うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

「群青」という歌と、嫌な思い出

2008年10月29日 06時13分22秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ

 先日につづいて、歌謡曲をとりあげる。「群青」という歌である。谷村新司の中ではそこそこ売れたのだろうか、知る人ぞ知る曲だと思う。これは、後で知ったのだが、つくられたのは映画の製作時の時だそうだ。この歌手は、非常に器用でメロディとともに歌詞のつかいかたは手慣れている。
 多分、国語力の低下と教養不足だろうが、最近の若い歌手には日本語のボキャブラリィ、言葉のつなげかた、比喩、形容詞のもちいかたにおかしいものが多いように感じられる。オーディオ機器の発達で耳に対する音感は広く深く育ってきた。それに伴い作曲者側のサウンドはすぐれて良くなってきたようだが、如何せん、日本語のもつ語感と音律に無知なせいで、何となくちぐはぐで表現力が落ちている。
 挙句の果てには、あり得ない日本語の歌詞を作り平然としている。わたしには滑稽を通り越して暗い気持ちになる。書き言葉ではなく、基本は話し言葉だろうが、メロディだけで引っ張ると残らないよ。

 数年前、マンション建設の造園工事に際し、金沢市の業者と打ち合わせを兼ねて流れて行った浦安市内のカラオケ店で、相手の営業担当がこの「群青」を歌ったのだ。りゅっとしたなりの明るく如才ないその人が、この静かな曲を歌い意外感にうたれて聞き入ったものである。
 なんだ、なんだ・・という思いでいたが、やはりそうか、太平洋戦争の時の特攻隊だな、ふむ、そうすると散華ということか。
 わたしの父は銃後の守りの役目ということで、出征はしていない。農業のかたわら馬喰もしていて、軍馬の調達をしていたようである。そしてわたしは戦後の生まれ、戦争を知らない世代だ。
 厳粛とやるせなさ、吸い込まれるような透明感と、残された者の祈りになんとも言いようのない無常感が漂う。

 ところで、その後、わたしが独立してからだが、その営業担当者とは、電話で、仕事上の思いもよらぬ一方的な激しいやりとりがあって仲違いしてしまう。意味も分からず闇討ちも同然である。世間に鬱屈したことでもあったのだろうか。まあ、そんなもの、当人が好きで歌い客観的に上手であってもその人のキャラクターがそうであるとか、歌詞の内容を熟知しているかは別問題である。

谷村新司 作詞/作曲

空を染めて行く この雪が静かに
海に積もりて 波を凍らせる
空を染めて行く この雪が静かに
海を眠らせ あなたを眠らせる
手折れば散る薄紫の
野辺に咲きたる一輪の
花に似てはかなきは人の命か
せめて海に散れ 思いが届かば
せめて海に咲け 心の冬薔薇

老いた足どりで 思いをめぐらせ
海に向かいて 一人佇めば
我より先に行く 不幸は許せど
残りて悲しみを 抱く身のつらさよ
君を背負い歩いた日の
温もり背中に消えかけて
泣けとごとく群青の海に降る雪
砂に腹這いて 海の声を聞く
待っていておくれ もうすぐ帰るよ

空を染めて行く この雪が静かに
海に積もりて 波を凍らせる
空を染めて行く この雪が静かに
海を眠らせ あなたを眠らせる
     
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ボランティア活動疲れ

2008年10月27日 04時00分28秒 | わたしの日常です。
土曜のまちづくり市民会議は、お休み。昨日は施設管理組合の通常総会、あまりいい天気ではない。肌寒い日々だ。
 そろそろ、ボランティア活動も疲れてきた。
 昨日の総会は、一議案にわれわれプロジェクトチームが関係する。わたしも土木技術の経験と知識を生かして加わっていたもの。総会は荒れたほうだろうか。ただ、わたしも、そんな熱中した議論、停滞した空気が嫌いではない。そしてその場合わたしが言うことは、いつでも決まり切っている。
 『大きな声で言ったり、巧みに物を言ったりするのは議事進行上無駄な時間だから、遠慮したらどうだ。それで物事が進むことはないだろ』
 正直な話、わたしにとってくだらないのだ。主催者にとって、総会も一日一日の積み重ねの果てにあるのだ。
 自分が総会運営側であれば、小言幸兵衛とおしゃべり好きと一言居士には、進行上時間制限を設けて強制的にやめさせる。あるいはなんでも反対する御仁もいる。この人種は一般の世間でも同じようにいる。そして、おおむね感情的で自己顕示欲の持ち主だ。
 そこでの判断の基準は、今までの行動と、その発言内容が言行一致なのかどうかのチェックである。もちろん、参加者の総意とか全体の雰囲気を読みながらである。

 短兵急に一所懸命にいいことを言う、上手く言う、そんな口先だけに走る手合いには飽きてきた。行動せず、なんだか、年をとれば、年をとるほどそういう人間が多い。
5年ほど前、長年勤めてきた会社をやめて、これまでの来し方を振り返り決心して行動してきた。いづれも、手弁当の無給ボランティアの、最近の現状だ。

 ボランティア活動もそろそろ、心中、整理しなくてはならない。
        
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ギボウシの分類・系統⑤--トクダマ系

2008年10月25日 05時34分15秒 | ギボウシの系統・分類
 ■トクダマ系
学 名: Hosta(属)― Bryocles(亜属)― Helipteroides(節)― sieboldiana
― var.tokudama
       ― sieboldiana (Lodd.) Engler― var. condensata (Miq.) Kitam
原産地: なし
品種名***・****・****・****・****・****・****
  【※ ◇マークは上の画像に掲載、つまりマイコレクションのギボウシ】
・ 徳玉
・◇曙徳玉
・◇黄金徳玉
・◇黄金姫徳玉
・ 覆輪徳玉
・◇徳玉?
・ タトゥー(Little Auroraの突然変異種?)
・◇ブルー キャディット(徳玉の実生種)
   ****・****・****・****・****・****・****

 学名に見られるとおりオオバギボウシの変種、園芸種。徳玉という名前は葉が丸いことによる。
 このグループは中葉の小型、中型が多く株の分岐はいいのだが、成長速度が極度に遅い。トクダマ系の繁殖は、種間交雑が積極的に人工的におこなわれているようだ。新しい交配種には斑入りが多く見られるが、地色との複色系の多彩な葉のコンビネーションが人気の秘密か。花の色は白からうすいラベンダー色になる。個人的な経験では、種子繁殖をする場合、トクダマ系の結実は、空さやが少なくきわめていいようだ。季節による斑の変化は少なくそのまま秋まで美しいものが多い。
なお、‘ブルーキャディット’は植栽計画上、寄せ植えとしてグラウンドカバープランツに向く。
 わたしには、観賞価値が高くて飽きのこない品種という思いが強い。これは外国でも日本でも共通して人気品種である。
 マイコレクションのトクダマ系は、地元の市場で仕入れているが、札落ち同然、品種名が曖昧で確定作業にひそかに苦慮している。しかし、これからはこのグループの増殖作業と、収集に傾注していきたい。
 なお、ここでは、少々の栽培経験とわたしの頭の中の独断と偏見とあて推量で話題がすすみますので、ある程度、適当にとらえてご理解ください。

 このシリーズでは、不定期ながら10月中に①から⑤までの連載の予定で始まりましたが、追加として追補版(extra)を検討中、もう少しお待ちください。

 皆さんもWeb上の百科事典と称される、Wikipediaの要領でコメントをください。
お待ちしております。

 コメント、お問い合わせに際して、連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお願いいたします。
       
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「石狩挽歌」の不可思議な叙情

2008年10月23日 01時19分01秒 | 地方・故郷・方言

 先日、NHKテレビで放送していた歌である。当時と同じ歌手、北原ミレイが歌う。
 この歌は、ドラマッチックに詞を聞かせるのだ。作詞内容は地域性ある言葉、ジャーゴンあるいは古語によりかもしだす切実な世界。時代は太平洋戦争の終戦直後、悲惨な追憶の世界である。
 30年以上前に、この歌謡曲が流行っていたころはなんでこんなに暗いのだろう、と感じた。だけど、あのころから今に至るまで、なぜか、心に澱のように残った。
 古いのか、新しいのかわからない、ほんのわずかに演歌のようで演歌とはまるっきり違う。民謡ではなくシャンソンでもなくカンツォーネでもない。北海道積丹半島の、悲痛なニシン漁の生活をたどる悲歌であろうか。
 わたしは下手の横好きで、聞いていい歌は歌いたくてなんどもカラオケで挑戦するも、これはメロディがきわめて難しい。めんどくさいからこの曲をバックにして抑揚と緩急をつけ情感を込めて詩のように朗読したことがある。 

「石狩挽歌」
なかにし礼作詞・浜圭介作曲/昭和50年---------------------------

海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると
赤い筒袖(つっぽ)の やん衆がさわぐ
雪に埋もれた 番屋(ばんや)の隅で
わたしゃ夜通し 飯(めし)を炊(た)く
あれからニシンは
どこへ行ったやら
破れた網は 問い刺し網か
今じゃ浜辺で オンボロロ
オンボロボロロー

沖を通るは 笠戸丸(かさどまる)
わたしゃ涙で
にしん曇りの 空を見る

燃えろ篝火(かがりび) 朝里(あさり)の浜に
海は銀色 ニシンの色よ
ソーラン節に 頬そめながら
わたしゃ大漁の 網を曳(ひ)く
あれからニシンは
どこへ行ったやら
オタモイ岬の ニシン御殿も
今じゃさびれて オンボロロ
オンボロボロロー

かわらぬものは 古代文字
わたしゃ涙で
娘ざかりの 夢を見る

 歌う北原ミレイのよそおいとふりは、場末感漂いやさぐれていながら、上っ面の感傷を切り裂き進んでいく、エネルギッシュだ。そしてその中にけなげな姿が見え隠れする。わたしは、このエネルギッシュなところに、つくづく道産子気質を想う。
    
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ギボウシの分類・系統④--フォーチュネイ系

2008年10月22日 03時50分40秒 | ギボウシの系統・分類
 ■フォーチュネイ系
学 名: Hosta(属)― Bryocles(亜属)― Helipteroides(節)― sieboldiana
― var.fortunei
原産地: なし

品種名***・****・****・****・****・****・****
  【※ ◇マークは上の画像に掲載、つまりマイコレクションのギボウシ】
・◇フランシー(芽分かれ)
・◇パトリオット(フランシーの突然変異種)
・ ミニットマン(フランシーの突然変異種)
・◇ゴールド スタンダード(Hyacinthinaの突然変異種)
・◇キャプテン クック(カーク)(ゴールドスタンダードの突然変異→ストリップティーズの園芸種)
・◇オーレオマルギナータ
・◇トワイライト(オーレオマルギナータの突然変異種)
・◇オーガスト ムーン(フォーチュネイ系×エレガンス系)
・◇アンチョーチ(アンティオク)(フォーチュネイ系の交配種)
・◇ジュリー モース(芽分かれ)
・◇アイオナ(芽分かれ)
・◇ホィールウインド(Hyacinthinaの芽変わり)
   ****・****・****・****・****・****・****

 レンゲギボウシ(var.fortunei)の系統。
 フォーチュネイの名称は、プラントハンターとして江戸末期に日本にきたイギリス人 Robert Fortune氏 にちなむもの。フォーチュネイ系は、園芸種を便宜的に分類するための系統で自生種はない。したがって、形態的な特徴をあげても個々にバラバラでありそれほど意味がない。
 具体的な育種履歴・栽培経験で見ていく。これは、オオバギボウシの突然変異種などを交配したもので、19世紀後半以降に欧米でつくりだされた品種が多く、形態は小型、中型種である。斑入り種・青葉種とも存在する。花の色はすべてラベンダー色になる。
 一般的にこのフォーチュネイ系には、一部に後暗みの徴候が見受けられるが、季節による斑の変化は少なくそのまま秋まで美しいものが多い。
 ギボウシの(小品)盆栽の世界では、原種系のギボウシ、日本の古典的な徳玉に混じりパトリオットの盆栽仕立てが山野草の展示会によく出されている。育てやすさと明快な白斑が魅力なのだろうか。ポピュラーなギボウシの代表と言えば、この <パトリオット> が挙げられよう。
 わたしのおすすめは、 <ゴールドスタンダード> と <オーガストムーン> である。斑のあるなしにかかわらず、透明感のある葉色がいい。また、 <キャプテンクック> も徳玉に似て鮮やかで多彩な葉色がいい。デザイン的に使いまわしが利き重宝なレイアウトの素材、ということになる。コンテナガーデン、ホスタガーデンには必ず取り入れたい品種である。
 なお、ここでは、少々の栽培経験とわたしの頭の中の独断と偏見とあて推量で話題がすすみますので、ある程度、適当にとらえてご理解ください。

 このシリーズでは、不定期ながら10月中に①から⑤までの連載の予定。

 皆さんもWeb上の百科事典と称される、Wikipediaの要領でコメントをください。
お待ちしております。

 コメント、お問い合わせに際して、連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお願いいたします。
       

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この木、この花はなに?8--お答えします。

2008年10月20日 05時39分03秒 | ガーデニング・庭づくり
このクイズは〈10月9日出題〉のUPです。

この木、この花はなに? の第8回目。
 現在、わたしが住んでいるところは千葉の内陸部にあたります。なかなか、国や県の行政区分で考えると、複雑に入り組んでいる地域です。ですが、ここは近郊農業都市とでも言うべか、県内でも野菜の生産高では名が知られていて、そのなかで特に落花生では全国ブランドと言っていいでしょう。ところが、農業面で実はもうひとつの特徴があります。それは、日本国中の全野菜の種類が生産可能の地域だということです。つまり栽培する気候と耕作に適した土壌がいい、ということになります()。
  マエセツが長くなりましたが、わたしの生地の東北では落花生はとれないのでそれゆえに好きなのですが、こちらに住んでわたしが大好物になったのが、実は魚では“鯵のなめろう”、野菜では“はじかみ(葉生姜)”です。
 さてさて、そこで、この出題の植物ですが、植物分類上、同じ仲間の植物になります。身近な植物では茗荷もそうです。
 この写真は、散歩がてら、畑の作付けを見ていて気づいて、近所の畑の隅を撮影したものです。掲載するにはやや季節が涼しくなりすぎましたが、どうぞあしからず、ご容赦の程を。

 今回は、ヒントは、ありません( )。

 解答は、一週間後にここへ書き込みます。

*****   *****   *****   *****   *****
 相変わらず遅れ気味になったが、それでは お答えします
 これはジンジャー(リリー)です。

 ジンジャーはショウガ科ヘディキウム属。和名は花宿紗(はなしゅくしゃ)。
原産地はインド、マレーシアなどの亜熱帯性植物。落葉性の草本、多年草。
 花の種類には白、黄、橙、朱、淡い桃色がある。スパイス、清涼飲料水のほかに、抽出した成分が美容と健康目的に利用の範囲が広そうある。また、一部の地方では、花は鑑賞用として切り花で出荷されている。
 植栽計画、花壇にはあまり採用されてはいませんが、薬草園などではよく見かけます。
 草丈はイメージでたとえると、巨大なミョウガとも言えるが、大きいものでは写真のように2.0m近くにもなる。栽培的には、土壌は保水性があり粘性土が良さそう、日なたから半日陰の場所に適し、夏の乾燥に弱い。耐寒性も、せいぜい北関東地区まででしょう。

 この造園の世界に入る直前の頃、結婚してから2DKの公団住宅に住んでいた。年齢は20代後半。その近くに、この辺の農家の地主が畑を区画して住民に貸し出していて、わたしも野菜をと作り始めた。面積は、たしか、2坪半を2区画。その時代には、公共のものはなく貸し農園のはしりだったと思う。
 その時分にはぽつぽつ新規に店舗展開されたDIY、ホームセンターが近所にあり農作業の道具、苗、絵袋をもとめていた。そこでいろいろ準備したのだが、さすがに鍬を買う段になり、強烈にわたしのなかで職業的な生い立ちを思い起こし羞恥心を覚えたもの。畑まで、住んでいる住戸から歩いて5分かかる、そこでは妙に気張って急ぎ足でわたしは歩いたものである。
“なんだなんだ、18で農業の生業を捨てて、田舎を出てきたのになあ。またこんなことをやる破目になって、しょうがないものだ”。

 わたしの貸し農園での栽培内容は、だんだんと野菜よりもむしろ、珍しい植木、ススキ、フキ、水引など斑入り植物の収集、次に香辛料に関心度が進み、この珍しい ジンジャー なる植物を手に入れた。何となく、生育が旺盛で南国風のバタくさい草姿に惹かれたものであったらしい。
 やがて、遅まきながら、好きな植物を相手にということで、わたしは造園の道を進むことになった。

 皆さんはいかがでしょうか、正解になりましたか。
       

 植物のご質問、ご相談に際しての連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお問い合わせください。
       
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リンク集(緑の情報源)のUp

2008年10月17日 06時28分36秒 | Web/H・P

 わたしたちのホームページの【リンク集】では、鋭意、情報収集をおこなっております。必ずしもIT上の情報がだけがいいとは限りませんが、誠実なコンテンツと優れたデザインを持つWebサイトをPick Upしてあります。その結果、今まで皆さんには既に厖大な‘緑の情報源’として活用していただいております。
 ひさかたぶりに、再びリンク先を集約しこのたび更新しました。第3弾として、今回は6件追加、4件削除。以下のようにキャプションを加えて追加しましたのご覧になってください。
 これからは、季節も紅葉を迎えて落葉します。やがて、森羅万象、特に植物の世界では休眠しオフシーズンになります。この機会に、景観、景勝地、植生、都市デザイン、植栽計画、花壇、庭園鑑賞など、このサイトでは有効な Ideaと Suggestion、Informationを得ることができるでしょう。どうぞ、ご活用ください。
うざね博士のグリーンワークス 【リンク集】

 また、以前から関係していた【千葉市民ゴルフ場】が10月23日に、オープンします。
片山晋呉プロのコース設計。このゴルフ場は公共の施設であり、9Hパブリックの戦略的な林間コースです。塵芥処理場跡地を造成し地域の地形・植生を活かし整備したもの。ここは、ベントグリーン、コウライシバのフェアウェイですが、コースレイアウトとともにラウンドの合間の景観にご注目していただきたい。
 なお、開発、施工はこの6月末ですでに終わり、現在、指定管理者制度により民間会社が決定して、10年間にわたり維持運営することになっています。
 ビギナーの方も、そうでない方も、ぜひ、気軽にプレイをお楽しみください。
千葉市民ゴルフ場

リンク集
○お客様サイト
・千葉市民ゴルフ場(千葉市民ゴルフ振興共同企業体)

○知人サイト
 ・花四季彩
 
○所属団体
 ・園芸ニュースレター刊行会
 この園芸の世界の愛好会のホームページです。日本ギボウシ協会の拠点。

○緑を調べる 
 ・鳥海書房web
動植物学の専門古書店。神田神保町の神田古書センターにあるオンラインサイト。
 ・アルビフローラ
千葉県市川市内にある、花と緑の本屋さん。通販専門販売店。

○地元・極私的サイト 
 ・菓匠 松栄堂
 仙台藩支藩の田村氏の城下町、岩手県一関市に所在。以前は地元の「田村の梅」が有名であったが、今は、東日本では「ごま摺り團子」が有名。関東地方以南の方は同サイトへどうぞ。

○特定の樹木/地被/草花ほか
【熱帯果樹】→ 【熱帯果樹/植物】
 ・エクゾティックプランツ
 千葉県館山市内にある熱帯植物を主体に栽培、販売業者。受注生産もおこなう。
 【斑入り植物】
 ・定吉のホームページ/斑入り植物の世界

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ギボウシの分類・系統③--トウギボウシ系

2008年10月15日 03時49分02秒 | ギボウシの系統・分類
 ■トウギボウシ系
学 名: Hosta(属)― Bryocles(亜属)― Helipteroides(節)― sieboldiana     (Lodd.) Engler
原産地: ?

品種名 ***・****・****・****・****・****・****
  【※ ◇マークは上の画像に掲載、つまりマイコレクションのギボウシ】
・◇エレガンス(トウギボウシの変種)
・ グレートエクスペクテーション(エレガンス系の交配種)
・ ザウンズ(エレガンス系の交配種)
・◇ミッドウエスト マジック(ザウンズの突然変異の選抜種)
・ ブルーエンジェル
・◇ビッグ ダディ(sieboldianaの変種)
・ ビッグママ(ブルーエンジェル×)
・◇ハルシオン(エレガンス×)
・◇ドレス ブルース(ハルシオン系の交配種)
・ ジューン(ハルシオン系(ハドスペンブルー)の中斑金葉選抜種)
・ フランシス ウィリアムズ(エレガンスの突然変異種)
・◇バーチウッド パーキーズ ゴールド(フランシスウィリアムズ×Sunlight)
・◇スウィートスーザン(エレガンス系×タマノカンザシ)
   ****・****・****・****・****・****・****

 オオバギボウシの変種。
 sieboldiana シーボルディアナ(命名は、あのオランダの Philip Franz von Siebold シーボルト博士にちなむもの)は日本の言い方ではトウギボウシ(唐擬宝珠?)、ほぼ全葉が青葉系の品種が多く(濃緑色)、なかには一部に黄緑の葉色がある。それに対して、同じ変種の斑入り種はmontana モンタナと区別される。
 しかしまた、ある通説によると、分類・系統する上では、葉の裏が裏白なのがトウギボウシ、そうでないものがオオバギボウシといった区別が一般的である。自生地については、日本海側がトウギボウシ、太平洋側はオオバギボウシとされている。

 トウギボウシ系は、どの品種も葉脈も葉形が似ていて地味めである。性質は安定しており植物の光合成率に左右される、後暗み後冴えの生理現象とも無関係であるが、成長はきわめて遅い。中型から大型の種類が多く、ゆっくりと成長するが、やがて存在感が増してくる。落葉時期はきわめて遅い。
 なお、ここでは、少々の栽培経験とわたしの頭の中の独断と偏見とあて推量で話題がすすみますので、ある程度、適当にとらえてご理解ください。

 このシリーズでは、不定期ながら10月中に①から⑤までの連載の予定。

 皆さんもWeb上の百科事典と称される、Wikipediaの要領でコメントをください。お待ちしております。

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やり過ごすことの難しさ

2008年10月14日 07時16分08秒 | わたしの日常です。
連休も終わり、やっとわびしく涼しい日々が戻ってきた。写真は、そばの藤袴、紫苑にたかるあしながばちの乱舞、田舎育ちのわたしには刺される恐さはない。
 この間からの同窓会もなんとか終わったようだ。ここ数日前から福島県会津若松市、東山温泉での高校同窓会を頼まれて予約し企画したもの。過去に、わたしは日本全国にあっちこっちに行ったもので旅行企画はお手の物。行ったことのない観光地でも平気の平左、多分、自らツアーコンダクターさえもやるだろう。事前の準備であるレクチュアは当然のことであるが、実はそのことだけで行ったつもりになりきり実際の旅行意欲が失せるほどだ(おかしな話だが、以前に施主接待を兼ねオリーブの材料検査目的に香川の高松から徳島県の鳴門へ行った実例もある)。
 今回は、たまたま東山温泉に関して知己がいて、とんとん拍子で一番の紅葉シーズンである繁忙期に宿泊宴会をまとめた。
 予約内容、恩師の送迎の依頼、宴会料理の約束、とメールと電話で確認をする。そろそろ、くに(故郷)に帰りつくころの夕方に電話する。その宴会の結果は、実はそれほどでもなくわが田舎と似たり寄ったりであったらしい。内容にくい違いがあってもそのままにしたらしく会計も紳士的に応じたらしい。おとなしく、交渉下手な連中である。旅館側にしてみれば営業経費も少なくて済んだ上等のお客だったろうに。わたしがついていればそんなことにならなかったのに。しかし、恩師も矍鑠とした八十八歳の米寿だそうで、温泉とか飲み食いよりも修学旅行の気分か思い出話でかなり盛り上がったものらしい。
 実はわたしは、よんどころない理由により不参加。
 こんどまた、などと、RVワンボックス車中のにぎわいをバックにSさんと携帯電話で話すにしても、本当のところいつ会えるか分からない。来年か再来年の歳祝いか。だが、多分、もう14人もの顔ぶれと一同に会することはないであろう。

 同窓会の設定の過程で田舎とやりとりしていて聞いたのだが、この9月に、立て続けに同じクラスの男性ふたりが病気かなにかで急死した、そうだ。
 むかしの若い頃には、そういう身近な死に大変なショックを受けたものだが、今はどうか、無常感と喪失感とやるせなさとを思うのだが、青年の頃は幸せにも自分ではなく他人ということでその動揺が大きかったものと見える。
 年齢に関係なく、人間だって他の動物のように死は物理的にいつでも日常的におとづれる。
 学ぶべきものは、その時々のやり過ごすことの重要性だな、自他共に後顧の憂いなく全うすることだな。
 とても、とても晩節を汚さないで、とは言えない。
    
 
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ギボウシの分類・系統②--スジギボウシ系

2008年10月12日 07時11分24秒 | ギボウシの系統・分類
 ■スジギボウシ
学 名: Hosta(属)― Bryocles(亜属)― Helipteroides(節)― Undulata      (Otto et Dietr.) L. H. Bailey
原産地: なし

品種名 ***・****・****・****・****・****・****
  【※ ◇マークは上の画像に掲載、つまりマイコレクションのギボウシ】
・◇スジギボウシ
・◇覆輪お葉付き
・◇メディオ バリエガータ
・◇ナイト ビフォー クリスマス(ホワイトクリスマスの突然変異種)
・◇クリスマス キャンディー(ナイトビフォークリスマスの変種)
   ****・****・****・****・****・****・****

 栽培品で自生地はない、とされている。おまけに、出生・系統分類も不明、人工、自然交配がすすみすぎた交雑種、ということになるのか。白からクリーム色の中斑の中葉、中型種が多い。
 <スジギボウシ> という品種、一般的にギボウシと言えば普通はこれを日常生活のなかで、目にするはずである。古くから出回っており、季節も早春の園芸店の店先に並べられる。ギボウシの仲間ではいの一番に展葉する。春先、芽ぶきが早く花付きもよくて、早めに伸びていく。そのかわり、秋の落葉時期が早い特徴がある。この品種は春から夏に移っていくにしたがい、やや全体がよれて後暗み(のちくらみ)するようだ。
 これはどこにでもあるありきたりな強健種のギボウシ、しばしば造園設計上は、おおまかにフイリギボウシとして境栽的な植栽、露地にボーダー状に植えられる。
 このなかで、わたしのおすすめは <クリスマスキャンディー> 、明るくすっきりしたトーン、清涼感がモダンな感じだ。
 なお、ここでは、少々の栽培経験とわたしの頭の中の独断と偏見とあて推量で話題がすすみますので、ある程度、適当にとらえてご理解ください。

 このシリーズでは、不定期ながら10月中に①から⑤までの連載の予定。

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この木、この花はなに・・・8--?

2008年10月10日 04時49分25秒 | ガーデニング・庭づくり
この木、この花はなに? の第8回目。
 現在、わたしが住んでいるところは千葉の内陸部にあたります。なかなか、国や県の行政区分で考えると、複雑に入り組んでいる地域です。ですが、ここは近郊農業都市とでも言うべか、県内でも野菜の生産高では名が知られていて、そのなかで特に落花生では全国ブランドと言っていいでしょう。ところが、農業面で実はもうひとつの特徴があります。それは、日本国中の全野菜の種類が生産可能の地域だということです。つまり栽培する気候と耕作に適した土壌がいい、ということになります()。
  マエセツが長くなりましたが、わたしの生地の東北では落花生はとれないのでそれゆえに好きなのですが、こちらに住んでわたしが大好物になったのが、実は魚では“鯵のなめろう”、野菜では“はじかみ(葉生姜)”です。
 さてさて、そこで、この出題の植物ですが、植物分類上、同じ仲間の植物になります。身近な植物では茗荷もそうです。
 この写真は、散歩がてら、畑の作付けを見ていて気づいて、近所の畑の隅を撮影したものです。掲載するにはやや季節が涼しくなりすぎましたが、どうぞあしからず、ご容赦の程を。

 今回は、ヒントは、ありません( )。

 解答は、一週間後にここへ書き込みます。
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この木、この花はなに?7--解答します。

2008年10月09日 03時45分43秒 | ガーデニング・庭づくり
このクイズは〈9月29日出題〉のUPです。

この木、この花はなに? の第7回目。
 実は、このクイズには今まで自前の植物を画像で載せていましたが、そろそろネタ切れです。今回は私の住宅地の近所の草花です。散歩がてら、撮影しました。掲載するには涼しくなりすぎましたが、どうぞあしからず、ご容赦の程を。

 わたしはこの住宅地に引っ越してきて17年になるが、当初はメイン通りのクロガネモチの街路樹5,60本が成熟し実をつけ始めた頃に、やたらクロガネモチの幼苗が目立ち始めたものです。多分、冬に餌のない時分に野鳥がついばんで広めたものでしょう。ほかにも、たとえばここでは、珍しい野生の草花では朱色の花のヒナゲシ(虞美人草)、昼咲き月見草、タデ科で野生化し米粒ほどのピンクの愛らしい花をつけるヒメツルソバなどの群生も見受けられる。
 この○○百合はそのあと、この住宅地では10年ほど前からそれぞれの庭や緑地で知らぬ間に生え始めたものです。百合だから、と喜んでいましたが増え過ぎです。今ではありきたりの草花になり下がりました( )。
 実は、生活基盤である住宅地の身の回りの自然環境が成熟(古くなる?老朽化する!)すると、植物のなかでも特に日常の雑草、野生草花に経年的におもしろい変化が見られそうです。はあ、またまた、能書きが長くなりそうですのでやめましょう。

 ヒントはたったひとつ。
 1.百合です。

 解答は、一週間後にここへ書き込みます。

*****   *****   *****   *****   *****
 大変遅くなりましたが、それでは お答えします
 これはたかさごゆり(高砂百合/細葉鉄砲百合)です。

 タカサゴユリはユリ科ユリ属テッポウユリ亜属。台湾に自生しているテッポウユリに似た花である。
 花は純白で芳香がある。このユリの開花期は球根から育てると6月上旬、秋に種子をまくと翌年の夏から秋までに咲く。この性質を利用してテッポウユリと交配したのが新鉄砲ユリ。似たようなユリとして、新鉄砲ユリのほかにリーガルユリなども、同じように分布形態が同じく繁殖している。いちおうは、エスケープ種と言えるでしょう。このユリは株でも増えるが、風によって運ばれてきて種子でもよく発芽する。近所の緑地などに知らないうちに芽生えて、花が開いたときに気づく場合が多い。
参考資料:
 [NHK趣味の園芸‘ユリ’・清水基夫/平城好明著 昭和56年8月1日第6刷発行 日本放送出版協会]

 来楽暮さん、正解、おめでとうございます。ギボウシなど草花の鉢物を利用して、テディベアのぬいぐるみ・コサージュなど、何か企画商品のデコレーションなどにご協力できるのでしたらご連絡ください。
 皆さんはいかがでしょうか、正解になりましたか。
       

 植物のご質問、ご相談に際しての連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお問い合わせください。
       
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ギボウシの分類・系統①--タマノカンザシ系

2008年10月08日 04時09分48秒 | ギボウシの系統・分類
 ■マルバタマノカンザシ
学 名: Hosta(属)― Hosta(亜属)― plantaginea(節) ― var.plantaginea
英 名:Plantain Lily Funkia
原産地: 中国北部

品種名 ***・****・****・****・****・****・****
  【※ ◇マークは上の画像に掲載、つまりマイコレクションのギボウシ】
・ 丸葉玉の簪(野生種)
・◇玉の簪
・ 八重咲き玉の簪
・◇サマー フレグランス(タマノカンザシ×Beatriceの実生選抜種)
・◇フレグラント ブーケ(サマーフレグランス×)
・◇ソー スイート(フレグラントブーケ×)
・◇フレグラント ブルー(フレグラントブーケの変種)
・ グァカモール(フレグラントブーケの突然変異種)
・◇ステンド グラス(グァカモールの突然変異種)
・◇ダイアナ リメンバード(タマノカンザシの交配種Seventh Heavenの改良種)
・ ロイヤルスタンダード(タマノカンザシ×コバギボウシの交配種)
・◇スウィート スーザン(タマノカンザシ×エレガンス系の交配種)
・◇フレグラント ゴールド?
・ ハニーベルズ(タマノカンザシ×)
・ ニオイノマイマイ(タマノカンザシ×セトウチギボウシの交配種)
・ アフロディーテ
   ****・****・****・****・****・****・****

 分類体系の学名の plantagineaとは、あの踏跡植物で雑草のオオバコ(大葉子)のような、という意味か?、なんだろう、葉が似ているということか。原産地が中国北部とはいわゆる、旧満州のことか?。なるほど、寒さには強く生長をつづけているようで、落葉の時季が遅いようだ。
 タマノカンザシ系統は匂いギボウシと別称されるとおり、花には斑入り種・青葉種ともすべてに芳香がある。ほかに野生種である、オトメギボウシやセトウチギボウシが知られている。芳香の種類は、なるほどこれがユリ科と思わせるほど似ているが、百合のような癖のある刺激臭ではなくフルーテイで甘い香りだとおもう。関東地方では、開花時期がギボウシの中では遅咲きで梅雨明け前後から秋の彼岸過ぎまで、長い間咲き続ける。ダイナミックに花茎を伸ばし大きな花をつける、それは華やかで堂々としており、ギボウシでは唯一、この系統の玉の簪が切り花にできるものでないだろうか。根張りも見かけによらずしっかりしており、旺盛だ。
 ただし、このなかで <スウィートスーザン> だけは草姿が小ぶりである。
 この品種系は見かけとちがい丈夫でしかも成長は早い方に属し、栽培は比較的簡単な部類にはいる。株分けは容易であるが、どうも結実しにくいようだ。もっと大株でないと駄目なのかな、いまだ不明である。
 わたしのおすすめの品種は、実は、ギボウシに詳しからずとも一般的に人気のあるタマノカンザシではなく、白の縁取りでアップルグリーンの葉を持つ <フレグラントブーケ> である。


 今後これから、ギボウシの系統を分類することによって、それぞれの品種群の特徴をつかみたい。その目的のために、わがコレクションを中心にして検討を加えていきます。あまりにも多い品種数のそれぞれの生育上の栽培のコツを得たい、という動機ですが、ここでは、自らのギボウシの整理と学習を兼ねてUPしていきます。しかし、少々の栽培経験とわたしの頭の中の独断と偏見とあて推量で話題がすすみますので、ある程度、適当にとらえてご理解ください。
 わたしとしては、いづれ、いつかだれかによって、オーソライズされることを期待しております。
 このシリーズでは、不定期ながら10月中に①から⑤までの連載の予定。

 皆さんもWeb上の百科事典と称される、Wikipediaの要領でコメントをください。
お待ちしております。
 コメント、お問い合わせに際して、連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお願いいたします。
            
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ギボウシの参考図書、Webサイトほか

2008年10月05日 05時04分07秒 | 展示会・資料紹介・ホスタガーデン
 
 わたしは、今まで、ギボウシの学名・品種や特性、栽培のノウハウ、楽しみ方について時間をかけコツコツと整理してきた。しかし残念な話、なにぶんにも日本に参照できる書籍がない。オランダやアメリカには膨大でしかも詳しく参考できるものがありそうだが、すぐには読めず困ったものだ。NHKの‘趣味の園芸’シリーズにもない。だれか、日本でもまとめていただいて出版できないだろうか。情報を私有化せず、公開していただけないだろうか。
 ここで非力と浅学をかえりみず、ささやかながらギボウシの情報源をまとめて公開する。精度の高い情報にはほど遠いが、下段にギボウシの参考図書、それに展示会、Webサイト、見学先をを列挙してみた。
 わたしの立場はあくまでも、ランドスケープデザイン、造園設計、商業施設のディスプレイなどのインドアガーデンのコーディネーターです。そこでは、ギボウシについて、効果的なプランニングをしたらどうなるかが目的であり、そしてたまたま育てるのが小さい頃から好きで始まったものです。すべからく、好きこそものの上手なれ、わたしにとって、直接の生産・販売、商品化はその延長線上にあるものです。必ずしも自生地での原種収集、人工交配で新品種作出の山野草コレクターではありません。以後、誤解なきようよろしくお願いしたい。
 園芸家、植物好き、〈ギボウシ〉フリークの皆さん、内容に誤りとか不正確の記述がある場合は、ぜひともご指摘願いたい。どうか、追加とかも気兼ねなく意見を期待したい。
 また、ここでは一部の方々には一方的な対応になっておりますので、当ブログでのWebサイト公開を拒否される方はご連絡をください。

【参考図書】
 ・[ギボウシの観察と栽培- 渡辺健二著 昭和60年5月8日発行 ニュー・サイエンス社]
 ・[趣味の山野草- 特集:ギボウシの魅力-5月号 昭和55年5月日発行 月刊さつき研究社]
・[THE HOSTA BOOK- Paul Aden著 1997年発行 Timber Press社]
・[The Gardeners Guide to Growing HOSTA- D.Grenfell著 1998年発行]
 ・[The Genus HOSTA- W.G.Schmid著 1999年発行]
・[斑入り植物の観察と栽培- 広瀬嘉道著 昭和61年5月20日発行 ニュー・サイエンス社]
 ・[斑入り植物集 第二巻- 広瀬嘉道著 昭和年月日発行 ヴァリエ・ナイン社]

 一般の園芸書としては次のもの。
 ・[園芸植物大事典(全6巻)- 塚本洋太郎総監修 昭和63年6月発行 小学館]
 ・[A-Z ENCYCLOPEDIA of GARDEN PLANTS- Christopher Brickell著 1997年発行 Dorling Kindersley社]

【展示会】(日時は平成20年のもの)
・御殿場農園 :5/ 1~ 3ギボウシ展示・即売会

・神代植物園 :6/ 3~ 8ギボウシ展示会(園芸品種)

・日本ギボウシ協会 神奈川県立フラワーセンター大船植物園
  :6/17~29ギボウシ展示会

・日光市今市宿市緑広場
  :7/12~13ギボウシ展示会

・路地裏のギボウシ 
  :岩ギボウシ・7/12~13錦蘭と斑入り山野草展示会

・全国展示会情報(㈱栃の葉書房)
 栃木県鹿沼市のサツキ、山野草専門の出版社だが、こんなサービスをしている。
       展示会情報

それでも、わたしが選んだ常に信頼できるサイトはここになります(わたしのH・Pでもリンクさせてもらっている)。なお、ギボウシの品種の確定に関して、わたし自身はサンドニ(St.dennis)氏とおぎはら植物園さんのホームページの画像を参考にしている。
【Webサイト】
・この世界では有名なギボウシの団体--アメリカギボウシ協会
       The American Hosta Society
・世界最大級の品種量を持ちすべて公開中のオランダのギボウシの画像サイト。英語、オランダ語版。
       Hosta Library
・アメリカ、アイオワ州のギボウシ愛好家。展示とともに通信販売をおこなう。
        Frida’s Hosta.com
・アメリカ、ニュージャージー州に住むギボウシ愛好家。北海道出身の日本人主婦。コレクションを公開中。日本語版もある。
        Giboshi arekore

・この園芸の世界の愛好会のホームページです。もちろん、ギボウシの紹介記事画像も満載。日本ギボウシ協会の拠点。
        園芸ニュースレター刊行会
・Yojiro’s Collection Index  既に幻になったよじろう氏の運営サイト。ギボウシコレクションの貴重な文章・画像が保存されている。
・茨城県内にて週末ガーデニングを楽しんでいる、サンドニ氏の日記風サイト。おもに洋種ギボウシとクリスマスローズのデータと画像が満載。
       The Holy Garden
・路地裏のギボウシさん
        ホームページ

 また、ブログ形式の図鑑には次のものがある。
・ホスタアルバム
        ホスタアルバム
・Kパパ日記
        Kパパ日記
・ギボウシ(ホスタ)の館
         ギボウシ(ホスタ)館
・ギボウシ図鑑
      ギボウシ図鑑

 日本国内で実際に行ってみたいところは次の通り。ここでは直接の対面販売を旨として、通販サイト、ホームセンター店舗などのように生産者と直結せず流通一般販売のみの対象は省いています。ちなみに、現地へ行く場合は、必ず、マナーとして事前にアポを取ってからにしてください。
【見学先・即売場・入手先】
・おぎはら植物園
  上田店: 長野県上田市芳田1193   Tel 0268-36-4074
 宿根草と山野草の世界では有名な長野県にある店舗サイト。扱っている植物は、ガーデニングに適した小低木をはじめ種類とボリウムは多くて大きい。直売および通信販売に加え、Web上にておこなう。
       ギボウシのページ   
・御殿場農園
 〒412-0007 静岡県御殿場市永塚59  Tel 0550-89-1468
・㈱広田造園
 〒731-0553 広島県安芸高田市吉田町長屋2281-3  Tel 0826-52-7066
       グリーンファームHAJI
・アルペンガーデンやまくさ
 〒346-0115 埼玉県南埼玉郡菖蒲町小林5855-1  Tel 0480-85-8287
  山野草の育種・生産販売。彩の華日記ブログ。
・一草苑
 〒438-0802 静岡県磐田郡豊田町東原256-1  Tel 0538-34-2282
・石黒紅葉園
         愛知県
・尾上園
          神奈川県藤沢市宮原1444  Tel 0466-48-4562

 お問い合わせ、ご質問に際して、連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお願いいたします。
       
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ギボウシコレクションのお披露目2

2008年10月03日 03時45分13秒 | ギボウシWeb直販コーナー
     
 わたしどものギボウシコレクションは9月末現在で、全部で、品種数54になる、これで在庫の総数は169株になった。下のギボウシのリストは入手順にまとめたもの。品種数は昨年は16、今年は現在で31品種を加えた。入手先は各ホームセンター、東金市緑花木センターの9か所である。オオバギボウシ、覆輪お葉付き、曙徳玉、寒河江、パトリオット、など古いものは平成10年に地植えをしたのだが、ギボウシ全体としての総数は数年前から約9倍にもなっている。

 ところで、ほかに、直接生産販売の商品ラインナップは、ギボウシのほか亜熱帯性樹木・古典草花・多年生の外来草花、グラウンドカバープランツを得意としています。まあ、どちらかと言えば希少植物になります。
 ギボウシを配植した、日本庭園、ホスタガーデン(シェードガーデン)とか、ナチュラルガーデンのデザインは本来の業務でありわたしの得意とするところ、この際、どうぞご贔屓にしてください。
             

 1.オオバギボウシ  2.スジギボウシ   3.寒河江   4.パトリオット 
 5.フランシー  6.ゴールドスタンダード  7.ハルシオン  8.ワイドブリム
 9.ブリムカップ  10.バーチウッドパーキーズゴールド
 11.クリスマスキャンディー 12.キャプテンクック  13.ボ-ルドリボン
 14.ハイドンサンセット 15.オーレオマルギナータ 16.ゴールデンティアラ
 17.サム&サブスタンス  18.ミッドウエストマジック  19.曙徳玉
 20.覆輪お葉付き  21.ソースィート  22.メディオバリエガータ
 23.レディギネベェーレ 24.フレグラントブーケ 
 25.リーガルスプレンダー  26.アイオナ  27.ジュリーモース 
 28.トワイライト 29.シーボルディアナエレガンス 30.ビッグダディ
 31.スウィートスーザン 32.?  33.?   34.オーガストムーン 
 35.ホイールウインド 36.徳玉系?  37.アニー  38.アイスランドチャーム
 39.ドレスブルース  40.アバダバドウ  41.アンチョーチ  
 42.スノーキャップ  43.玉の簪   44.ステンドグラス  
 45.ダイアナリメンバード 46.フレグラントゴールド 47.サマーフレグランス
 48.フレグラントブルー 49.パトリオット(実生)
 50.ブルーキャディット 51.ナイトビフォークリスマス
  52.イワギボウシ? 53.コバギボウシ? 54.黄金姫徳玉
  55.黄金徳玉

 ただし、パトリオット実生苗16株、品種名不明につき調査中の4種を含む。 

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