うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

珍花、珍木ですが、どうぞご覧を。

2020年10月26日 10時28分00秒 | 個人の庭・エクステリア
やっと秋晴れ、こちら関東でも晩秋の気候だが、これから、身近な自然ではどんな風な紅葉が見られるか。時季は日照時間も短くなり寒暖差は確実に大きくなり、今までの春先からの気象がどういう風に葉を染めていくのか。
 ともあれ、先日アップしたチューベローズに続き、ここでは最近入手して育成中の植物を掲げる。

          
大花オケラ:中国東北部原産 紫花 薬草
           
ブルビネ サンセットオレンジ:南アフリカ原産 黄花 (ハナアロエ)
          
ヒマラヤゴヨウマツ:これは樹木医の先輩が昨年ネパール旅行にて採実し播種した発芽株で、大王松のような松葉をつけるらしい。また、鮮やかに紅葉?するらしいが、ひょっとしたら落葉性か、いずれ今後判明するだろう。ブータンマツとも言う。
          
コニファー、ある人から十数年前にアメリカのボストンで採取した枝をもらって挿し木で育成したら、発根し樹高2.5mに伸びた。
          
おまけ! 近所の住宅造成放棄地で今朝見つけた赤実のガマズミを花瓶に生けたら、早速、怪しいものと思ってわが猫イヴが嗅ぎまわっている。
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蒲生の大楠

2020年10月24日 05時52分16秒 | 樹木医の日々片々
 何とか晴れてきているこの頃ですが、今年はどうやら梅雨以来、天候不順が続いている。遅い梅雨明け、一転して一ヶ月も無降雨で酷暑、そして秋の停滞前線がいまだ晴れずグズグズした天気が続く。わたしはテレビや新聞のニュースよりも、身近な樹木の生長状況や虫の発生と消滅、野鳥の出現時季、野菜の出来具合、収穫した果物のすがたで判断しているのだ。しかし、二十四節気でも 霜降 が過ぎた。
 ここでは、樹木医になる前の巨木の踏査行で行ったことがある、鹿児島県の 蒲生の大楠 の写真をアップする。正真正銘の日本一のクスノキとされる。きっかけは平成9年(1997年)5月31日、二泊三日の日本樹木医会鹿児島大会の現地研修・エクスカーションに会社同僚と参加した際のものです。わたしは当時、旅行資金に乏しくて飛行機のチェケット代のみは後払いです。無論、自前での参加になる。たしか当時、時候は初夏ののどかな気分でした。その場所は田園地帯の中にあり、所在地は鹿児島県姶良郡蒲生町の蒲生八幡神社の境内です。写真の説明にもあるが、公称樹齢約1,500年とされている。その後の経過はいかがでしょうか。翌日は鹿児島港から屋久島へ船で渡り、待望の 縄文杉 への対面するための険しい登山が待ち構えています。

               
               
          
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岡野マツ

2020年10月15日 05時53分19秒 | 樹木医の日々片々
ここではかつて行った香川県志度町(現在はさぬき市)の岡野マツを紹介する。近所にはあの江戸時代の 平賀源内 の生まれた居宅がありこの寺の境内も小さいころから遊び場であったらしい。わたしのその当時の用務としては香川県鬼無へオリーブの材料検査で発注者やゼネコン担当者を連れてのもので、参加者7、8名、これはその当時業界では慣習となっていたお客様接待を兼ねてのものである。飛行機で高松空港から入り、まず潮入りの浜にある 栗林公園 ⇒鬼無 のオリーブ林の次に寄った。その後屋島の温泉旅館へ泊り、翌日は 岡野マツ ⇒鳴門の渦潮 ⇒阿波の人形浄瑠璃 を見て徳島空港から帰京する
 実は、この旅行のスケジュールはわたし自ら起案し旅行会社に手配をお願いし、妙な話だがここは初めての地でわたしが知ったかぶりの旅行添乗員をつとめた。当時も、また今から思っても大名旅行気分のものだろう、ほぼ、100%観光だ。たしか、旅行内容はそんな風であったと思う。わたしは都内の造園会社にいてある民間PTの担当者であり、造園設計から施工まで担う役割である。
 岡野マツを見に行ったのは記録を見ると、平成3年(1991年)11月22日である。足かけ30年前、わたしが 40歳の頃である、振り返ると人生において仕事の絶頂期に至った頃である。
 その後このマツは急速に衰えて、庭園関係者・樹木医によって1993年5月20日に松枯れ病で枯死と判定された、と新聞で知った。後継樹としては農水省林木育種センターが接ぎ木増殖で成功して1994年5月に苗木5本が真覚寺境内に植えられた。
 詳しい所在地は浄土真宗本願寺派の真覚寺・岡野山の前庭にある。維持管理主体は地元の保存会、老人会。1979年、香川県天然記念物に指定される。当時、マツの巨木では東京都江戸川区内の東の横綱「影向の松」に対して、西の横綱と言われた。
 樹種はクロマツ、最盛期の形状寸法は樹高:7.0m 、幹回り:9.0m、 枝張り:東西34.0m 南北40.0m 、地上から2.0m の高さで 3 本の太い幹にわかれて先端まで約90本に枝分かれしている。臥竜状の樹形である。また、樹齢は公称約500年とされたが、伐採時の年輪計測では347年である。衰弱の第一の原因は全周位置の枝先の切り詰め、人の踏圧によるとされている。そしてマツノマダラカミキリムシが飛来、マツノザイセンチュウを媒介し、またたくまに枯死した。
 なお、ここではWeb上のWikipediaの資料を閲覧している。こまかい調査、分析データに基づかないことを記しておく。また古い映像でぼやけていて恐れ入るが、フィルムカメラのパノラマ写真をデジカメで複製撮影してアップする。

           

           
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10月12日のギボウシの生育状況

2020年10月14日 10時11分41秒 | ぎぼうし栽培日記
ここでは10月12日のギボウシの生育状況の画像を掲げる。この直前までに主にギボウシ鉢内の除草作業を10月3、 5、 6、7日にわたって行う。我ながら、除草をこれほどまでに徹底的に行うのも珍しい。樹木の苗の芽生えの引き抜き、雑草の種類も カタバミ や シダ、エノキグサ、コニシキソウ などに、今回はあの セイタカアワダチソウ がある。それに他から悪臭のする ヘクソカズラ が鉢に入り込む恐れがあったのでこの作業に躍起になった。処分のゴミ袋は25ℓ入りで 3袋になる。
 除草後は一部分であるが、ギボウシの引き抜き処分(セトウチギボウシ3株)と配置替え、株分けや鉢替え、培養土の補充や植え直しをしていく。またほかの草花の鉢上げや株分け、ガクアジサイ挿し木苗の鉢への植え付け、カサブランカの分球や鉢替え、キキョウやリンドウ(いわて乙女)の株分けと鉢上げなど、ついでに野菜は自家製種子の 高菜 や 小松菜、法蓮草 の種まき、大葉 の穂の採取準備をする(今年は初めて穂紫蘇塩漬けを予定している)。
 まあ、つかの間の年寄りの庭弄りだ。
 ところでギボウシの一般的な生育特性としては、開花後お盆過ぎから初秋にかけて分けつして芽や株数を増やすことが知られているが、今回もやはりと確認された。
 それはさておき、おかげで、ギボウシの株や草姿は夏の葉焼けや季節的に秋冷に伴う枯れにより再萌芽して小型化しているのもあるが、かなりスッキリしただろう。

         

          
   
         

 <ギボウシのご注文に際して赤字下線部分を左クリックすると、別画面を開くことができます。>
 ※各品種の単価一覧表は、R2/4/25付けのこのブログで公開しています。販売するギボウシはすべてポット栽培品です。それゆえ掘り上げ時に根を傷めていないので、ほぼ一年中、植え付けが可能です。(地上部のない冬季などの季節を除いてですが。)
なお、【ご注文にあたって】と【購入時、栽培上の注意事項】もお読みください。また、ブログのトップページからたどる等、必ず、最新の情報をお確かめください。
 ※ご注文、ご質問やお問い合わせは H・P有限会社グリーンワークスのお問い合わせフォームにてお願いいたします。サイトが展開しない場合は直接メールで  うざね博士 (hah05551★ams.odn.ne.jp ご利用の際は★を@に変更してください)   にて受け付けます。   
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ある方のホスタミニガーデンです。

2020年10月13日 03時57分54秒 | 展示会・資料紹介・ホスタガーデン
ここではある方のホスタミニガーデンを紹介します。
 昔から自宅に中小型系のギボウシを植えていて、それにわたしは以前、その方の郷土の大分県の原種である小型種の ウバタケギボウシ、ウラジロウバタケギボウシ、ウラジロヒュウガギボウシ、ヒュウガギボウシ、それにわたしお気に入りタマノカンザシ系の ステンドグラス を提供した。このガーデンは二面あり下の写真で見かけるように植込地は奥行きがなくて工夫を凝らしている。あらかじめ、まばらに灌木や低木を配し枕木の縁手前から奥に客土を盛り上げて、途中にポケット状に割竹を設置しギボウシを植えて、ところどころにプランターや化粧鉢を置いて立体的な構成にしている。間に山野草や草本を加えている。山荘風のお住いに対して、どうやら、ナチュラルな趣のある庭に仕上がったと思う。
 この写真の撮影は7月中旬の頃である。どうぞご覧ください。
           

<<ギボウシ苗のご注文や、ボウシの庭やホスタガーデンのご要望に際して赤字下線部分を左クリックすると、別画面を開くことができます。>>
 ※各品種の単価一覧表は、R2/4/25付けのこのブログで公開しています。販売するギボウシはすべてポット栽培品です。それゆえ掘り上げ時に根を傷めていないので、ほぼ一年中、植え付けが可能です。(冬季などの落葉の季節は、根部のみで茎葉などの地上部がありません。)
なお、【ご注文にあたって】と【購入時、栽培上の注意事項】もお読みください。また、ブログのトップページからたどる等、必ず、最新の情報をお確かめください。
 ※ホスタガーデンについてはサイト左欄のカテゴリー「自作のホスタガーデン」をクリックしてください。特に、R2/7/24付けの記事 「ギボウシの庭、ホスタガーデンを造りましょう。」 をご覧ください。もし、現在の庭の簡単な配置図にデジカメ画像をメールにてお送り願えればプランを造ることも可能です。ぜひ、ホスタガーデンを検討してみてください。

 ※ご注文、ご質問やお問い合わせは H・P有限会社グリーンワークスのお問い合わせフォームにてお願いいたします。サイトが展開しない場合は直接メールで  うざね博士 (hah05551★ams.odn.ne.jp ご利用の際は★を@に変更してください)   にて受け付けます。  
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