うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

ある春の日の、うざね博士

2006年03月28日 09時01分16秒 | わたしの日常です。

 この数ヶ月、出不精になったかと思われる日々であった。

 おとといの日曜日。
 10:00、施設管理組合のかかわりもあり、この住宅地の自治会の定期総会に
出席する。議事進行中は、懸案事項もあり、当初そしらぬ顔を決め込んでいたのだ
が、やはりそうもいかず、再三にわたり発言をする。この地域を取り巻く地元の情
勢と対応策を主に話した。しかし,終わってみれば今回の総会は準備不足をまぬが
れないだろう。しかも困ったことに、わたしの面が割れてしまったことだ(?)。

 12:20、車で‘幕張メッセ’に向かう。コンビニのパンとおにぎりを食べな
がら運転をする。朝方、思い出してインターネットで<日本ガーデン&フラワーシ
ョウ>の開催期日をチェックしていたのだ。はなやかな草花群の息吹・ディスプレ
イと最新の技術・デザイン情報を見るためだ。急いているのだ。
 広大な駐車場に着き入口がわからず、30分ほど周辺をウロウロ。隣接している
警察の機動隊基地で立哨中の隊員に聞く。気の良さそうな色白の若いおにいさんの
説明を聞いてもわからず仕舞い。
 年のせいかと憂鬱になりあきらめようかと思っていたが、なんなく、見つかり車
を止めることができた。
 14時近くに到着する。小走りに会場内を見てまわる。造園会社・デザイン関係
の展示ブースがなく、がっかり至極。なじみの顔ぶれもいない。どうも、全体的に
今年も低調のようだ。会場を出る間際にわが家へのお土産として、珍しい丹波の黒
豆入り葛餅(4個1パック.¥600)を買う。

 早く自宅へ帰ろうとしていたが、一度は見ようと思っていた‘千葉市花の美術
館’へ寄ろうと決めた。人工的とも言える整然と区画どおりに整備された稲毛海浜
公園に沿い直線道路を走る。そのような殺風景な光景がつづく中、美術館に15時
頃入る。
 外観はコンパクトで瀟洒なデザインではあるが、建築物としては、熱帯温室・ア
トリウム・展示・学習スペースと打放しコンクリートの配置・構造は、施工会社に
とっては大変だったであろう。不思議なことに、入館客としては迷路の中をいつの
間にか歩かせられた気分になる。
 この場合しばしば問題視される博物館運営についてだが、その後の社会教育活動
は充実しているように見受けた。
 さてさて、平成8年のオープンか、その頃わたしは何をしていたんだろう。
 17:30過ぎに帰宅。

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リンク集(緑の情報源ほか)のお知らせ

2006年03月25日 19時25分24秒 | Web/H・P

  

 わたしたちのホームページの【リンク集】では、鋭意、情報収集をおこなっております。必ずしもIT上の情報がだけがいいとは限りませんが、誠実なコンテンツと優れたデザインを持つWebサイトをPick Upしてあります。その結果、今まで皆さんには既に厖大な‘緑の情報源’として活用していただいております。
 昨年の11月のリニューアル以来、再びリンク先を集約しました。第2弾として、以下のようにキャプションを加えて追加しましたのご覧になってください。
 特に、これからは季節も暖かくなり植物たちも開花し花見シーズンを迎えていきますが、このサイトではその地域の国内外のガイドとしても有効な Informationを得ることができるでしょう。

  うざね博士のグリーンワークス ⇒⇒⇒【リンク集】


 ●<知人サイト>  計11件
 ・薬研荘
青森県下北半島の薬研温泉。源泉掛け流しの良質な温泉宿。元気いっぱいの
 カモシカおばさん(女将)は忘れがたい。平成17年の入梅直前に訪れた。
 ・大田哲也KEEP ON RACING
カーマニアの間では有名な大田氏の異色サイト。このほどNPO法人の認証を
 受ける。カーレース情報とともに、ご自身の経験談によりわたしたちを勇気づけ
 させてくれる。
 ・蘆花園植木株式会社
 都内世田谷区にあり、この業界の老舗的存在。堅実な業務展開で知られる。

 ●<お客様サイト> 計5件
  ・株式会社SUM建築研究所
 http://www.sumaa.com/
  ・レジアスフォート新浦安団地管理組合
  http: //www.rf.bias.ne.jp/^regius/
  ・株式会社 今西組
  http: //www.imanishigumi.co.jp/
  ・はるかのドリフトサイト
  http: //www.geocities.jp/harucars/
   Kics 走り放題走行会
    http: //www5f.biglobe.ne.jp/^ki-company/
  ・メトログリーン東陽町
  http://www.metrogreen.co.jp/

 ●「所属団体」 計10件
 ●「公的登録サイト」 計4件
 ・自然体験活動推進協議会(CONE)  
 ●「緑を調べる」 計12件
 ●「植物園・庭園」 計14件
 ●「植木生産・販売」 計6件

 ●「訪ねる」 計10件
 “世界遺産飛騨白川郷”  “大いなる知床”  “石見銀山”
 “西オーストラリア・パースガイド” “雲遊網”
 “世界遺産飛騨白川郷”

 ●「学び、楽しむ」 計5件
 ・ネイチャー・オブ・ヨックモック
  http://jokkmokk.jp/
  2005年8月に開設した北欧スウェーデンからのオーロラ中継サイトです。田中
 千尋氏とS・E前嶋美紀氏は、困難の末に高感度な3台のライブカメラを現地に
 設置し接続に成功した。過去のアーカイブ映像と共に、その時々刻々に変化する
 北極圏に位置するオーロラの画像はファンタスティックです。
 ・Shima Islands
 http://www.est.hi-ho.ne.jp/shigemori/
  重森三玲・完途の縁つづきである三明氏がまとめたアーカイブ資料サイト。わ
 たしは数年前まで京都へ庭園通いをしていた時に重森作庭の庭園に惹かれた。
 その斬新と造形美のモダンさにショックを受けたものである。若い頃は画家を目
 指していたとされるが、今までの伝統的な日本庭園の美を、これはいったん重森
 の中で分解し咀嚼した故のものだろう。現代の作庭家たちは鑑賞し模倣しかして
 いない。そういう日本庭園デザインの現実がある。

 ●「地元・極私的サイト」 計9件
 “落花生の郷” “八街・小さな夢リンク” “佐倉なび”
 “まいぷれ成田シティ版”
 ・三省堂書店そごう千葉店
 若年の頃、古本屋巡りをしたあの神田神保町に本店がある。現代ではコンビ
 ニ、スーパー型の書店が増えていく中で、この本屋さんには商品である本の知
 識を持つ店員が多い。ブログ形式のサイト。
 ・いわて銀河プラザ
 銀座のど真ん中にあり、歌舞伎座の反対側。わたしの郷里の岩手県の東京にお
 けるアンテナショップである。‘芽吹き屋’も出店、‘松栄堂’のごま摺り団子
 も冷凍して販売。故郷の味覚と情趣を思い出しな がらわたしもたまにのぞいて
 みる。
 ・ポポちゃんのりんご園
  わたしの生まれた近所にあるりんごの産地直売サイト。青森、長野県のりんご
 と比べ格安であり、市場への流通馴れをしていない分だけ、消費者にとって期
 待を裏切ることはない。予約、注文時期にご注意を。
 ・なごみの米屋
  成田山の門前町で発展した老舗。‘米屋の羊羹’は全国ブランド。わたしの
 お気に入りは大納言と栗むし羊羹。
 ・落花生問屋フクヤ商店
  地元に数ある中でもわたしのおすすめの店。産地直売もする。お気に入り
 は、‘極細バターピーナッツ’がビールのおつまみ、菓子受けとして絶品であ
 る。それに、出荷時に規格外で弾かれた‘はね出し’がある。品種は千葉半立
 種。

 ●「Web制作・保守」 計1件
 ●「お役立ちサイト」 計14件

 ●「特定の樹木/地被・草花ほか」 計40件
 【宿根草・山野草】
 ・おぎはら植物園
  宿根草と山野草の世界では有名な長野県にある店舗サイト。扱っている植物
 は、ガーデニングに適した小低木をはじめ種類とボリウムは多くて大きい。直
 売および通信販売に加え、Web上にておこなう。
 【種子から育てる】
・みしょう
日常生活で誰もがおこなう、食べた後の果物や野菜の一粒の種から栽培の物
 語が始まる。植物という生き物の驚きと発見に満ちたサイト。北海道札幌市に
 お住まいの男性が運営する、丁寧で好感の持てるH・Pです。

 2項目を新設する。
 【アカンサス】 【アガパンサス】

 以上、今までのリンク数は累計141件になります。このうち相互リンク先は27件。また、今回、新たに相互リンクに賛同された方々に謝意を表し再度ご紹介します。     

自然体験活動推進協議会(CONE)
 http://www.cone.ne.jp/
大田哲也 KEEP ON RACING
  http:www.keep-on-racing.com/
薬研荘
  http:www.yagensou.jp/ 
Giboshi arekore
  http: home.comcast.net/^giboshiarekore/
  アメリカ、ニュージャージー州に住むギボウシ愛好家。北海道出身の日本人主
 婦。コレクションを公開中。日本語版もある。
八街・小さな夢リンク
  http://www.geocities.jp/yachimata888/
佐倉なび
  http://teoh.co.jp/sakuranavi/


  うざね博士のグリーンワークス ⇒⇒⇒【リンク集】

  以上  

 
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草木萌えいづる・・・・・⑤

2006年03月22日 18時11分34秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
 
 鎌倉の上棟式の帰り道で、
 ・山笑う ひとあしごとの軽さかな


 ・辛夷咲く ひそめて想う雪のよう

 ・朝呆け浸み入るもやに辛夷咲き
          物想いさめてひとり臍をかむ
   
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飛行機で北九州へ

2006年03月17日 18時30分48秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ

 15日。
 09:05定刻通りJALのMD機は羽田を飛び立つ。今日は快晴だ。
 鈴木機長のアナウンスでは、飛行速度750キロ、高度3万フィート(約9,1
00メートル)である。
 窓際の席で外の情景をみる。眼下には雲がなく、まるで地上写真を見るようだ。
ルートは本州を陸づたいにとる。雪をかぶった富士山の上を通過し、南アルプス・
中央アルプスから滋賀県の雪の伊吹山を通る、山脈の稜線に沿った冠雪は地形
図そのものである。やがて見慣れた形の琵琶湖が見えた。そしてその次に遠景と
して日本海に面した天橋立を望むことができた。しばらく、物思いにふけり我に
かえる。飛行機は中国山地を西下しつづけ周防灘に出ると、住宅街にある狭い北
九州空港に着陸。実は、この空港は今日限りで、明日から海上の沖合いの新空港
へ移転する。帰りの最終便ではセレモニーがおこなわれた。

 今まで、日本国内へ団体であっちこっちへ行ったけれども今回は違った旅になっ
たようだ。造園・ランドスケープ・デザインにからんだ接待、材料検査、踏査、調
査目的が多く、宿泊地は温泉つきの旅行企画をたてていた。それは誤解を恐れず
に言えば、うきうきする、楽しい非日常のイベント如きものである。仲間内でワ
イワイ言えば仕事が進んだと、錯覚していけた世界である。

 しかし今回はちがう。単独行動であって、起業後の心境の変化がある。サラリー
マン社会のように組織で動いているわけではない。自立、経営という3年ほど苛烈
な試練を経てきたのだ、と思いたい。実は孤立無援の自己責任の世界だった。
 なにか、なぜか、わたしにとって、こういう機会に見聞きするものごとのひとつ
ひとつが非常に貴重に思われるのだ。

     
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本好きのひとりごと

2006年03月11日 05時58分26秒 | 活字中毒の日々、そして読書三昧

 昨日、三省堂書店にて、取り寄せてもらった本を受け取る。4日に手配し9日に
入荷の連絡があったのだから早い。通常、取り次ぎ業者を経て書店に届くまで2週
間はかかるのだ。店員の対応はまずまずだが、本好きの心理としてこれはうれし
い。
 「まるごとわかるオリーブの本」を2冊として8冊、全部で13,250.円也。
  「静かなノモンハン」 伊藤桂一 講談社文芸文庫
  <生きる意味を求めて>  V・E・フランクル 春秋社
  「魔法のガーデンデザイン」 榊原八朗 静岡新聞社
  「北越雪譜」 鈴木牧之 新潟日報事業社
  「西条八十」 筒井清忠 中央公論新社
  「雄気堂々」 城山三郎 新潮文庫
  「まるごとわかるオリーブの本」 LLPオリーブの本をつくる会 主婦の友社

 先日は、都内に出たついでに浜松町の書店‘談’で求めた本。
〆て、全部で4,392.円也。
  <夜と霧>  V・E・フランクル みすず書房
  「天晴れ!筑紫哲也NEWS23] 中宮崇 文春新書
  「不撓不屈」 高杉良 新潮文庫
  「リバース」 大田哲也  幻冬舎文庫
  「週刊新潮別冊‘黒い報告書’」

 これは、かれこれ、半年以上前から読書予定でチェックしていたものの第一弾
(?)です。早速、この中で損したなあと感じたのは、「天晴れ!筑紫哲也
NEWS23]である。知名度があり知性的な風貌があるからといって中身が伴っている
とは限らない。あまりにもくだらない人物をとりあげたものだ。途中まで読んでゴ
ミ箱に放り込んだ。
 「不撓不屈」は公認会計士・税理士の飯塚毅氏の一生を綴ったもの。日本人ばな
れの気味のある傑出した人物。これは、島根県松江市の山根治氏のブログ「ホリエ
モンの錬金術」で知った。この6月には映画でも公開される。わたしにしては珍し
く見に行こうかと思っている。乞う、ご期待!、だ。
 他は、今からいつ読もうか、わくわくしている。

 そう言えば、H・P内の“本好きのモノローグ”を更新していないなあ。読書メモ
とともに、ここにはわたしが独断と偏見で批評した、【読後の6段階評価表】サイ
トがある。これは我ながら面白い趣向と自負している。
 読書家の皆さん、近いうちに追加のUpをしますのでのぞいてみてくさい。
 H・P名: うざね博士のグリーンワークス

 ついでにお願いですが、次の本を探しています。古本でも結構ですので、どなた
か見つかりましたら教えてください。ぜひご協力を。
   「一九七0年の漂泊」 足立倫行 文春文庫
   「生活の探求」 島木健作
   「演歌巡礼ー苦悩と挫折の半世紀」 船村徹 講談社
   「小林秀雄の流儀」 山本七平 新潮文庫


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北九州市には

2006年03月09日 18時19分49秒 | 自分史・出版のこもごも


 急な話だが、来週には用務で北九州市に行くことが決まった。
 今までに九州で行かなかった県は沖縄と長崎であるが、わたしにとって福岡県
は通り過ぎただけである。特に一番行ったのは鹿児島県で5,6回になる。黒豚・き
びなご・さつま揚げ・かるかんなどわたしにとって、とても好きな土産品が多い。

 そう言えば、むかし北九州市が主催して「自分史コンクール」があり、応募要綱
を取り寄せたものだが今でも続いているのだろうか。あの時は、タイミングとペー
ジオーバーで投稿しなかったが。
 ちょうど世相は隠れた自分史ブームの頃で、地方自治体としてはそのさきがけと
なった筈である。

 飛行機で行くと、前後の時間が2~3時間ずつ余裕があるので“松本清張記念
館”でも寄ろうかと思う。
 旅行、地図大好き人間としては、生憎、どうも北九州市方面はうとい。面白いと
ころとか、ほかに思いつかず、どなたか教えてください。

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もうすぐ‘啓蟄’・・・・・④

2006年03月02日 07時52分59秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
 
  もうすぐ啓蟄。昨日は朝から深夜にかけて雨が降った。
  二人の息子たちを駅と職場へ、それぞれクルマで送迎をした。帰宅の時刻
  には大雨になっている。
  クルマの運転とゴルフのプレイと飲酒行為は、人によっては性格が変わる
  と世間では言われる。他の二点はそうではないが、わたしの場合、運転が
  強気で荒っぽくなると評される。そう、負けず嫌いなのだ。
  暗闇の中に篠突く雨、見通しの利かない車外、フロントガラスのワイパー
  速度は最大にしリヤウィンドウにはスモッグ止め電源を入れる。
  わたしは数年前からの老眼に加えてめっきり視力が衰えた。ここの地方都
  市では市街の街路灯、商店街の照明などはあてにできず、対向車のヘッド
  ライトにより前方の路面はにじんで見えてセンターラインも曖昧だ。わた
  しは、めずらしく両手でしっかりハンドルを持ち慎重になっている。助手
  席には子供が勤務に疲れたのか、安心しきったのか話すこともなく、静か
  に座っている。
  幸い、雨粒も心なしか温んできたようだ。


  ・行く人に 我もと追いつ日脚のぶ

コメント (5)
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