うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

カタクリとヤマモミジの若芽

2009年03月29日 05時31分23秒 | わたしの日常です。
春です。萌黄色の新緑、淡いパステルカラーの花が咲く季節。
 この頃、仕事・業務が立て込み、世間的にももろもろの更新時期が集中している。わたしには珍しくちょっと、ヘトヘトになったもの。あわただしいこの一週間であったが、昨日、野外自然観察活動をおこなった。参加者には、NACS-Jの自然観察指導員、市文化財ボランティアの資格登録を明示している。むろん、無償のボランティア活動の一環である。
 人の集りが悪く、ちょっと事前のPR準備に時間不足とタイミングのなさに自省含みであった。なじみの床屋さんにチラシを預け、早朝まだ明けやらぬ時間に、住宅地内では知り合いの家へチラシの投入と掲示板への貼り出しをおこなう。協力者を早く見つけ出さねばならない。
 天気は晴れ、01:35に出発してから、04:00近くに終わる。道中(?)はビニールハウスの組み立て中の人にお伺いをしたり、植木畑で作業中の男性に今咲いている桜の品種名を尋ねたり、また、世間話をしたりして進む。
 うちの近所の、春の里山とカタクリの里を歩く、がテーマでありその内容には不安はないのだが、いかんせん、少数の参加者なのであまりにぎわいがない。歩いて回る予定であったが、わたしの車を使う。
 このような里山の野外自然観察活動は、春夏秋冬のそれぞれ一回ずつ企画したい。
 今後は地域内で、月一回のガーデニング教室をおこなう予定である。お近くの皆さんにはご参加願いたいものだ。


 今年のカタクリは着花数が少ないように見受ける。この寒さのぶり返しで花もちが良くてまだ満開中であった。場所は分りづらい所。参加者の親子は喜んでいた。


 これはヤマモミジの赤みを帯びた若芽、そしてこの流れは上流、約300mから湧き出している湧水である。ここは水量が多く、あちこちにある谷津田をめぐり一本の小川になり、やがて、千葉県では最大の印旛沼に至る。
      
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【造園デザイン】の先生になりたい3

2009年03月27日 05時29分18秒 | ガーデニング教室など

 日頃から思っていることをわたしはここに記したい。
 それは何かと言うと、わたしは【造園デザイン】の先生になりたい。ぜひとも教師をやりたい。ダメを承知でこのブログ上でPRしておきたい。このブログでは、テーマとして『先生になりたい!!』をカテゴリーに加えてゴチャゴチャと書き込んでいきます。この奇妙で厚かましい願いが実現するべく、今後ともよろしくご理解ご協力の程をお願いいたします。

 造園の各教科の授業科目のなかで、わたしの得意とする科目は「造園デザイン」とおもっている。授業科目は造園概論からはじまって、企画、設計・施工・維持管理まで種々の内容がある。自己評価にならざるを得ないが、わたしにとってどうも、適性から言ってこの方向になるようだ。
 実は、わたしは造園に関して公的には教育機関を履修したわけではなく、好きな仕事である造園の道をひたすら邁進してきた。かれこれ、プランニング・施工・メンテナンスの業務を職業的に通底してきたことによって、お仕着せではなく自分自身が得難い経験をしてきたものと思っている。教室内ではなく業務を現実的にはその契機を活かすことに迫られ、また教えられてではなく学びながら主体的に対応するために、実戦向きに鍛えられたものと思う。
 また、30歳代後半から40歳代前半に自分史をまとめたことによっても、いままでの人生の経緯を振り返りその実践的な経験を噛み砕き、文章として表現することにつながった。
 そのなかで、特にデザインというものを、幼年時代をおくった田園と自然環境を原風景として再認識させられたことによる。それはいわば、わたしにとって良くも悪くも、デザインの源泉とその思想の核心部分である。デザインの普遍性とオリジナリティー。
 デザインは、学んでのみ得られるものではなく知らずに獲得させられたわざに気づき自覚するものであるようだ。

 今後、まだまだこの記事は続きます。
 ぜひとも、講座開設者、学校関係者のオファーをお待ちしたい。

         
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天王洲アイルでお会いしましょう--extra版

2009年03月21日 22時40分55秒 | 天王州アイル Project
いよいよ春も本番。巷では、悲喜こもごもの時節の気配がただよう頃になった。
 わたしは怪しいものではありません。もうすぐ60歳になろうかという、実態は年齢不詳?の好奇心旺盛な単なるおじさんです。当ブログをご覧になったらお分かりのように、植物が好きで好きで、今にでもそれで一生を棒に振ろうか!、という人生を送っているものです。そこで、天王洲アイルでのOFF会のお知らせです。

 天王洲アイルでは年がら年中イベントがあり、スプリングフェア、夏祭り、花火大会、収穫感謝祭、クリスマスがあります。それに、近接する運河では納涼船などの屋形船が往きかう水辺の景観スポットです。
 わたしは十数年前にこの天王洲アイルプロジェクトに関係してきましたが、先日から一連の関連記事をUPしたことを機に、この地での案内とフィールドワークを兼ねてOFF会を開催をいたしたい。このことを、これからブログをはじめとしてメール・HPで呼びかけをしていきます。また、その経過を続報していきたい。

 時期は八重桜が咲き平戸、久留米ツツジが満開の頃、やがて来る薫風香る春先の 4/18,19  or 4/25,26 の日程です。一日の午前か午後の2,3時間程度の設定。スタート地点、集合場所は東京モノレール線天王洲アイル駅改札口か、またはJALビル前広場でどうでしょうか。参加する資料代としては¥1,000.程度をご用意ください。解散時にその場で清算します。明るくにぎやかにやりましょう。
 天王洲アイルは商業施設であり、屋外、運河の水際は公開空地になっており自由に利用できます。施設内はスカイウォーク(空中回廊)で巡る。休日にはもしかしたら、映画・TVの撮影ロケ現場に遭遇する場合もあるかもしれません。またビルマ、上海料理など、実はグルメ向きの店もあるんですよ。
 とりあえずメールをください。皆さん、お誘いあわせてご参加ください。
 
 今までの内容は、当画面の左側のカテゴリーの項目をクリックして見ることができます。関連の記事・天王洲アイルProject
 現在の状況はどうなっているか、下のサイトをクリックしてみてください。
     天王洲アイル

◆◆建築設計、コンサルタント、ランドスケープデザインの事務所の方々へ◆◆◆
【手元の参考資料】
 ・「天王洲アイル・メモランダム 平成14年 3月28日発行 事業主へ提供」
 ・「天王洲アイル・品種名調査報告書(サクラ・ツバキ・オリーブ)平成13年 9月発行 事業主へ提供」
【出版書籍】
 ・「東京人- 東京湾ウォーターフロント特集号 緊急増刊 昭和62年10月1日発行 (財)東京都文化振興会」
 ・「新建築- 都市空間へ-RIAの計画と技法 臨時増刊 平成 8年11月発行 ㈱建報社」
 ・「都市再開発- 建築計画・設計シリーズ32 平成 8年11月10日発行 ㈱市ヶ谷出版社」

 ほかに、天王洲アイル開発計画に関する建築設計図書・その後の経過等の資料など、お問い合わせ、ご質問に際して、連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお願いいたします。
        
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日本の戦争敗因、日本人の敗因

2009年03月19日 04時29分16秒 | 活字中毒の日々、そして読書三昧

 わたしには、読了後この間以来、ある本の中のフレーズが気になっていた。ブログでは異例のことであるが、ここに原文のままに採録したい。あの今は亡き山本七平氏が、“日本はなぜ敗れるのか”でとりあげた本である。
 小松慎一氏は、『虜人日記--小松慎一-ちくま学芸文庫』の中で、大東亜戦争での日本の敗因を後段で箇条書きの分析をしている。
 完全な戦後世代であるわたしにとって、なぜ戦争を始めたのかとともに、歴史的に負の遺産であるこの事態は、多くの教訓を示唆してくれるものだと思う。
 小松氏は太平洋戦争(正式名称・大東亜戦争)の頃、東京農大で醸造技術を学び、ガソリンに代わる代替燃料の開発のために、台湾からフィリピンへ技術指導で陸軍省の専任嘱託で派遣されて、ネグロス島で終戦を迎え昭和21年12月に日本へ帰還するまでの貴重な日記だ。
 内容は、戦争体験のこと、人間の極限的状況のメモというものであるが、その結果、時代は半世紀以上前のことだが、今でも通用する日本国にとどまらず日本人の特徴を言い当てているように思う。国際性、外国人との交流を考える上で重要なことだ。
 皆さんはどう思うだろうか。ぜひとも、コメントをお寄せください。

  *****  ***  *****  ***  *****  *** 
 日本の敗因、それは初めから無理な戦いをしたからだといえばそれにつきるが、それでもその内に含まれる諸要素を分析してみようと思う。
 一、精兵主義の軍隊に精兵がいなかった事。然るに作戦その他で兵に要求される事は、総て精兵でなければできない仕事ばかりだった。武器も与えずに。米国は物量に物言わせ、未訓練兵でもできる作戦をやってきた。
 二、物量、物資、資源、総て米国に比べ問題にならなかった。
 三、日本の不合理性、米国の合理性。
 四、将兵の素質低下(精兵は満州、支那事変と緒戦で大部分は死んでしまった)。
 五、精神的に弱かった(一枚看板の大和魂も戦い不利となるとさっぱり威力なし)。
 六、日本の学問は実用化せず、米国の学問は実用化する。
 七、基礎科学の研究をしなかった事。
 八、電波兵器の劣等(物理学貧弱)。
 九、克己心の欠如。
 十、反省力なき事。
 十一、個人としての修養をしていない事。
 十二、陸海軍の不協力。
 十三、一人よがりで同情心が無い事。
 十四、兵器の劣悪を自覚し、負け癖がついた事。
 十五、バアーシー海峡の損害と、戦意喪失。
 十六、思想的に徹底したものがなかった事。
 十七、国民が戦いに厭きていた。
 十八、日本文化の確立なき為。
 十九、日本は人命を粗末にし、米国は大切にした。
 二十、日本文化に普遍性なき為。
 二十一、指導者に生物学的常識がなかった事。
 順不同で重複している点もあるが、日本人には大東亜を治める力も文化もなかった事に結論する。
  *****  ***  *****  ***  *****  ***
 
      
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もうすぐ、春になるだろう。--作句5句

2009年03月18日 04時27分47秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
 
 3月16日の日。
 今日は現場仕事が早仕舞。乗り換えの電車待ちのホームで茫然自失(!)の心境で急造した句。瞬時に薄暮に移り変わる時節の妖しさ、それに応ずる爽快な気分で詠む。

 ・老杉に暮れてゆくなり ひと見心地

 ・はだかの野 ほっとゆるみし 辛夷咲く

 ・アオサギの身じろぎもせず 広い川

 ・今日こそは撃ちてし止まん 春日和

 ・桃花綻び吉野も咲いて 万緑の世

         
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ロバート・フォーチュン『幕末日本探訪記』の抜粋

2009年03月17日 03時37分08秒 | ガーデニング・庭づくり

 名だたるプラントハンターで知られた、英国人フォーチュンのまとめた書物を読む。学識と経験に裏打ちされた知識は驚嘆に値する。しかもなおかつ、日本人、日本文化へのとらえかたの秀抜さに、である。
 『幕末日本探訪記(Yedo and Peking,1863)ロバート・フォーチュン 三宅馨訳 講談社学術文庫』

 ここで、ついでに特に指摘したいのは、学術的なチェックは無論であるが、この日本語への翻訳の文がとびきり出来がいいことだ。訳者の学生時代の勉学よりも、薬品会社勤務の実学で鍛えられた能力の賜物の故か。
 フォーチュンが日本に来たのは1860年(万延元年)10月、明治維新から8年も前のこと、開国した直後、桜田門外の変が3月にあった年である。

 このなかで、園芸技術について、とてもよく分かりやすくまとめた短い文章を、ブログ上で勝手に抜き書きする。
 他人からの批評でわたし自身の深読みを否定する気にはならないが、ここには植木鉢の栽培管理、植物の繁殖、着果、それに今はやりの屋上緑化の原理さえ触れられているように感じる。

≪第七章 染井村の壮観-植物さがし
 植物生理学の原理
 盆栽をつくる技術は、一般にシナや日本で行なわれているように、実際非常に簡単で平易に了解できた。それは植物生理学の最も普遍的な原則の一つが基礎になっている。樹液の流れを制限したり、阻害する癖をつけると、ある程度木や葉の形成をさまたげる。接ぎ木をしたり、根を狭い所で押さえつけたり、水をやらずにいたり、枝を曲げるなど、その他多くの方法は、すべて同じ原理である。日本人はこの原理を十分会得している。そして自然に仕立てるために、その原理を利用して、彼らの特殊な盆栽づくりに役立てている。彼らは最小の植物から、最小の種子を選別すると言っているが、それは当然なことだと思う。私はシナの植木屋が、この盆栽づくりには、彼らの庭からしばしば匐枝(ふくし)を選別しているのを見たが、普通はいじけた変種が選ばれた。特に接ぎ木は、その側枝に対生するか、幹の両側にある斉整のものがよく、片側だけの枝は、シナ人でも、日本人の目から見ても価値がないのである。主要な幹はたいていの場合、Z字形にねじ曲げて、樹液の流れを妨げると同時に、幹の側枝でもっと伸ばしたいものを助長する。盆栽の鉢は小さく浅いため、土は植物を養うのに不十分で、水も本当に植物が生きるのに必要以上には与えない。新しい枝が伸び始めると縛りつけたり、種々の方法で曲げられる。伸びすぎる枝の先や、成長のはげしい枝は、あらまし剪定されてしまう。ともかく新芽の持つ生長力の程度に応じて、伸長がはばまれるのであった。ちょっとの間、自然は常にこの処置に対して抵抗するが、やがて人間の力にほとんど疲れはてると見えて、平穏に盆栽づくりの力に屈服する。しかし、盆栽づくりは絶えず注意しなければならない。植木鉢から根が抜け出して地中に入り込んだり、たまたま水分をかけてやったのを吸収したり、しばらく新芽を放置して、伸びるにまかせておくと、それまで抑えらていた植物の生長力が回復して、東洋の最も美しい標本としての盆栽は破滅する。不思議なことには、植物は何かの原因で発育不十分になったり、不健全になると、ほとんど貴重な花や実をつける。こうして繁殖したり、種族の保全に努める。この原則は盆栽の木にとっては、非常に大切なことである。花木は、たとえばモモやウメのように、私が記述した処理を施すと、沢山の花を咲かせる。植物はこの方法で精力を費やして、生育するさかんな能力をほとんどなくしてしまうものである。≫

 この本への意見、また植物へのご質問、ご相談に際しての連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお問い合わせください。
       
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この木、この花はなに?9--お答えします。

2009年03月16日 04時39分17秒 | ガーデニング・庭づくり

この木、この花はなに? の第9回目。緑のじゅうたんのようにふかふかした印象ですが、どちらかと言えば強健種とおもわれる。緑地にかかわらず、空き地などにあちらこちらと、ここ数年来、繁殖し続けています。

 今回は、ヒントは、ありません( )。




 解答は、一週間後にここへ書き込みます。
*****   *****   *****   *****   *****
 それでは お答えします
 これはオオキバナカタバミです。

 オオキバナカタバミはカタバミ科カタバミ属。ラテン語名;Oxalis pes-caprae L. 、英名はbuttercup oxalis。
 なんだか、取って付けたような漢字名は大黄花片喰。
 原産地は、世界の植物区分では特異な地域とも言える南アフリカ、ケープタウン。他のカタバミとの違いは、葉が地面から生える根生葉であること、葉に紫系の褐色の散り斑が入ることによって区別される。
 日本では、1961年鹿児島県で帰化状態にあることが確認された。鑑賞用であったが、鉢や緑地からエスケープ(逸出)し、今では本州以南の市街地や道ばたによく見かける。常緑性の草本、多年草。たとえで言えばイチゴなどのように、ほふく茎(ランナー)でアミーバー状に親株が膨張して繁殖する。
 春先以降に開花していく、花の色は目の覚めるような鮮黄色である。
 植栽計画、花壇には飽きられているようで、どちらかというと、あまり採用されてはいません。
  (参考図鑑:“日本帰化植物写真図鑑”出版元:全国農村教育協会)
 
 皆さんはいかがでしょうか、正解になりましたか。
       

 植物のご質問、ご相談に際しての連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお問い合わせください。
       
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コニファーをマンションに植える

2009年03月15日 04時33分08秒 | マンションの植物管理

 最近のマンションの植栽計画では、コニファー(球果樹木≒針葉樹)をよく植える。それはコニファーの素材自体を活かした簡素なプランニングである。
 かつては芝生にシラカバなどの落葉樹を主体にしたガーデンスタイルが主流であった。その後、時代的に、南仏のプロヴァンス風、イングリッシュガーデン、ナチュラルガーデンが流行って来るのだ。つまり、一過性のもの。
 この場合、洋風庭園ということになるのだが、ガーデンデザインがデフォルメも含めフォルムがやたら直線、正円を用いて幾何学的になり過ぎるように思う。多分、今の世代にとって、良くも悪くも庭はインテリア(室内感覚とでも言うか・・)の続きの発想があるのではないだろうか。商売もあるから控えたいのだが、正直に言うとこういう庭は個人的にはあまり好まない。かえって、ゆがんだ生活感のあらわれのように思うのだ。わたしたちの住む世界はもっと雑多で猥雑感に満ちており不連続と任意の線と形に錯綜している。
 わたし自身も、この頃、あれれっまあっ、という思いではある。というのも、この世界に時代の移り変わりを自覚させられるからだ。
 ガーデンデザイナーの独創性は何処に?
 それゆえ、わたしには、ガーデンスタイルとしてはどうしても、日本庭園に見られるようにフリーハンドで描いたフォルムが最終的に残るような気がしてならない。

 ともあれ、そこで、都内目黒区にある新築の分譲マンションへ3月上旬に植えたコニファーを紹介する。植栽工事が夕方までかかり撮影もその時のもの、画像を調整したが画質がまだ粗っぽい、どうかご辛抱をねがう。


 なんだかぼんやりと幻想的な絵であるが、これは、エントランス横の樹高がH2.0mのエメラルドグリーン(ニオイヒバ/樹形は円錐形、冬季は緑葉、芳香性)と、庭園灯そばの低木はゴールデンモップス(サワラ/フイリフイリアオーレアの変異種、樹形は球形、黄金色)。

 居室前の目隠しを兼ねた、銅葉色に紅葉したH1.5mのバーキー(エンピツビャクシン/樹形は円錐形または広楕円形、刈込みに耐えトピアリーにできる)の列植、グアウンドカバープランツはフクリンヴィンカミノール(覆輪姫蔓日々草)。

庭づくりの詳しい内容、ご予算の目安はこちらです。

 お問い合わせ、ご質問に際して、連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお願いいたします。
          
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春分を詠う--三句

2009年03月14日 06時01分19秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ

 これは、ブログ仲間であるa.chieさんの空想庭園記へ、先月に書き込みしたもの。

 華麗な梅の花の写真を見て、思いつきで作り投句します。もうすぐ啓蟄、いや早く来い春、という心境を即興で詠いました。失礼、迷惑千万。
 また、またまた。
 ・しんとして心ざわめき 梅の香や


 妾宅、うん、いや間違い!、拙宅の庭先で詠める。
 ・雪柳の枝にこけつまろびつ 目白かな

 たつき(活計)を得るために仕事で稼ぎに行く車中の窓外、山中を通過する。
 ・美杉の群れ 嚇々と煙り 雲ひとつ
         
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小沢一郎さんのことpart3

2009年03月09日 05時14分11秒 | わたしの日常です。
ひな祭りがあり、啓蟄も5日に過ぎた。自然天然の現象にともなって、いやはやこれからは人事も忙しい。

 世情は、小沢一郎さんの献金問題で騒がしい。麻生総理は‘目くそ鼻くそを嗤う’という志のない政権だ。今は、自民党が哀れである。
 といっても、この喧騒はマスコミだけかもしれない。新聞・テレビは社会の木鐸などと、高学歴の年少記者の書く蓮っぱな記事など上っ面だけのもの、しょせん、その場だけで深みも説得力もない。感情的な内容につぎはぎのロジックで構成されたものである。おそらく、後になって振り返りもしないだろう。せめて、責任ある署名入りの記事を読みたいものだ。
 現在、わたしは第二次大戦の戦争中の新聞、特に毎日、朝日新聞の記事を敷衍した本を読んでいるが(『太平洋戦争と新聞』・前坂俊之著 講談社学術文庫)、いかに社会のインテリゲンチャ、知識層がいい加減かを感じる。当事者である日本陸軍、海軍はむろんのこと、いかに戦争協力に突っ走ったか。それによって、日本人約300万人は死んだ。
 小沢さんのことは、おととしの秋に記事をアップしていたので下記を見ていただきたい。この内容は、いまでも、通用するだろう。
小沢一郎さんのことpart2
小沢一郎さんのこと
       
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マンションの花壇づくり

2009年03月07日 06時04分18秒 | マンションの植物管理
 野外に出ると、少しは空気に湿気を帯びて過ごしやすくなってきた。カサカサ感やギスギスした陽気も変わっていく。ひとの五感も解放される。もうすぐ、春本番だ。
 行く人をわれもと追いつ日脚伸ぶ

 これからは春になり、フラワーガーデン・花壇づくりの最適期をむかえます。これはあるマンションの花壇づくりの一例。生硬な記述でいやはやという思いもあるが、紹介する。

 【花壇計画】
 花壇計画の進め方は, まず入居者に呼びかけ多くの参加者をつのり園芸. ガーデニングの愛好会. サークルをつくる。参加者自身がそれぞれに地ごしらえをして種まき.植え付けから開花後の花がら摘み, 古株の処理までの共同作業を一貫して引き続きおこなう。もちろん,その間の水やり,除草. 消毒の作業もみずからの手でおこなう。それは業者任せではなく自発的で自治的な運営方法であるが,この場合アドバイザーとして若干名の専門家の参加を検討した方がよい。要する雑費. 諸費用については,団地自治会,参加者どうしで打ち合わせをして決める。
“レジアスフォート新浦安" には現在15種の多年性の草花が植えられており,それにプラスさせるように, 花壇計画については既存緑地の植栽樹木との取りあいと調和をかんがえていく。既存緑地のなかに花壇の位置をもうける場合には, 緑地と別個につくるかあるいは関連づけてつくるかを検討する。いづれの場合でも草花の花々が季節ごとに咲きほこり見やすく手入れしやすいエリアを選ぶ。特に,コモンズストリート(メインエントランス) とKingdom Gardenやパセオパークの通行ルートや歩行導線とプレイゾーンなど人の集まるスポットなどの緑地が良い。
 花壇の構成については, その背景に多年草と新しく一.二年草の草花を組み合わせる方法にすると費用をかけずに花を長く楽しめて効果的である。またその場合, 現在多く出まわっている外来輸入種の草花をすすめたい。これは日本の古典草花と比べて管理が手軽で丈夫であり, また草丈(くさたけ)が高く花つきが大輪性のものか小輪多花性の草花を選べば華やかさを演出し, しかも花壇全体がビビッドになり見映えがする。
 花壇プランは, 高低. 奥行き. 目線(アイレベル) を基本にデザインをする。たとえば空間を遠近法的に立体感を演出し, 植え付け方は後部に遠景として大柄な草丈の草花を採用し手前には小花の草花をあしらえる。
 また, より効果的にするには数種の球根類他を追加したりする方法がある。スイセン. ユリ. ヒガンバナなどの球根植物, カラープランツなどの草姿. 葉色花色は樹木と異なり多彩であるが,花壇材料として組み合わせるとより良い色彩効果をかもし出すことができる。植物の四季変化を出すには, それに加えて, 花も実も眺められ紅葉を楽しめるはなもも. ひめりんご. ブルーベリーなどの小果樹を入れてもおもしろい。
 種まきは,購入した草花苗を植えるのとは異なり長い期間の世話をしなければならないので気長に構えておこなう。今では手軽に種まき作業ができるようにシードテープ. コーティング種子が市場に出回っている。現在では栽培技術が進み,草花の発芽状態を整えているのでこれを利用すれば失敗が少ないとおもわれる。なお,開花後の種子を来年用に採取することを心掛ける。このケースでは基本的に草花栽培が好きでないとむずかしい。
 園芸店などから購入した草花は植え付け時が開花期であり鑑賞期間である。それをいかに長く多く花を咲かせ続けられるかがその参加したメンバーの根気とテクニックである。なお,春夏秋冬の季節の移り変わりにつれ,温室の圃場で促成栽培により育てれられた草花苗の市販時期と植え付け時期に ‘ずれ' があるので入手には注意する。鑑賞上, 花壇計画の際に季節感の出しかたに注意する。だいたいは実際の季節に先がけて咲く草花の構成にするとよい。
 花壇計画の技術レベルが上がってきたならば, 試みにプランのテーマを決め, たとえばもとになる図案として洋服のデザイン. 模様を模写してみるのもおもしろい。図案はチェック(格子柄).ストライプ(縞状). ○. □. △などの幾何学模様の形をベースにした人工的な意匠から始めてみたら良い。色彩は, それぞれの草花の花の色. 葉の色. 葉姿を組み合わせて配色をおこなう(カラースキム)。ちなみに現代の花壇プランは, 絵画的なデザインと自然風が好まれているようである。

 【花壇計画の概要】
 1. 植え付け間隔は,1・あたり草花苗10~35株を標準として割り付ける。
 2. 入れ替え回数は, 理想的には, 鑑賞時期ごとに四季に応じ早春花・春花・初夏花菜・夏花・秋花・冬花に分けて 1年間に 6回程度が好ましい。ただし,常緑性の多年草を花壇の一部に配植し植え放しにするとその回数と費用を減らすことができる。
 3.  1回あたりの花壇予算として 1㎡あたり¥2,000.から ¥6,000. ぐらいを見込む。主な費用に含まれるものは草花材料. 培養土などである。
 4. 花壇管理は生育と気象にあわせた作業暦をつくったうえで, その期間の役割分担を決める。おもな作業は散水と除草である。
 5. 花壇管理を 1年間の気象の変化に関連づけて言えば, 肝心なことは基本的に草花をいかに梅雨越し, 夏越し, 冬越しさせるかである。
 6. 花壇計画は花壇の位置を平面図に落とし, あらかじめ草花の花色( 葉色) を種類ごとにを色鉛筆で線と面をなぞりイメージを決めていく。
 7. 植え付けは地ごしらえ. 整地作業ののちに, まず配植位置を決めるために地面にマーキングをおこない, 次に草花苗を仮りに置き花壇全体のレイアウトをいろいろな方向から見て調整する。それから植え付け地盤を荒らさないよう草姿. 草丈に気を付けて植え付ける。
 8. 植え付け後は花壇ごとにそれぞれグループ内で管理の作業担当を決める。

 【花壇の設定位置・花壇面積】
 下欄には “レジアスフォート新浦安" に提案する花壇の花壇様式をまとめた。

 1.コモンズストリート(メインエントランス) 5.0カ所 50.0㎡
  ・スモールガーデン
  ・沿道花壇 orリボン式花壇(ライン花壇)
 2.Kingdom Garden          15.0カ所 60.0㎡
  ・ナチュラルガーデン
  ・ボーダー花壇 or 斜面花壇 or 毛氈(もうせん)花壇
 3.パセオパーク            6.0カ所 35.0㎡
  ・スモールガーデン
  ・ボーダー(縁取り) 花壇(境栽花壇)

 参考のために, 今までの実例をもとに次ページにまとめてみた。
  1.花壇計画表
  2.花壇管理シート
  3.花壇材料シート(早春花・春花・初夏花・夏花・秋花・冬花・シンボル草花)
 
 同じ問題でお困りの方がいましたら、どうぞ、遠慮なくご相談ください。詳しい内容、ご予算の目安はこちらです。

 お問い合わせ、ご質問に際して、連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお願いいたします。
          
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この木、この花はなに?

2009年03月06日 05時29分27秒 | ガーデニング・庭づくり

この木、この花はなに? の第9回目。緑のじゅうたんのようにふかふかした印象ですが、どちらかと言えば強健種とおもわれる。緑地にかかわらず、空き地などにあちらこちらと、ここ数年来、繁殖し続けています。

 今回は、ヒントは、ありません( )。




 解答は、一週間後にここへ書き込みます。

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ギボウシ他の播種

2009年03月03日 04時23分15秒 | ぎぼうし栽培日記
何となく気ぜわしい季節、先日ギボウシと樹木の播種をおこなう。古い話になり、荒っぽい作業に見えるかもしれぬがその内容をUPする。
 種まきの準備にはわたしの幼いころの農家の作業を思い出すが、上京後、家庭菜園をしたりして今の野菜の収穫後の種子採取の習慣につながっている。しかし、今回のギボウシ他の播種は、初めての経験のように慎重になる。
播種日は、春一番が吹いた翌日の2月14日である。

 書斎机で果肉からの種剥き開始(精製作業)、これは細かい作業なので目が疲れてイライラが募るが、3時間程を費やした。

 ピンセット、シャーレを手元に置く。ボウルの中はシナヒラギの種子。

 プラグトレイ16穴にあらかじめ自家製の腐葉土と培土を入れる。これは、ギボウシ・曙徳玉、黄金徳玉、コバギボウシ用。

 播種後、培土代りに安く購入した市販の培養土を使う。

 苗床が不足したので、急きょ育苗箱をあつらえた。これは、ギボウシ・寒河江用。

 ジョウロで散水して完了。ビニールポット、プラグトレイ16穴には木本種子、オリーブ・ソヨゴ・チャノキ・シナヒイラギ・ホルトノキを播種。

 置き場の全景。やや半日陰である。

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ギボウシ図譜の発刊予定!!

2009年03月02日 04時53分43秒 | 展示会・資料紹介・ホスタガーデン

 わたしたちにとって待望久しかった、日本初のギボウシ図鑑がお見えします。先日、「園芸ニュースレター63」が発刊されて、日本ギボウシ協会からギボウシ図譜の概要が発表されました。ここにその内容を転載します。

 【日本ギボウシ協会からのお知らせ】
 かねてより立案しておりました仮称『ギボウシ図譜』出版ですが、本年1月に誠文堂新光社より出版に向けて作業に入られたいとの申し入れがありました。
 明年5月出版に向けて、編集会議を行っております。協会員さんには執筆依頼や写真の提供をお願いすることになりますので、宜しくお願い致します。特に自生地や植栽されたガーデンの写真が大幅に不足しておりますので、お近くに自生地、見所のある庭等がありましたら、撮影、ご紹介をお願い致します。
・協会編集委員
 委員長;中村辰男
  委員;杉山、広瀬、安倍、深津、小野田、小山

 ホームページはこちらです。園芸ニュースレター刊行会

  仮称『ギボウシ図譜』の概要

■ページ数
・四六倍判 本文194ページ 

■写真サイズ
・大型---1ページに1枚
・中型---1ページに2枚
・小型---1ページに6枚 ※1ページに中型1枚+小型2枚のレイアウトもある。

■写真点数
・大型 8枚(表紙1枚+本文7枚)
・中型 123枚
・小型 387枚

■1~4ページ:序文
 1p本書の紹介文(日本ぎぼうし協会+米国ホスタ協会)
 2p写真集の記号見本  写真小型1枚 株の大きさと草丈基準
 3~4p斑入り葉の名称解説と凡例  写真小型6枚(斑の写真)

■5~10ページ:ガーデン写真集
 植裁風景写真 大型4枚 中型4枚

■11~20ページ:日本特産のギボウシ属
 11~12p文章:ギボウシ属解説 写真小型2枚
 13~16p自生地写真集 写真中型8枚
 17~18p検索表、学名の対比表、分布略図(イラスト1枚)
 19~20p植物線図、ギボウシの各部名称図、花の構造図(イラスト4枚)

■21~28ページ:国内育種の園芸品種
 21~22p文章:育種の過程と展開  写真小型2枚
 23~24p写真集 中型2枚、小型6枚
 25~26p文章:彩色画や古典図譜紹介 写真中型2枚、小型2枚
 27~28pコラム:美術作品の紹介 写真小型4枚
        
■29~38ページ:海外作出のガーデンホスタ
 29~32p文章:海外の園芸品種紹介 写真小型4枚
 33~34p文章:園芸品種登録の仕組み  写真小型1枚(規準書の表紙写真)
35~39pHosta of Year 受賞個体の写真集 中型8枚 小型6枚
■40~120ページ:原種及び原種選抜園芸品種写真集(スピーシーズ)
 40pオヒガンギボウシ 中型1枚
 40pカンザシギボウシ 中型1枚
 41pバランギボウシ 中型1枚、小型2枚
 42pアキカゼギボウシ 中型1枚
 42pツボミギボウシ  中型1枚
 43pサクハナギボウシ 中型1枚、小型2枚
 44pコラム:植物分類の簡単な話 小型2枚(蕾の同定写真)
 45pサザナミギボウシ 中型1枚
 45pオタフクギボウシ 中型1枚
 46pレンゲギボウシ  中型1枚、小型2枚
 47pクロナミギボウシ(寒河江)中型2枚
 48~51pヒメイワギボウシ 中型4枚、小型12枚
 52~53pウラジロギボウシ 中型2枚、小型6枚
 54~57pヒュウガギボウシ 中型4枚、小型12枚
 58~59pウナズキギボウシ 中型1枚、小型8枚
 60pコラム:うなずかないウナズキギボウシ
 61~62pウラジロヒュウガギボウシ 中型1枚、小型8枚
 63~64pスダレギボウシ 中型1枚、小型8枚
 65pキヨスミギボウシ   中型1枚、小型2枚
 66pコラム:朝鮮半島のギボウシ原種
 67p ラエヴィガタ、ジョンシー 中型2枚
 68~75pイワギボウシ 大型1枚、中型6枚、小型24枚
 76~77pコラム:イワギボウシの自生地 写真中型2枚、小型2枚
 78~79pサイゴクイワギボウシ 中型2枚、小型6枚
 80pコフキイワギボウシ 中型1枚、小型2枚
 81pアマギイワギボウシ 中型1枚、小型2枚
 82pミズギボウシ 中型1枚、小型2枚
 83pナガバミズギボウシ 中型1枚、小型2枚
 84~91pオオバギボウシ 大型1枚、中型6枚、小型24枚(含:トウギボウシ)
 92~93pマルバタマノカンザシ 中型2枚、小型6枚
 94pコラム:支那大陸のギボウシ原種
 95~96pウバタケギボウシ 中型2枚、小型6枚
 97pセトウチギボウシ 中型1枚、小型2枚
 98~101pタチギボウシ 中型4枚、小型12枚
 102pオモトギボウシ 中型1枚、小型2枚
 103~104pハチジョウギボウシ 中型2枚、小型6枚
 105pシコクギボウシ 中型1枚、小型2枚
 106~113pコバギボウシ 大型1枚、中型6枚、小型24枚
 114pナンカイギボウシ 中型1枚、小型2枚 
 115pナガサキギボウシ 中型1枚、小型2枚
 116~117pトクダマギボウシ 中型2枚、小型6枚 
 118pコガラシギボウシ 中型1枚、小型2枚
 119pツシマギボウシ 中型1枚、小型2枚
 120pスジギボウシ 中型1枚、小型2枚
 121pムラサキギボウシ 中型1枚、小型2枚
 122~123pオトメギボウシ 中型2枚、小型6枚
 124pインゲリー 中型1枚、小型2枚

■125~158ページ:種間交配園芸品種写真集(ハイブリット)
 125~139p国内育成の園芸品種
         代表的な60品種 中型写真12枚、小型写真48枚
140pコラム:間違って流通しているギボウシ 小型2枚
 141~158p海外育成の園芸品種
         代表的な80品種 中型写真10枚、小型写真70枚

■159~164ページ:展示会と入手法
 159~160p文章:主な入手法や展示会 小型写真2枚(販売風景)
 161pコラム:日本ぎぼうし協会の活動紹介 中型写真1枚(展示会全景)
 152~163p国内外の販売先紹介
 164p・コラム:優れた苗の選び方 小型写真2枚

■165~170ページ:基本的な栽培管理
 165~168p栽培法解説、栽培暦イラスト 小型写真4枚(株分け、鉢栽培、庭)
 169pコラム:ウイルスに罹患したギボウシ 小型写真2枚
 170pコラム:野菜としてのギボウシ(ウルイ) 小型写真1枚+レシピイラスト

■171~175ページ;交配による新しい品種作り
 171~173p文章:基本的な育種方法  小型写真4枚(種子、苗、受粉)
 174pコラム:八重交配による新しい品種  小型写真2枚
 175pコラム:選抜中のイワギボウシ赤花個体 小型写真2枚

■176~194ページ:総目次
 176~177p原種インデックス(ABC順でカタカナ併記)
 178~181p原種選抜園芸品種インデックス(アイウエオ順でローマ字併記)
 182~184p種間交配園芸品種インデックス
         (日本作出:アイウエオ順で漢字・ローマ字併記)
 185~192p種間交配園芸品種インデックス
         (欧米作出:ABC順でカタカナ併記)
 193~194p文献リスト  小型写真2枚(文献写真)

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珍しい街路樹--タラヨウとフェイジョア

2009年03月01日 07時09分18秒 | ランドスケープデザイン
 画像は二月中旬の曇天の正午近くのものである。
 今回は、珍しい県道の街路樹を紹介する。
 場所は千葉県習志野市内、JR京葉線の駅近くで見かけた。ここは以前は海でその後に埋め立てされた地域である。土地の用途利用をみると、ここには会社、工場、倉庫群もあるが、一部に文教ゾーンが広がる。かつて(昭和56年頃?)、日本住宅公団(今のUR・都市再生機構)が都市づくりをおこない、植栽計画も担当したとされる。それに先立って、耐潮性の試験植栽をして街路樹の樹種を決めた。と、地元の造園会社の古参の幹部に教わった。
 しかしそれならそれで、市民としてはあるいは納税者としては言いたいのは、試験植栽のデータを公開してほしかった。それが公共の仕事の宿命だ。その時期はちょうど、わたしが民間の開発計画 『天王洲アイルPT』 で悪戦苦闘していたころ以前である。当時は現地踏査とともに技術情報・資料を耳目と足を使って渉猟したのだが、東大農学部本間教授の論文、東京都港湾局の技術資料しかなかったものだ。

 ともあれ、深山性の常緑の日本原産の稀少種タラヨウに、亜熱帯性の外国樹種のフェイジョアの構成する街路樹、植樹帯はもの珍しい。だがその後の管理である、タラヨウの骨格剪定とフェイジョアの整形的な刈り込みはおかしいだろう。
 しかし、である。今でもそうだが、この樹木は、生長も早い方ではなく入手難で樹木価格は高価である。ついでに、苦言を呈するがもう少し配植プランおよび費用対効果を考えてほしかった。



 

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