うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

ふきのとうのお裾わけ

2010年02月27日 19時02分34秒 | わたしの日常です。
のち
 ふきのとうを、先日、同僚からもらう。小ぶりでおいしそう。家の広い庭の一部に生えているそうで、期待していたもの。今年の冬はことのほか寒くて、雪や雨が多く天候不順な毎日がつづいた。催促もした! これは生憎とわたしの身近では入手できずにいた。当地では昨年の12月頃から採取できたようで、わたしにとってはお待ちかねの品である。
 小さい頃はなんで苦くてこんなまずいものを食べるのかと見向きもしなかったが、今はお浸しで食べると素朴で乙なものである。大人になってから味覚の感覚が変わってきたものだろう。しかし、コシアブラ は逆に嫌いになる。
 わたしも庭先で たらのめ、こごみ(クサソテツ)やノビル、うるい(オオバギボウシ) を増やして食べているが、栽培的には単位あたりの収量が少なくちょっとした面積が要りそうだ。むかしあっちこっちに行っていた時分に、ミズ も白神山地の渓流沿いで採取してきてこちらに栽植したものだが、これはみごとに失敗。今は ぜんまい栽培にあこがれている。
 であるが、どの植物もこの千葉ではあまり知られず、食卓には出てこない。降雪や積雪県でなく、冬も野菜が採れる豊かな土壌で温暖な気候、野菜生産の王国である千葉県では見向きもされないのが現状だ。あくせくしなくとも、いいのだ。

 言い忘れたが、わたしは山菜をはじめとしてよっぽどのことがなければ、季節の旬のものはスーパーでは買う気がしない。わたしは郷愁を感じつつ生活レベルと食習慣は、なにか、違う気がしているのだ。
       
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何かおかしい、わたし。

2010年02月24日 05時37分34秒 | わたしの日常です。
もうすぐ、2月も終わり、最後の日曜日はひさびさのガーデニング教室だ。この間の公園工事の説明資料を、業務の合い間に集める。さて、何人集まるか。わたしの仕事ではなじみでもちょっとテーマが特殊すぎるかなあ。ここでは、植物や地盤や土と水文環境を口語体で説明する予定だが、ぜひとも、上手くおこないたい。

 わたしは先日の金曜日の有給休暇に免許証更新に行ってきた。所要時間、1時間20分。そのあとは予定していた駅の献血ルームにまわり、事前の血圧測定をしたら、上が192下が120 になりあわてた。中年の女性医師の指導で、鎮まるのを待ち再度15分後に測ったら 186であった。原因不明、わたしは、もともと高血圧気味であるのはわかっている、それでも、OKが出たらやるつもりであった。あれれと思いながら、残念とも複雑な気分であきらめてすごすご帰宅した。コレステロール値も少しはあるが血液の成分はもともと悪くはなく、今度は32回目になり自己記録をあらためて伸ばしたいと思っていた。
 そのあとは遅い食事のあと、気楽にしていたのだが、翌朝に口から内容物を吐いて、途切れなしの下痢に襲われた。その日は結局、一日寝床で伏したまま気力減退、食欲もなく絶食状態にいた。夕方になり、やおら、これは風邪だと気づいた。以前にかかったことのあるノロウィルスにやられたらしい。次の日曜日にはじめて整腸剤とともに、カステラ、りんごの摺りおろし、おかゆを食べる。
 月曜日には仕事に出たが、どうも疲れやすく体力が出ない、食べ物は妻のアドバイスで消化の良い蒸しパンの類いを駅周辺の数件のコンビニでもとめる。売っているのは菓子パンのみで、大好きな昔風のシンプルな四角い「雁月」がない。快復し火曜日になり、やっとあれは病気だったんだ気付く。

 休日にやる予定の猫柳(フリソデヤナギ?)の花活け、ギボウシの種まき作業、ガーデニング教室の開催の連絡、出欠確認ほかがフイになる。
 しみじみ、わたし自身の無頓着な性格を自覚させるみじめな週末であった。
       
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第9回ガーデニング教室を開きます!!

2010年02月19日 05時22分34秒 | ガーデニング教室など
今日は“雨水”。いよいよ本格的に春に向かって雨が多くなるとされている時候、自然現象の先触れ、俳句では季語、詩歌の世界の枕詞でしょうか。 
 ところで、12月、1月と休止していたガーデニング教室を再開します。ここでそのチラシを転載します。
 ぜひとも、ガーデニングに関心のある方、お集まりください。わたしの場合はガーデニングの能書きよりも現地での観察や実際の実習作業重視です。内容は、わたしのブログ愛好者(?)にはすでにお察しの通り、変なキャラを発揮し冗談連発、植物学・業界用語を使わず日常の言葉で説明して進行します。
     

     
     
     これは昨日撮影した、キジのメス2羽と派手な羽色のオスです。

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第9号100216

庭と草花・樹木・自然を愛する皆さんへ
第9回 ガーデニング教室を開きます!!

 早春の気配の中、身近な千葉の新しい公園と、自然の息吹や樹木の冬芽を探そう。房総の街道沿いに古き名残りを訪ねる。
 暦の上では「雨水」も過ぎ、春一番に、そろそろ、早春の頃合いを迎えます。今回は、昨年の秋に完成した市原市内の大きな公園3カ所を市民の目線からを訪ねます。そこは、地域の生活や湧き水と堰があり野鳥をはじめとする自然あふれるエリアです。珍しい大木や植物の、リサーチやウォッチングをかねながら散策していきます。
 今回もどうぞ、男女問わず、気軽にお集りください。
日 時;平成22年 2月28日午後13時 潤井戸ふれあい公園~
集合場所、時間;午後12時20分
■○○○○前  ■M様宅
※・参加会費 200円 (予定)をご用意ください。当日は曇天決行、会場まで数台の車で移動。ウォーキングに適した服装、防寒着や運動靴を持参してお越しください。双眼鏡、ルーペなどは各自でご用意ください
・参加希望者は下記の連絡先に2/27(土)までにご連絡ねがいます。

※・定期的に毎月1回ガーデニング教室を開催中。次回、3/28(日)の第10回は、江戸時代・徳川氏の御成街道跡や、カタクリ咲く自生地、谷津田の自然観察を予定しています。ぜひとも、関心のある方はご参加ください。
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  テーマもですが、近場の方、遠くてもどうしても参加希望の方はご参加ください。 お問い合わせ、ご質問に際して、連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお願いいたします。
          
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裕仁天皇の昭和史

2010年02月18日 04時31分25秒 | 山本七平さんのこと
今年は雨や雪が多く、しかも寒い。そこでわたしの場合は体調よりもやる気が失せてしまう。なんのことはない、生来のお天気屋だ。
 わたしだけのことだが、気落ちしたり迷ったりしたときには山本七平氏の本が一番いい。枕頭の書、車中のお伴というわけである。昔、「日本人とユダヤ人」が大ベストセラーになった方だ。

 今、読んでいるのは晩年の著作である「裕仁天皇の昭和史」。大東亜戦争に行って以来の長年のテーマだったと思える鬼気迫る文章だ。人生をかけての論述と衝迫力のみなぎった本。
 なにか、生き方にキチンとしたものを感じる。山っ気やけれんみのない語り口に引き込まれる。
 そこで、今回から新しく、ブログの話題を分けて “山本七平さんのこと”というカテゴリーをつくった。このブログサイトの左側のスペースだ。わたしには読書感想文は性に合わない、日常のなかで、折々に感じたことや拾い読みしたことをここで綴っていくつもりだ。
 山本七平さんのご本もそうだが、ご愛読願う。
 
    
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ヤドリギ-奇妙な樹木

2010年02月15日 05時17分15秒 | ガーデニング・庭づくり
今の時期は、まだまだ、変わりやすい季節である。それにつれて、わたしの気分も変わる!!!

 ここでは、昨春6月のアップに続いて、奇妙な樹木であるヤドリギ(寄生木)の画像を掲載する。 この樹木はわたしにとって、昔、香川県の栗林公園では林の幹にとりつく納豆の糸かよだれ状の形容しがたいが羽衣に似た地衣類(名前を度忘れしたが・・・⇒サルオガセ・猿尾枷か)とか、小さいころに田舎で身近に見た山の潅木の中のネナシカズラのように、ともに不思議な植物である。

 ※サルオガセ: 子嚢菌門 チャシブゴケ菌綱 チャシブゴケ目 ウメノキゴケ科 サルオガセ属

       
  ここは、数十年前に古墳が発掘されてそれをマウンド状に整備された近隣公園、その残されたエノキの巨木の上部にヤドリギが2か所寄生している。エノキは宿主になる。
   
 なかなかこんなふうに葉が落ちていないとヤドリギは全容を目視出来ない。ヤドリギは日本では存在が珍しいものでもそれだけのものであるのだが、この枝葉はヨーロッパなどではキリスト教信仰の生活や文化の面ではおめでたい伝統の風習にされているらしい。いわゆる、縁起木である。
 硬質ゴムのような感触で緑いろの枝や葉、常緑樹、黄金色・赤色の果実を付ける。そこを狙って北から越冬しに来るユニークな頭部をもつ、キレンジャクやヒレンジャクが好んで集まる。
 野鳥たちは、きわどいことに、その食べた果実の種子を樹木の樹幹に落とし発芽させていく。地上部では芽が出ないようだし、恐るべき生き残り戦略というほかはない。
 この植物は高木の樹上にしか寄生しない。

 この樹木については次のサイトが詳しい、研究心旺盛な方のようで敬意を表したい。
     ヤドリギの果実

     
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春先、おじさんのつぶやき

2010年02月09日 05時43分17秒 | わたしの日常です。
もうすぐ、二十四節季では“雨水”だ。日中のポカポカ陽気、朝晩の冷え込みと、それに寒暖の差が大きい日々がつづく。どうも、体調が良くないのかな。なんだか、体全体の部品がバラバラになって乱れているようでいぎたなく思えてくる、老醜めいていやな気分だ。田舎の方言では姓病み(カバネ・ヤミ)って言ったかな。
 せっかくの休みの日も本を持ち込み蒲団でごろごろとまるで活字中毒のようだ、以前からやろうやろうとしていることも進まず、気鬱の毎日を繰り返している。近頃、自分の怠惰な性格に気が滅入ってくる。わたしは見かけは偉丈夫に見られがちだが、とんでもない。だんだんと気が小さくなったようで、ここ数年来、とり越し苦労を一人で背負いこむようになった。
 かといって、この年頃になると多いらしいのだが、わたしには薬を常時飲みつけるという習慣はない。サプリメントなんて、なんだいそりゃあの類い、風邪も年に一回引くかどうか、その時にパブロンを服む程度だ。

 まだ朝早く暗い窓外には南風めいた風が吹いている。もう少しかな、春は。
          
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スギの芽生えの話

2010年02月07日 07時59分09秒 | ランドスケープデザイン
先日は珍しいものを見た。
 これは、ある宅地造成地での紅葉したスギの実生の状況だ。スギは土壌の流失や、風の影響を受けない斜面とススキの生える個所ではスクスクと大きくなっている。もっと目を近付けるとサワラも混じって芽生えているのが見える。こんな生育状況は、なかなか、自然の林では見つけにくいものだ。この近くの街区公園内のの保存緑地では15mほどある実生のスギ(地杉・ジスギという)を数本、意識的に残した。
 スギは、スギ科常緑針葉樹、雌雄同株で雄花はあの迷惑な花粉をふんだんに出し、ビー玉状の雌花は受粉後果実を落下させる。。大量生産に向き、営利上、スギ苗は繁殖的には挿し木で増やすが、このまま、林業面で言うところのは天然下種実生苗となる。樹齢は、あて推量で言うと3年生から5年生ぐらいか。
 スギは北海道以外の日本全国で分布するありきたりの樹木であるが、こんなにわかりやすい実例にわたしは発芽条件や生育状況はどうなるのだろうかと、思考をめぐらしている。
      
      
      
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今年のギボウシ販売予定・・・原種系品種

2010年02月05日 05時27分02秒 | ギボウシWeb直販コーナー

今年のギボウシ販売予定の第二弾です。ギボウシの原種系品種です。数は100余りの株数です。今回は複雑怪奇(!)なマニアックな領域に足を踏み入れる恐れがあり正直なところ避けたい分野ですが、知らないうちに集まってきたものです。

○今年の販売用のおすすめ品種(2010年)・・・・原種系品種

1.タチギボウシ 4+12→16株
(小型小葉・黄緑色・花色?・・成長度;中?・伸長時期;春?)
 
2.ハチジョウギボウシ 3+9→12株
(中型中葉・照葉・イワギボウシ系・・成長度;遅・伸長時期;春)

3.ムラサキカンザシギボウシ 3+12→15株
(中型中葉・濃緑葉-黄糸覆輪・・紫色花・成長度;遅・伸長時期;春?)
 
4.イワギボウシ(白王界) 4+8→12株
(中型丸葉・黄緑色白覆輪・・成長度;中?・伸長時期;春?)

5.セトウチギボウシ 5+10→15株
(中型中葉・灰緑葉・縁は波打ち、葉裏は白・薄紫色花・山口県大島自生・・成長;?・伸長時期;春?)
 
6.ウラジロヒュウガギボウシ 3+9→12株
(小型細長葉・濃緑葉・白色花(内側紫色)・西日本自生種・・成長;?・伸長時期;春?)
 
7.ウナズキギボウシ 1+2→3株
(中型小葉・花色・花が下垂する・・成長;?・伸長時期;春?)

8.覆輪白洋 1+5→6株
(小型小葉・白覆輪・・白色花・・成長;?・伸長時期;春?)

9.津軽小町 1+3→4株
(小型小葉・濃緑色+中央部に薄い黄緑色・色花・コバギボウシ系交配種・・成長;?・伸長時期;春?)
 
10.錦ギボウシ 2+4→6株
(中型中葉・色花・・成長;?・伸長時期;春?)

  今後、ほかの草花、ガーデニング向きの植物もこのカテゴリーで紹介します。
 ご注文に際して、連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお問い合わせください。
       
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早朝の雪とルリタテハ

2010年02月02日 04時23分32秒 | わたしの日常です。
今日は雪だ。ちょっと早め、朝3時過ぎに目を覚まし戸外の積雪の状況をみる。布団の中で、先々のこと、鈍くなった体の動き、気力減退を考える。これは何とかしなければ。糖分も多いようだ。食事量を減らそう、腹八分目だ。昨年の秋、献血の際の血液の成分分析の結果をみて、晩酌は一週間のうち毎日であったのを月水金の三回に減らした。その後、代わりにおかずとかの量が増えていた。
 厭なことからも目をそらさないこと。一度決めたら続けること。物事は確信できるまで、徹底しなけりゃ。
 そんなに気温も低下せず今日ぐらいの雪の量だと、なんとか車は大丈夫か。チェインもいらない。2,3時間の内に解けるだろう。

        
        
 わが家の蝶々、瑠璃タテハも今は冬籠り中。たまたま、飛び込んできた蝶々。偶然に起きたことはいいことだと思いたい。わたしと妻は、こんな小さな生き物でもなんだか家族の一員のような気がしている。日中はレースのカーテンを開けて日光が届くようにする。室内に入れたゲッキツの9号鉢の株元、枯れ葉にそっとやわらかく包んであげている。羽を開くときれいだが、いつも、ご覧の通り朽葉に似せた保護色だ。
        
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