うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

夜明け前に・・・・・⑫

2006年07月28日 04時54分01秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ

  思いついて、夜明け前に昔作った3句を採録する。
 
  
  ・授業参観にて
   教室にわがいとし児等うつむきし
          風吹き渡りて顔膨らみたり

  ・登別温泉、
   宿の湯気 まみえし竜胆犇とたつ

  ・古里にて
   山羊たちの 鉄路を跨ぎ 夏草を食む
  
  
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今日は大暑、梅雨明けはまだか

2006年07月23日 07時40分58秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
 
 
  今日は大暑、梅雨明けはまだか。
  昨日は九州からとんぼ帰り同然だ、相も変わらず片付かない日々が続く。連綿
  とした日常に折り重なるように新たな用務がかぶさってくる。つまり、慣れな
  いでいる。

  昨日は早朝3時に起床、ホテルのメモ用紙に書き付ける。
  「一番、大変なこと、苦痛であることは自己に立ち向かうことだ。それに向き
  合うことだ。
  アイデンティティクライシスと言うものか。納得することと同意義だが、それ
  を解決するにはある特殊な人生経験が要るようだ。
  日常の瑣末事(生活に必要なことではある、無論)に紛らわせればいいが、な
  かなかそうも行かない。
  回復、自分の生き方(G・W、仕事も含む)と現在の仕事とのあいだの遠近法を
  整備すること。
  薄い日の出とともに、東南東の方角に朝もやと低くかぶさったむら雲に連なり
  小さな山々が窓外に見える。空路、北九州の小倉まで来て、やわらかい山の端
  に、はたしてここは信州の盆地かと錯覚する。手前には山陽新幹線の線路があ
  り、わたしは時折り行き交う六両編成の情景、その走行音に耳を欹(そばだ)
  てている。
  去年の今頃は一体何をしていたのだろう。」

  所詮は、うわごとである。

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七夕も始まり小暑を過ぎて・・・・・⑪

2006年07月09日 06時51分34秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
  
  
  明日から四泊五日の出張だ。相変わらずわたしの頭の中は混濁し明瞭ではな
 く、生活のリズムは安定していない。とりわけ頭の中と財布の中身が忙しい。
 パソコン用語で言うデフラグ、カードのご利用明細書の照合整理、のあわただ
 しい状況を呈している。
  ということは、既に心は浮遊していることになるのか。
  今日も、休日だというのに検討事項をいっぱいかかえた施設管理組合の理事会
 がある。
  さてさて、それはさておき、めぐって来る季節の折節では、七夕も始まり小暑
 を過ぎている。人事も時節につれ変転する。今年の梅雨明けはいつぞや。

  かつての俳句5句を書き出す。その内、3句はオーストラリアで詠んだ。
 時期は腰椎椎間板ヘルニアなる病気で退院直後のことで、コルセットを装着し
 て旅行に参加した。一種異様な感情の高揚感にあったことが想い出される。ち
 なみにオーストラリアは南半球なので季節感覚は反対になる。

  ・くちなしの宵闇の駅へ降り立つ
         アラビア語の綴りてあり 待合室


  ・山深き 熱気たゆたう 合歓の花


  ・オーストラリア海外研修、パースにて
   スワンの畔目を凝らして立つ サザンクロス 
        
  ・フリーマントルにて
   かつての騒ぎを印し 白き砦

  ・メルボルンの街中にて
   たそがれて鈴懸の葉を踏めるメルボルン

コメント (2)
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