
  2.フランシー   ¥ 640.
 3.ゴールド スタンダード ¥ 500.
 4.キャプテン クック(カーク)     ¥ 900.
  5.バーチウッド パーキーズ ゴールド   ¥ 500.
 6.ミッドウエスト マジック     ¥ 560.
 7.オーレオマルギナータ     ¥ 560.
 8.オーガスト ムーン    ¥ 600.
 9.アイオナ  ¥ 600.
 10.クリスマス キャンディー  ¥ 720.
11.ナイトビフォークリスマス ¥ 600.
 12.ジューン   ¥ 580.(育成養生中につき在庫少)
 13.ファイヤーアンドアイス ¥1,200.
 14.レボリューション   ¥1,300.

[普及品種]   [15種]
 
1.ワイドブリム    ¥ 580.
 2.ブリムカップ    ¥ 580.
 3.ボールドリボン    ¥ 720.
 4.ジュリーモース     ¥ 640.
 5.トワイライト      ¥ 720.
 6.アニー(アン)   ¥ 640.
 7.アンチョーチ(アンティオク)  ¥ 580.
 8.スノーキャップ    ¥ 850.
 9.アビクアリクルーズ  ¥ 680.
 10.ドレスブルース  ¥ 650.
 11.アルボマルギナータ    ¥ 650.
 12.グランドマスター   ¥ 580.
 13.トーチライト  ¥ 550.
 14.ドリームウェバー ¥ 680.
.(販売休止) 
 15.ダークグリーン ¥ 520.

[有望品種] [13種]

 1.ママミヤ    ¥ 800.
 2.パラダイス ジョイス   ¥ 760.
 3.アルポ ピクタ   ¥ 680.
 4.リバーシッド ¥ 760.(販売休止) 
 5.パトリシア ¥ 480.
 6.キャサリンルイス   ¥ 480.
 7.リトルオーレア   ¥ 480.
 8.ポールズグローリー ¥ 850.
 9.シーボルディアナ サンダーボルト ¥ 1,580.(育成養生中につき在庫少)
 10.天竜     ¥ 950.
 11.カーニバル ¥ 760.(育成養生中につき在庫少)
 12.インデペンデンス  ¥ 1,600.
 13.ジャストソー ¥ 760.

[大型(大葉)品種] [ 6種]
          
 1.リーガル スプレンダー   ¥ 950.
 2.アバ ダバ ドウ   ¥ 950.
 3.サム アンド サブスタンス ¥ 950.
4.シーボルディアナ フランシスウィリアムズ ¥ 960.
 5.グレートエクスペクテーション ¥ 1,680.
 6.ブルーエンジェル   ¥1,680.(育成養生中につき在庫少)


[匂いギボウシ]   [14種]
          
 1.玉の簪    ¥ 960.
 2.丸葉玉の簪   ¥1,000.
 3.フレグラント ブーケ    ¥ 600.
 4.フレグラント ゴールド    ¥ 640.
 5.フレグラント ブルー     ¥ 600.
 6.サマー フレグランス     ¥ 600.
 7.ダイアナ リメンバード    ¥ 800.
 8.ソー スィート    ¥ 500.
 9.ロイヤル スタンダード   ¥ 700.
 10.ステンド グラス    ¥ 960.
11.シュガー アンド クリーム     ¥ 700.
 12.シェイドファンファーレ     ¥ 700.
 13.スウィート スーザン     ¥ 720..
 14.インビンシブル     ¥ 720.

[原種系]   [14種] 
           
  1.オオバギボウシ ¥ 400.
  2.タチギボウシ     ¥ 430.
 3.ハチジョウギボウシ    ¥ 580.
  4.ムラサキカンザシギボウシ    ¥ 400.
  5.イワギボウシ(白王界)    ¥ 680.
 6.セトウチギボウシ     ¥ 680.
 7.ウラジロヒュウガギボウシ    ¥ 400.
 8.ウナズキギボウシ    ¥ 680.
 9.覆輪白洋    ¥ 400.
 10.津軽小町  ¥ 400.
 11.錦ギボウシ   ¥ 680.
 12.白覆輪ミズギボウシ   ¥ 610.
 13.乙女ギボウシ   ¥ 320.(育成養生中につき在庫少)
 14.サクハナギボウシ   ¥ 520.

 [古典/高級品種]   [ 8種]
            
 1.寒河江  ¥ 880.
 2.曙徳玉  ¥ 970.
 3.シーボルディアナ エレガンス¥ 700.
 4.ハルシオン    ¥ 770.
 5.ビッグ ダディ   ¥ 880.
 6.徳玉   ¥ 720.
 7.姫徳玉      ¥ 450.
 8.文鳥香     ¥ 450.
 
 [小型/愛玩品種]  [ 5種]
           
 1.アイランド チャーム ¥ 480.
 2.シルバー ストリーク ¥ 850.
 3.カピタン    ¥ 470.
 4.白カピタン   ¥ 500.
 5.ホィール ウインド   ¥ 680.

[斑入り品種・花壇・緑地/公園向き] [ 4種]
           
 1.覆輪お葉付き     ¥ 550.
 2.スジギボウシ   ¥ 360.
  3.メディオ バリエガータ  ¥ 660.
 4.レディ ギネヴェーレ   ¥ 620.

[グラウンドカバープランツ・花壇向き] [ 2種]
 
 1.ブルー キャディット ¥ 650.
 2.ゴールデン ティアラ 2芽立 ¥ 320.

[播種苗] [10種]
 2008年播種-5年生
1.曙徳玉   @ ¥200.
 
 2009年播種-4年生
1.寒河江    @ ¥150.
2.曙徳玉    @ ¥160.
3.タチギボウシ    @ ¥200.
4.ムラサキカンザシギボウシ    @ ¥180.
 
  2010年播種-3年生
1.丸葉玉の簪    @ ¥400.
2.タチギボウシ   @ ¥180.
3.ムラサキカンザシギボウシ    @ ¥150.
4.セトウチギボウシ   @ ¥400.
5.ウラジロヒュウガギボウシ   @ ¥350.
6.コバギボウシ(カピタン⇒“黄金”)   @ ¥450.
7.コバギボウシ(覆輪白洋)   @ ¥350.

 合 計 120品種
 
※ [紫系花色の品種]     [24種]
 1.ボールドリボン    ¥720.
  2.ジュリーモース     ¥640.
 3.アンチョーチ(アンティオク)  ¥580.
 4.ママミヤ    ¥800.
 5.アビクアリクルーズ ¥680.
  6.パラダイス ジョイス   ¥760.
 7.アルポ ピクタ   ¥680.
 8.オーレオマルギナータ     ¥560.
 9.アイオナ  ¥600.
 10.覆輪白洋    ¥ 400.
11.津軽小町    ¥ 400.
12.白覆輪ミズギボウシ   ¥610.
13.アイランド チャーム   ¥480.
14カピタン  ¥470.
15.白カピタン ¥500.
16.乙女ギボウシ   ¥320.
17.覆輪お葉付き     ¥550.
18.スジギボウシ ¥360.
19.レディーギネヴェーレ  ¥620.
20.ゴールデンティアラ 5芽立以上  ¥ 900.
21.レボリューション   ¥1,300.
22.kヒュウガギボウシ(?) 3芽立以上  ¥850.
23.p紫花系ギボウシ(?) 3芽立以上 ¥850.
24.q紫花系ギボウシ(?)  3芽立以上 ¥850.

※ [大型鉢物] [14種]
  ※大株(草丈:30cm以上 葉張り:40cm前後)
6号~8号のプラスチック鉢、または 15.0~21.0cm のビニールポットの容器共、ただし化粧鉢は別途。
        
        
 1.寒河江 2芽立以上   ¥2,960.
 2.パトリオット 3芽立以上 ¥2,240.
 3.ゴールド スタンダード 3芽立以上 ¥2,080.
 4.玉の簪 2芽立以上     ¥3,100.
 5.丸葉玉の簪 ¥3,320.
  6.フレグラント ブーケ 2芽立以上     ¥2,240.
  7.ソー スイート 3芽立以上 ¥2,080.
 8.ビッグ ダディ  2芽立以上   ¥3,080.
 9.バーチウッド パーキーズ ゴールド 3芽立以上¥2,080.
 10.オーレオマルギナータ 3芽立以上  ¥2,080.
 11.リーガル スプレンダー 2芽立以上  ¥2,400.
 12.アバ ダバ ドウ 2芽立以上   ¥2,460.
 13.サム アンド サブスタンス 2芽立以上  ¥2,640.
 14.ロイヤル スタンダード   2芽立以上  ¥3,020.
***** ** ****** ** *****


 ※購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は、ハンドルネームにて下段のコメント(0)をクリックし書き込むか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。

※なお、購入の受付けは電話で 043-443-8952 あてにご連絡ください。不在時は留守番電話に残すことができますのでよろしく願います。
             
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中村うさぎさんのコラム記事

2012年05月15日 04時15分18秒 | 活字中毒の日々、そして読書三昧

 わたしは、週刊文春にとってここ数十年来の読者だ。最新の週刊文春記事(2012.5.17号)に中村うさぎさんのコラムがあり、わたしは毎回うなずきながら愛読させてもらっている。自他ともへの仮借ない筆法にこの人の資質を買っている。真摯な執筆姿勢。身銭を切っての奔放とも見える日常生活の数々。自我についての追及はキリキリする。読者としては、痛いしまた小気味いい。自分自身の自我を切り刻んでいく。お為ごかしは一切なし。
 今回は木嶋佳苗の手記を題材にしたもので、タイトルは 「上から目線」な手記 である。最近の中村うさぎさんは、うらわ地裁で裁判もおこなわれており、この木嶋佳苗の際だった特異な個性について記している。
 でもわたしには、この強欲で木嶋佳苗なるものの自己中心的で即物的な自我について、なにやら、現代人特有の性質におもわれてならない。好悪のみで簡単に社会を他人を判断し他罰傾向ばかり強くて、本質の自分自身をなおざりにし、日常の消費行動に明け暮れする人々。それに幸せをもとめる人々。多くの同世代の人たちは、多分、悪い実例を見たと意識無意識にかかわらず無視しているだろう。

 このごろ、単に文字という表現手段をたまたま得たばかりに無内容な若い世代の文章が新聞などマスコミに見かける。表現のコツを知っているだけで、実は言うべきものはなにもない。当然、それは一過性の文章で、そこには矜持も羞恥心もない。消極的に生きてきたくせに、頭でっかちとほんのわずかばかりの感覚と経験のみではしょうがない。
 中村うさぎさんは、知ったかぶりの知識や理屈でなくみずからの感覚と思考で生きる。

         
  
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タケノコを掘ってきた。

2012年05月13日 07時38分03秒 | わたしの日常です。
今は晩春のうちで紫外線も一番厳しい時期、なんとか、陽気には恵まれているようだ。私事ではあるが、先週からこのごろはわたしも忙しい。求人への応募と面接と、ランドスケーデザインについての現場打ち合わせがある。どうやら、来週からは勤め人にも復帰することになりそうだ。
 わたしには住宅ローンの関係もあり収入は必要であり働く必要がある。自営に徹することが出来れば問題はない。しかし、勤めるには世に高齢者(わたし自身のことです。)の就業機会も少なくて、どのぐらい続けられるか心許ないが、この世情だから、それなりにやっていくほかはあるまい。

 昨日、この春からやはり気になっていた市原へタケノコ狩りに行ってきた。今年は、千葉県市原市内は船橋市、君津市とともに放射能セシウムの影響で千葉県によってタケノコの出荷停止エリアだが、わたしが草刈り場(!)のように、ここ数年行ってきた孟宗竹の竹林の現状がどうなっているか、という思惑もあった。その結果、孟宗竹の生育域が膨張する如く広がり、今後ますます竹藪へと荒れてくるように感じる。
 今回は旬は過ぎて時期遅れであるが、やはり、例年と比べて竹林は放置されているのだが、地元の農家のひとであろうプロの掘った痕跡がある。それは、赤土のサクサクと掘りやすい箇所を選び、その掘穴への専用鍬の入れ方で分かる。効率のいい作業の痕である。
 わたし自身も家内から、家では食べぬと言われていて今年はタケノコ狩りを自粛していたが、わたし自身はこんな性格だ、本来、表面的なことに拘泥する性質ではない。どうせ、生きていくこと生きてきたこと自体が立派なしろものではない・・・・・。原子力や禁煙問題などと同じように、現在の情況にただよって上っ面の常識や正義などの見栄や知識で判断し動くほど、わたしは今まで軽薄な生き方はしていない・・・?!。
 タケノコを小一時間ほどで、14,5本、土のう袋に3袋を収穫し、さてと、と思いお裾わけにも頭を悩ましたが、近くにある造園会社の工事現場事務所の知り合いに話をしたら喜んで貰うということなので、2袋を渡した。いずれ、キンランの花やヤマユリの自生地の踏査と、入梅前後には真竹のタケノコ狩りを約して別れた。
  ≪撮影:平成12年 5月12日午前 10時頃≫
 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
             

           

            
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原種系ギボウシの発送準備完了

2012年05月09日 19時26分05秒 | ギボウシなど出荷時の根株調整・梱包・発送について

 Nさん、毎度お世話になっています。
 これは3度目のギボウシをご注文いただいた岡山市のNさんあてです。今回はおもに原種系ギボウシの送付内容の画像確認の連絡です。送る内容はこの現物のギボウシを予定してますので、どうぞ、お確かめください。
 早速ながら、Nさんからのご入金は確認させていただきました。わたしどものギボウシという商品にご信頼をしていただき、このような毎回の迅速なご処理にお礼を申し上げます。
 今回は発送プロセスが後先になっておりますが、5/9の夕方にヤマト宅急便でこちらを発送しました。岡山市内には、明日の夕方には着くとおもいますのでお待ちください。
 
 今回の品種名は、後方はなるべく草丈の大きいギボウシから前に沿って、 3列で上⇒下、左⇒右の順に、 白カピタン、 錦ギボウシ、 ハチジョウギボウシ、 ウラジロヒュウガギボウシ、 ツボミギボウシ、 オオバギポウシ、 白覆輪ミズギボウシ、 イワギボウシ、 乙女ギボウシ、 ヒメイワギボウシ、千鳥斑入りギボウシ、 覆輪白洋 の12種です。
             
          
 ※今年のギボウシの単価・購入方法については、長文になり恐縮ですが、どうぞ 4/17付けブログ記事をご覧ください。
               
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ギボウシ展示会の紹介

2012年05月09日 04時48分49秒 | 展示会・資料紹介・ホスタガーデン
世は5月5日の節句の立夏も過ぎて、いよいよ青葉繁れる時節の到来だ。藤も咲き終わり、遅い躑躅もやっと見ごろを迎えて満開になり始めた。この先、暦の上では5月21日の小満を迎える。今年は放射能のせいで、山菜の収穫も駄目、タケノコも掘れずにいる。
 このごろは、連休をはさんで庭仕事であるギボウシの株分けやチェックに追われたり、花壇や外構のプランニングの調査や打ち合わせに都内に出る日常がつづく。しかし、わたしのこんな蕪雑な心もなごみはじめている。小人は閑居して不善を成す、とも言う。時節や世の人事に引きずられる如くに変わることはいいことだ。
 
 ここでは、日本ぎぼうし協会主催の、今年の 「ギボウシ展示会」 の案内をしたい。ギボウシについて一年に一回の開催なので、どうぞ、遠方の方もなんとか都合のつく方はお越しください。
 ※この機会に、このブログの発言者であるわたし自身にお会いになりたい、という奇特な方がいらっしゃったら事前にご連絡をいただきたい。ギボウシ栽培の苦労話をしたいとおもう。
 ・日時
   6月12日(火)~ 6月17日(日) 9:30~16:30
 ・会場
   都立神代植物公園特設展示場第3区 東京都調布市深大寺元町5-31-10 042-483-2300

 ここで蛇足ですが、昨年のおもなギボウシの開花画像を再録する。
 なお、写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
撮影日時:平成23年6月26日(日曜日) 17:00頃

          

          
    
         


 ※今年のギボウシの単価・購入方法については、4/17付けブログ記事をご覧ください。

《お知らせ》
 わたしたちは昨年3月11日に起きた 「東日本大震災」 の復興に際し、被災地の新しい緑地計画や花壇づくりにギボウシ苗、草花、地被材料の無償提供を検討中です。支援ボランテイアで現地で活躍中の皆さん、どうぞ、気軽にご要望をお寄せください。
               
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キンランの花が咲く

2012年05月08日 04時30分18秒 | 個人の庭・エクステリア

 今、わが家では キンラン の花が咲いている。これは、一年前にたまたま入手したものですが、環境省の植物レッドデータブックでは絶滅危惧種Ⅱ類とされ、人為的な栽培は難しいとされる。植生的には木漏れ陽のとどく林床の自然環境下におかれていて、外性菌根と共生する多年生植物のようで、いずれ衰弱して消滅するかもしれない。今年はたしかに芽数は増えていない。鉢植えにして自生地の生育環境に似せたつもりではあるが、なんだか、わたし自身の栽培テクニックをためされるようで、面映ゆい心境である。ここでは、とりあえず、画像だけを披露することにしよう。
  ≪撮影:平成12年 5月 6日午前11時頃≫
          

          

 コメント、お問い合わせに際しての連絡は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。必ず、返信をいたします。その際は、社会マナー上、最低限、必要な氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は守ることを確約します。
             
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ギボウシ・アバダバドゥの変異

2012年05月07日 03時45分50秒 | ぎぼうし栽培日記

 ここではギボウシのなかで、アバダバドゥ の変異をアップする。切斑(キリフ)という斑入り葉が出現したもので、芽変わりという現象であるらしい。通常は アバダバドゥ の葉の色は青葉一色でありこのような突然変異は珍しい。

 切斑(キリフ);葉の中心線を境にして片方が全緑、もう一方がうぶといったタイプの斑で、覆輪や掃込み斑、縞斑などの生育過程でも時折り出現する。葉一枚だけの切斑もあれば、その枝全部が切斑でそろっていることもある。模様が単調であるためあまり好まれないタイプの斑である。
 ーー参考資料・「斑入り植物の観察と栽培」 広瀬嘉道著 ニュー・サイエンス社ーー

 この品種は栽培歴4年目になるが、在庫6株の内の1株だ。実は昨年からこのようになっていた。今回、根株を確認すると、どうやら、増えていて今年の春は3芽に分けることができそうなので、芽変わりした変異種1芽を分離してどのようになるか見ていくことができる。遺伝的にこの形質を安定させることができればしめたものだが? そうすれば新品種の誕生・・・?
 わたしの経験では、以前に 寒河江 にもこんな現象がみられて、なんとかこれだけ保存しようとしたがうまくいかず、一回限りで斑入り葉そのものが消失したもの。その後、変異種のこの株の採取した実を播いているが、いまだにこの形質を確認できていない。
 そのうちに、今後の経過をレポートしよう。
 アバダバドゥ の栽培上分かった特性と、株分け・出荷履歴は以下の通り。

●アバダバドウΔ
(大型大葉・ 色系白花・花茎; ・結実;×:・・・芽出し;遅・成長度;早・伸長時期;春?)
   200611 仕入れ、→1
   200627株分け1→2
   ⇒◎21.0vp--1    6号プラ鉢--1    計 2株
   210905鉢替え1→1
   ⇒6号プラ鉢--1→21.0vp--1    計 2株
   221019株分け1→3
   ⇒21.0vp--1→ 21.0vp—1 15.0vp—1 13.5vp—1 計 4株
   230521株分け1→3
   ⇒8号プラ鉢--1→21.0vp —215.0vp—1    計 6株
   23521出荷→1                 計 5株
   230605 株分け1→2
   ⇒21.0vp—1
   230605出荷→1       計 5株
   240501 株分け1→3
   ⇒13.5vp—1 12.0vp—1
   240503出荷→1      計 6株

          

          
     
 ※今年のギボウシの単価・購入方法については、長文になり恐縮ですが、どうぞ 4/17付けブログ記事をご覧ください。
 
 ※購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。
              
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ギボウシ発送の画像確認を

2012年05月03日 04時07分53秒 | ギボウシなど出荷時の根株調整・梱包・発送について

 Nさん、毎度お世話になっています。
 これはギボウシを、再度、ご注文いただいた岡山市のNさんあてです。ギボウシの送付内容の画像確認の連絡です。 わたしたちは植物という生き物をあつかう性質上、いつも対面販売のような心掛けでギボウシの販売をおこなっております。それには、事前のしっかりしたお話と信頼できるギボウシという実物商品を見てもらうしかありません。
 それゆえに可能な限りにおいて、通販・カタログ販売に見られるイメージ写真やいいとこ取りの写真ではなく、お送りするギボウシそのものの写真で見ていただくことにしています。
 今回は品種の在庫確認や、世間的には連休中のモタモタの最中ですが、敏速に対応すべく動いております。株の調整作業後のギボウシ苗の水揚げ状況もいいようなので、早速、5/3の午前中にヤマト宅配便でこちらを発送予定です。前回同様に、岡山までは一日で届くとはおもいますが。
 なお、Nさんのわたしたちの指定銀行口座へのご入金は確認させていただきました。毎回、早々と、ありがとうございます。

 品種名は 3列で上⇒下、左⇒右の順に、
 ムラサキカンザシギボウシ、 アバダバドウ、 セトウチギボウシ、 フレグラントゴールド、 ダークグリーン、 サクハナギボウシ、 阿仁ギボウシ、 ブルーマウスイヤーズ、 尾瀬丸葉白花ギボウシ、 オーガストムーン、 レディギネヴェーレ の11種です。


          
 ※今年のギボウシの単価・購入方法については、長文になり恐縮ですが、どうぞ 4/17付けブログ記事をご覧ください。
               
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