うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

ギボウシの生産販売を10月中旬で終わります。

2008年09月30日 03時38分52秒 | ギボウシWeb直販コーナー

 かれこれ、わたしは10数年前からギボウシが好きでした。ランドスケープにたずさわり、ガーデンデザインの仕事に向ってきましたが、その傍らに、このたびみずからの手でギボウシの植え付け、繁殖をおこないやっと栽培方法、販売をおこなってまいりましたが、今年度分は10月中旬で終わります。この後に、ギボウシの一部の品種を11月以降に肥育した根株のみの販売を予定しています。
 また、来年度以降も全面的に公開し皆さんにおわけいたします。むろん、ギボウシの情報発信は逐次おこないます。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
 
[販売方針]
●出荷荷姿はポット品とし1~3芽数とし12.0~13.5vpを基準とする。原則として株分け苗を育成したものである。発送重量によっては、根鉢土を振い湿潤養生して送る。化粧鉢等は別途加算する。
●ギボウシは成長品で出荷しますので、そのまま植えつけてすぐにでも鑑賞に供してください。ポット品ですので植え付け時期にかかわらず、いつでも購入後植え付けが可能です。
●ギボウシは天候不順などによる生育不良ほか、季節商品に準じて扱い、発送開始日を延期する場合があります。
●今年度は75株を用意しましたが、在庫状況により注文を締切る場合があります。
●原則的に宅配便代、梱包料別途です。来社しての直接引き取りを歓迎します。
●栽培予約は大歓迎。業務上の多量注文は事前に材料集めの期間をいただきたい。また、あらたなギボウシの品種をお探しの方は連絡ください。
●業務用のディスプレイ、展示用に見映えのするギボウシ大株の貸し出しもいたします。
●ホスタガーデン等のガーデンデザイン・花壇づくりのレイアウトをお手伝いします。気軽に、お声をかけてください。
●ギボウシの別品種・ほかの草花も、ご希望プランにより組み合わせておわけします。特に入手方法、予算面ご相談に応じております。

[購入に際して]
 ・商品は生き物ですので到着し次第速やかに梱包を開き、ギボウシの品種、状態、数量を確認してください。問題がないようであれば、すぐにでも、深植えにならないよう注意し十分にかん水しながら植えつけてください。
 ・商品に不良、不備がありましたら、商品到着後一週間以内にご連絡ください。
 ・原則的に、一年間の枯れ保証をつけます。補償金額はギボウシ単価金額の1/3相当額とし現物同等品で弁済する。

[栽培上の注意事項について]
 ・冬期はかならず野外で寒さにあててください。
 ・栽培する地域、環境等により個体差があります。

      
     【下表の品種に沿って、写真は上・中・下の3列で、左→右に配列】

[販売品種・希望価格(消費税込み)・数量]
 ・オオバギボウシ:          ¥1,800.× 8株
 ・寒河江(黄覆輪くろなみぎぼうし): ¥3,000.× 3株
 ・スジギボウシ: ¥ 800.× 3株
 ・パトリオット:   ¥2,500.×10株
 ・ゴールド スタンダード: ¥2,500.× 5株
 ・キャプテン クック:    ¥2,500.× 2株
 ・ゴールデン ティアラ: ¥ 500.×15株
 ・バーチウッド パーキーズ ゴールド:¥2,700.× 2株
 ・オーレオマルギナータ:  ¥2,700.× 4株
 ・サム アンド サブスタンス:  ¥2,500.× 1株
 ・ミッドウエスト マジック:  ¥2,500.× 1株
 ・シーボルディアナ エレガンス:  ¥2,800.× 1株
 ・曙徳玉:           ¥3,200.× 2株
 ・覆輪お葉付き:          ¥ 800.×10株
 ・玉の簪 :        3,500.× 3株
 ・フレグラント ブーケ:   ¥2,000.× 3株
 ・ソー スイート:      2,500.× 2株

 合 計 75株

 なお、残る今期分だけは 全品種一律に、2割引 にします。また、7株以上注文された方に限り、宅配便代/梱包料はサービスいたします。
 今後、ほかの草花、ガーデニング向きの植物をこのカテゴリーで紹介します。

 ご注文に際して、連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお問い合わせください。
       

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この木、この花はなに・・・7--?

2008年09月29日 03時34分57秒 | ガーデニング・庭づくり
この木、この花はなに? の第7回目。
 実は、このクイズには今まで自前の植物を画像で載せていましたが、そろそろネタ切れです。今回は私の住宅地の近所の草花です。散歩がてら、撮影しました。掲載するには涼しくなりすぎましたが、どうぞあしからず、ご容赦の程を。

 わたしはこの住宅地に引っ越してきて17年になるが、当初はメイン通りのクロガネモチの街路樹5,60本が成熟し実をつけ始めた頃に、やたらクロガネモチの幼苗が目立ち始めたものです。多分、冬に餌のない時分に野鳥がついばんで広めたものでしょう。ほかにも、たとえばここでは、珍しい野生の草花では朱色の花のヒナゲシ(虞美人草)、昼咲き月見草、タデ科で野生化し米粒ほどのピンクの愛らしい花をつけるヒメツルソバなどの群生も見受けられる。
 この○○百合はそのあと、この住宅地では10年ほど前からそれぞれの庭や緑地で知らぬ間に生え始めたものです。百合だから、と喜んでいましたが増え過ぎです。今ではありきたりの草花になり下がりました( )。
 実は、生活基盤である住宅地の身の回りの自然環境が成熟(古くなる?老朽化する!)すると、植物のなかでも特に日常の雑草、野生草花に経年的におもしろい変化が見られそうです。はあ、またまた、能書きが長くなりそうですのでやめましょう。

 ヒントはたったひとつ。
 1.百合です。

 解答は、一週間後にここへ書き込みます。
コメント (2)
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またまた、フェイジョアの挿し木をする。

2008年09月28日 05時20分02秒 | オリーブ・フェイジョア栽培日記
 
 またまた、フェイジョアの挿し木をした。実にこりもせず、今年になって今回で3回目だ。ふりかえると過去に成功したケースはなにげなく行った場合が多い。しかし、あらためて試みると失敗する。そこでわたしは、なんども、挑戦するのだ。しつこい、執念深いのがわたしの性分。別に、他人を攻撃しているわけではないからいいだろう。
 繁殖の方法として、高度な技術である取り木、接ぎ木はさておき、挿し木は播種よりも難しいと実感する。

 9/23 に撮った画像は鹿沼土単用のトロ箱に8/3に 37本挿し木をしたもの、ひょっとしてこれは成功の予感がする、この時期でこういう状態。これは確率81%だ。軽く、生き葉付きの穂木をひっぱってみるとスッーと抜けない。この土との感触であれば大丈夫そう、これは生きているのが 30本くらいになりそうだ。
 その時はたしか、用土深さ10cmほどであるが、伏せないで立てて密閉挿しの要領でおこなう。15cm以上の新枝と前年枝を選び、上部を切り落としその他は葉をつけたままで10cm位のものに調整した挿し穂である(葉をむしり取らない)。
 ついでにダメ元で 9/23 、混みすぎた枝うちの二年枝を10本、水揚げをしてからまた挿し木をする。
 乾燥、寒さよけに不織布シートでトロ箱をまるごとくるみ、直射日光をさけて庭の金木犀の木陰に置いた。挿し木の適期もそうだが、この養生方法がなかなか極められない、園芸書の教えられたとおりにはいかないのだ。(かといって、他人に聞くのも業腹だ)
 
 という次第で、来年の春先が楽しみだ。
    
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この木、この花はなに?6--解答します。

2008年09月27日 05時42分29秒 | ガーデニング・庭づくり
 このクイズは〈9月19日〉のUPです。

この木、この花はなに? の第6回目。
 実は、このクイズには今まで自前の植物を画像で載せていましたが、そろそろネタ切れです。そういうことで、今回からは私の住宅地の近所の周辺、畑のそばの道沿いが舞台です。早朝の散歩がてら、わたしが二、三日ごとに、taspoカードを持参して煙草を買いに行く途中にあります。へたくそな写真は最近撮ったものですが、楚々とした路傍の花です。びっしり生えた野芝のなかに、白い可憐な花、それに淡くピンクがかった花が咲いています。今回は、どうせありふれた植物ですから、ついでに2種類の名前をお答えください()。

 ヒントはたったひとつ。
 1.帰化植物です。

 解答は、一週間後にここへ書き込みます。

*****   *****   *****   *****   *****
それでは お答えします
 これは白い花はニラです、もうひとつの淡くピンクがかった花はヘラオオバコです。

 ニラはユリ科ネギ属。原産地は東南アジア、中国南西部。
 これはご存じのとおり、栄養価の高い野菜で、特有のにおいは硫化アリルという成分のせい。現在栽培されているのは大葉ニラで ‘グリーンベルト’ 品種がほとんど。株でも増えるが種子でもよく発芽する。わが家の庭でもあちらこちらきづかないうちに増えて、開花後、カットすることにしている。
 ニラの白い小花は、野菜の中でもオクラ、さやえんどう、ジャガイモの花についでしんとして美しい。
参考資料: [花図鑑野菜・ 平成8年10月7日第1刷発行 ㈱草土出版]

 ヘラオオバコ(箆大葉子)は、オオバコ科オオバコ属。(Plantago lanceolata L.)
 わたしは遠目ではモジズリと見間違ったものですが、これは近寄ると全然異なった植物であった。
 おもな畑地雑草であり、畦道や路傍や土手、草原地に生える。植生上踏跡群落を構成する、日本在来のオオバコとは異なり、ヘラオオバコは踏みつけには弱い。ヨーロッパ原産の球根植物、江戸時代末期に入ったと言われている。ユニークな花穂で下部の方から咲きあがる性質である。

 皆さんはいかがでしょうか、正解になりましたか。
       

 植物のご質問、ご相談に際しての連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお問い合わせください。
       
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コンテナガーデンの試み--爽秋!編

2008年09月25日 06時10分52秒 | ぎぼうし栽培日記
 やがてくる秋の紅葉シーズンを迎えて、植物アイテムを少し入れ替えました。このコンテナガーデンも5回目、現在の状況です。いかがでしょうか。
 以前、UPした画像(8/28)と比べてみてください。

 ここではアプローチ階段を立体花壇風に模しています。
 今、開花している草花は上から 薄い小菊のようなピンク花の紫苑2株、 桃色のフジバカマ、 青花フジバカマ、 段菊、 ギボウシは2品種: まだ蕾のゴールドスタンダード、 黄金徳玉 でコーディネートしている。
 背景には紫葉のもみじ、それに枝垂れ性のフイリフェラオーレアがあり、その手前にはススキのようなレモングラス、横に素性正しきライトグリーンのジャカランダ。
 ランタナ(七変化)も加えて、その真ん中手前のボウル鉢には デュランタ、 ラインゴールドのポット、自然に実生で生えた青紫蘇が添えるように育つ。
 足元には地被のブルーカーペットの陶磁器を据えて、またわたしにとってはすっかりおなじみになった、薄紅色がかった銀白の小花をつけ咲いている斑入り熨斗蘭の寄植えと、風知草2株をはめ込む。


 こちら側には、コニファー の玉物それに並んで真っ赤な紅葉を予期しているコキア(ほうき草)、 ギボウシは5品種: 百合のような堂々とした花を咲かせているフレグラントブーケ、 大株のソースィートに、 キャプテンクック、 鮮やかな黄中斑入りのクリスマスキャンディー、 遅い開花のオーガストムーン で構成している。
 手前にはメインのピンクの矮性秋明菊(品種名:ダイアナ)を配し、 そしてコニファーのライムグロー、 ラムズイヤー、 ピンクの花のガウラなどをおおうようにランタナがある。


 ここで誤解を承知のうえで、デザインの趣旨を文章で解説すると、いつものギボウシでは葉と花で低い視線を意識している。上部の鉢物花壇では日本的な古典草花で秋の情景をあらわす。下の花壇では今はやっている西洋草花で豊かな色彩感を演出。
 全体としては、マッスで見せる部分と特徴的に日本的季節感を表わす部分を使い分けて量感と質感を考慮に入れてプランニングする。
 だが、鉢そのものの素材の選択が、如何せん、バラバラだ。
 なんだか、生け花の手法に似てきた感じだ( )。どうぞ皆さん、ご意見をお寄せください。

 今回は、秋晴れに映える植物の素材でカラーコーディネートをおこない、癒しゾーンを提案します!

 ご質問、ご相談ごとに際しては、連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、またはまことにもって、少々面倒ですがこちらのホームページから入りお問い合わせくださいませ、ませ。
       
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フェイジョアの果実と柿と、青空

2008年09月24日 17時16分37秒 | オリーブ・フェイジョア栽培日記
そろそろ秋もたけなわ、実りの季節。遅まきながら画像をUPします。
 まずはフェイジョアの果実、品種はクーリッジです。現在、実の長さが2,3cmぐらいですが、これが通常であれば成熟して直径3.4cm、長さが7.8cmの大きさになります。毎年、晩秋の木枯らし1号が吹くころに熟して自然落下する。一本の木から2,3kgは収穫できる。
 実は,わが家ではこの果実の調理方法を知らずにいていつも捨ててばかり。これはフルーツサラダ、ジャム、洋菓子などに利用できるそうです。お入り用の方は、前もってご連絡願います。
 わたしにとっては、青空、ではなく秋は写実的な形容詞の似合うこの碧空があればいい                          

 先日、記した甘百目柿です。実物の写真。真ん中はフェイジョアの果実。   
          
           
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わが家の柿、よその月下美人

2008年09月22日 05時10分31秒 | ガーデニング・庭づくり
秋の長雨、本州から太平洋上に停滞前線が居座る。いよいよ、秋のお彼岸が近づいてきた。この頃、わたしはどういうわけか、もう既に熟して落下した柿を食べている。わが家の甘百目柿(不完全甘ガキ)は今年は極端に小粒、大きさはソフトボール大から小さくなり野球の球より小さい。例年の1/3の大きさしかない。とても、同じ品種とは見えないのだ。
 施肥・整枝・花摘み・摘果作業など、いい加減に栽培管理しているからかもしれないが、でも、こんなに例年この品種が大小、数量、甘熟度と安定してないのであれば市場出荷目的の果樹栽培に不向きなのだろう。干し柿にするには中途半端、甘味、食感ももうひとつだし。そう言えば、甘百目柿はあっちこっちに植えられてはいるが、果物屋、スーパーの店先で見たことがない。

 画像はよそのうちの月下美人です。それには構わず、おもわず撮りました。この花は栽培も難しいものではないので、ことさらに植物好きでもなくても、ひそかに育てている人がいます。
 サボテン科クジャクサボテン属。原産地はメキシコ熱帯雨林、多肉植物である。もちろん、日本では野外での冬越しは無理なので室内で育成することになります。
 月下美人の花は夜ではなく昼間ですので咲いていません。茶系の大きな蕾が垂れ下りついています。開花時になると花茎がはね上がり香りをひきつれて一日だけ白い八重の花を咲かせます。しみじみ見ると、やや異様な風体に見受けますが(?)、これはなるほどサボテンの仲間だと感じますね。
       
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台風直後の庭いじり

2008年09月21日 05時44分14秒 | ガーデニング・庭づくり
昨日、台風13号直後の午後、庭の作業をする。
 路面が乾燥するのを待って、玄関前の道路に貼りつくように雨で打たれ落ちた落ち葉を掃きあつめる。珍しい雨台風で今回は風が吹かなかった。10cmもたまった塩ビのたらいから玄関ドア付近、軒下の鉢に水をそそぐ。わたしは水やりには節水のため天水を使うことにしている。ここで落下した熟柿を4個、収穫する。

 主庭では先日、寒河江・徳玉系・イワギボウシなどのギボウシの鉢替え、株分けし様子を見るため仮置きしていたスペースから所定の置き場所に並び替える。鉢内のカタバミ、シダなどしつこい雑草を草抜きでていねいに処理して、古葉虫喰い葉を切除、次の段階ではギボウシが時期的に根が充実したり子株の芽を出してあらわになっている株元に赤土を増し土していく。
 それから日照を確保するために、高級品種をメーンに成長度合い、展開した葉の大きさに合わせながらそれぞれの鉢を整列させる。こうすると、実は水やりもむだがなく楽なのである。

 ほかの鉢も丹念に作業をくりかえす。
 雑草も色々だ、イネ科、スギナ、セイタカも万両も南天もある。よく芽生えるのは木本のクロガネモチだ。実はこの庭は実生で増えた植物も結構多いのだ。
 タマシダ(ボストンファーン)の株分けは成功だ、本来は観葉植物扱い、そろそろ室内に戻そう。早速、葉、白いプラスチック鉢は水洗いし高いところで水切りして、ナメトックスを根元に散布ししばらく置く。ナメクジやカタツムリを誘導し根絶させるため。または経験的にわかったのだが、この場合は乾燥して温まったコンクリート土間に数日間放置して害虫の退治をするのがいいのだ。

 ほぼ3時間、今日は長ズボンであるが、夕方になればなるほど寄ってくるやぶ蚊に足のくるぶしなどが刺されてもじぃーと我慢する。その結果、赤く腫れる。しかし、わたしは田舎育ちだから耐えられるのかも。今日は作業も素手でおこなったのだ。
 終ってから、夕闇の濡れ縁であれこれこれからのギボウシ栽培について思いをめぐらす。貸し出した大鉢、どうしても必要な品種の手配、栽培スペースの手当、栽培スケジュールのチェック、購入・栽培にかかった費用の概算の計算などなど。
 やり残してきた作業は完全に終わった。

 園芸あれこれ、庭づくり、ガーデンデザインについてのご相談に際しての連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお問い合わせください。
       
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せわしない読書の秋

2008年09月20日 02時38分52秒 | 活字中毒の日々、そして読書三昧
深夜、台風13号による大雨が降る。現在、ここ千葉の内陸部でも1時間あたりの降雨量は50mm近く、最終的には150mmが予想される。
 ところでこのごろ、わたしはやたらと本を読んでいる。
 わたしは、車はめったに洗わず、4つタイヤがあって前に動きゃあいいし、ゴルフなんて営業上の接待は別にしてあんなに金掛けてやる人の気がしれない。着る洋服は高級そうで(!)安物の既製品で事足りる。おいしい食べ物なんて、探す気もないし店へ行く気にもなれない、おにぎりで十分、それでわたしは飽きない。わたしにしてみれば、味はともかく腹いっぱい食べれば満足する戦後のあの時代の田舎の農家育ちのDNAが自覚されてくるこの頃だ。
 そんなわたしにとって、本は唯一の道楽だ。これにしたところで突然変異なのか親譲りでもなく、身内にもこんな趣味嗜好の持ち主はいない、わたしは異人種にちがいない。たぶん、わたしの周辺、交友関係、仕事上の仲間にもいないはずだ。

 千葉そごうの三省堂書店で本をまとめ買いしたのが、8月も末のことだ。「吉本隆明」総特集の月刊誌8月臨時増刊号 ‘現代思想’ は相変わらず難解な内容だが、吉本隆明氏にはいつもながら精神的な慰撫をもとめて読むことになっている。

 島木健作の ‘生活の探求2’ は1の後編だが、戦前、昭和初期の埼玉の農村社会を背景にしている、随分昔のように感じるが、今でも農村の耕作の場では同じ百姓の意識が連綿と底流としてあると言える、わたしの農村出身の意識も刺激されて面白い。この長編小説は長い間食わず嫌いであったのだが、中身はまじめでまとまっており、出版当時はベストセラーになったということにうなずけるものを感じる。
 以前読んだ、アララギ派の歌人長塚節の小説 ‘土’ は同じ関東の茨城県を舞台にした農村小説だが、こちらは移りゆく四季の自然の風景、農民の心情、それに情景をとらえた好編であった。

 次の門田隆将の ‘なぜ君は絶望と闘えたのか’ はあの広島高裁で差し戻しの死刑判決のあった原告側本村洋の話、彼が育った北九州市にわたしもわずかながらも土地鑑がある。この本で初めて知ったのだが、これからという人生の青春の中学生のころから難病に発症し入退院を繰り返し、それが今でも続いている本村氏の厳しい現実におもわず息をのむ。ことの詳細は、なんどもブログで紹介しているので今回は省略する。
 ここで注意を!、この本は感動のあまり落涙のおそれがありますので自宅でお読みください。これは今でも書店の店先で平積みされて売れ続けているそうだ。

 角川文庫の斎藤充功著 ‘陸軍中野学校の真実’ は市川雷蔵主演の大映映画のDVD[陸軍中野学校]シリーズを見た際に本書の存在を知った。インテリジェンス、スパイ養成学校のその後の生き証人を精力的に追いかけたもの、戦後にもその生き延びた卒業生は一種の人材供給源となっている現実をしるす。社会に隠蔽された存在を明らかにするノンフィクション。

 川端康成の ‘山の音’ は今まで敬遠していたのだが、ある意味深刻な老人の心境小説である。読後感じたのは、これは川端康成の第一級の小説だと再認識したものである。

 楡周平の ‘プラチナタウン’ について、著者は以前このブログでも取り上げたが同郷出身の人でサスペンスものから中間小説に著作傾向が移ってきているらしい。内容はわがふるさと岩手県南部・藤沢町の実際のことを面白おかしくカリカチュア(戯画)したもの。わたしはそれに惹かれて一日で読み終えた(祥伝社 ¥1,890.)。だけれど、現在住んでいる町民はこれを読んでどう感じるだろうか。無表情で苦笑いし、意外とあっけらかんとするのかな。人間がおとなしいから。
 この春、観光資源であるサファリパークがオープンして町の財政事情が少しでも良くなればいいのだが。
岩手藤沢 野生の王国 岩手サファリパーク
 余談になるが、実は現町長はわたしにとって遠い親戚に連なる人である。

 文春新書の ‘零戦と戦艦大和’ は太平洋戦争の武器生産技術がいかに平和な戦後社会の経済発展の基本になったかを論じている。

 最近の本では、池谷祐二/木村俊介の 文春単行本 ‘ゆらぐ脳’ であるが、これは現代の最先端科学である難しい脳科学の研究にまつわる話だが、未知の領域を率直でわかりやすく表現していこうとする跡がほの見える、好印象の少壮学者である。この姿勢があれば、視野の狭い独りよがりな学者馬鹿にはならないだろう。
 
 読書範囲がわたしのキャラクターのごとく散らばりとりとめがないが、日常の時間の合間を縫うようして、以上のように8冊を順に読了した。割と今回は集中して良書を読んだ気がしている。
       
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この木、この花はなに・・・6--?

2008年09月19日 03時04分45秒 | ガーデニング・庭づくり
この木、この花はなに? の第6回目。
 実は、このクイズには今まで自前の植物を画像で載せていましたが、そろそろネタ切れです。そういうことで、今回からは私の住宅地の近所の周辺、畑のそばの道沿いが舞台です。早朝の散歩がてら、わたしが二、三日ごとに、taspoカードを持参して煙草を買いに行く途中にあります。へたくそな写真は最近撮ったものですが、楚々とした路傍の花です。びっしり生えた野芝のなかに、白い可憐な花、それに淡くピンクがかった花が咲いています。今回は、どうせありふれた植物ですから、ついでに2種類の名前をお答えください()。

 ヒントはたったひとつ。
 1.帰化植物です。

 解答は、一週間後にここへ書き込みます。
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この木、この花はなに?(珍しい花壇草花)5--解答します。

2008年09月18日 06時17分40秒 | ガーデニング・庭づくり
 このクイズは〈9月10日〉のUPです。

 この木、この花はなに?(珍しい花壇草花)の第5回目です。
 今回も鉢植えでご紹介、この樹木はなんでしょうか。意外とわたしたちの身近に古くから出回っていますが、地味なせいか目立たず開花時のときのジャスミンの芳香で気づくことがあります。
 これは通称名、商品名ではなく正式な植物名でお答え願いたい。また、沖縄県・琉球列島に在住またはご出身の方は解答をお控えください()。もちろん、植物に詳しいと自負される方はお考えください。
 わたしは、過去に東京都港区白金の物件で一度だけ植栽計画に採り入れました。

 1.常緑小高木です。
 2.ミカン科○○○○属です。
 3.この植物は本州以北では珍しいでしょう。ましてや特徴のある開花を見た経験のある方は少ない。
 4.赤く熟した小さな実は食用になります。
 5.写真は半枯れしたせいで樹形が悪い。つぼみがかすかに写っていますが、わが家では今頃から花が咲き始めます。

今回はヒントはありません。
 解答は、一週間後にここへ書き込みます。

*****   *****   *****   *****   *****
それでは お答えします
 これはゲッキツ(月橘)です。ミカン科ゲッキツ属。
 国内旅行で沖縄に行かれた方は、この木が民家などで生け垣として使われたものをご覧になったかと思います。小枝をどんどん伸ばしライムグリーンの細かい葉をつけ、樹木全体が柔らかい印象を与えます。萌芽力旺盛で、整形的な刈り込みに耐えます。
 入手時期は、10数年前、当時住んでいた団地の商店街で電気製品か何かを買った際に景品かでいただいたもの。ゲッキツは観葉植物で流通していた。現在でも、本州以北では露地での冬越しは難しいとおもわれる。

 東京都内白金のお風呂屋さんでの植栽計画には、湯船のそばに緑地スペースを設けて植え付けた。自然の通風が望めない、露天風呂風の設計コンセプト。いわゆる、インテリアガーデンになります。温度、低照度、湿度、排水、空調とかの風の動きなど室内気候に注意した。用土は人工土壌で支柱は設けない。
 下草はタマシダ、クサソテツ、ヘデラ・カナリエンシス、それに白い花の咲くスパティフィラムなどの観葉植物、中木は株立ちのアラカシ、ハナミズキなど、ほかはこの辺、つまり関東の山中の灌木、ヤマモミジ、オトコヨウゾメ、ガマズミを配植した。お客さまの強い要望で、わたしは逡巡しながらも、思い切って海棠や桜も入れたもの。
 ちょっと、植栽デザインとしては奇抜だったかな。今はどうなったか。これは男風呂ですが、女風呂は窓外をやや日本庭園に仕立てている。場所は北里大学の通りでこの施設の入口には港区保護樹木に指定されたイチョウの大木がある。近所にお住まいでご利用の方はご覧になってみてください。
 どうぞ、このことで、特にご意見ご感想をお寄せください。
  アクアガーデン三越湯

 皆さんはいかがでしょうか、正解になりましたか。
       

 申し遅れました。ガーデンデザインについてのご相談に際しての連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお問い合わせください。
       


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サラリーマン政治家と職業と社会人(書き込み中)

2008年09月12日 07時43分43秒 | わたしの日常です。
 
 たまには社会、政治のことについて触れてみる。
 二、三日前に中曽根康弘(大勲位!)さんが、福田首相の突然の辞職について、政治家はサラリーマンじゃないと批評していた。会社員の常識が政治家の常識とはき違えている。
 やはり、わたしがこのブログで 「小沢一郎Part2--071112」 の記事で触れたとおり、急場しのぎの政権で終わったことになる。情けなくも、予想通りだ。
 わたしも、中曽根さんのこの意見に賛成だ。たしか、前の安倍さんは神戸製鋼、福田さんは丸善石油と株式一部上場の会社勤務から、親の跡を継いで政治家になった二世議員である。世間では、この会社はいちおう一流会社であるらしい。
 そして、一般的に社会とか、世間を理解していくのはこの会社員生活を通じてやる仕事の領域で専念することであり、そういうものであると認識されている。ほかにはない、と。
 しかし、今はわたしはそうは思わない。それは偏った見方だと思う。

 このことで、わたしは会社員と職業を考え思い悩んでいる(?!)ことをここに書きたい。
 とどのつまり、わたしのボランティア活動の自覚もここから派生してきたのだ。そこでは、専門的知識と経験を生かし地域になにができるか。このブログでも片鱗を載せているが、私の場合は次の通りだ。

 1. 土木的なものとして、わが住宅地374戸の雨水調整池補修計画プロジェクトのチームリーダーをこの1月からつとめている。定期的な打ち合わせと準備作業を入れると、ひと月に2~3日分の時間を占めている。
  2. まもなく5年目になるが、八街市まちづくり市民会議のメンバーで、市役所の担当部署と協働しながらその時々の市政に供するように、市民有志による勉強会、現地調査をおこない提言している。今のところ2~3ヵ月に1日を費やしている。
 3. 個人的には郷土の植生や里山についての知見を活かし、野外活動の自然観察指導員の資格(NACS-J)を持ち自前の体制をつくりつつある。具体的な動きはまだ先になる予定。しかし、このボランティア活動は、安定した生活費を稼ぐことが大前提である。

 ほかに、おととし、施設管理組合の理事長として一年間つとめた。これは他人が嫌がる役目であった。その際、先送りされてきた四つの懸案事項をひととおり解決にみちびいた。
 そして、これらはすべて金銭の授受はなく無償のボランティアで動いている。

 安倍さん、福田さんははっきり言って政治家ではないと思う。単なる自民党という任意の政治団体に勤める会社員だ。理想、理念を追求し国民に奉仕する、政治とはわかりやく言えば絵空事、屁理屈に命をかけることだろう。見立ては、口先三寸の渡世が身上、さあ、どうする、責任の所在は何処に? だからこの両者は、一義的にはこの場合は政治家修行が足りないことになる。
 いや、二世議員であってもいいのだが、だが、一般的に職業というものは親譲りが適正な選択であろうか。結果的には、単に無難な生き方を選んだに過ぎない。他の職業はいいとしても不特定多数を相手にする政治家には不向きである。いや、ややもすると国民にとって不利益を被る場合もあるのだ。
 ただし、政治家にも職業的な特徴がありそうだ。それは男性っぽい職業でありながら、この世界特有の見栄と女性的な感情、嫉妬ねたみのすさまじさだ。いくら立派な主義主張を唱えようが、このきわめて人間的な感情をうまく処理できないとこの職業を全うできないだろう。こればかりはわたしたちの日常の生活感情でもわかるが、無視はできない、やり過ごすことが一番の解決方法だ。人間関係を左右する面倒な心理的摩擦、軋轢に対して、田中角栄や小泉純一郎は金銭、人気投票の力で解決したから実力を持ちえたものと思う。成しえた業績の有無と大小、またそれに毀誉褒貶があるにしても、まあ、大出世したものと思う。

 現代の社会でも、高校なり大学を出て会社に入り仕事をして世間を知るのが社会的通念であり通例になっている。それで、それを脇道にそれずストレートに生きてきてなんぼの評価だそうだ。学校を卒業して入社して定年までひとつの会社に勤め上げる。素直に考えれば、それは会社員業を生きてきたに過ぎないのであって、ひとつの職業を生きてきたのではない場合が多い、ましてや社会人を生きてきたとも言えない場合が多い。ややもすると、スペシャリストも専門バカあつかいされて同然の場合がある。ある意味、視野の狭く社会性を感じ社会的な責任を自覚せずに生きてきたことになる。
 そのことに大部分の会社員は、会社をリタイアした時に気づくものである、そこで人生観の深刻な見直しに迫られる。世間では会社の序列、役職、評価は通じない、意見は誰も聞いてくれない。たちまちにして家庭内問題、地域社会との意識のずれに悩まされるであろう。そんなことは、会社員時代に自覚しおこなってくるべきものだ。
 わたしも、諸般の事情で、会社をやめ、自営を余儀なくされたが、なんでもかんでも自らの考えで生業をたてるという仕事の厳しさを味わっている。早朝時の目覚めのみじめさ、無間地獄のような孤独が襲ってくる。日々の糧はどうするのか?
 サラリーマンに対してビジネス的に感じるのは会社という組織に属しているメリットを感じずにいることだ。それに加えて、社会とか、世間は会社員だけで成り立っているという思い込みの激しさである。会社員という一組織員に過ぎず、社会における職業人という自覚のなさである。
 単に、目の前の仕事環境しか知らないくせに。

 わたしが自営してから感じたのは会社員の冷淡さである。未必の故意にでも見えるかのような会社員特有の要領、社交術。ビジネス面では取引の断絶、会社員時代の知人の金銭的な裏切りを知ることになったもの。実際、わたしは物損もこうむった。
 特に好人物ふう、能力がなさそうで自信なさげな性格の同僚、知人がひどかった。
 だから、総じて会社での同僚、知友の交友関係はパッタリと途切れた。むしろ、得意先や協力業者の経営者との付き合いの方がつづいたのである。

 しかしながらここでは、なにも、社内告発のすすめとか、コンプライアンスとか、仕事の倫理性を大上段に構えて言っているのではない。まあ、わずかに建設業に従事する技術者としての良心とか正義については関係するかもしれないが。

 わたしの会社員時代は、進んで就いた好きな仕事のせいもあるが、仕事上の会社経費のうち3割から4割は自腹を切っていたものだ。おもに設計資料(書籍)道具の入手、設計スキルの習得、植物、デザインに関する国内各地での現地への踏査、見学費用である。まあ、わたしは、公然と変人を自称しワンマン社長にも認められていた社内背景もある。しかし一般的にはこのわたしの会社員のありようは、このこと自体異例であり、理解に苦しむかもしれない。
 しかしながら振り返ってみると、今はなき会社には在社中に恵まれたとは言えないが、わたし自身、比較的大きなプロジェクト、仕事には何度も担当させていただいたことには感謝している。

 ※これは、文章化にあたり考え考え修正し、推敲しながら書き込み中ですので、このブログを見ている方はどしどしコメントをしてください。反対意見なども大歓迎します。
         
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珍しい花壇草花5--?

2008年09月10日 09時45分16秒 | ガーデニング・庭づくり
 珍しい花壇草花の第5回目です。
 今回も鉢植えでご紹介、この樹木はなんでしょうか。意外とわたしたちの身近に古くから出回っていますが、地味なせいか目立たず開花時のときのジャスミンの芳香で気づくことがあります。
 これは通称名、商品名ではなく正式な植物名でお答え願いたい。また、沖縄県・琉球列島に在住またはご出身の方は解答をお控えください()。もちろん、植物に詳しいと自負される方はお考えください。
 わたしは、過去に東京都内麻布の物件で一度だけ植栽計画に採り入れました。

 1.常緑小高木です。
 2.ミカン科○○○○属です。
 3.この植物は本州以北では珍しいでしょう。ましてや特徴のある開花を見た経験のある方は少ない。
 4.赤く熟した小さな実は食用になります。
 5.写真は半枯れしたせいで樹形が悪い。つぼみがかすかに写っていますが、わが家では今頃から花が咲き始めます。

今回はヒントはありません。

 解答は、一週間後にここへ書き込みます。
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9月のギボウシの花

2008年09月09日 11時04分41秒 | ぎぼうし栽培日記
 今日は重陽の節句、不老長寿を祝い菊酒を酌み交わす日という。心なしか、日々、柔らかい秋の陽射しになってきている。

 ギボウシは、3月下旬から一斉に芽吹き、早い品種では入梅前の5月中旬ころから咲きはじめます。今回、画像をUPしたのは、このなかで一番遅くて、初秋に入ってから咲いているものです。
 わたしは相変わらずデジカメの撮影にはいまだ慣れず、おまけに西陽があたりハレーションを起こしており、これはこれは、恐縮ものの写真ですがごらんください。
 品種は奥の方から ボールドリボン、 ソースィート(×不明種)、 左横の大きなフレグラントブーケ、 真ん中にオーガストムーン、 手前にスウィートスーザン、玉の簪になります。以上、6品種を陳列した。
 晩夏からこの時期にかけて、ギボウシの品種としては芳香性のあるものの開花が多くみられます。わたしはそこで、花の匂いで花蜂を呼び込む生き残りをかけた生存戦略というか、何というか、虫媒花であるギボウシのけなげな特性に思い至るのです。

 ギボウシを含めてほかの草花、ガーデニング向きの植物をこのカテゴリーで紹介しております。
 ご相談に際して、連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお問い合わせください。
       

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珍しい花壇草花4--解答します。

2008年09月05日 03時02分37秒 | ガーデニング・庭づくり
 〈8月29日〉にアップ。

珍しい花壇草花の第4回目です。これは花木です。
 今回は鉢植えでご紹介、この樹木はなんでしょうか。海外に行かれた方、在住されたご経験のある方はお答えください。もちろん、植物に詳しいと自負される方も、お考えください。

 1.南米原産、常緑性の大きくなる木本です。
 2.ノウゼンカズラ科○○○○属、対生羽状複葉、花はトランペット咲きです。
 3.おもに南半球の国々の街路樹として有名です。
 4.日本でも、まれに屋外で春先から初夏にかけてこまかく咲き乱れる紫色の花を見ることがあります。海外ご当地の在住日本人の間では、ソメイヨシノの花見のように親しまれております。
ヒントのおまけです⇒
 5.日本名は桐擬き(きりもどき)です。

 解答は、一週間後にここへ書き込みます。
今日は金曜日、それでは 解答します
 これはジャカランダです。
 かれこれ10年以上前にオーストラリアのパースに行ったときに、初めてキングスパークで咲きほこるジャカランダを見ました。ジャカランダにはなかなか壮大で涼しげな印象があります。わたしは帰国してからワイン、ビールなどともにこの樹木を探し回りましたが、なかなか実物にお目にかかれませんでした。
 (実はオーストラリアでは珍獣にも魅せられて、コアラではなくウォンバットやタスマニアンデビルのぬいぐるみも探しました。結局見つからずそのまま今に至ってます。どなたか扱っているお店をご存じの方はご一報ください。)

 この写真は8月中旬過ぎの処暑になる頃、近所のホームセンターで売っていたもの。10鉢ほどで単価198円で隅の方に並べられていましたが、観葉植物扱いのようです。合歓の木ともアローカリアとも似て非なるもの。この流通の内容と状況、わたしはあまりの安さに購入したのは、栽培技術の確立を推測し感心したからです。
 一般的に露地植えの場合、本州以北での冬越しは厳しいと思われます。まして開花は大きくならないと難しい。公共の熱帯・亜熱帯植物園で見ることをお勧めします。
  わたしのH・Pのリンク集に詳しいサイトがあります。ぜひ、一度ご覧になってください。
Takatsuka’s Home Page
 なお、正しくお答えになられたぶんたさんへは、ギボウシをプレゼントしますのでご連絡ください。

 正解になりましたか、皆さんはいかがでしょうか。
       
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