うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

さくらの山から・・・

2023年08月31日 11時37分35秒 | わたしの日常です。
8月25日16:30頃、成田空港A滑走路近くのさくらの山公園に飛行機を見に行く。わたしは、市役所に限度額医療費を聞きついでに市議選の不在者投票を行う。それから旧知の地元造園業者を訪ねる。その後、ここに廻る、昨年の2月以来か、久し振りだ。
 この日、飛行機は、風向が北寄りの風にたいして離着陸を繰り返す。貨物専用のカーゴ機もなし。この時間帯は着陸がまばら。撮影機はスカンジナビア航空か。公園は見学の人も少ない。
          
          
          
          
          
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ギボウシ(タマノカンザシ系)の花

2023年08月30日 10時30分28秒 | ぎぼうし栽培日記
これらはギボウシでも初秋にかけて遅く開花する品種です。いずれも花びらは白色系である。
          
●ヤエノマルバタマノカンザシ(八重丸葉玉簪)(アフロディーテ)
 Hosta.plantaginea‘Aphrodite’
【栽培難易度:中】(大型大緑葉・花;八重咲(二重弁)白色、芳香あり・花茎;大・結実;?・・・芽出し;遅・成長度;極遅・伸長時期;春)---タマノカンザシの変異種。

          
●薫風  Hosta‘Kunpuu’
【栽培難易度:易】(大型中緑葉・青緑色・裏白;青紫花、小花、芳香花・花茎;中・結実;?:発芽率?・・芽出し;極早・成長度;極早・伸長時期;春)----タマノカンザシ系。

それ以外のギボウシの品種の単価一覧表や、入手方法は、R5/5/16付けのこのブログで公開しています。(緑字下線部分を左クリックすると、別画面を開くことができます。)
 また、食用ギボウシで知られる(生け花の切り葉にも適している) “天竜” のロット販売を受け付けます。また、業務上の取り扱いもOK、その際のオーダーは5株単位でお願いします。
 また、これからはギボウシの育成状況を鑑賞するのに良い季節ですので、実地でご覧になりたい方は事前にメールでご連絡願います。
※ご注文、ご質問やお問い合わせは H・P有限会社グリーンワークスのお問い合わせフォームにてお願いいたします。サイトが展開しない場合は直接メールで  うざね博士 hah05551★ams.odn.ne.jp  にて受け付けます。(ご利用の際は★を@に変更してください)   
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エキナセアの花

2023年08月29日 08時30分14秒 | ガーデニング・庭づくり
 時候は処暑も過ぎてもうすぐ二百十日。ここでは宿根草のエキナセアの花をアップする。これは数年前から育ててきた。わたしはこの花の絶妙な色相いに参っている。日本名は紫馬廉菊(ムラサキバレンギク)。おおっとっと、多言は無用。
          
          
          
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横尾忠則氏の『曖昧礼賛ドンマイ』の連載記事

2023年08月21日 05時09分49秒 | 老いの流儀
わたしたちの世代だと横尾忠則と言えば、世間では、イラスト・ポスターや絵画の世界で活躍した人物である。その場面は商業デザイン、商業芸術とでもいう分野か。わたしの印象では、そのもじゃもじゃの髪と小声の愛すべき温和で風変わりなキャラクターととも忘れずにいる。ところで、横尾氏は、まだまだご存命でいらっしゃる。横尾氏は、御年1936年生まれだから昭和11年で今年で満87歳である。
          
 この春に、横尾氏の連載記事が「週刊朝日」自体が突然終刊になり、わたしの愛読する「週刊新潮」に引っ越してきた。記事では、昔からの大人離れをしたその少年のような感覚を持ち続ける生き方、その来し方への感慨や、年来の有名人との交友関係とかをおもに綴っているようだ。
 満87歳と言えば老境だろう。わたしのこのカテゴリー(老いの流儀)でも触れたが高齢化に伴いその心境を吐く人は少ない。その意味でわたしは貴重な表現だと思う。私はこう生きた、と必然的に振り返るがなかなかその心情を隠し立てもせずに他言することはむずかしい。老境に至ると、普通は必然的に一人になっていくにつれ内なる自己に正直になる。しかし、実は人間は一人になっても見栄を張るし誇張もする。もっと難しいのは、表現的に外部に文字化することだ。一番、公になるケースは文学系の執筆者だろう、表現に手慣れている。政治家は毀誉褒貶にまみれても信念次第か。職業的には、文系を含む大学教授や技術者は期待するまでもない、もともと、一般社会への接点と視野が少ないから表現への動機もうまれないだろう。サラリーマンだったら、手記や自分史作成により自分の人生を振り返るかもしれない、しかし公表の機会が少ない。
 もっとも、白川静さんのような、終生、使命感で生きる漢字学者はどんな場合でも別格だ。

 ところで、ところで、閑話休題。
 ここでは、その”23.8.10の記事、《難聴で五感も全滅、頼りは特技の第六感》に触れる。以下にその内容を箇条書きでまとめてみた。わたしには割と重要なことに思える。
・突然性難聴に襲われる⇒今までの耳鳴りが聞こえなくなる⇒ますます難聴がひどくなる
・補聴器の装着・補聴器を常時使用しないと難聴が進行すると医者に言われる。難聴が認知症リスクを高めると言われる。
・補聴器がなければ耳が終日、ツーンとまるで水中に潜っているような感じになる⇒聞こえないから人との会話が成立しない、喋らないことになる。音楽もテレビも雑音に聞こえる。五感が朦朧とした状態。
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ギボウシの花4品種と、盆花(!)

2023年08月09日 04時38分16秒 | ぎぼうし栽培日記
 、にわか雨 やっと立秋も過ぎた。いまのわたしの日常は、酷暑により外出禁止状態。この夏、日本の四季の中で熱帯性気候の季節がらに、孤然と閉じこもり生活に隋している。そこで、非生産的な時間つぶしでテレビの高校野球や中国の古典を読んでいる。

 ここでは夏枯れで葉が黄変気味のギボウシの中でけなげにも咲くギボウシの画像をアップする。この現象は後暗みとも似ているけれど。
 食用ギボウシの代表とも言うべき、〈天竜〉の白花。トウギボウシ(品種名:天竜)Hosta sieboldiana‘Tenryu ’。
            
 こちらは青花、コバギボウシ(品種名:カビタン)Hosta sieboldii Flavocircinalis‘kabitan’。
            
 希少なスダレギボウシの純白の花だ。スダレギボウシ(白花) Hosta kikuti var‘polyneuron’ 。この仲間には黄緑色の花びらを付けるものもあるが、現時点では未確認だ。
            
 白覆輪ギボウシの白花。ボブキャット(白花) Hosta ‘Bobcat’ 。
            
 ついでにほかの草花をアップする。ここでは玄関の階段にしつらえている。長く咲いている桔梗、女郎花、これからつぼみを持つ花オクラ、開花後に実を付けるヤマアジサイ。なんとなく、旧盆に向けての盆花染みた光景だ。
            
 じつは福島で蒐集したムクゲが6品種もあり、現在挿し木から鉢上げ中。しかし準備段階で混乱していて成木になり開花するまでは品種名は不明、いまだ特定に至っていない。集めればいいってもんじゃない、といつもわが身を振り返る・・・。ところで、このムクゲの画像の品種は数年前に市原の空き地で採取し開花させたもの、鳥取花笠 か フレンチキャバレーパステル か。
            

◎ギボウシの品種の単価一覧表や、入手方法は、R5/5/16付けのこのブログで公開しています。(緑字下線部分を左クリックすると、別画面を開くことができます。)
 また、まだまだギボウシの育成状況を鑑賞するのに良い季節ですので、実地でご覧になりたい方は事前にメールでご連絡願います。
※ご注文、ご質問やお問い合わせは H・P有限会社グリーンワークスのお問い合わせフォームにてお願いいたします。サイトが展開しない場合は直接メールで  うざね博士 hah05551★ams.odn.ne.jp  にて受け付けます。(ご利用の際は★を@に変更してください)    
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百日紅の開花爛漫

2023年08月07日 18時20分23秒 | ガーデニング・庭づくり
今年も、とても夏本番などとは言えないほどの猛暑を迎えてわたしの室内暮らしが続く。汗水を垂らす日常。わたしは外に出れない、出る気持ちが萎えてくる。ここでは、今がわが家の百日紅の満開の時節、周りの隣家に挟まれた狭い庭での満艦飾の花の姿を披露する。
 入居時、たかが、建売住宅の住まいの庭にはと思うほど、高木性の辛夷・金木犀・黐の木、低木には大紫、皐月躑躅が植え込まれていたもの。だが、今では物干し場や目隠しのためには葉が繁りすぎ、巨木化してしまい、百日紅以外は伐採除去した。
 百日紅の現在の形状は 樹高3.2m 芝付38cm 枝張り2.5m。幹は湾曲し特有の『捻じ幹』。インターネット上で百日紅の品種数は国内で矮性種を含め20種あるとされている。亜熱帯性のオオサルスベリが含まれるかは不明。ここの品種名は調査中の段階だが、ブラックパールシェアピンク だろうか。円錐花序でトーチ状に立ち上り花びらは集合して付く。以前、根伏せで増やして鉢上げ後に出入りの若い職人さんにあげたことがある。この樹木は挿し木で繁殖する。多分、この百日紅は樹齢は40年といったところか。なお、管理面では、わたしは落葉後の11月以降の晩秋に基本剪定のみを毎年おこなう。
 わたしにとって、夏越しの季節、鮮やかに燃えるような桃色の花弁のかたまりは暑気の中で生気を感じさせるものだ。

             
          
          
          
          
          
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竹の一斉開花の話

2023年08月03日 03時59分02秒 | 樹木医の日々片々
先月7月2日、大多喜県民の森で千葉樹木医会南ブロックの研修会が開催された。
 その内容は、大国主神社境内の造成工事に伴うマサカキ(主幹)樹高13.0、幹周1,25の樹勢回復の方向性について検討した。ちなみに、このマサカキという樹木はなかなか大木にならずこのサイズでも珍しく稀少木になるのだ。植生的には房総半島の照葉樹林帯に生育していて山林の構成としては中腹か尾根沿いに育つ、陰樹、半日陰向きか、と判断できるだろう。
 また、先ごろ関東地方を直撃した台風(2019.9.8 15号)被害に遭い倒木した館山市保存樹木指定のサイカチの後継樹育成に関する話で、繁殖的に挿し木が結果的に不良で替りに静岡から取り寄せた種子の播種後の実生木に倒木の穂木を接いで成功の報告があった。サイカチ自体は本州以南の分布域かと思われるがかならずしも房総に多いとも聞かない。〈サイカチ;マメ科ジャケツノイバラ亜科サイカチ属〉

 最後に竹の一斉開花の話が出た。担当者は実務経験豊富な16期の先輩樹木医である。以前(R元/11/10)の研修会に引き続き、以下に記していきたい。竹にこだわるわたしのタケノコ好きはこのブログでも何度も取り上げた。そこでここでは新しい知見を述べてみたい。
 地元では食用のタケノコとして孟宗竹、真竹、淡竹(呉竹)を収穫している。
 今回は竹の一斉開花の話になる。一般的に植物の開花となると何事もなくひょっとしたら吉事のように捉えられるが、タケノコの生産農家にとってその年以降数年間は出荷できず不作になる、そして竹材の伐採搬出が不可能になる。詰まるところ、タケの特性として一斉開花とはその竹林エリアの一斉枯死に至る恐れがあるのだ。
 以下、上田弘一郎氏の「有用竹と筍ー栽培の新技術---竹林の開花枯死とその対策」より竹種ごとのパターンを引用する。
(イ)竹林のすべての竹が一斉に開花(全面開花)するもの。
   →真竹、淡竹、黒竹、笹類
(ロ)竹林のうちに開花竹と非開花竹が混じっているもの。
   →真竹、淡竹、黒竹、笹類
(ハ)竹林内の一株または一連なりの地下茎から生じた竹のうちの一部分、あるいは一本の竹についている枝のうちの一部が開花するするもの。
   →孟宗竹、蓬莱竹(バンブー)
 一斉開花の話の内容をまとめる。開花は純然たる植物の生理現象であって決して伝染病ではない。60年周期説では明治43年に昭和43年で、次は令和8年に開花になるが、当地では淡竹がその年代にあたっているようだ。また60年周期説の年数については中国の古代説話からくるものらしい。実際的には竹林ごとに時系列的にその観察データを取ることが重要だとされる。現地では、開花後、地下茎も枯れてから2,3年経つと竹林の再生が始まる。開花時期は一年の内で6月が多いことが知られている。現地の画像で確認できるように、全くイネ科特有の形態を示している。
 なお、かつて、身近にもわたし家の近所の農家の庭にも笹(篠竹・アズマネザサ)が開花したのを見たことがある。

 画像の説明をする。現地は夷隅郡大多喜町内の山間部、国道465号線沿いは竹林が小山の尾根に駆け上がるように広がる、この辺一帯はタケノコ栽培の有数の地である。また、大多喜県民の森では県内唯一、竹笹園を持ち竹の生育特性や生態を研究してきた公共の組織である。モウソウチクの種子播種による貴重な竹林の実験林もあり、それは下段に前回と同様に再度アップしておきたい。
資料:「タケ類 特性・鑑賞と栽培」室井ヒロシ 加島書店
   「有用竹と筍ー栽培の新技術」上田弘一郎 博友社」


          淡竹の一斉開花状況 
          
          
          
          
          
          
          

          モウソウチクの播種による実験林
          
          
          
 
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猛暑の暮らしのなかで、橋本治の『小林秀雄の恵み』を読む

2023年08月02日 04時52分29秒 | 活字中毒の日々、そして読書三昧
7月22日に関東地方は梅雨明け宣言が出されたが、雨は7月上旬に一度あったきり、猛暑が続く。もう少しで立秋だ。最近の千葉の天候は少雨傾向にある。こんな天気ではと思って、わたしは今までの経験則で2週間に3回の頻度で水を撒く。時刻はほぼ4時過ぎの夕方近くだ。今までに7回それぞれ水撒きをおこなう。庭の植込みは露地植えもあるが鉢物が過半数であり管理に慎重さを要する。場所は東南側の庭と市道側だ。所要1時間弱か。これは、リタイア後の唯一のスケジュールと化しているのが我ながらおかしいのだが・・・・・。
    
 そんな日々、室内でパンツ一丁の裸同然の起居のなかで、自堕落なわたしは暑さをこらえて本を読む。ここでは、橋本治の『小林秀雄の恵み』を読む。橋本治の本については、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』が小林秀雄賞を受賞したと聞いて意外な気がしていた。間違いではないのか。橋本治の特徴はおしゃべりめいた文章が特徴でわたしにはなかなか馴染まない。
 まず、『「三島由紀夫」とは・・・』だが、第三者的には毀誉褒貶のある内容であると思う。やがて、とりとめのない文章と記述で文意をつかむのが面倒になり放棄する。
 しかし、『小林秀雄の恵み』は小林秀雄の「本居宣長」を題材にしていてやっと読みこなすことが出来た。今まで小林秀雄は日本の文壇では神様扱いされているが、ここではある意味で橋本治の微に入り細を穿つ分析力で見事にこの作品を解体している。その手法は野放図でいやらしいほどだ。小林秀雄について、表面的に高評価をおこない中らずと雖も遠からずのような迂遠な評価をしてきた今までの文壇の現状を突破しているように感じる。どんな場合でも、偶像化を避けることは大事なことだ。そこで、振り返り、わたしは「本居宣長」を再読中である。
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