うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

筑波実験植物園

2015年10月29日 07時17分23秒 | ランドスケープデザイン
今年も、二週間以上早い木枯らし一号が吹いた。世事や人事に関係なく、森羅万象、自然の現象は変わりゆく。あと2か月で今年も終わり。
 ここで、つくばでの画像をアップする。
 筑波実験植物園のなかの温室、熱帯雨林とサバンナ(砂漠地帯?)である。文科省所管か。かつて、少々ですが、全国の植物園を渡り歩いたわたしの印象では、植物園として充実しているかなと思われる。
 しかしここはあまり交通アクセス上良くなくて、学校関係は団体で来られるが、植物好きはともかく一般客には不便で訪れるのも少ないかなと思う。研究施設を備えたもので、野外の観察は国内の生態系に応じたエリア分けになっている。画像の羅列で申し訳ないが、自由な想像でご覧いただきたい。
            
            これはあのチョコレートの原料になるカカオ豆です。
            

            
            スマトラオオコンニャク(燭台大蒟蒻)。巨大で一日花、悪臭のする死体の
            花として知られ本園では昨年の7月に咲いた。マスコミでニュースにもなった。
            

            

            

            

            

            

            

            

            

            
           
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ある合宿研修

2015年10月26日 05時24分14秒 | 樹木医の日々片々
ある研修を終えて職場復帰する。泊まり込みだ。猛勉強の二週間、日中の教室での授業(8時から大体は午後5時半ぐらいまで)を終えて、宿に戻る。それから翌日朝の試験に備えて、毎日、一日にほぼ夜の7時半くらいからと、朝起きて1時間半と合計していくと、短い時間量では1時間半長くて6時間は机に向かった。ほとんど、勉強地獄の毎日であった。
 たまに外出しての夕食のタンメンと、大浴場のバブル風呂が唯一の楽しみであ。朝昼はおにぎりとロールパンのみ、夕食は時々食堂に外食である。相変わらず美食ではなくて粗食の日々がつづいた。晩酌も絶っている。数日すると日付はともかく、何曜日かを忘れる。さいわい、パソコンを持ち込んでいたから、調べものが出来ていたが、多少の息抜きはできた方だろうか。
 試験勉強は、若いうちに済ましておくにこしたことはない。恥ずかしながら、この年になって、わたしはつくづく試験勉強は向いていないことに気付く。
 だが、終わった。さて結果はどうなるやら。

 下の画像は腐朽菌の実物見本、キノコである。研修の教材として撮影する。
      

今回入手したのは、ある公園のヒマヤラスギの球果だが、笠の部分が成熟の途中でネバネバしている。それに日本猪の子供のぬいぐるみ うり坊 だ。わたしの収集癖は、相も変わらず児戯に等しい。
      
            
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カナリーヤシの実

2015年10月18日 05時55分17秒 | ガーデニング・庭づくり
これは、ある植物園の温室入口付近に植わっていた カナリーヤシ である。通称、フェニックス で良かったかな。果実は ナツメグ の仲間であるらしい。この実は食べられると聞いていたので、地表にボタボタ落ちていたのを拾い、試してみた。なるほど、甘くてナツメに似ていてるがジューシーで甘い。きっと、昔の子供ならかならず拾って食べただろう。馴染みの蘇鉄の実は食べるのにやっかいだと聞いた。
 この樹木は公共緑化樹木扱いになる。どういうわけか、栽培上生長速度が緩いせいか、ヤシなどの亜熱帯性樹木の中でも材料単価が高い。自然のフォルムはシントメトリー、堂々として樹姿は美しい。発芽はどうか、中の種子を来春に蒔いてみよう。
            

            
                

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柿も実る、秋も深まる。

2015年10月15日 05時27分11秒 | わたしの日常です。
どうやら、今年はいい天気らしく秋も推移しているらしい。わたしは一時帰葉して、実家の柿をもいだ。
 珍しく家内も手伝い、わたしは木の上から枝や果実を落とす、受け止める。冬季剪定を兼ねて整理していく。今年の出来具合はほとんど甘がきのようで、この日は最後の残っている75個を採る。もちろん、熟んでいる柿を、1個「子守柿」として残す。
 毎回習慣になっているが、既にあちこちに配っているようで、今年の収穫量は合計150個は行っているらしい。果実はひと回り小さいのが、正直、納得いっていないがまずまずである。早速、勤務先に宅配便で送るようにした。

 画像は、アングルを無意識に静物画?にしたようである。迷彩柄のおにぎりをくるんできた手巾、くだんの百目柿、散歩の途中で拾ってきた栗、ロールパンである。なんのことはない、わたしの当座の食糧である。
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梨と胡桃の実

2015年10月08日 05時01分51秒 | わたしの日常です。
ニュースの社会面ではノーベル賞受賞が報じられていて、わたしは薬学研究の大村さんの経歴に惹かれた。出身が農家、地方大学出、民間の医学研究所、特に夜間高校勤務時代での研究に志す動機がいい。物質欲はなく金銭に対する恬淡とした人柄。それに何よりもこう言ったのだ。文意はこうだったような気がする。「成功の裏には、それ以上の失敗がある。」
もうひとりのノーベル物理学賞受賞の梶田さんのニュートリノの質量発見は、地元の国際リニアコライダー(ILC)プロジェクトの動きとは無関係かな。

 だらだらと、興味本位にもうひとつ触れる。ラグビーだ。日本の南ア戦の進撃に驚く。ルールを知っていくと面白い。サッカーのように試合展開でスペースをつくるというスマートさは皆無で、原始的で(?)武骨な試合内容に目を見張る思いだ。男らしい、男は体力、まさに集団による格闘技のスポーツである。

 閑話休題、下の画像は、ガラクタやおもちゃに見えるが、木の実である。わたしの収集癖による戦利品!と言うかなんというか。
            

 榧の実に胡桃だが、受け皿のそとにあるのが地元の オニクルミ(鬼胡桃)で、こちらの山野や沢沿いに他の落葉樹木を駆逐する勢いでわんさかといっぱい自生している。他は外来移入の栽培種 カシグルミ(手打ち胡桃) である。カシグルミは洋菓子の重要な調理材料になる。両者の自然の生育状況は随分と異なるようだ。生食OK,乾燥させて、金づちで割り食べる予定。
 梨はわが故郷で栽培されている二十世紀梨だ。わたしの子供時代の果物はせいぜい林檎ぐらいのもの、時代の推移にふぅーんと感慨しきりだ。
 白いかけらは、大理石で当地の路上の砕石(安山岩です)混じりの中から見つかったもの。

 ということでした。     
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オオバギボウシの山取り

2015年10月07日 05時14分31秒 | ぎぼうし栽培日記
 これは、先日、近所の標高550mの山中で見かけたギボウシである。アスレチックコースの長いローラーラダー(滑り台)の周りに施工時の砕石混じりの地盤に群生していた。オオバギボウシ の特性として葉の形もいろいろ、結実種もある。結実種は空莢であるか発芽するかは分からない。
 画像で根を見ると分かるがゴボウ根が土壌に深く入り込む。掘る道具として現地では移植ごて代わりに、やじりのような薄くて硬い粘板岩のようなとがった石を探し出して用いている。根鉢の周囲を直根はあきらめて、少し側根を切る要領で掘り取ったもの。上手くやらないと難しい。幾たびかの植物の活着の経験がないと、この作業はおすすめしない。画像の下段に オオバギボウシ の特性やわたしなりの栽培メモを付す。
            

オオバギボウシ: Hosta Montana
(大型中葉・濃緑色・淡紫色系白花・花茎;長・結実;○・発芽;×・・・芽出し;早・成長度;中・伸長時期;春)∪----山野に自生し山菜として食用にされる、野生種。定植・露地植え向き。これこそが、食用ギボウシとして山菜や栽培作物として “ウルイ” と呼ばれる。暖地よりも寒い東北地方の自生地では草姿が大型になる傾向がある。くせがなく食べやすい。わが関東の地元では色々な野菜が栽培されているのと、多年草なので、数年間のあいだ、畑を占めてしまい単年作物に向かず、あまり重視されない野菜である。
           
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ベランダの野菜

2015年10月06日 05時47分14秒 | ガーデニング・庭づくり
多分、今日は晴れそう。昨日の朝は9℃で寒い朝であった。
 画像はわがアパートのベランダの野菜である。地べたは一坪にも満たない面積だ。いくらわたしが植物栽培に自信があるとは言え、最近は安直にいろいろな植物を作りすぎている気がしてきている。来年あたりの引っ越し時の撤収も苦にしていないのだ。
 先日、地元の山の上でのBBQ大会にどうかと 食用菊 の採取直前のもの。刺身のつま程度にはと、早速塩とお酢を入れて熱湯で湯がき、ポン酢と味の素を持参した。地元以外の人向きにと思うがあんまり売れ行きが良くない。地味すぎる食材というわけか。花色は黄色と淡い紫色の もってのほか という品種だろうか。
 トマトはまだで、青い果実が鈴なり状態だが、じきに霜が降りる頃になるが完熟まで間に合うのかなあ。



                
         
      
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ナナカマドの光景

2015年10月03日 05時43分28秒 | ランドスケープデザイン
ここは、地元国道のバイパス側道である。植えられたナナカマドの光景だ。時期はお盆過ぎ、紅葉や離葉現象は早すぎる気もする。何が原因か。
 当地では街路樹自体が珍しく、せっかくのアパートそばのケヤキ並木は無残にも芯止めされたりして、枯れ枝が目立つ、ケヤキ本来の樹形は見る影もない。町の繁華街のプラタナスもしかり。まあ、緑っぽい周辺環境に囲まれていては、ことさらに人工的に緑を増やす意識が生じないのだろうけれども。
 わたしにはナナカマドの樹木は北国に来たという、寂寥の想念にとらわれる。詩的な表現をすれば、蒼穹に燃えるような紅葉の七竈の組合せか。数十年前の、岩手の八幡平、青森の白神山地の広大な自生林や北海道道南地方の街路樹を思い出す。白樺同様にナナカマドは、用材として生活上なんの役にもたたない。ただわたしは、この時期の赤い実にひかれる。
            

            
               
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いわれのある白藤(シラフジ)ーー故郷編

2015年10月02日 04時45分11秒 | 地方・故郷・方言
 ここではわが町の命名のいわれのある白藤(シラフジ)を紹介。寺名は藤勢寺で、あの神奈川県藤沢市の時宗の大本山・遊行寺の末寺である。境内に遊行上人の石像が鎮座、木造の阿弥陀如来があるそうだが未見。通常の藤の花びらが淡い紫がかったノダフジやヤマフジではなくて、ここのは白花で珍しい。ヤマフジの変異種か、ニセアカシアのような純白の下垂する花びらだ。町名は藤沢で、その花びらが町章にもとり入れられているのだ。この白藤の樹齢などの由来は、現在のところ、わたしにとっては不詳である。
 生育状況は、かやのきにもたれて覆いかぶさっていて、手入れや誘引作業が必要だ。現在、藤の実の付いているのが見てとれる。

           

           

           
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